最終更新日:2026/8/3

(株)DAY TO LIFE【永谷園グループ】

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業種

  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)
  • 外食・レストラン
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

我が社自慢の制度・社風

社員の意欲と可能性を無限に引き出す"DAY TO LIFE Global Career Path制度"

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DAY TO LIFEでなりたい自分を見つけてほしい─新たな制度が始動

現:株式会社永谷園HDグループ戦略人事担当部長 株式会社永谷園人事部長/上田 勝幸さん
・RC営業部 磯野さん(2018年入社)
・RC営業部 赤木さん(2017年入社)

つくりたてシュークリーム専門店「ビアードパパ」をはじめ、数多くのスイーツブランドを手がけてきた株式会社DAY TO LIFE。2023年9月社名変更により企業理念を一新しました。有力な人材の育成と会社のさらなる成長戦略のために人事制度改革を主導したのは当時同社人事部のトップを務めた上田さんです。彼をプロジェクトリーダーとして協議を重ねた末、ついに完成したのが新制度「DAY TO LIFE Global Career Path制度」。今回は、上田さんにこの制度の全貌や狙いを伺いながら、営業部の東西それぞれで活躍している社員さんにインタビューを行いました。

人事部門の立役者・上田さんが形づくる、DAY TO LIFEの「未来」

新たな人材開発制度"DAY TO LIFE Global Career Path制度"が誕生したその背景にあるもの。それは飲食店の運営を長年に渡って手がけるDAY TO LIFEが見つめてきた、仕事と私生活の間で揺れる多くの社員の姿がきっかけでした。現場仕事からマネジメント職へと上手にステップアップすることができない。結婚や育児を機に退職してしまう。そんな人材の例を見るにつけて、上田さんは「可能性を秘めた人材を手放すのは、当社にとってもっとも惜しいこと。やる気はあるのに辞めたい、という例をとにかく減らしたかった」と語ります。
 
"DAY TO LIFE Global Career Path制度"は、社員一人ひとりが個々の意思によって自らのキャリアプランを申請するところから始まります。タイミングは自由。専用の申請書にはたくさんの記入欄がありますが、すべてを完璧に埋めて提出する必要はありません。上田さんが「5年働いたけれど次の5年が見えない。何か行動を起こそうと、ひとまず申請だけしたかった。事実、そんな社員からの応募もあります」と語るように、申請書の提出はあくまでもきっかけの一つ。申請をきっかけに上田さんが社員との面談を実施して、"どんな仕事の領域に興味がある?" "これからどんな風に働いていきたい?" というように詳細なキャリアデザインをていねいに形にしていきます。

──【CHECK!】新入社員向け「キャリアデザイン プレゼン大会」を実施──
 
社会に出たばかりの新入社員に先々のキャリアを見通せといきなり命じても、なかなか難しいもの。まずは自らキャリアをデザインすることの楽しさを覚えてもらうため、同社では人事部主導のキャリアデザイン研修を1年かけて行い、最終回ではプレゼン大会を実施しています。過去の優勝者の中には大学を卒業後、同社に新卒で入社して関東エリアの店舗に配属されて、その後ジョブローテーション制度を活用して商品企画部に異動した社員もいます。上田さんによれば「学生時代から当社の取り組みを正しく理解していて意識が高く、FC営業部や営業企画部を通じて新業態開発にチャレンジしたいという夢を持っていたこともあり、会社の制度を利用して正しい努力と行動により希望部署への異動が実現しました。」とのこと。大会形式を通じてまずはキャリアビジョンに取り組んでみることで、5年後や10年後の自分のあるべき姿を見通すための"準備"につなげている同社です。

"人材=人財"だから…

ロールモデルの輩出こそが同社の成長戦略の鍵。休日数の増加やベースアップなど働きやすい環境を整えています。

東日本エリアを背負う存在へ…磯野さんに課せられた「スキルアップ」

東日本エリアのアシスタントマネージャーとしてエリアを統括する磯野さんは、この"DAY TO LIFE Global Career Path制度"を使ってキャリアプランを自己申請済み。そもそも彼女は上を目指したいという意欲を早い段階よりマネージャーに伝えていたそうです。「1店舗を任されてしばらく経った頃、物足りなさと危機感を覚えたことがありました。今のうちに、もっと多くの経験を積んでおきたい、と思って直訴しました」と語る磯野さんの横顔には、自らキャリアを切り拓こうとする意志の強さが見え隠れします。「当時目標だったアシスタントマネージャーになるには何をすべきか、上田さんとの面談を通じて相談することができました。"向いているよ!"と背中を押していただけたような気がして、うれしかったです。今後は更にマネジメントスキルを磨いて周囲の信頼を得て、後輩たちが自分に続くようなチーム作りが目標です。」と、意欲的です。

さて、面談を通して上田さんが指摘したのは、これから複数店舗を見守るマネージャーとしてスキルアップするには数値管理のスキルが必要不可欠であるということ。商品の原価や人件費を正しく理解して無駄なく運用することを目標に専門的な資格を取るよう勧めたといいます。このアドバイスを受けて、磯野さんは日商簿記3級とリテールマーケティング2級、そして国家資格ITパスポート、メンタルヘルスマネジメント検定2種、を取得。「業務のかたわらで勉強を進めるのは大変ですが、必要なスキルを学んだ事で成長に繋がりました。」と前向きに語ってくださいました。

──【CHECK】必要資格やスキルを逆算!「なりたい自分」への最短経路をアドバイス──
 
「●年後に▲▲のようになりたい」という大きなビジョンを見据えることができたら、次はその目標に向けてどう努力と行動を起こしていくかがポイント。例えば今後店長を目指したいという現場スタッフにはe-learningシステムを使ってコーチングの外部講座を受講するよう導くなど、具体的な学びの手法についてもサポートしている同社。各部門の部長と協議して、どのポジションにはどんなスキル・資格が推奨されるのかどうかリストアップがなされているというため、回り道してしまうようなリスクもなさそうです。

