最終更新日:2026/7/21

木村電工(株)

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 電力
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

経営者の視点

大手電力会社の指名業者として安定成長──「電力インフラを支える」誇りとやりがい!

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安全で信頼性の高い電力供給網の構築・維持に貢献!

電気設備工事会社として75年以上の歴史を誇る木村電工。電力設備の整備に加え、環境対策分野でも事業を展開。社内改革を進め、特許技術や製品開発に取り組んできた木村社長に、事業の特徴や今後の展望などを伺った。

代表取締役 木村 禎/立命館大学 法学部卒業

大学卒業後は役所で勤務。結婚を機に妻の実家である木村電工へ1988年に入社。10年間にわたり電気設備工事の現場監督として経験を積み、その後は社長室付として経営に参画、1998年に代表取締役に就任。「ISO9001・2000」の取得を通じて社内体制の強化と社員の意識改革を推進し、独自技術や製品開発にも注力して特許を取得。地球環境や効率化に配慮した独自の施工方式を確立した。現在は水力発電所・送電線・変電所の3分野をトータルで手がける関西で数少ない企業として事業を展開。若い頃はトライアスロンに打ち込み、今でも仕事帰りにジムやプールで鍛錬を続けている。

水力発電所・送電線・変電所の3分野を手がける、関西地区でも数少ない企業として社会インフラを支える!

私たち木村電工は、設立当初より大手電力会社の指名業者として電気インフラ工事に携わってきました。現在は水力発電所・送電線・変電所の3分野において、設計・建設から保守・運用までをトータルで担う関西地区で数少ない企業として事業を展開しています。また、一人で複数分野をカバーできる技術者が在籍している点も当社の大きな強みです。

1998年に私が3代目社長として事業を継承。将来を見据えた際、社員一人ひとりが裁量を持って仕事に取り組む「ボトムアップ型の風土」をつくることが大切と考え、2001年に「ISO9001・2000」を取得し、社内の体制やルールの整備を行いました。
企業理念である「In Heart We Dream~心と心がかよう中にこそ、私たちの夢(みらい)がある」の策定もそのひとつです。この理念には、360度あらゆる方向で心が通い合い、互いを理解し合いながら仕事を進め、お客さまとの信頼関係を築いていくという思いを込めています。心が響き合う場にこそ、私たちの夢と未来は実現すると信じているからです。理念は私自身の支えであり、エネルギーの源にもなっています。

電気設備工事には専門的な知識と技術が求められますが、同時に、あらゆる人と心を通わせ、相手の立場に立ったものづくりをする姿勢が重要です。お客さまとの打ち合わせを通じて、課題やニーズを丁寧に把握し、高品質を追求すること。また、高所・高圧の危険を伴う現場では、事故やケガを防ぐための安全配慮が欠かせません。安全確保に向けた取り組みも積極的に行い、働きやすい環境づくりに努めています。
工事完了後も、トラブルや災害時には迅速に対応し、電気を止めることなく社会インフラを支え続けることが使命。医療現場や交通機関、工場の生産活動など、日常を支える電気を守り続けることで、人々の幸せと未来に貢献できると信じています。こうした姿勢が厚い信頼につながり、見積もり依頼の増加や業績向上に結びついています。

また大手電力会社が年1回実施する、優秀な現場監督を選出する表彰制度では、多くの社員が受賞をしており、大きな励みとなっています。今後も技術力の向上と人材育成を進め、会社と地域の発展に貢献していくことこそが、私の使命です。

「木村電工」はこんな会社です!

「幅広い年代が活躍していますが、役職や部署に関係なく気軽に意見交換ができる和やかな雰囲気。お互いを信じ、認め合う“明るく楽しい”社風が自慢です」と木村社長。

独自ソリューション(電気工事+環境対策)が強みに。数年先まで受注が確定している安定・成長企業!

初代は戦前より送電工事に従事し、送電鉄塔の建設から鉄塔間の電線敷設まで、電力供給の基盤づくりを担ってきました。先代はその事業を継承するとともに、変電所の電気設備工事へと領域を広げ、安定した経営基盤を確立。高度成長期には、電気インフラの整備を通じて地域社会の発展に寄与してきました。
1988年に私が入社してからは、変電所工事を中心に手がけていましたが、約20年前に水力発電分野へ新規参入しました。人材や専門知識がゼロからの挑戦であり、実績づくりには苦労しましたが、小規模な案件から着実に経験を積み重ね、取引先との関係構築を進めました。その結果、現在では水力発電所・送電線・変電所の3分野を一貫して手がける、関西圏でも限られた企業の一つとして確かな成長軌道を歩んでいます。

電気設備工事では多様な機器を扱うため、フロンガスの大気放出や油膜・油の土壌漏洩といった環境面の課題があります。2005年の温暖化防止対策に関する法改正を受け、取引先と共同でガスを大気に放出させない装置を開発し、特許を取得。展示会での発表を機に新たなご縁が生まれ、油と水を分離し油のみを吸着する特許製品の正規特約店となり、環境配慮型の施工提案を本格化させました。
このような数々の特許取得を通じて、電気工事に環境対策という付加価値を付けた独自のソリューションを提供できることが大きな強みになりました。2008年のリーマンショックで売上高は減少しましたが、独自技術の開発により事業回復を果たすことができたのです。

こうして、技術者の育成と協力会社との信頼関係構築に注力し、厳しい事業環境の中でも独自の環境対策技術で乗り越えてきました。現在は数年先まで受注が見込まれるなど、安定した経営基盤のもと事業を展開しており、当社の担う社会的役割も、一層大きなものとなっています。

「木村電工」はこんな会社です!

