最終更新日:2026/8/3

(株)五省コンサルタント

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計

基本情報

本社
福岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

海域のスペシャリストとして建設コンサルタントの醍醐味を知る

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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港湾・漁港・海岸など、海域分野の構造物設計者として活躍!

プロフェッショナルエンジニア軍団を、リーダーシップと技術力で束ねるSさん。31歳で技術士に合格し、若手リーダーとして頼られる存在のKさん。頼もしい2名にインタビュー。

■技術本部
Sさん(写真左)

■東日本事業本部
Kさん(写真右)

“海域のスペシャリスト集団”として、有事に力を発揮し、国の発展を支える仕事

五省コンサルタントは、創業時から九州に根ざし、港湾や漁港などの海域の調査・計画・設計を行う会社です。社内には、現地調査や解析を専門にする部門があり、“海域のスペシャリスト集団”といえる組織でもあります。受注案件の約9割は、国や市町村の公共事業。一般的な企業とは違い、入札には専門的な資格と技術が求められることも多く、受注競争に勝たなければなりません。そのためにも、技術者一人ひとりの日々の努力が大切となります。

当社が手掛ける案件の特徴として国の事業が多く、規模が大きなプロジェクトに関わる機会も多くあります。県内最大級の港やメインの施設設計に携わるなど、商圏エリアは九州を中心にしながら、10年前から関東エリアでの案件も増えています。東日本事業本部を立ち上げたことにより、現在は関東案件が増えている最中。関東地区にも技術社員を配置しており、本人の希望に応じて東京支店で働くことも可能です。

私自身が印象に残っているのは、大きな被害を被った西方沖地震です。九州北部では、それまでほとんど大きな地震がなかったのですが、港が壊れ、急いで災害復旧を進めることになり、当時入社8年目だった私に白羽の矢が当たり、全体の中で大きな役割を担うことになりました。我社が“海域のプロ”として技術員を確保していること、九州を拠点とするコンサルタントの責任から数多くの施設の復旧を担いました。現場へ写真撮影に行き、会社に戻って資料をつくり、また翌朝から写真を撮りに行く日々の繰り返し。被害総額の査定のための打ち合わせで疲れ果てて寝ていたこともあるほどでしたが、その仕事で社会の役に立つ仕事の喜びを深く知ることができたと思います。

私はその経験から、東日本大震災の時にも自らの知識や経験を活かすことができました。2024年、能登でも大変な災害が起きました。もちろん、通常の仕事も大きなやりがいを感じますが、突発的に発生する災害対策案件にどれだけ対応できるか、与えられた限られた時間の中でどれくらい質の高い仕事ができるか、当社だからこそ提供できる技術があると信じています。(Sさん)

先輩からひとこと

「災害復旧から埋め立て地の設計までやりがいは大きなもの。地域経済の発展に寄与する仕事に携われるなど、国土をつくり、守り、社会に貢献できる仕事です」とSさん。

福岡にいながら首都圏の運河まで手掛けられるおもしろみ。設計の醍醐味を実感!

私は岸壁や防波堤など、港湾施設の設計を中心に手掛けています。社内ではプロジェクト毎にチームをつくり、その管理技術者として常時5件ほどのプロジェクトを進めています。東日本事業本部の仕事を中心に、九州の案件にも携わりながら業務に取り組んでいます。発注者は、国土交通省や市町村などの地方自治体がほとんど。規模が大きなものになれば、1年単位で事業が続くため、2年、3年と長期的に取り組むケースもあります。2022年には、若手管理技術者が対象となる九州地方整備局の局長表彰で、建設コンサルタント(設計)として九州で私一人が選ばれたことも嬉しかったですね。評価対象となったのは、大規模案件の橋梁関係の補修設計や船が着く岸壁工事など。1年間、滞りなく業務を進められたことで評価いただきました。

公共施設をつくるにあたり、計画、設計、施工と進む中、私たちは設計をメインにしていますが、建設コンサルタントの仕事としては、新しい施設をつくる時、何もない状態からどんな地理の特性があり、どんな人が住んでいて、どんな企業が事業をしているのかなど、周辺環境を踏まえながらどのような施設が最適なのかを考え、CAD上で具現化していきます。海という場所に最適なカタチを描き、自分自身で設計したものが施工され、CADで描いた通りのカタチになることが大きなやりがいですね。どのようなものをつくれば良いのか、条件決めから関わらなければ最適なモノづくりはできません。そこも楽しみであり、おもしろみだと感じています。

これまでにいくつもの大規模な港湾事業に携わってきましたが、首都圏の仕事では、東京に張り巡らされる運河の一部で、地震や津波、高潮対策を施した護岸を設計したことがありました。九州にいながら東京の護岸の設計を手掛けられるのも当社の魅力。実際に完成した様子を見た時は嬉しかったですね。

一方、働き方改革が進む当社では、同じ業界の残業時間と比べて圧倒的に少ないですね。チーム単位で取り組む環境が自然とできており、一人で抱え込まないようフォローし合える社風があります。さらに言えば、残業が嫌いという人が多く(笑)、スケジュール管理のスキルも大切にしています。プライベートが充実できれば、仕事へのモチベーションも高まります。より豊かな人生を描くことができる仕事環境が当社にはありますよ。(Kさん)

