最終更新日:2026/7/30

イオスエンジニアリング&サービス(株)

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 電力
  • 環境・リサイクル
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

クリーンエネルギー分野の最前線で活躍する技術者の挑戦と成長。

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風力発電の保守・メンテナンスに携わる技術者の仕事とキャリア。

風力発電設備の運営・保守を担うイオスエンジニアリング&サービス(株)。現場の最前線でクリーンエネルギー分野に貢献する技術者の現場に密着しました。

愛知県田原市の渥美事業所に所属し、技術者として、また所長を補佐する立場でマネジメントにも携わる中堅社員K.I.さんにインタビュー。入社からのキャリア、現在の仕事や今後のビジョンについて、詳しくうかがいました。

●K.I.さん(OM本部 渥美事業所/2020年キャリア入社)

知識ゼロから、風力発電設備の保守・メンテナンスのプロフェッショナルへ。

風力発電所の保守・メンテナンスと聞いても、具体的な業務をイメージしづらいかもしれません。例えば自動車に車検があるように、風力発電設備にも定期点検が義務付けられており、電気設備や風車本体のさまざまな箇所を点検します。風車の場合、オイル交換、ブレーキパッドなどの消耗品の交換、ボルトの点検のほか、ブレードと呼ばれる羽根の確認も重要です。望遠カメラやドローンを活用した点検に加え、私たちフィールドエンジニア職のロープワークによる目視点検も実施します。

私が入社してすぐ配属されたのは、佐賀県唐津市にある肥前事業所です。当初は電気・機械の知識がなく、メンテナンスに用いる工具の名前や使い方を覚えることからスタートしました。そのため、わからないことがあればすぐに先輩に質問して教えていただくようにしました。わからないままで終わらせずにその場で解決することで、知識を蓄積できたと感じています。また、青森県六ヶ所村事業所のトレーニングセンターでは、風車実機を使っての高所作業のシミュレーションなど、技術者育成の研修も行われています。そのような研修と現場経験の両輪で、風車のメンテナンス・保守業務の基礎を身に付けていきました。

1年後には、現在所属する渥美事業所に異動になりました。事業所のある愛知県田原市は、多くの風力発電所が立地するエリアです。また、静岡県、和歌山県、三重県も当事業所が管轄しており、全部で50基ほどの風車の保守・メンテナンスを6名のフィールドエンジニア職が担っています。

そして現在、私自身は技術者として経験を積みながら、主任として事業所長の補佐的な役割も担うようになりました。特に力を入れているのが人材育成です。早い時期から現場経験を数多く積める体制づくりとサポート強化により、若手技術者の育成に努めています。また、メンテナンス作業の人員配置も私の仕事です。技術者一人ひとりのスキルや性格、相性などをよく見極め、人員配置にも気を配っています。

所長が考える事業所の運営ビジョンを理解し具現化していくことが、今の私の役割。
事業所運営における課題をさまざまな側面から見つけ、その解決に向けて試行錯誤しているところです。

仕事への思いと取り組み

専門知識がまったくない状態からキャリアをスタートさせました。しかし、手厚い研修と先輩たちのフォローのおかげで、技術者として成長できました。

技術者としての経験値を高めた、大型補修案件の立案・実行。

キャリアの転機は、渥美事業所に来て2年ほど経った頃に訪れました。所長から「先を見据えた仕事をしなさい」という言葉をかけられたのです。当時、私は自分のことで精一杯で、視野が狭くなっていました。ひとりよがりになっていた私の仕事ぶりを見抜き、アドバイスしてくださったのだと思います。そこで意識を変え、周囲とのコミュニケーションを重視するようになりました。すると、作業でペアを組むパートナーとの関係性もよくなって業務効率や精度も上がり、事業所全体をどう向上させていくかというマネジメント思考も発揮できるようになりました。それが、今の立場と役割につながっていると思います。

技術者としても、広範囲におよぶエリアでさまざまな風力発電所の設備を手掛けるなかで、成長できたと思います。仕事に取り組むうえで大切にしてきたのは、指示されたことや教わったことだけを覚えるのではなく、それに関連する事柄も同時に調べ、新たな知識を得ることです。その蓄積により、同じ作業も見え方が変わってきます。例えば、ある機械の点検においても、不具合の可能性を先回りして想定できるようになってきたと思います。

また、大きなチャレンジも経験しました。ある風力発電所で、風車の構造物にちょっとした異変が見つかりました。緊急性はなく、必ずしも補修をする必要はないものでしたが、そのまま放置しておけば数年後に不具合が発生する可能性も考えられます。しかし補修する場合、作業だけで3~4か月ほどかかる大規模な案件になることが想定されました。多分野の専門業者の手配が必要で、コストも大幅にかかります。ただ、万が一数年後に不具合が出たら、改修作業はさらに大掛かりなものになります。そこで私は、協力業者や自社の各部門と連携し、工期やコストを最低限に抑えた最適なプランを考えました。お客さまに提案したところ納得していただき、補修工事が実現。結果的に発電量の増加にもつながったそうで、お客さまが大変喜んでくださったのを覚えています。諦めず挑戦したことが、安全の確保とお客さま満足、会社への利益貢献につながり、さらに自身の経験値アップにもつながった瞬間でした。

