最終更新日:2026/7/30

(株)三宅製作所

業種

  • 機械
  • 機械設計
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 金属製品

基本情報

本社
群馬県、東京都

取材情報

記事で読む社会科見学

醸造プラントのエキスパート集団。ワンランク上の技術が身に付く環境です!

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設計と製造の最前線で活躍する先輩社員

ビールやウイスキーの醸造プラントの設計と製造を手掛けている同社。高い技術力によって、業界で突出した地位を確立しています。設計と製造を担う先輩社員に、同社の強みや仕事のやりがいを伺いました。

■設計課/越前谷 洋右さん(2005年入社)

■製造課/菅原 昌晃さん(2005年入社)

醸造プラントの新規立ち上げでは、仕様を決めるところから深くコミット!

当社は、ビールやウイスキーの醸造プラントを手掛けるエキスパート集団。ビールやウイスキーの製造に欠かせない、麦芽を粉砕する装置や蒸留釜、貯蔵タンクなどの製造から、プラントへの据え付け、試運転まで、ワンストップで手掛けています。

私が担当しているのは、醸造プラントに欠かせない各種装置・タンクの設計や、現場に何をどのように配置するかを決める設計。入社後はタンクの部品の設計からスタートし、1年目でタンクひとつをまるごと任されるようになりました。

その後、大手ビール会社の工場のリニューアルプロジェクトなどを担当。別の工場から装置やタンクを移設するプロジェクトでは、どう分割して輸送すれば効率的に移設できるかを検討しました。また、タンクの下半分だけを新しいものに刷新するプロジェクトでは、どのように改造するかを検討。醸造プラントに関する豊富な実績とノウハウがあるからこそ、さまざまなニーズに細やかに対応できるのです。

入社10年目以降は、クラフトビールやクラフトウイスキーのプラントの立ち上げプロジェクトに携わっています。大手メーカーの場合、タンクの大きさや材質などの仕様が決まっているのですが、クラフトビールやクラフトウイスキーを手掛けるクライアントの場合は、仕様を決めるところから深く関わるケースがほとんどです。人材不足に頭を悩ませている場合は、製造工程をなるべく自動化できる仕様を提案。また、「プラントを立ち上げて地域の雇用創出に貢献したい」というニーズがあった場合は、手作業を伴いますが、イニシャルコストを抑えた仕様を提案しています。

立ち上げプロジェクトの場合、仕様の決定から麦芽を粉砕する装置や蒸留釜、貯蔵タンクの設計、現場での配置を決める設計まで、幅広い経験が積めるのが魅力。なかには、仕様を決めるだけで半年から1年ほどかかるケースもあります。だからこそ、ゼロから携わったプラントが稼働し、無事にビールやウイスキーが完成したときは、とても誇らしい気持ちになりますね。自分が設計したプラントでつくられたお酒が、やっぱり一番おいしいです。

〈越前谷さん〉

先輩社員たちの横顔

入社してから数回、ドイツで開催された展示会に参加したという越前谷さん。ビールの本場でさまざまな設備を目にしたことで、多くの学びを得ることができたという。

ゼロの状態からプラントが稼働するまで、全ての行程に携われることが醍醐味

当社の技術は、国内の大手ビールメーカーやウイスキーメーカーの多くの工場の醸造装置に息づいています。就職活動時の会社見学でそのことを知り、その技術力の高さに驚かされました。製造しているタンクを実際に目にして、その大きさにもびっくり。法学部出身の文系でしたが、そうしたダイナミックなモノづくりに携わってみたいと思い、当社を志望しました。

私が所属する製造課では、図面をもとに麦芽の粉砕装置や各種タンクなどの製造を工場に指示し、スケジュールやクオリティを管理しています。当社の強みは、水とアルコールの沸点の違いを利用してアルコールを凝縮させる蒸留釜の製造において、高い技術力を有していること。蒸留釜は銅製で、緻密な精度が要求されるその加工技術についても同様です。

入社後は、タンクの補修工事を担当。その後は、タンク1基の据え付け工事を任されるなど、少しずつ仕事の幅が広がっていきました。小型タンク1基を製造する場合は2週間ほどで完了しますが、ゼロから全ての装置やタンクを手掛ける場合は、1年半~2年ほどかかることも少なくありません。ちなみにタンクのサイズは、大きいもので直径7m、高さ15mほどになります。

4~5年前からは、クラフトウイスキーのプラントの立ち上げプロジェクトに携わっています。麦芽の粉砕装置や各種タンクなどを製造することだけが、私たちの仕事ではありません。完成した製品を実際にプラントに据え付け、試運転まで責任をもって担当します。そのため、北は北海道、南は沖縄まで、日本中が活躍のフィールドです。

新規立ち上げプロジェクトのやりがいは、原料となる麦芽の粉砕からスタートし、糖化、発酵、蒸留、貯蔵という、クラフトウイスキーの製造の流れを全て経験できること。予定どおりにプラントが稼働し、クライアントが丹精込めて手掛けたウイスキーが完成した瞬間は、大きな達成感を味わえます。自分が携わったプラントでつくられたウイスキーをプライベートで購入し、自宅でゆっくりと味わう時間は、何ものにも代えがたい瞬間です。

〈菅原さん〉

先輩社員たちの横顔

文系出身の菅原さんは、新規プラントの立ち上げを任されるまでに成長。北海道から沖縄まで全国を飛び回りながら、ダイナミックなモノづくりの醍醐味を味わっている。

一人ひとりのプラスαの行動が、老舗企業の技術力を高める大きな力に!

