最終更新日:2026/8/7

JFE建材(株)【JFEグループ】

業種

  • 建材・エクステリア
  • 鉄鋼
  • 金属製品
  • 化学

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

社会インフラを支える「建材」に技術を注ぎ、安心・安全を守り抜く

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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技術をたゆまず追求する日々が、社会貢献につながる!

建材の開発・製造のみならず、現場の状況に応じた設計・技術サービスまでトータルに担う建材メーカー「JFE建材」。若手にチャンスが開かれた同社の中で、早くも要として活躍する社員3名に成長の足取りを伺った。

■奈良本 光太さん
大学院 建築学専攻 修士課程 修了/2019年入社
建築建材営業開発部

■池邉 愛香さん
生産工学部 機械工学科 卒業/2020年入社
フェンス・道路技術部 開発室

■後藤 智和さん
大学院 土木工学専攻 修士課程 修了/2021年入社
防災技術部 防災技術室

担当製品について誰よりも詳しくなり、自身のスキルが積み上がる仕事【奈良本さん】

私は当社に入社後、初めは建築技術設計室に配属され、お客さまである建築会社に向けた技術サービスを担当しました。技術サービスとは、お客さまに技術支援を行うことです。お客さまへの製品の提案段階から、設計・施工時の留意点や使用方法などを説明。いざ導入が決まったら、製品の仕様を具体的に検討し、施工時には現場からのお問い合わせに対応します。

私の担当製品は、デッキプレートと呼ばれる床材です。鉄筋コンクリートの床の下地材として使用される鋼板のことで、当社はデッキプレートのエキスパートとして業界屈指のシェアを誇っています。あの有名な電波塔の展望デッキや、大型ショッピングセンター、高層オフィスビル、空港や駅のターミナル、病院、学校など、目に見えない部分でさまざまな建物の“足元”を支え、利用される方々の安全を守っています。

当時の私の役割は、デッキプレートの安全かつ円滑な施工をサポートすること。「この納まりに対応するにはどうすればいい?」「床部分の開口部の取り方に変更が生じた」「デッキプレート上にこの機材を置いても大丈夫か?」など、施工現場からさまざまなお問い合わせをいただきます。それらの内容を吟味し、お客さまからいただく図面と照らしあわせながら、変更後のデッキプレートの強度や仕様を算出し、施工現場に状況に応じた対応を助言しました。迅速な対応が求められる切迫したお問い合わせも少なくありません。そうした際にも限られた時間で正確かつ丁寧に対応し、できるだけ施工が滞らないように努めました。

その後、デッキプレートの折込営業の部署に異動となり、設計者さまに向けた新製品のご紹介や技術交流会での活動が主軸となりました。これまでに培った経験や製品知識をフル活用し、設計段階でのサポートやご要望のヒアリングを行っています。同じ製品でありながら違う角度でのアプローチに戸惑うこともありますが、着実なスキルアップを実感しています。

当社は、ベテランの上司であっても部下の話を丁寧に聞き、部下が成長できるよう親身になって考えてくれる会社です。期待に応え、自らの判断で仕事を完結できるように着実に成長していきたいと思っています。

先輩たちの就職活動

学生時代には設計や都市計画を専攻し、就職活動当初は建築設計を志望していた奈良本さん。「企業研究を進めるうちに当社を知り、メーカーの技術職に興味が募りました」

施設ごとに同じフェンスは一つもなく、常に新しい設計にチャレンジできる面白さ【池邉さん】

大学では機械工学を学びました。就職活動では最初から業界を絞り込むのではなく、さまざまな分野のメーカーについて調べ、説明会や選考に臨みました。そんななかで当社に決めたのは、建材メーカーという立場で、公共事業に多数携わっているからです。私は地方出身で、生まれ育った地域では都市部に比べて道路や橋梁などのインフラ整備が遅れがちでした。子どもの頃からそうした状況を見てきたこともあって、微力ながらも自分の力をインフラ整備に役立てたいという思いが強く、当社への入社を決意しました。

2020年入社なので、入社時からコロナ禍に直面しましたが、在宅ワークと出社をバランスよく組み合わせながら仕事に励みました。在宅ワークの際も、Web会議やチャットを通して上司や先輩と情報を共有しあい、相談も気軽にできるため、戸惑いや違和感はとても少なかったと実感しております。

私が当初担当したのは、道路や橋梁、学校、公園、屋上などに設置するフェンスの設計をするフェンス技術室の業務です。営業担当が、お客さまからヒアリングした内容をもとに、設置目的や場所、サイズ、さらには設置場所に吹き込む風の強さや向き、地盤なども加味し、環境に耐え得る強度を持ったフェンスを設計します。それだけではなく、施工しやすさを考えた設計も大切です。その点、研修で施工現場を体験した際に実感したのですが、当社のフェンスは他製品に比べて組み立てやすく、開発段階から施工効率が考慮されているので、設計も進めやすいですね。

このように、フェンスの設計と一口に言っても、考慮すべきポイントは多岐に渡り、仕様もさまざまです。お客さまのご要望に合わせた設計は複雑な時もありとても大変ですが、ご要望にお応えできて、施工完了して取り付けられた時にはとてもうれしくなります。日常生活でも見ることができる場所に取り付けられると、自分の仕事に自信も付き、誇らしい気持ちになりました。

現在5年目でフェンス開発室に所属になり、フェンス技術室での業務を活かして施工しやすく、お客さまのニーズに合わたフェンスを開発しています。いつか自分が開発を担当したフェンスが実際に設置されることを楽しみにしています。

