最終更新日:2026/9/2

(株)復建エンジニヤリング

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 専門コンサルティング
  • 鉄道
  • 商社(建材)

基本情報

本社
東京都

取材情報

記事で読む社会科見学

鉄道や道路のあるべき形を探り、より良い暮らしの実現を支える

PHOTO

未来社会をつくるコンサルタントたちの誇り

建設コンサルタント集団である復建エンジニヤリングでは、鉄道や道路といった分野で数多の実績を残している。先輩社員たちがいかなる設計に挑んできたのか、その軌跡を追いかける。

S.A.さん(中央)
第一鉄道グループ
大学院都市環境デザイン学科修了/2012年入社

M.Y.さん(左)
保全技術グループ
工学部安全システム建設工学科卒/2018年入社

M.N.さん(右)
第二地下グループ
理工学部土木工学科卒/2020年入社

【S.A.さん】社会的影響力の大きな設計だから、使命感を持って形にしていく

私が所属する第一鉄道グループは、鉄道構造物の計画と設計を得意としています。鉄道領域は当社が長年にわたって実績を残している分野であり、誰もが知る鉄道網も数多く任されています。私自身も全国各地の新幹線の高架橋や橋梁などを担当。発注者の計画を実現するためにはどのような構造物が必要なのか、規模感や事業費などを形づくる「概略設計」、モノをつくる直前までの図面を描き出していく「詳細設計」などに携わってきました。

設計がカタチになるには数年単位の時間がかかります。建設コンサルタントは机に向き合ってばかりの仕事ではなく、発注者とコミュニケーションを重ねながらあるべき方向性や着地点を探りつつ、現場に出かけて調査をするなど、さまざまな角度から仕事していくことになります。ようやく設計がカタチになったとしても、鉄道構造物が具現化するのは早くても5年以上先の話。息の長いモノづくりにかかわっていくことになります。

当社はさまざまな挑戦をさせてくれる会社でもあります。私も1年目の頃、初めて本格的に手掛けたのは、ある新幹線の全長120mに及ぶ橋梁の設計でした。この設計は既にカタチになっており、毎日、橋の上を列車が走っています。実は未だに問題がないか、心配になってしまうことも少なくありません。人命にかかわるモノを設計している以上、そうした感覚は建設コンサルタントにとって避けられない部分なのかもしれません。

これまで、技術的に難易度の高い案件にも携わってきました。都内の運河にかかる鉄道道路併用橋を設計したときは、鉄道事業者のみならず、道路を管理する自治体、運河を管理する港湾局などとの調整にも乗り出しました。関係各所の意見をまとめ、あるべきカタチや着地点を導いていくというのも建設コンサルタントの役割。難しい交渉も多いですが、かかわる人たちに寄り添った仕事を進めることで「ありがとう」の言葉をいただけるのがやりがいにつながっています。

キャリアも積んできた今、コンサルタントたちにとって働きやすい環境づくりにも取り組みたいと思っています。若い人たちがパフォーマンス高く仕事に臨めるように、経験ある立場からしっかりと支えていきたいですね。

先輩から一言

「規模感が大きくない会社ですから、意志決定が早く自分の意見が通りやすい面もあります。やりたいことが実現しやすい組織だと感じています」(S.A.さん)

【M.Y.さん】鉄道から道路まで。幅広い社会インフラを支え続ける

私は入社以来、複数のグループで勤務する機会に恵まれたため、多様な分野で建設コンサルタントという仕事を経験できています。最初の3年間は第一鉄道グループで鉄道構造物の設計、とくに構造計算を中心に取り組みました。学生時代から漠然と「鉄道にかかわる仕事がしたい」と考えていましたが、構造計算にはかなりの苦手意識があったので、勉強を重ねながら土台を築き上げる時間となりました。

4年目には大阪支社に異動。技術員が2人だけの小さな拠点だったために、鉄道はもとより道路や保全も含めたさまざまな仕事にかかわる機会がありました。例えば、作業員用の階段といった小さなモノの設計や、川の中に立つ橋脚を保護するため、周りにブロックを配置する設計に携わったこともあります。過去に経験がない設計でも自分で調べ上げ、地道に形にしていく習慣が身に付いた期間でした。

現在は東京の保全技術グループに所属し、主に関東地方の橋梁の点検や、補修の提案に携わっています。私は道路橋を担当しており、橋長2メートル程度の小さな橋から、数キロ単位の大きな橋まで幅広く対応しています。多ければ週に3回ほど現場に出かけ、点検担当の協力会社とともに不具合がないかをチェックしています。保全は支社勤務のときに魅力を感じた分野です。既にある橋梁に対して点検や、手を加える設計を行うため、新設の設計よりもできること・できないことが限られています。その中で最適な提案をするため、試行錯誤を繰り返すところがやりがいを感じ、おもしろいところでもあります。

ある橋を点検したところ、重大な損傷が見つかったことがあります。早急に対応しなければいけなかったので、スピーディに対策を練り上げ、先日ようやく応急工事が完了しました。人命にかかわる重大なインフラに携わっている私たちの責任の重さを痛感させられた一件でしたね。

重要な交通インフラを手がけているからこそ、いつも見落としがないよう何重にもチェックすることを意識しています。わからないことがあると、先輩や上司を頼ってしまうことも多いですが、今後は質問してもらえる立場となれるよう、自分を高め続けたいですね。会社環境としては、自分の同期や先輩が出産育児休暇を取得するなど、安心して働き続けられる雰囲気が整ってきていると感じています。