クラフトのプラント立ち上げは、敷地が狭いケースが少なくありません。そんなときこそ、私たちの腕の見せどころ。タンクは丸型が一般的なのですが、あえて四角い形状にしてデッドスペースをなくしたこともありました。またタンクを小型化し、稼働回数を増やす提案を行ったこともあります。

タンクの設計には、強度や蒸気の量、構造規格に関するルールなど、緻密な計算と知識が必要です。また、万が一を想定することも大切。粉砕した麦芽と水を混ぜ合わせる工程では、麦芽が配管に詰まって水だけがタンクに貯まってしまう危険性があります。これを防ぐために、麦芽が正確に流れていることを検知するセンサーを取り付けるなど、プラスαの工夫が欠かせません。

クラフトから大手メーカーまで対応し、醸造プラントのあらゆるニーズに応えられるのが当社の強み。ビールやウイスキーの枠を超え、コーヒーやお茶、お酢、医薬品の製造プラントの設計に携われるチャンスもあります。今後はさらに技術力を高めていくと同時に、後進のマネジメントにも携わっていきたいですね。

〈越前谷さん〉

どんなに事前に準備しても、プラントの立ち上げ時には、何かしらのトラブルに見舞われます。設計図どおりに配置したところ、配管が通せないということもありました。そんなときは、経験豊富な職人さんに相談し、フレキシブルに対応。日々、スケジュールとの戦いですが、経験は全て成長につながっています。

社歴を重ねると、つい自分の経験値を過信してしまいがち。そうならないよう、私は常に細かい確認を欠かしません。また、職人さんが少しでも作業しやすいよう、先回りして動くことを心掛けています。タンクにメッキ処理を施した際、塗膜がついてボルトの穴が埋まってしまい、現場で作業がしづらくなる傾向があります。その対策として、製造時にボルトの穴を大きくしておくなど、据え付けを考慮しながら製造を行っています。

大手からクラフトまでさまざまなメーカーから大きな信頼を寄せられている当社。そんな会社の一員として働けることが大きな誇りです。今の仕事に満足しているので、目の前の仕事に全力で向き合い、今後も多くの新規プラントを立ち上げたいと思っています。

〈菅原さん〉

先輩社員たちの横顔

越前谷さんの設計課と菅原さんの製造課は同じ敷地内にあり、連携をとりながら仕事を進められる環境。チームプレーで世界から注目を集める『MIYAKE』ブランドを支えている。

企業研究のポイント

企業研究の際には収入や休日、福利厚生なども気になると思いますが、一番チェックすべきなのは「やりたいことができるかどうか」。仕事内容についてより深く知ることが、最も大事なのです。プラント設計と一口に言っても、当社はトータルで携わっていますが、一部分の設計に携わっている会社もあります。
また、当社が手掛けているプラントは、日本を代表する大手メーカーからクラフトビール・クラフトウイスキーの会社まで、規模もさまざま。モノづくりの面白さを存分に味わえ、想像以上の経験が積める環境だと、私は大満足しています。

〈越前谷さん〉

企業研究では、「社員が楽しそうに、生きがいをもって働いているかどうか」を確認することが大事。できるだけたくさんの人と接して、直接話し、いろいろ質問してみるといいでしょう。
また、働く社員たちの人柄も大事。インターンシップなどで足を運んだときに、すれ違う社員があいさつをしてくれるかどうかを気にしてみると、「人」を知る上で参考になるかもしれません。働く際には、「何をするか」と同じくらい、「誰と働くか」も重要なのです。
当社への理解を深めるのなら、銅の加工に注目してみてください。当社ならではの技術力に、きっと心を動かされるでしょう。

〈菅原さん〉

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群馬県高崎市の「高崎工場」は、1964年に落成。以来、世界品質の醸造タンクなど、オーダーメイドの製造を続けている。本社は、浅草にほど近い東京・台東区寿にある。

マイナビ編集部から

ビールやウイスキーの醸造プラントを手掛ける会社として、80年以上の歴史を刻んできた同社。ウイスキーの製造に欠かせない蒸留釜である「ポットスチル」を製造している会社は、同社をふくめて世界に数社しかないという。その高い技術は、日本国内のみならず、本場ヨーロッパやアジアなど、海外からも高い評価を得ているのだ。

国内の大手ビールメーカーやウイスキーメーカーの多くの工場には、三宅製作所の技術や製品が導入されている。これらの工場でつくられたビールやウイスキーを日常的に目にする機会が多く、仕事の成果を実感できるのが魅力だ。また、ご当地のクラフトビールやクラフトウイスキーなどのプラントも手掛ける。近年は、長年培ってきたノウハウを用いて、飲料や医薬品のプラントにも活躍の場を広げているという。

技術力を誇る同社は、高いプライドをもって仕事に打ち込める環境。今回取材したお二人の仕事ぶりから、そのことがよくわかった。また、若手のうちから幅広い経験を積めるのもポイント。それは、同社が長年培ってきた卓越した技術力と伝承ノウハウがあるからこそ。企業研究をする際は、ぜひ三宅製作所ならではの技術力に注目してほしい。

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年間休日120日、充実の研修制度など、しっかりとスキルが身に付く環境が整備されている。平均勤続年数が高い数値を誇っていることにも納得だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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