最終更新日:2026/8/3

(株)ワイ・デー・ケー

業種

  • コンピュータ・通信機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • 精密機器
  • 受託開発
  • 機械設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

モノづくり、機械設計、電気・電子の学びをフルに活かせる会社へ!

  • 機械系 専攻の先輩

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製造・設計・開発に携わる若手社員の挑戦と成長の軌跡!

半導体製造・検査装置や産業用設備等の設計・製造を行う「(株)ワイ・デー・ケー」。東北工場・宮城工場・技術本部で活躍中の若手社員に学生時代の学びや経験で役立っていること、今後の目標等について伺った。

■東北工場 第三製造部 井上さん
(2022年入社/工学部 機械工学科卒)
■宮城工場 設計・ネットワークSI 設計G 棟方さん
(2023年入社/工学部 機械工学科卒)
■技術本部 プロダクツ開発部 坂本さん
(2024年入社/理工学部 システム創成工学科卒)

半導体製造装置の部品の加工に挑戦!学生時代の部活動で培ったコミュニケーション力も強みに(井上さん)

岩手出身の私は地元の工業高校で、機械・電気分野を中心に学んでいました。高校卒業後は青森県内の大学の工学部に進学し、機械工学を専攻しました。大学ではいわゆる四力(材料力学・流体力学・熱力学・機械力学)の勉強の他、ロボットコンテスト出場に向けて、ロボットのアーム部分や車体の金属加工を担当。研究室では「ヒートポンプ」の研究に取り組むなど、学生時代からモノづくりの経験を積んできました。勉強以外にも体育会野球部の活動や、レンタルショップでのアルバイトにも注力。充実した学生生活を送ることができました。企業研究では、故郷・岩手でモノづくりに取り組むことができるメーカーを志望し、研究室の教授の紹介で、当社と出会いました。岩手県遠野市の「東北工場」で働けることにも魅力を感じ、入社を決めました。

2022年に入社後は約1ヶ月間の新入社員研修を経て、東北工場の第三製造部に配属されました。半導体製造装置向けの部品の金属加工に携わっています。私が操作しているマシニングセンタは、加工製品(ワーク)を載せるテーブルだけで幅6m。外枠部分まで合わせると約10mという巨大な工作機械です。作業手順としては、テーブルの上に治具を載せ、平行・水平を確認した上でワークを配置して、加工を進めていきます。私は大型製品を担当しているため、加工するワークには重さ約2トンのものもあり、治具やワークはクレーンで吊り上げてテーブルに配置しています。

巨大な部材を扱っているとはいえ、寸法公差は±100分の1ミリとわずかな誤差も許されないのが難しいところです。同じワークを同じプログラムで加工しても、気温など環境条件の違いによって100分の1ミリ単位のズレが生じる可能性があります。そのため、マシニングセンタのワーク原点を調整したり、ツールの刃長を調整したり、通常は2回で行う加工を3回に分けて行ったりと、微妙かつ慎重な調整を行って、高品質の製品をつくりあげていきます。

高校・大学で学んだ知識やモノづくりの経験が直接役立っているわけではありませんが、ベテラン社員に作業の補助をお願いする場面も多く、体育会野球部の活動を通して培った目上の方や年長者とコミュニケーションを取る力、人前で話す力は今でも大いに役立っています。今後の目標は国家資格技能検定「マシニングセンタ1級」を取得すること。後輩の育成にも力を入れていきたいと考えています。

先輩たちの日々の業務

「勤務体系は日勤と夜勤の両方があり、連携して作業に取り組んでいます。現在はボックス型の複雑な製品の加工を行っており、試行錯誤を重ねているところです」(井上さん)

四力の知識、CADによる設計スキルを最大限に生かして、治具の設計を担当!(棟方さん)