電気を安全・安心して使える日常を守り、社会貢献を続ける同社。発電所で生み出された電力を家庭や工場、商業施設などへ送る設備工事のプロ集団として多くの実績を持つ。

自分が手がけた電力供給設備が何十年と安定稼働し、人々の暮らしや産業を支えるやりがい!

取引先から「200年先までの物量」を提示され、当社にも長期にわたり事業を継続する企業であることへの期待が寄せられています。私自身、業界に身を置いて約35年になりますが、200年先とは約5世代先を見据える視点です。事業継承を考える上では、まず次世代を確実に育てることが重要であり、人材の獲得と育成を継続的に行っていくことこそが、長期的な企業存続の基盤になると考えています。
また、現在の約5億円の売上を、10年以内に10~15億円規模へと拡大することを目標としています。その実現に向け、社員一人ひとりの生産性向上によって売上の成長を目指します。人材の確保に向けては、初任給の引き上げや福利厚生の充実など、働く環境の整備にも取り組んでいます。若手社員がやりがいと夢を持って働ける組織づくりを進めていきたいと考えています。

安全・安心を支える仕事のやりがいは、自分が手がけた水力発電所・送電線・変電所といった設備が長期にわたり稼働し、数万世帯もの多くの家庭や産業活動へ電気を届け続けるという確かな貢献にあります。人々の暮らしや産業を縁の下の力持ちとして支えているという実感こそが、最大の誇りです。10年後に自分が携わった設備が今も正常に運転している姿を目にしたとき、大きな達成感と責任の重みを改めて感じるはずです。

近年、設備の高度化が進む中で、新たな技術や知見を取り入れることが求められています。当社の社是である「お客さまへ“プラスα”の価値を提供する」という考えのもと、先を見据えた提案を行うことで、お客さまの納得感と信頼感が高まり、信頼関係のさらなる構築につなげています。若手社員には、仕様書に基づく対応にとどまらず、お客さまが望んでいる“プラスα”の仕事を考え、自分で考えて判断できる現場監督へと成長してほしいですね。

電力インフラという社会の根幹を支える仕事は、目に見えにくい部分もありますが、人々の暮らしを支えています。自分の存在意義を感じ、社会に貢献できる──。私たちの事業は、生涯をかけて取り組むに値するやりがいの大きな仕事だと自負しています。

「木村電工」はこんな会社です!

社員たちは日々「電気インフラを守る」という社会的意義の高い仕事に挑戦し、成長を続けている。若手社員への期待も高く、活躍のフィールドはさらに広がっている。

企業研究のポイント

学生の皆さんには、インターンシップなどの機会を通じて、自らが情熱を注げる「一生の仕事」に出会ってほしいと思います。分野は問いません。社会の役に立ち、多くの方から感謝される仕事であれば、どのような困難に直面しても、誇りを持って歩み続けることができます。10年、20年と経験を重ねる中で専門性が磨かれ、仕事はさらに面白くなっていくでしょう。

そして大切なのは、諦めないことです。研究でも仕事でも、諦めた瞬間に成長は止まります。失敗しても挑戦を続ける姿勢は、どんな分野でも役に立つ力です。仕事は繰り返しになることもありますが、その中で自分なりの付加価値を生み出していくことが重要です。

電力インフラ分野は、新しいエネルギーを生み出したい方にとって大きな可能性を秘めた領域です。日本でも新規プロジェクトが進みつつあり、今後の展望が注目されています。電力会社が設備投資を進める一方、その基盤を実際に形にしているのは私たちのような施工会社です。電力会社だけでなく、 “つくる側”のプロフェッショナルが関わる分野でもあります。

初めてのインターンシップや企業研究は思い通りにいかず、不安になることもあります。それでも、自分を信じて一歩ずつ進めば、必ず成果は形になります。どうか悔いのないよう全力で挑んでください。
【代表取締役 木村 禎】

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資格取得支援制度や認定制度など研修制度が充実。未来のインフラを支えるには高度な技術が必要だが、同社は人材育成に注力。一流の技術者を目指せる。

マイナビ編集部から

創業75年以上の歴史を持ち、発電所・送電線・変電所の電気設備工事を通じて、人々の暮らしに欠かせない電気インフラを支えている木村電工。大手電力会社の指名業者認定を受けて以来、近畿を中心に北陸・中部エリアへと事業を拡大し、安定成長を続けている。リーマンショックで売上高が半減した際には、いち早く環境関連設備の自社開発に着手し、特許を取得。さらに施工の効率化を図る工具や設備をつくり、施工と一体となった開発提案型企業としての独自性を発揮してきた。現在は社会インフラの安定稼働を支えるだけでなく、環境にも配慮した技術開発に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献している。

この仕事の魅力は、自ら手がけた電力供給設備が何十年も安定稼働を続け、人々の暮らしや産業を支えている点にある。例えば2万世帯の家庭に安定的に電力を供給し、日常の生活を支えていると思うと、やりがいは非常に大きい。「電力インフラを支える仕事は目に触れにくいものの、確実に人々の生活を支える社会の基盤です。多くの人に必要とされる価値を提供できる機会に満ちています。その役割を自分なりに工夫し、より良い形でお客さまに届けようとする姿勢があれば、仕事のやりがいは一層大きくなるはずです」と話す木村社長。多くの職業がある中で、人々の生活に欠かせない電気というライフラインを守る仕事には、計り知れない魅力があることを感じさせてくれる取材だった。

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電力の安定供給が使命。その使命を果たすため、技術の向上は不可欠だ。認定試験でランクアップするほど、より高度で規模の大きい工事に携わる機会が広がる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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