企業研究に当たっては、福利厚生の充実ぶりや給与水準の高さといった条件面だけでなく、「自分がその会社でどのように働き、どう成長していけるか」という点に注目していただきたいと思っています。一概にはいえませんが、大企業の場合、組織の一部として歯車的な働き方になることも多く、限られた範囲の仕事をするという声を聞くことがあります。この点、中小企業では全体像を見渡しながら、幅広い仕事に挑戦するチャンスがあると思います。当社を例にあげると、お客さまと仕様を詰める段階から設計、開発、加工、製造、納品、アフターサービスに至る、一連の流れを経験することができますし、設計・開発担当者が加工機械を動かして、試作品をつくるという機会もあります。こうしたかたちでモノづくりに一貫して関わることができるのは、当社ならではの魅力だと自負していますね。
また、皆さんにはいろいろなかたちで経験を積むことをおすすめします。私自身、学生時代にアミューズメント施設でアルバイトをしていたときに機器の修理を任されたことや、趣味でクルマの修理に打ち込んだ経験などが実際の仕事を行う際、思わぬかたちで役に立ったことがあります。アルバイトでも趣味でもさまざまな経験を通して自分が興味を持てることを探してみてください。
【工場長 兼 技術推進モータ部長 石黒裕之さん】