学生時代は機械工学を専攻し、四力やCADによる図面作成について学んでいました。研究室では、排熱エネルギーを利用した吸収冷凍機の冷媒の研究に取り組み、勉強以外でも、特技のピアノを活かして結婚式場で生演奏のアルバイトを行うなど、充実した学生生活を送ることができました。企業研究の際には、「自分の力で一からモノをつくる仕事にチャレンジしたい」との思いから、機械設計に携わることができる会社を志望。学内説明会に登壇していた先輩社員の明るい人柄に魅力を感じ、当社への入社を決めました。

2023年に入社後は、半導体製造装置の生産を主軸とする「宮城工場」の勤務となり、約半年間の製造研修を経て、「設計・ネットワークSI 設計G」に配属となりました。設計・ネットワークSI 設計Gには、半導体製造装置の部品や治具を設計するチームのほか、電気設計、ネットワーク構築に携わるチームがあり、幅広い分野のエンジニアが集まっています。

私は設計チームの一員として、クリーンルーム(ほこりの侵入を抑え、クリーンな環境を保つ設備)で半導体製造装置を組み立てる治具の設計を担当しています。設計の流れとしては、お客様や社内のメンバーから提示された設計要件を実現するための構想設計を実施。基本的なコンセプト・仕様を定めたうえで詳細設計を行い、製品の材質や形状を決定し、組立図や部品図を作成していきます。順序立てて設計を完了させることができたときや、自分の設計した製品がお客様や同僚の役に立ったときには、大きなやりがいを感じられる仕事です。

学生時代に学んだ四力の知識やCADによる設計のスキル、研究発表を通して培った資料作成のスキルは、現在の仕事に活かすことができていると思います。ただ、社会人になってからは、単に設計要件を満たすだけでなく、コストや加工のしやすさに配慮した設計を実施することが求められます。苦労する場面も少なくありませんが、わからないことや困ったことがあれば経験豊富な先輩に気軽に質問できるので、安心して仕事に取り組むことができています。今後の目標は、まずは機械設計の知識やスキルに磨きを掛けること。エレキやシステムのメンバーとの交流を深めながら、仕事の幅を広げていきたいと考えています。

先輩たちの日々の業務

「現在は半導体製造装置の治具の構想設計から詳細設計、図面製作に一貫して携わっています。作業に行き詰ったときには上司や先輩に相談して解決しています」(棟方さん)

「乱数生成装置」の開発に挑戦!大切なのは難題に直面しても諦めない姿勢(坂本さん)

学生時代は理工学部のシステム創成工学科で、電気・電子・通信の3つの分野について幅広く学習しました。理論的な勉強だけでなく、半田付けやプログラミングなど実習の経験も積むことができました。卒業研究では、材料系の研究室で鉄鋼材料の新しい評価・解析手法に関するテーマに取り組み、発電機のタービンの新たな検査方法の確立につながる研究となりました。企業研究を始めた当初はプログラミングに興味を持っていたこともあり、IT業界を中心に会社選びを進めていましたが、大学で学んだ電気の知識・スキルを活かさない手はないと思い、方針転換しました。「電気×プログラミング」の力を発揮できる会社を探していくなかで当社の存在を知り、「この会社ならやりたいことができる!」と思い、入社を決めました。

2024年に入社後は技術本部に配属されました。技術本部は、製品の設計開発を手掛ける開発研究課のほか、ハードウェア分野、ソフトウェア分野、FPGA(設計者が構成をプログラムできる集積回路)分野の受注案件を担当するチームによって構成されています。約半年間の新入社員研修では、これらの部署・チームを回り、各分野の基礎知識と基本的な業務内容を学びました。研修を通して実感したのは「報・連・相」の重要性です。数学やセキュリティに関する知識を一から勉強するのは大変でしたが、わからない事に直面したら、上司や先輩に相談し、解決するようにしました。そうすることで前に進むことができ、効率的に知識・スキルを身に付けることができたと思います。

