最終更新日:2026/7/8

(株)三洋化成

業種

  • 化学
  • その他メーカー
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • プラスチック

基本情報

本社
愛知県

取材情報

経営者の視点

より付加価値の高い製品開発とともに自然環境にも配慮

PHOTO

経営陣が語る三洋化成の今後のビジョン

社長、専務、常務の3人の経営陣に、三洋化成という会社の特徴や魅力、それぞれの立場から見た会社や事業の展望などを語ってもらいました。

代表取締役社長・後藤 裕一(写真中央)
取締役専務・木原 誠一(写真右)
取締役常務・後藤 隆志(写真左)

◎企業の社会的責任を追求するとともに社員が働きやすい環境づくりを推進(後藤社長)

当社が60年以上にわたって成長してこられたのは、社会の変化やお客様のニーズに柔軟に対応してきたからです。今後は変化がますます早くなっていくと思われますが、カーボンニュートラルに向けた流れなど環境への対応が企業の社会的責任を果たすうえで重要なテーマになってきます。樹脂製品を手がける当社としても、すでに環境に負荷をかけない生分解性プラスチックの研究や製造過程で出る廃材のリユースに取り組んでいますが、さらにその動きを加速化していくことを目指しています。同時に、お客様の要望に基づいて開発するOEM製品や自社製品の開発速度を早めていくことも大切だと思っています。
こうした新しいことに取り組んでいくためには、社員が自由に考えを発言できやりたいことにチャレンジできる環境が欠かせません。当社では独自の働き方改革に取り組んでおり、早くから社員の活躍推進などに力を入れてきたほか、会社の業務に支障がなければ社員の副業を認めるといったユニークな制度も設けています。さらに、特定の社員に仕事が集中して負担がかからないようにするとともに、仕事のプロセスや陰に隠れた努力にもスポットを当てるなど公平な評価、処遇に努めてきました。
これからも、社員がモチベーションを持ってポジティブに仕事に取り組める環境づくりに、継続的に取り組んでいくことが経営者の大きな役割だと考えています。

好きな言葉は「ポジティブ」と語る後藤社長。社員が前向きに仕事に取り組める会社づくりに力を入れています。

◎より付加価値の高い提案に努めるとともに新たな分野も開拓(木原専務)

私は当社へ入社して50年以上になりますが、最も長く携わってきたのは営業部門です。私は、どんなに時代が変わっても営業の基本は誠心誠意、お客様の立場になって考えることだと思っています。自動車部品などの場合は構想段階から要望をヒアリングし、最適な材料や加工法を提案してコストや納期を検討していきます。そしてさまざまな課題をクリアし、最終的にお客様に満足していただけるものを提供できたときは仕事のやりがいを実感できます。
当社は家庭用品から工業用品まで多様な製品を手がけていますが、営業は市場の最前線でさまざまな情報に接する立場にあります。従来も市場の情報を社内にフィードバックして製造や製品開発に役立ててきましたが、今後はさらに世の中の変化や技術の進化をスピーディにキャッチしていくことが必要です。たとえば、新型コロナウイルスの影響から新たなニーズが生まれる可能性もあるため、現在、家庭用まな板で培った抗菌材の技術を活用して医療・衛生用品の開発も視野に入れています。
当社の営業の魅力は、お客様と一緒になって一つの製品をカタチにしていけること、そして社内やグループ内にある技術力と市場のニーズを結びつければ新製品を開発できることです。今後も視野を広く持ってさまざまなことに好奇心を持ち、こうした仕事を面白いと感じる人材の育成に努めていきたいと考えています。

ガーデニングに使うリールホースやノズルなど暮らしに身近な製品のほか、工業用の樹脂部品も製造しています。

◎多様な人材が集うことで会社や事業の可能性を追求(後藤常務)