先輩から一言

「建設コンサルタントは、自分のこだわりを設計に落とし込むことができる仕事です。凝り性の人に向いていると思います!」(M.Y.さん)

【M.N.さん】駅の設計を通して、新しい街づくりに貢献

土木工学を専攻した私は、就職先として公務員やコンサルタント、ゼネコンなどを考えました。次第にお客さまと交渉しながら自分で設計を形にする建設コンサルタントがおもしろいと考えるようになり、当社が開催した2週間のインターンシップに参加しました。設計業務の実態がよく分かりましたし、一緒に働く社員のみなさんが同じ目線で話してくれる姿に感銘を受けましたね。エントリーしてから印象的だったのは上層部の方の対応の良さ。午前中は福岡にいたのに、私に会うために大急ぎで帰京してくれて、人を大切にする会社だというのが伝わってきたことも入社の決め手になりました。

私は、鉄道の地下構造物に関する設計を担当しています。私が今担当しているのは連続立体交差事業にかかわる設計です。最初は上司の後ろについていたのですが、3年目頃に「自分で設計したい」と声をあげ、同事業における駅の設計という大きな案件を任せていただきました。

発注者との協議や関係者への対応なども多く、最初はわからないことだらけでしたが、上司が一緒に動いてくれたおかげでなんとか設計は形になりました。その後、何度かの修正を経て本格的に工事がスタート。施工計画で発生した設計変更に対応しています。完成は当分先ですが、自分が設計した駅がみなさんに使ってもらえると思うと、少しでも使いやすく設計をまとめたいと前向きな気持ちが湧き上がってきます。

現在も並行して同事業の設計に携わっています。地下化をするにあたっては、関係各所との協議が非常に多く、水道やガスなどの埋設管を移設する際には、各事業者に細かく調整をかけなくてはなりません。今までは上司の指示に従って行動することが中心でしたが、今では表に立って話すことも多くなり、成長を実感しています。年次的にも中堅に差し掛かってきただけに、より自分が前に出て仕事をするとともに、下の世代の成長も支えられるような存在をめざしたいですね。

先輩から一言

「上司や先輩へ質問がしやすく、知らない問題に直面したときも丁寧に支えていただけます。コミュニケーションのしやすさは当社の自慢の一つです」(M.N.さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • S.Aさんが感じる職場の雰囲気
  • M.Yさんが感じる職場の雰囲気
  • M.Nさんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

■建設コンサルタントをめざすのであれば、構造力学はしっかりと学んでおくのがおすすめです。毎日のように電卓を叩くわけではないですが、構造力学の基本を抑えておけば図面を見たときの理解が早まり、修正などの判断を早く下せるようになるはずです。企業選びに関していえば、複数の同業他社を比較して良し悪しを判断すると、自分に合う企業に巡りやすくなると思います。
<S.A.さん>

■特定の企業や業界だけに絞ってしまうのではなく、幅広い企業に視野を広げていくのを心がけましょう。その中で気になる企業と出会ったときには、ぜひインターンシップなどに参加してください。コンサルタントという仕事は外からはなかなか概略がつかみにくいものです。インターンシップに参加することで理解が深まるかもしれませんよ。
<M.Y.さん>

■興味を持った会社があれば、実際にその場所に行って、働く人の雰囲気を体感した方がより多くの物事を知ることができます。インターンシップや仕事体験といったチャンスはぜひ有効活用して判断材料を増やしてください。建設コンサルタントという職種は構造計算などの専門性が問われますが、最初は苦手でも働きながら極められる世界です。あなた自身の“やってみたい”という思いを大切にして企業選びをしてください。
<M.N.さん>

PHOTO
年次も部署も異なる3人の先輩たち。社会インフラを守り、未来の暮らしに貢献するという使命感は変わらない。

マイナビ編集部から

復建エンジニヤリングは終戦直後の1946年に発足した社団法人復興建設技術協会を前身とする。以来、鉄道に強い建設コンサルタントとして、戦後復興の時代から日本の鉄道網の整備に多大な貢献を果たしてきた。同社の手がける案件は文字通り社会基盤の根幹となるものばかり。そうした重要なモノを形にするには、関係者との調整力、設計に関する技術的な専門性、交通にかかわる幅広い知見など磨かなくてはならないスキルはたくさんある。3人の先輩たちはコツコツと学び続けることで、それらを習得し、周囲の期待に応える設計を形にしてきた。

建設コンサルタントについては、入社5年目を目処に技術士資格の取得を推奨しているという。難関資格だけに一朝一夕には合格できないが、有資格者の先輩による勉強会や論文指導なども行なっており、S.A.さんも先輩の支援を受けながら合格を果たしたそうだ。

ワークライフバランスが取れた働き方も推奨しており、飛び石連休の合間の日は有給奨励日となり、M.N.さんは長期連休にしてリフレッシュしていると話してくれた。地方出身のM.Y.さんは5年目までは独身寮に入居しており、家賃約1万円/月で暮らせたおかげで生活面が楽だったと振り返る。働きやすさという意味でも折り紙付きの企業である。

PHOTO
本社オフィスは日本橋や人形町にも近く、アクセスが非常に便利。ほかにも大阪、名古屋、仙台、福岡にも支社を構えている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)復建エンジニヤリングの取材情報