"人材=人財"だから…

「日本一ひとが育つ会社」を本気で目指すDAY TO LIFEは、「なりたい自分」を叶える為の教育サポート体制が整っています。

西のビアードパパの"顔"!赤木さんが見据える「これからの私」

対する西日本エリア複数店舗を統括する赤木さんは、部門内のマネージャー陣から抜群の高評価を得ており、この"DAY TO LIFE Global Career Path制度"に満を持して挑戦した。「制度がスタートした当時、私が担当している店舗はコロナ渦の経済状況にマッチしたお店づくりがとにかく忙しかった。ようやく店舗の状況も軌道に乗り、制度を利用することで自分のやりたい事を整理して考えることができた」と、極めて現実的な事情を語ってくださった赤木さん。
「まずは担当エリアをしっかり管理し売れるお店を作っていくこと。アシスタントマネージャーとして人の教育や育成に力を入れ、誰からも頼られる存在になりたいです」と、目を輝かせながら話す姿が印象的でした。


全国に点在する社員一人ひとりのケアとキャリア形成は喫緊の課題であるとも言えます。年齢やライフイベントを重ねながら仕事と私生活の両立を上手に図る先輩社員を輩出することで、彼らをロールモデルとしながらあとに続こうとする次世代の社員を増やしていきたいという同社。この"DAY TO LIFE Global Career Path制度"が年度を経るごとに社員へと深く浸透するにつれて、揺るぎない人材育成の仕組みが確実に出来上がっていき、次第に大きな循環を生むことでしょう。

──【CHECK!】守秘義務はマスト!社員のホンネに迫るための信頼関係づくり──
 
社員の本音に深く切り込み、果てにはその社員のライフスタイルにまで大きな変化をもたらすこの制度ですが、一方で上田さんは「社員が胸に秘めているキャリアへの展望や働き方への要望は、各人のプライベートな事情とも密接に関係しているもの」と気遣いも見せます。その真意を問うと、返ってきたのは「結婚や介護の予定がある事や漠然とした未来への不安など、すべて私に率直に話してほしい。必要があればすぐに社員のいる現地へ飛んで、一対一で面談を行うほどです。ただし、そこで内容は、極めて重要な個人情報であり、守秘義務を徹底するのが当然のルールです。現場の上司に他言するようなことは絶対に致しません。まずは従業員一人ひとりとの信頼関係を構築することが重要だと考えています。」という頼もしいお言葉。社員が上田さんのアドバイスに耳を傾けるのには、彼のこうした誠実な姿勢があるからに他なりません。

"人材=人財"だから…

スイーツから、「よりよく生きる」を世界へ。社名やロゴに込められた思いをHPからご覧ください。

企業研究のポイント

新卒で銀行へ入行したのち、ベンチャー企業の経営企画室や、上場外食企業の財務経理部門等で実績を積んだ上田さん。2015年にDAY TO LIFEへ入社して以来、経営企画室長の立場から、同社の人事制度改革に取り組み、人事部の責任者に就任。25年10月からは親会社である永谷園および永谷園グループ全体の人事戦略の責任者として活躍している上田さんに企業研究のコツを問うと、こんな答えが返ってきました。

「たくさんの選択肢にあふれていますが、条件やネームバリューだけに頼って志望を決めてほしくはありません。まずは自分という人間を理解すること、そして自分が一体どうなりたいのかということが第一。その上で、あなたが大事にしている価値観、人生観を歪めることなく、企業研究に励んでいただきたいと思います。企業研究の過程では、会社とあなたの視点がマッチしないという現実も起こり得ます。そんな中でも私がお願いしたいのは、嘘のない、自分の生き方とマッチするような企業探しです」

企業と学生が騙し合うことなく真のマッチングが果たせるよう、学生の皆さんにはできるだけ自らの本心に耳を傾ける時間を作っていただきたいとのことです。

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「自己理解をすることが大切。企業研究をしながら自分の心の声に耳を傾け続けてください」と語ってくださった上田さん。

マイナビ編集部から

商品の企画、製造、お客様のもとに届けるまで一気通貫で事業を展開する総合スイーツメーカーのDAY TO LIFE。2023年9月に社名変更に伴い企業理念を一新。コーポレートページやリクルーティングサイトには詳細が描かれており是非チェックしておきたい。
コロナ禍以降業績は好調に推移しており、新規事業のプロジェクトを進め更なる事業成長に向けて邁進している。

そんな同社にとっては、EC事業やFC事業の拡大、海外展開が未来への投資に。「ビアードパパ」に続く2本目、3本目の柱となるような業態を模索しながら、すでに参入済みの各国における店舗の拡大や新たな国への新規上陸なども目指していく予定とのこと。台湾・シンガポールとの交換留学生制度の実績もあり、今後の歩みに大きな期待ができそうです。
 
今回ご紹介した"DAY TO LIFE Global Career Path制度"、ジョブローテーション実績も増え、プラチナえるぼし、健康経営優良法人など外部認定を取得し着実に成果を残しています。

人材戦略とは、企業の事業活動の根幹をなすもの。社員一人ひとりのキャリアアップを徹底的に追求したいという同社の姿勢は、必ずや組織の大きな成長へと繋がっていくことでしょう。

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資格取得や学びの進捗をDB化して一元管理。日々の業務におけるパフォーマンスに加えて、キャリアデザインに向けた頑張りも人事評価にも直結する。

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