私は入社以来、製品の設計や試作、製造設備の導入などを担当。設備導入では海外の展示会に出かけて調達したこともありますし、中国の工場を建設するときは建屋の設計からラインの構築、立ち上げまで携わりました。
現在は、少子化などによる将来の人手不足に対応するためにロボットの導入などに取り組んでいますが、自動化や効率化だけではモノづくりは進化しません。高品質な製品を安定的に作るためには、社員の意識や課題を理解する力も必要です。このため、当社では社員が目で見て直感的に分かるように大切なことは壁に掲出するというアナログ的な手法も採用しています。
私が感じる当社の良さは、幅広い経験ができることです。当社では業務が分業化されることもなく、技術者は製品開発から設備の設計、製造工程の改善まですべてに携わることができます。つまり、自分のアイデアを実現しやすい環境です。こうした風土なので、自社で使う製造設備や治具の設計・製作にも高い技術力があり、これまでには当社が内製した設備をグループ会社に納入した実績もあります。樹脂製品メーカーというと化学系の人材が多いように思われるかもしれませんが、私のような機械系や電気系の出身者も活躍できる環境です。多様な人材が集まってそれぞれの知見やアイデアを出し合うことで会社や事業の可能性が広がる、そんな夢のある会社にしていきたいと思っています。

本社のオフィス風景。部署の壁を越えて社員同士が協力し合うアットホームな社風です。

企業研究のポイント

企業研究する際の企業を調べる基準は、職種、業種・業界、企業規模、勤務地域など人それぞれだと思いますが、本当に自分に合う企業を見つけるのは大変です。現在はインターンシップや会社見学会など企業を自分の目で確かめる機会が豊富にあるので、できるだけ多くの企業を見てみることをお勧めします。
また、学生の方は突っ込んだ質問を控えがちになる傾向がありますが、みなさんと企業は対等な関係でなので聞きにくいことも遠慮せずに質問しましょう。当社ではインターンシップや会社見学会の際、学生の方々と可能な限り一緒に社内や工場をまわり、分からないことや疑問に感じたことはその場で回答するように努めています。その際、学生の方からの質問や指摘から私たちが気づかされること、学ぶことも少なくありません。みなさんにとっても、たとえその企業へ入社しなくても未知の世界を知るチャンスです。「こんなことを聞いたら悪いイメージを持たれるかもしれない」などと考えず、積極的に質問してください。
私は、いいところだけでなくマイナスの面もきちんと伝えることが企業としての誠実さだと思っています。そして双方が納得することが、学生の方にとっても企業にとってもミスマッチのないかたちにつながると思います。

PHOTO
経営陣や本社スタッフの集合写真。営業、総務、製造、生産技術など多様な社員が連携しながら事業を行っています。

マイナビ編集部から

三洋化成は、散水用ホースや樹脂製まな板といった家庭用品から自動車・建機・空調機器など工業用の各種部品まで多種多様な製品を手がける樹脂成形メーカーである。また、長野県にある関連企業には樹脂材料の研究・開発部門があるほか、中国の現地法人でも樹脂製品の製造を手がけている。
ホースやまな板などは昔からある身近な製品だが、同社では原材料や製造方法を工夫することで多様な製品を開発。まな板だけを見ても、抗菌機能を持たせたり包丁が刃こぼれしにくい素材を使うなど豊富なラインナップがある。こうした特定分野を深耕して新たな付加価値を作り出し、時代のニーズに応え続けることが同社発展の原動力となっている。
また、ES(社員満足度)を重視して社員に対して公平な経営を行っていることも同社の特徴である。社員の主体的な活動を尊重しているため、自らのアイデアや発想を仕事に反映しやすい。そして部署間の壁がなく、社員同士が柔軟に協力し合う家庭的な職場環境も魅力である。さらに、同社では社員との信頼関係を大切にし自由度の高い働き方を認めているので、社員が副業を行うことも可能となっている。

PHOTO
名古屋市に隣接する大治町に立地する三洋化成の本社及び工場。このほか、長野県や中国にも製造拠点があります。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)三洋化成の取材情報