最終更新日:2026/7/29

JFEアドバンテック(株)

業種

  • 精密機器
  • その他電子・電気関連
  • 機械
  • ソフトウエア
  • 機械設計

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

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「はかる」技術で人々の暮らしと産業を支え、SDGsの実現にも貢献!

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水環境・計測診断・計量・海洋の分野で、新たな製品開発に挑む

「はかる」技術で製品の開発から販売まで一貫して手がけるJFEアドバンテック。「水環境」「計測診断」「計量」「海洋・河川」の4事業を幅広く展開しており、私たちの日常生活やさまざまな業界の産業に貢献している。

今回は、若手技術者の先輩たちから、製品の特徴や仕事のやりがいなどについて伺いました。

■C.P.さん(写真中央)
【計測診断製品担当】
商品技術開発センター 商品開発部 第1機器開発グループ
2022年入社/神戸大学大学院 工学研究科 電気電子工学専攻修了

■S.T.さん(写真左)
【海洋・河川製品担当】
商品技術開発センター 商品開発部 第3機器開発グループ
2023年入社/愛媛大学大学院 理工学研究科 数理物質科学専攻修了

■R.F.さん(写真右)
【水環境製品担当】
商品技術開発センター 商品開発部 第4機器開発グループ
2024年入社/神戸大学 工学部 機械工学科卒

工場を停めない!設備の異常を察知してトラブルを防ぐ「振動計測器」の開発に一貫して取り組む

以前は自動車部品メーカーで設計・購買に従事していました。転職のきっかけとなったのは、地元である大阪に戻り、製品開発、特に回路設計に携わることで、自分の専門性を高めながら働きたいと思ったからです。当社は、西宮市に開発・営業・製造のすべてが一カ所に集約されているため、他部署のメンバーとも気軽に相談ができ、円滑に連携できる点に働きやすさを感じています。

私は主に「振動計測器」の開発に携わっています。これは工場や物流倉庫の生産設備などに使われる装置で、ベアリングやモータの振動値をモニタリングし、異常の検出から診断、報告書作成までの自動化を実現しています。小さな部品のキズや異常の兆候を見逃さずメンテナンスをするために必要不可欠な製品。私たちの暮らしに関わるさまざまな工場を停めることなく、安定稼働させることにつながっています。

主力製品であるポータブル型振動計測器は、高い機能と持ち運び可能なポケットサイズが特徴で、長年お客様から支持されています。10年ぶりにバージョンアップを図ることになり、私はその担当に抜擢されました。営業やお客様からの「より小型化したい」「機能を高めたい」といった要望をもとにコンセプトが決まり、私たち商品開発部では図面作成や部品手配、外部への発注、試作品の実験・検証までを担い、量産化できる体制を構築します。今回、全体の回路設計を任されましたが、この製品には500もの部品が搭載されており、一つでも配線を間違えてしまうとエラーが発生してしまうのです。そのため、旧モデルの図面を確認し、一つひとつの部品の機能を調べながら検討を重ねました。

試作段階では電源がつかず、原因を特定するまでに1週間を要しましたが、無事に稼働したときには大きなやりがいを感じることができました。この製品は、これから量産がスタートして2027年には発売される予定です。前職では部品選定のみでしたが、当社では最初から最後まで一貫して任せてもらい、社内外の各分野のプロと関わることで幅広い知識を身につけることができています。これからも製品開発を通じて多くのお客様の役に立ち、日本のものづくりに貢献していきたいですね。
(C.P.さん)

どんな働き方ができますか?

自由度が高く、自分でスケジュールを組み立てて働けるため、ほぼ定時には退社。休日はもちろん、有休も取りやすいので海外旅行にも出かけています。(C.P.さん)

「海洋関連製品」に携わり、大学の研究や地球環境保全に貢献。漁業の効率化にも役立ちたい!

私は学部から大学院に進学し、6年間にわたり海洋に関する専門的な勉強と研究に取り組みました。当社に興味を持ったのは、学生時代に当社製品のユーザーだったからです。計測機器の開発に携わり海洋分野の発展に寄与したかったこともありますが、研究室の先輩から熱心に誘ってもらったことが決め手で入社を決意しました。

海洋分野における海水温度・海流・塩分・酸素量などを計測する製品を多数開発しています。主に海洋コンサルタントや大学の研究室で採用され、国内でも高いシェアを誇っています。海洋環境を把握する上で、私たちの製品は重要な役割を担っています。また、漁業従事者向けの製品も開発しています。データの見える化により漁場の特定ができ、燃料の節約や漁獲量の向上に寄与することを期待しています。

入社後、ファームウェア設計者として、水中カメラや河川用流速計のマイコン制御を担当しています。大学の専攻とは異なるため、苦労していますが、日々できることが増えるのは、大変楽しいです。同じプロジェクトに参加しているみなさんが気持ちよく仕事ができるように、自分がするべきことは何なのかを常に考えるよう心がけています。

この仕事のやりがいは、お客様の役に立っていることを実感できる点です。論文やレポートなどで、自分が手がけた製品が研究や多くの人に使われていることを知ったときはうれしさが込み上げてきました。今後は先輩と同じくらいにコンピュータ制御などの基礎知識を習得し、技術者として一人前になることが当面の目標です。そして研究者やコンサル会社、漁業関係者に役立つ製品を手がけていきたいと考えています。
(S.T.さん)

どんな働き方ができますか?