先輩たちの就職活動

機械工学で学んだ知識を生かし、メーカーへの就職を目指した池邉さん。「公共のインフラづくりを通して、地域に貢献したい」という思いで入社。着実な成長を目指す。

土石流を食い止めた現場を目の当たりにし、多くの命を守り抜く使命を痛感【後藤さん】

私の所属する防災技術部では、土石流や流木、落石、地すべりなどの自然災害対策に用いられる堰堤(えんてい)や落石対策工などの防災製品の設計・開発・社外への技術説明を手掛けています。

入社1年目には防災技術開発室に所属し、土石流や地すべりを抑制する鋼製続枠(つづきわく)の改良に伴う設計・開発を担当しました。施工性・安全性・経済性などをいっそう高めるために全面改良を行ったため、上司のもとで図面をイチから作り込む機会を得られ、設計スキルや商品・施工に関する知識など、キャリアの土台を固めることができた1年間でした。

2年目からは現在所属する防災技術室に配属になり、設計業務を担当しています。私の担当製品は、「J-スリット堰堤」。豪雨や台風などの発生時に河川の上流から押し寄せる土石流や流木を捕捉し、下流への被害を食い止めるために設置する、鋼管を組み合わせた堰堤です。具体的には、建設コンサルタント会社からいただく現場の図面や写真、調査資料などをもとに、石の種類や大きさ、地形、勾配、河川の形状など、様々な要素から想定される土石流や流木に耐え得る堰堤の形状を設計します。安全性の確保はもちろん、施工性や経済性なども総合的に加味した設計を行う必要があり、探求に終わりがない仕事です。学生時代に学んだ土木工学の知識はもちろん、自ら調べ、考え、相談し、フィードバックを次につなげるという、学生時代に育んだ研究に対する姿勢が生きていると思います。

堰堤の設計は国の基準に沿って行うのですが、その基準が近年改訂され、「J-スリット堰堤」の仕様・形状も変更になりました。それに伴って、私は基準をつぶさに読み込み、改訂の背景・狙いまで理解を深め、建設コンサルタントの方々へ的確に変更点をお伝えするように心がけています。「よく理解できました。安心してお任せできます」と認めていただけることもあり、自分の知識・技術が磨かれていることに手応えを感じています。

「J-スリット堰堤」が実際の土石流を食い止めた現場を調査する機会もありました。土石流から守られた家々を目にし、「多くの命と暮らしを守り抜く使命」をあらためて実感した貴重な経験となりました。その時の気持ちを忘れることなく、これからも知識・技術をたゆまず磨き、社内外から頼りにされる技術者を目指します。

先輩たちの就職活動

大学院で土木工学を専攻した後藤さん。「東京本社に腰を据えながら、全国各地のインフラ整備や自然災害対策に貢献できることに惹かれ、メーカーの当社を志望しました」

企業研究のポイント

【奈良本さん】これまで知らなかった企業や業界にも目を向け、視野を広げることをおすすめします。私自身、視野を広げたことで「こんな企業もあるんだ」と、当社と巡り会うことができました。当社の建材の多くは一般の人の目に触れることがありませんが、当社でなら、建築に欠かせない建材に精通した技術者を目指せます。自分の技術が一つひとつ積み上がっていく過程は面白いですよ。

【池邉さん】私もおすすめしたいのは、できるだけ多くの企業の情報に触れ、世の中にはどんな仕事があるのかを探ってみること。それは、馴染みのなかった企業が実は身近な暮らしに役立っていることを知るなど、思いもよらぬ出会いがあるからです。私もいろんな企業を見て回り、複数社のインターンシップに参加しました。視野を広げたからこそ、当社を見つけ、社会に貢献する仕事に励むことができています。

【後藤さん】気になる企業や仕事があれば、会社訪問やインターンシップなど、「会社・人と直に接する機会」を積極的に活用してください。職場の雰囲気や先輩社員たちの人柄に触れることで、自分との相性を掴みやすくなると思います。私は当社の選考の中で人事や先輩社員、時には役員ともやりとりする機会があり、誠実に向き合ってくれたことが入社の決め手の一つになりました。入社後、その印象にギャップがなく、いい人に恵まれた職場だと感じています。

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「フランクで話しやすい上司や先輩に支えられ、若手のうちから果敢にチャレンジできる会社です」と笑顔で話す3人。企業研究ではこうした社風もポイントになるだろう。

マイナビ編集部から

「JFE建材」は、大手鉄鋼メーカー・JFEスチールを中核とするJFEスチールグループの一翼として、鉄鋼をベースとした建材の開発・設計・製造を手掛ける建材メーカーである。普段の生活で建材に着目する機会は少ないだろう。しかし、話を伺うと、同社製の建材は公共・民間の建造物の多くに使用されて強度と安定を与え、橋梁やトンネル、フェンス、防災壁などにも広く活用されているとのこと。文字通り、社会インフラを縁の下で支えている。

同社では、既製品を納品すればいいわけではなく、多種多様な建造物の構造や工法、立地環境などに応じて製品の仕様を検討し、施工の際にもメーカーとして培った技術と知見を注ぎ込む。その役割を担っているのが、今回話を伺った技術職の3名だ。「JFE」ブランドならではの製品の質の高さはもちろん、状況に応じた設計や技術サービスが付加価値となり、公共・民間からの厚い信頼に結びついているのだろう。

奈良本さんと池邉さんは、就職活動で馴染みのない分野にも目を向け、同社と出会えたと振り返る。土木工学を専攻した後藤さんは、本社を起点に全国の自然災害対策に貢献できることに魅力を感じたという。出会うきっかけはそれぞれだが、共通しているのは「建材を通して社会インフラを支える仕事」にやりがいを感じている姿。自らの成長が社会貢献に結びつく誇りが、3名の表情からひしひしと伝わってきた。

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有名建築物の数々に同社の建材が採用されているため、学生の皆さんも知らないうちに同社の建材に支えられているかもしれない。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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