最終更新日:2026/6/26

神戸衡機(株)

業種

  • 精密機器
  • 機械
  • その他電子・電気関連
  • 商社(機械・プラント・環境)

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

記事で読む社会科見学

私たちの身近な“食”を、ウラで支える!

PHOTO

ここで言える範囲のウラ側をご紹介!

あらゆる産業に必要不可欠な「計る」技術に強みを持つ神戸衡機。特に食品工場の計量器には同社の製品が多く使われている。普段は馴染みのない計量器の世界を、若手社員2名のお話から紐解きます。

●恒藤 大志さん
営業部 2020年入社

●井上 佳乃さん
営業部 2022年入社

「計る」ことで広く社会に貢献する、影のヒーロー的存在!

まずは、皆さんの身近にあるコンビニに、どんな商品があるかを想像してみてください。お菓子の棚には、スナック菓子やビスケット、チョコレートに飴。冷蔵のショーケースにはパウチされたポテトサラダやハンバーグ、冷凍庫には、冷凍チャーハンや冷凍うどんなど。実にいろんな食品が並んでいますよね。そして、そのすべてに「内容量」が書かれているのを見たことがあるでしょうか?

私たちは、こうした食品などの量を「計る」計量器の専門会社です。食品などの内容量の表記は法律でも定められており、メーカーがいくら一生懸命に商品を作っても、計量器で計らなければ販売することはできません。一般にはなかなか知られていませんが、まさに社会を支える縁の下の力持ちなんですよ。
食品でいうと他に、カット野菜、ひじきや煮豆などのお惣菜、ドレッシングや焼肉のタレ、ナッツ類、ペットフードなどにも当社の計量器が活躍。また私の担当先では、ネジやボルトなど工業系部品、肥料や土などガーデニング用品の業界もあります。「計る」ことは商品化に必要不可欠なため、どんな業界でも使ってもらえる汎用性があり、景気に左右されにくいのも魅力。実際、コロナ禍においても食品業界や中食業界は業績が伸び、設備投資されるお客様が増えたため、当社の経営の安定につながっています。

また、当社の計量器は一つひとつオーダーメイド。自社製品や他社の計量器をカスタマイズしてお客様それぞれに合わせた仕様にするとともに、工場のライン一式まで提案することができます。例えば食品工場の場合、計量器だけでなく、包装機、検査機、箱詰めロボットなど様々な機器が必要になるので、それらをすべて組み合わせてトータルプロデュース。当社はメーカーであり商社の立場ともいえます。
営業としても毎回違った仕事に取り組めるのは非常に面白いところ。そのぶん勉強しなければいけませんが、常に新しい計量器をお客様と一緒に創り上げていけるのは飽きず、いつも新鮮な気持ちで仕事ができますね。
(営業部 恒藤大志さん)

神戸衡機のウラ側は?

「専門的な機器を扱うので、最初は勉強することがたくさんあります。でもメーカー研修や先輩に教えてもらう機会も豊富なので、学ぶ気があれば大丈夫!」と恒藤さん。

入社前から驚きの連続。食品を作っている方への感謝も深くなりました。

内定後、初めて神戸衡機の工場見学をした時、「計量器ってこんなに大きいんだ!」とビックリしました。家にある計れるモノは、キッチンスケールや体重計くらい。それとは比べものにならないほど大きく、計るスピードも速いのに圧倒されましたね。使用される業界・工場でも異なりますが、計量器のサイズはだいたい全高が4~5m、幅と奥行きは2mほど。スナック菓子を計る計量器のスピードは1秒に1回、なんと1分間で60回も正確に計ることができるんです。

そして入社後、研修中の営業同行で食品工場を訪れた時にも「こんなふうに作られているんだ」と驚きの連続でした。その時はお惣菜のメーカーさんや、輸入スパイスを国内向けに販売するメーカーさんに出向き、もともと食品業界志望だった私は興味津々。テレビ番組で食品工場の内部に潜入するシーンをよく観ますが、大事なところは企業秘密でモザイクがかかっていますよね。そんな裏側を見られるのもワクワクしました。先輩から聞くと、時には店頭に並ぶ前の新製品の計量に関わることもあるとか。もちろんお客様の機密情報は厳守しなければいけませんが、仕事を通じて社会科見学のように勉強できるのは面白いところです。

また食品工場では衛生管理が何より大事なので、入る際には防護服と帽子を着用し、手洗いやアルコール消毒を徹底、衣類についたほこりや髪の毛などを取り除くエアーシャワーを浴びてから入ります。防護服を着ていることもあって工場内は暑く感じることも多く、食品を作る大変さを痛感。それとともに、いち消費者として毎日食品を作ってくださっている方への感謝の気持ちも生まれました。これからはそんな食品作りの後方支援ができるよう、知識と経験を身につけていきたいと思います。
(営業部 井上佳乃さん)

神戸衡機のウラ側は?

