最終更新日:2026/6/1

(株)永瀬工場

業種

  • 金属製品
  • 非鉄金属
  • 機械
  • 商社(鉄鋼・金属)
  • 自動車・自動車部品

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

鋳物の街・埼玉県川口市でモノづくりに取り組む100年企業です!

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知る人ぞ知る老舗総合メーカーのモノづくりとは?

創業から100年を超える歴史を持つ永瀬工場。産業輸送用の車輪など鋳物製品の製造を手掛けるメーカーとして、多くの顧客から高い評価を受けている。そんな同社でのモノづくりについて社員に話を伺った。

創業から100年を超える歴史を持つ永瀬工場。産業輸送用の車輪など鋳物製品の製造を手掛けるメーカーとして、多くの顧客から高い評価を受けている。そんな同社でのモノづくりについて社員に話を伺った。

自社ブランドで鋳物のモノづくりを手掛けているのは川口市内では当社だけ。オンリーワンのメーカーです。

当社はチルド車輪・天井クレーン車輪・門型クレーン車輪・台車用車輪・ロープ車といった産業輸送用の車輪製造を手掛けています。当社の製品は、大手家電・鉄鋼・鉄道車両など、さまざまな製造工場で利用されており、「NKSブランド」として知る人ぞ知るメーカーです。

私は営業技術を担当しています。お客さま先に訪問・商談をして受注するという営業ではなく、当社は代理店を通じて製品を販売しているため、代理店からメールやFAXで見積依頼が送られてきます。その見積内容を見ながら、納期や単価を当社の現場社員と話し合い、同時に川口市内にある、製品に必要な加工や塗装を請け負う協力会社からも費用感や作業日程を聞き取り、こちらから見積書を代理店に提出します。規格外の製品の場合は図面の要請もありますので、見積依頼に応じて図面を作成することもあります。

私は57歳で転職して当社へ入社しました。以前はコークスを販売する商社に勤めていて、当社は20年以上の付き合いのある見知った会社だったんです。数多くのモノづくり工場が下請けとして事業を営んでいるなか、川口市内で自社工場を保有し、自社ブランドでモノづくりをしているのは永瀬工場だけでした。創業から100年を超える技術を受け継ぎ、良質なモノづくりに取り組んでいるのを取引先の立場から間近で見ており、とても評価していたのです。

当社の製品は、現場の作業者が効率的、かつ安全に作業するために必要な製品ですので、シビアなモノづくりが求められます。また、自社ブランドとして製品を販売するため、最高の品質でお届けしたいという強い思いがあります。当社への見積依頼は1日20件以上、それこそ簡易的なものから複雑なものまでさまざまです。お客さまが利用される状況に合わせてどのように製品を鋳造していくか、一つひとつの依頼について現場の職人たちとあれこれ話し合いながら内容を詰めていくのは大変な作業ではありますが、モノづくりに関わる面白い工程でもあります。(松田修一さん/営業技術)

学生へのメッセージ

「文系理系問わずモノづくりが好きな方には、当社について調べてみてほしいです。営業技術の業務については、私が丁寧にサポートします」(松田さん)

鋳物のモノづくりに携わる工場が減っていく状況のなか、何かしらの形で貢献したいと思い入社。

営業事務として、見積書の作成や営業サポートなど事務全般を担当しています。事務的な仕事とはいえ、金額の大きな案件の見積書を作成して、その受注が決まった時にはうれしさを感じます。また当社はモノづくり企業ですので、モノづくりや製品に関する知識が身に付くのもモチベーションになっています。当社のような鋳物に関するモノづくりは、座学で得る知識もありますが、現場で職人さんたちの仕事を見て覚えていく経験も欠かせません。当社ならではの技術を「習うより慣れよ」のマインドで吸収していく姿勢が大切だと思います。ここで働いている方は皆さん協力的ですので、自分から積極的に話を聞きに行くといろいろと教えてくれます。

仕事においては、代理店の先にいるお客さまが何を求めているのかをしっかり理解するように努めています。依頼内容によっては、代理店がお客さまの要望に対して、誤った解釈で当社へ見積依頼をされる場合や、製品そのものに対する理解が違っている場合もあります。お客さまや代理店と齟齬が生じてしまうと、これまで高い評価をいただいていたNKSブランドに傷をつけることにもなってしまいます。そのため、依頼内容を正確に汲み取り、モノづくりの現場へ伝達するのも営業として大切な役割です。

埼玉県川口市は鋳物の街として知られているのですが、当社のような鋳物工場や、当社の製品に必要な部品を製造する協力工場が徐々に減っています。当社で請け負った案件でも、これまで部品を作ってくれていた協力工場が廃業してしまい、別の協力先を探さなければならいようなケースもあります。私が当社に入社した理由のひとつに、鋳物のモノづくりに携わる工場が減っていく状況を目の当たりにし、何かしらの形で貢献したいという気持ちがありました。伝統的な鋳造技術を絶やすことなく、ここで働く皆さんと川口市の鋳物産業を盛り上げていきたいと思っています。(峯岸 千珠子さん/営業事務)