仕事とプライベートの予定に合わせ、フレックスタイム制を利用して柔軟に働いています。球場が近いので、趣味の野球観戦を楽しむこともありますよ。(S.T.さん)

水インフラを守る!若手のうちから主力製品の開発に携わり、機械設計のエキスパートを目指す

就職活動で重視したのは、関西に本社があり、転勤せずに長く安定して働けることです。中でも当社は、学部卒でも製品開発に関われることに魅力を感じました。また、1対4の面接でしたが、まったく圧迫感を感じることなく、最終面接でも社長と気さくに雑談ができたので、社風が自分に合っていると思い、入社を決めました。

当社は、「水環境」、「計測診断」、「計量」、「海洋・河川」の主に4つの事業部があり、第4機器開発グループは、海洋・河川以外の3事業における機械設計を担っています。その中で私が携わっているのは、当社の水環境事業の主力製品である「水位計」です。水位計とは水位の変化を自動検知する測定器で、上下水道、河川などあらゆる場所での監視・観測に使われており、洪水や水害の予測といった防災に役立っています。当社は上水・深井戸用、下水・河川用、マンホール用など、用途に応じてさまざまな機能や仕様のラインナップを揃え、お客様の多種多様なニーズに細かく対応できる点が強みです。

また、測定方式も差動トランス式、半導体センサー式とさまざまなラインナップを揃えており、その中で差動トランス式は上下水道局向けに高いシェアを誇っています。特に下水処理場では下水に投げ込まれたりなど、厳しい環境下で使用されるため、耐久性やメンテナンス性の確保が重要です。私は、先輩が設計・製作した試作品の評価を任されており、温度や圧力といったさまざまな項目について試験を実施しています。評価がうまくいかない場合は、原因の調査・改善を行いますが、些細な条件の変化により数値が変わるため、一つひとつ理解を深めながら複数のタスクを計画的に進めています。

先輩のサポートを受けながらも、実験や評価を主体的に行えることがモチベーションと成長につながっています。また、若手のうちから主力製品やものづくり全体に関わり、さまざまな経験ができる点は当社ならではの魅力です。この製品は電子部品が搭載されておらず、機構設計がメインになっているため、機械設計の果たす役割が大きいことが特徴。上司のように知識と経験を重ね、機械設計のエキスパートになりたいと考えています。
(R.F.さん)

どんな働き方ができますか?

自分自身で社外教育や展示会の予定を立て、スケジュール管理をしています。状況に応じてメリハリを持って働くことができ、通勤しやすい点が魅力です。(R.F.さん)

企業研究のポイント

企業研究に費やせる時間は限られているので、まずは自分のやりたいことを明確にすることがポイントです。仕事内容はもちろんですが、業界や会社によってカラーや風土が異なるため、自分が何をやりたいのかを考え、できるだけ職場に足を運んで自分に合った会社かどうかを見極めてみてください。当社は、ちょうどいい規模感で風通しも良く、働きやすい環境ですよ。(C.P.さん)

企業研究では、自分の「やりたいこと」を軸にいろいろな企業を見ることをおすすめします。やっていてよかったと思えるような仕事でなければ、続かないと思うからです。長く働くには、職場環境も重要になりますので、会社見学で実際に見たり聞いたりして情報を集めましょう。また、大学での学びがすべて仕事に活かされる訳ではありません。枠を狭めず、柔軟な姿勢を大切にすると選択肢が広がると思いますよ。(S.T.さん)

今は転職をしてキャリアを広げる方もいるかと思いますが、一つの会社でエキスパートを目指したいと思う人も多いと思います。その際は、将来のことを考えて仕事内容や通勤のしやすさ、福利厚生など多面的に見ることが大切だと思います。当社は、家賃補助制度で8割を会社が負担してくれるので、経済的な不安を感じることなく、一人暮らしを実現している若手社員が多いですね。(R.F.さん)

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兵庫県西宮市に位置する本社・工場。阪急沿線「西宮北口」駅は住みやすい街としても人気のエリア。駅から徒歩圏内の好立地は、長く働く上ではうれしいロケーションだ。

マイナビ編集部から

近年では急速な地球温暖化に伴い、ゲリラ豪雨や台風などによる甚大な被害が多発。海洋の生態系にも深刻な影響を及ぼしており、防災や環境保全の対策は喫緊の課題といえる。JFEアドバンテックは、このような課題解決の一助となり、安心・安全な暮らしと産業の発展に大きく貢献している。

1963年の創立以来、「はかる」技術をもとに水環境、計測診断、計量、海洋・河川の4分野で製品を開発。ニッチ市場において多種多様な製品群を持ち、SDGsへの貢献度が高いことが特徴だ。市場優位性や今後の成長性も注目したいポイントである。

さらに研究開発だけではなく、販売機能も保有し、製販一体となったものづくりを実践している点が強み。本社・工場にあらゆる部門・機能を集約しているため、今回取材した3名からも、「お客様のニーズを取り入れ、自分の手がけた製品が役立つことを実感できる」「他部門と連携が取りやすく、製品づくりに一貫して携われる」といった魅力を感じていることが窺えた。

兵庫県西宮市の本社・工場は阪急「西宮北口駅」から徒歩圏内にあり、大阪や神戸からも通勤しやすく、ワークライフバランスという点でも魅力的。仕事終わりに近くのショッピングモールで映画を見てから帰宅する社員もいる。福利厚生の充実にも注力し、家賃補助制度やプロ野球チームの年間指定席は特に好評だという。ぜひ、10年20年先を見据えた上でじっくりと企業研究をしてほしい。

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水環境計測機器や振動計・設備診断機器といった「はかる製品」を、目にする機会はほとんどないが、私たちの安心・安全な暮らしや産業の発展に大きく貢献している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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