「営業は一人で頑張るイメージでしたが、上司や先輩に相談しながらチームで取り組めます。気さくに話せる雰囲気なので、新人も早く馴染めますよ」と井上さん。

恒藤さん&井上さんの「入社動機」と「これからの目標」

【恒藤さん】
神戸衡機はB to Bの会社なので、学生時代はその存在を知りませんでした。合同説明会で出会い、会社説明会&工場見学でさらに興味を持った感じです。もともと「機械メーカーの営業職」「地元・兵庫県の会社」という軸で就活しており、当社は両方の希望に当てはまっていたこと、創業70年の歴史があって安定していること、転勤がないことが決め手になりました。
これからは営業の主力として、担当先や売上を増やしていくのが目標。単に計量器を販売するだけでなく、お客様との長いお付き合いのなかで何か困ったことがあれば「恒藤さん」と指名いただけるような営業になりたいと思っています。

【井上さん】
父が食品卸の仕事をしていた影響で、子どもの頃から“食”に関わる仕事に就きたいと思っていました。そこで就活の当初は、食品メーカーやスーパーマーケットなどをチェック。その後、合同説明会に参加した時に神戸衡機を知り、「食品工場の計量器」をつくる仕事でも“食”に関わることができる!と視野が広がりました。また最終的に選んだ決め手としては、勤務地が関西だったのも大きいですね。
現在はまだ1年目の研修中ですが、もし希望通り営業部に正式配属されたら、女性目線を活かした営業になるのが目標。食品工場では女性も多く働いているので、同じ立場に立ってより使いやすいラインや機器を提案できたらいいなと思います。

神戸衡機のウラ側は?

本社は港町・神戸。姫路、岡山、広島、下関にも拠点を有し、西日本を中心に全国のお客様とお付き合いしています。ただし基本的に転勤はありません。

企業研究のポイント

企業研究は、大切なプロセス。テレビCMなどで知っている企業を深掘りするよりも、できれば今まで知らなかった企業、学生目線では発見しにくい企業に目を向け、候補を広げておくのがいいと思います。B to Bの事業のため一般にはあまり知られていなくても、実は業界内での知名度抜群という優良企業はたくさんあります。

そこでオススメなのが、インターンシップを積極的に活用すること。興味のあるところにどんどん参加してみましょう。当社のような製造業は「理系じゃないとダメかも」「敷居が高そう」と思われがちですが、実際インターンシップに参加すると、意外に親しみやすい社風だったり、文系でも大丈夫だったりします。

見てほしいポイントは1日のスケジュールを含めた仕事内容。ルーティンワークなのか、それとも幅広い仕事を担うのか。自分の適正や希望するライフスタイルによっても仕事内容は変わってきますので、しっかり確認してみてください。
当社でも毎年インターンシップを開催し、業界ウラ話などをお話しています。どんな話が飛び出るかはその時のお楽しみです。

(取締役専務 宮坂敦さん)

PHOTO
ものづくりの好きな人が集まり、風通しのいい社風も魅力。インターンシップはこうした職場の雰囲気を肌で感じるチャンスです。

マイナビ編集部から

日常生活に密着した計量器の専門会社として創業し、2022年で75年。自社工場で様々な計量器をオーダーメイドで設計・製造するのはもちろん、業界トップクラスの技術力を誇る株式会社イシダの代理店として、計量器・包装機・異物検査機なども取り扱っている。主に食品メーカーとの取引が多く、上記のような産業機器から、工場ライン全体の企画・設計・製作・工事・設置・メンテナンスまでトータルに提案できるのが大きな強みだ。

また同社は創業以来一度も赤字を出すことなく堅実に成長を続けているが、その要因は計量器がどんな業界でも必要なものであること。さらに同社のシェアが高い食品業界は、人間が生きるために必要不可欠なので景気に左右されにくいこと。このように安定した地盤があるからこそ、若手社員も失敗をおそれずチャレンジできる環境なのだろう。

取材では今まで知らなかったいろいろなお話を聞き、まさに大人の社会科見学のようだった。店頭に並ぶ商品に、こんな裏側があったとは!これからコンビニやスーパーマーケットで食品を手に取るたびに内容量を確認してしまいそうである。学生の皆さんも未知なる世界をのぞいて見聞を広げるため、まずはインターンシップに参加してみてほしい。

PHOTO
食品ロスの問題を解決するため、消費期限を伸ばすパッケージに替えると、包装機も替えることになります。そこで当社が登場!実は、SDGsにも貢献している企業です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. 神戸衡機(株)の取材情報