2024年10月からは開発研究課の一員として、量子コンピュータでも解読できない暗号をつくるのに必要な「乱数生成装置」の開発に携わっています。現在は装置の仕様書や図面を読み込み、製品についての理解を深めつつ、評価・解析の技術について学んでいます。学生時代の経験で役立っているのは、「諦めない」ことの大切さ。電気という目に見えないものを理解するのは容易ではありませんでしたが、決して諦めることなく、頭を回転させてわかるまで考え抜けば、ほとんどの問題は解決できるという自信を得られたのは大きかったです。また、飲食店やスーパーのアルバイトで培った電話応対やパソコンスキルも役立っています。今後は設計現場の第一線で活躍できる技術者に成長できるよう、セキュリティ分野に関する知識とスキルを磨いていきたいと思います。

先輩たちの日々の業務

「一日の仕事の流れは作業の進捗などにより異なりますが、柔軟に対応できています。現在は「乱数生成装置」の開発に取り組んでおり、やりがいを感じています」(坂本さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 井上さんが感じる職場の雰囲気
  • 棟方さんが感じる職場の雰囲気
  • 坂本さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

志望企業についてどんなに詳細に調べても、入社してみなければわからないことがたくさんあります。楽観的に聞こえるかもしれませんが、そこまで深く思い詰める必要はないのではないでしょうか。後悔することのないよう、学生の頃にしかできないことに全力を尽くしてください。そこから「やりたいこと」「好きなこと」を見つけていければよいと思います!
(井上さん)

私自身、企業研究の際は、研究室の先生やキャリアセンターのスタッフの皆さんにお世話になりました。一人で思い悩んでいるよりも、身近な人や専門的な知識を持った人を積極的に頼った方が、自分に合った会社に出会うための近道になる可能性もあると思います。
(棟方さん)

会社案内やHPに掲載されている内容で、会社のすべてがわかるわけではありません。ミスマッチを防ぐためにも、気になる企業を見つけたら、まずは企業セミナーに参加してみましょう。そして、わからないことや疑問に思ったことを、人事担当者や先輩社員に積極的に質問することが大切だと思います。
(坂本さん)

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20代の若手社員も多数活躍中!年間休日は125日(2024年度)、平均有給休暇取得日数は16日(2023年度)と、仕事もプライベートも思い切り楽しめる会社だ。

マイナビ編集部から

半導体や液晶・有機ELパネルなどの製造・検査装置の生産のほか、電子機器の設計や組み立て、機械部品の精密切削加工等を手掛ける「(株)ワイ・デー・ケー」。今回、同社の若手社員3名にお話を伺って感銘を受けたのは、上司や先輩、同僚の力を借りながら、学生時代の学びや経験を生かして、専門的な知識や高度な技術を習得していること。各分野のスペシャリストへ成長できる環境が整っていることだった。
社員一人ひとりがポテンシャルを最大限に発揮できるよう、働きやすい環境づくりにも力を入れている。営業や間接部門を中心としたテレワークの導入、1時間単位の有給休暇制度の導入など、働き方改革を推進。土日休みの完全週休二日制で、年間休日は125日(2024年度実績)と、仕事とプライベートをしっかり両立できる環境が整っているのも大きな魅力といっていいだろう。また、和気藹々とした社風も、社員が楽しく、安心して働ける職場づくりにつながっている。ワイ・デー・ケーではこれまでにキックベース大会や納涼祭、BBQや抽選会など様々なイベントが行われてきた。また、各工場にはラウンジやカフェスペースもあり、様々な部門の社員がコミュニケーションを取る場にもなっているという。信頼できる仲間と切磋琢磨しつつ、専門的な知識・技術を楽しみながら磨いていくことができる。モノづくりを志す人には最高の会社といっていいだろう。

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同社は2018年に新設された宮城工場のほか、歴史の長い工場においてもリニューアルを定期的に行っており、ラウンジや会議室をはじめとし気持ちよく働ける環境が整っている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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