学生へのメッセージ

「当社の製品は業界を問わず製造現場で使われており、なくてはならないもの。間接的にではありますが社会を支える一助にもなっています」(峯岸さん)

永瀬工場の社風や雰囲気について

松田さん:「明るい雰囲気の事務所ですね。肩書にもこだわらず、皆さんが『さん付け』で呼び合っています。会社が上下関係にそれほど厳しくなく、フラットに誰とでも話せる環境なので、情報交換しながらワイワイ仕事に取り組んでいます。峯岸さんはどう感じていますか?」

峯岸さん:「情報交換は大切ですね。例えば二重に同じ見積依頼が代理店から来ていることもあるので、情報交換しながら仕事を進めていくのが大切です。何か疑問を感じたらお互いに声がけして、コミュニケーションを取るようにしています」

松田さん:「確かに疑問はそのままにせず、物怖じしないで聞いてみるのが一番です。頻繁にコミュニケーションを取るほうが現場からも好まれますし、私もそのように心掛けています」

峯岸さん:「業務を任されて分からないことがあった場合、それをそのままにせず、分からないと伝えるのも重要だと思います。その人には少し難しい業務だと分かれば、別の業務を代わりにお願いできます。決して多くはない人数で業務に取り組んでいますので、できることからやってもらって効率も図っていきたいですね。分からないことがあっても、大丈夫。それをちゃんと受け止めて対応してくれるのが、当社の良いところです。」

松田さん:「営業職の場合、お客さまから見れば当社の顔になるので、相手に対してしっかり受け答えをして、良いイメージを持たれるよう心掛けるのも大切です。また、当社は協力工場との関係性もとても大事に考えています。協力工場に図面を持参した際にいろいろと話をするようなこともあります。そういった意味でもコミュニケーションは重要なのです」

学生へのメッセージ

松田さん、峯岸さん共に、川口市の鋳物産業や同社の伝統技術への想いを強く持っている。同社の製品は、NKSブランドとして数多くの顧客から評価されている。

企業研究のポイント

企業研究においては、自分のやりたい仕事なのかどうかを、しっかり見極めるのが大切だと思います。興味のあること、好きなことをきっかけに業界や企業研究を始める人もいるでしょう。当社に関しては、モノづくりに興味を持つ人に研究いただくと、面白さが分かってもらえると思います。

埼玉県川口市は鋳物の街として全国的にも有名で、江戸時代から鋳物産業が発展し、これまでその技術を受け継ぎながら、鋳物のモノづくりを担ってきました。当社は自社ブランドである「NKSブランド」を有する鋳物の産業用車輪メーカーとして、大正2年(1913年)に創業。実に100年を超える歴史を持ちます。先人たちから受け継いできた鋳物技術を生かして、モノづくりに真摯に取り組む企業です。長く働いている職人さんもいますので、そういった方々から直接、伝統的なモノづくりについて指導を仰げるのも魅力のひとつです。

当社のようなモノづくりにおいては、仕事がきついイメージを持たれるかもしれませんが、現場の方たちが段取りを決めて効率良く取り組んでいるため、残業がほとんどありません。2019年度の実績では月平均所定外労働時間(月の平均残業時間)は1時間です。自身のプライベートもしっかり確保して働くことができます。(松田さん)

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社員の皆さん一人ひとりから、鋳物のモノづくりや同社の鋳造技術に対する熱い想いを感じた。伝統的なモノづくりに正面から取り組んでみたい方には、やりがいのある仕事だ。

マイナビ編集部から

営業技術職の松田さんは、2019年に57歳で商社から同社に転職。永瀬工場は商社時代に付き合いがあったとはいえ、モノづくりは未経験だった。「年齢を言い訳にしないでチャレンジしていきたいし、そのチャレンジを受け入れてくれる会社です」と同社の魅力を語る。松田さんはモノづくりに関する業務の一環として入社後にCADを学び、活用できるようにもなった。

松田さんに伺ったところ、川口市内には600~700の鋳物工場が存在するとのことだが、実際に鉄を溶解してモノづくりを行う鋳造工場として稼働できているのは30~40程度だそうだ。下請けとして事業を営む工場が多いなか、自社ブランドを持って事業を行っているのは唯一、永瀬工場だけなのだそう。同社が稀有な存在なのがお分かりいただけるだろう。

永瀬社長は丁寧にしっかりと新入社員を育てていきたいと考えており、「新入社員には知識と実践の2本立てでスキルを身に付ける機会を設けようと思っています。午前中は現場を一緒に見て回って学び、午後は実践として業務を通じて、働きながら鋳物のモノづくりを経験していくといった形で、じっくり育成するつもりです」と話されていた。

取材を通じて、伝統技術を受け継いで将来へ託していきたい想いをどの社員も持っているのが伝わってきた。地域に根差した伝統的なモノづくりに興味を持っている人や、可能性を見出している人に注目してもらいたい企業だ。

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事務所内は和気あいあいとした雰囲気で、会話も飛び交いながら業務に取り組んでいる様子がうかがえた。新入社員でも必要以上にかしこまらず、気さくに働ける風土がある。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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