企業研究で一番大切なのは、会社の人間と直接会うことです。コロナ禍で難しいとは思いますが、ぜひ工夫して実践してほしいですね。その時に肌で感じた雰囲気を大事にしましょう。学生に接する際の立ち居振る舞いには、日常の就業姿勢が反映されます。こういう情報は決してウェブでは入手できないものです。薬局への就職を考えている場合、この点は特に重要です。というのも、これから薬局間の競争は、サービスの質が大きな要因になっていくと考えられているからです。
また「待遇」では「収入」だけに着目せず、「福利厚生」の充実具合も見ておきましょう。会社員生活は長きにわたります。仕事だけでなくプライベートも充実させなければなりません。そういう目で福利厚生を評価してください。こういう情報も資料の中の数字だけではなく、実際に働いている人に直接聞いた方が良いでしょう。「休日」と称しながら「研修」が入っている会社もあるかもしれません。
もう一点は、ある会社から内定をもらっても、必ずほかの同業他社も当たってみること。薬学生は比較的内定が早いので、そこで企業研究をやめてしまう学生が多いのです。最初に入った会社は、社会人としてのあり方に大きな影響を与えます。大げさに言えば一生に関わる決断なのです。ですから、最低でも三社は直接話を聞くことをお勧めします。重要な決断で後悔しないために頑張ってください。
(人財開発課 野口さん)