仕事への思いと取り組み

専門知識や技術を総動員して補修プランなどを提案することは、大きなやりがいです。改修が成功して、お客さまから感謝されたときの喜びも大きいですよ。

キャリア面談をきっかけに見つけた、理想の将来像。

社員一人ひとりの成長を促す教育の手厚さが、当社の魅力のひとつです。
キャリアや階級に合わせた研修が充実しているのはもちろん、受講後のフォローが手厚いのも、当社らしさだと思います。研修で学んだことを事業所に持ち帰ると、所長が現場に即したフィードバックをしてくれるのです。知識のインプットだけで終わらず、確実に自分のものにできる教育体制だと感じています。

私が受講したなかで特に印象的だったのは、人材育成スキルに関するグループ研修です。人材のマネジメントや教育において、まず必要なのは自分自身を振り返ること。そのため、自分の強み・弱みをしっかり分析し、伸ばすべきポイントや直すべきことなどを明確にすることに取り組みました。その結果人材育成の基本的な考え方や意識を身に付けることができ、今の業務に生かせています。

また、技術者としてのスキルアップを支援する教育制度も充実しています。先にお話ししたトレーニングセンターでの研修のほか、事業所ごとに若手を対象にした研修を行っています。業務の幅を広げる資格取得支援にも積極的で、私も上司のアドバイスを受けて、第一種電気工事士、一級施工管理技士、非破壊検査の超音波探傷試験レベル2などの資格を取得しました。今は、電気主任技術者に挑戦中です。

事業所のマネジメント、ブレード保守の専門チーム、風力発電機のデータ解析部門など、当社にはさまざまなキャリアの道筋があります。定期的なキャリア面談の機会もあり、キャリアビジョンについて事業所長など直属の上司と共有しながら、進む道を決めていくことができます。将来を明確に見据えることで意識が変わり、日々の仕事への取り組み方、成長スピードも違ってくるはずです。私が自分のマネジメント志向に気づいたのも、上司とのキャリア面談がきっかけでした。実際、所長補佐として事業所運営や人材育成の一端を担うようになり、自分の道筋や将来像もより鮮明に見えてきたと感じています。今後は、自分が所長になったときのマネジメントビジョンを確立できるように行動していきたいです。

仕事への思いと取り組み

今、力を入れて取り組んでいるのが若手技術者の育成です。なるべく現場に出る機会を増やして、早い時期から多くの経験を積めるように促しています。

企業研究のポイント

年収や福利厚生など、条件面で気になることは多いですよね。それを企業研究の基準にする人も多いと思います。ただ会社の内部を見てみると、それだけではわからないこともあるでしょう。職場の雰囲気、各部署と仕事の内容、働く人たちの様子……そういう実態を知ることも、企業研究では重要だと思います。ですから、インターンシップや仕事体験など、現場を見ることができる機会があれば、積極的に参加することをおすすめします。

また、社会人になった後のキャリアアップについてもよく考えてみてください。10年後、20年後の自分は、その会社でどうなっているのか。それを基準に企業研究していくと、見るべきポイントも変わってくると思います。自分の方向性をある程度絞ることは大切なことです。ただ先々のことを考えると、キャリアを通して幅広い知識が得られる分野・企業がいいかもしれません。自分を成長させてくれる会社かどうかを、よく研究してください。実際に社員と話せる機会があれば、質問してみるといいと思いますよ。(K.I.さん)

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人材育成、キャリアサポートに力を入れています。技術者として専門性を極める道やマネジメントに携わる道など、多様なキャリアを描くことができます。

マイナビ編集部から

風力発電所の保守・メンテナンスを担う会社として、2001年に設立されたイオスエンジニアリング&サービス(株)。全国7か所の事業所を拠点に、自治体や企業などが運営する風力発電所の運営・保守事業を手掛けている。太陽光発電とともに、自然エネルギーの拡大をリードしてきた風力発電。世界全体で風力発電導入量が増加しているなか、日本国内でも注目されてきている。その設備の保守・メンテナンスは、次代のインフラを支える仕事と言ってもいいはずだ。今回は、その最前線で活躍する技術者へのインタビューが実現した。

入社当時は、知識や技術がまったくなかったというIさんだが、手厚い研修や先輩技術者のサポート、新たなチャレンジにより経験値を高め、技術者として成長してきた。同社では青森県六ヶ所村に風車のトレーニングセンターを構えており、電気・機械・ブレードの基礎から専門知識まで、屋内に設置された実機を使用した研修を通じて専門技術者の養成に取り組んでいる。Iさんも、トレーニングセンターでの研修が成長の後押しになったと話してくれた。

専門知識・スキルを入社後に身に付け、再生可能エネルギーという最先端分野を技術で支えるプロフェッショナルになれることも、同社の魅力のひとつだと感じた。

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クリーンエネルギーである風力発電は、これからの重要なインフラです。それを高度な専門技術で支える技術者は、社会に不可欠な存在だといえます。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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