先輩からひとこと

「福岡に拠点を構え、いろいろなフィールドに出張できるのも仕事のおもしろみ。転勤がないので人生設計がしやすく、休日は釣りを楽しんでいます」とKさん。

若手を中心に次世代技術を構築。「みなとSDGsパートナー」より良い未来を描く

五省コンサルタントは、九州でスタートした会社なので、今後も軸足は九州におきながら、少しずつ関東で仕事領域を広げていきたいと考えています。入札に関しても技術力で勝負する時代であるため、技術力を磨き、国や市町村から必要とされるコンサルであり続けることが目標です。そのためには、技術力や資金力はもちろん、機動力や柔軟性を高めていきたい。海域のオンリーワン企業として、専門性を極めていきたいですね。そして、港に特化するスペシャリストでありながらフットワークを軽く、発注者の要望に応え、社会の発展や地元の利益に貢献したいと私は考えています。

少数精鋭の当社では、個々の頑張りを必ず誰かが見ており、着実にスピードある成長ができるのも魅力だと思います。入社して数年のうちは、与えられた仕事でより良い結果を出すことに集中。そこから経験を積めば、与えられた仕事だけではなく、自分のすべき仕事は何だろうとキャリアを磨いていくフェーズに入ると思います。会社が求めていること、自分ができることに応じ、自分自身の仕事の仕方を変えていくようになり、さらにキャリアが進めば、会社が求めることだけでなく、自分から発信していくことも必要になるでしょう。そうなると今度は、会社をどういう風に動かしたいかを考えながら仕事を進めていくようになります。

成長する中、時には困難に遭遇することもありますが、当社のもう一つの魅力は、専門分野で高い技術を持つ人が多いため、失敗してもフォローしてもらえる環境があることです。悩んだ時に頼れる先輩や仲間がいるという安心感があることで、互いに頑張ることができていると感じます。

また、完全週休二日制で働きやすい職場でありたいと、プロジェクトの規模に応じて3~8名のチーム制で仕事に取り組むようにしています。特定の人がいないと仕事がまわらないということがないよう、突発的なことが起きてもできるだけ勤務時間内に対処できるようにしていますね。国土交通省港湾局による「みなとSDGsパートナー」に登録し、有給取得率や産休育休制度の充実にも力を注いでいる社内では、次世代設計部を立ち上げました。AI導入を進めることで仕事の効率化を進めたいと考えています。その先頭に立ち、BIM/CIMの活用に注力するのは20代の若手社員。DX化を進めることで、より強いコンサルタント会社でありたいと未来に投資しています。(Sさん)

先輩からひとこと

「長く活躍していただくため長期的なキャリア形成を会社で用意する一方、働きやすい環境に配慮。私も週末になると妻とグルメツアーを楽しんでいます」とSさん。

企業研究のポイント

【Sさん】学生の皆さんには、興味のある業種があれば大学での学びに限らず企業研究をしていただきたいです。当社の仕事も、海洋土木などの出身でなければ海関係の建設コンサルタントは難しいと思われることもありますが、実際は土木出身でない社員も多く働いています。どんな仕事でもはじめて取り組むには、1~2年目は覚えることばかりで苦労することもあると思いますが、社会人になってスタートしても巻き返せます。社会インフラの整備や復旧、社会の役に立ちたいなどの思いがある人は学部学科にこだわらず、建設コンサルタントの仕事も含め幅広く企業を研究してみてくださいね。

【Kさん】私自身、企業研究では大手企業ばかり見ていた時期もありましたが、実際に携わる仕事の中身は、大手も中小も実はそんなに変わりません。人数は少ないため、会社全体で見ると抱える案件数は少ないですが、一人の人間が手掛ける仕事量はほぼ同じです。また、当社の場合、発注者の方の要望に親身になって応えられることも多くあると思います。是非会社の規模にとらわれず、いろいろな企業を見てください。さらに、当社の企業研究をする学生の皆さんには、風通しの良さをぜひ伝えたいですね。上司や仲間と食事に行くと、ざっくばらんにいろいろな話ができますし、自分が嫌なことは嫌だと上司にも伝えられる社風があります。人と人の距離が近いところも当社の魅力だと感じています。

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少数精鋭のスペシャリスト集団という環境だけに、入社後はベテラン陣の高度な専門知識やスキルを学びながら成長できるという同社。風通しの良さも大きな魅力だ。

マイナビ編集部から

1979年、福岡市でスタートした(株)五省コンサルタント。港湾や漁港、海岸など海域を専門とする建設コンサルタントだ。国土交通省をはじめ、各地方自治体の海岸まわりの計画や設計をメインに手がけている。地域における港湾技術者が非常に多く在籍するプロフェッショナル集団として業界でも知られた存在だ。その実力は高く評価されており、国土交通行政功労表彰をはじめ、実にさまざまな表彰実績があり、インタビューに応じていただいた2人の技術者も数多くの受賞歴を持つ。

また、港湾における地震や津波の防災・減災のほか、環境調査や未来へ続く「みなとまちづくり」やAIなどの最新技術を取り入れた施設設計を手掛ける仕事は魅力に感じる人も多いであろう。それも、学部学科に関係なく、意欲があれば入社後に成長できる環境があるという。Kさんは大学で海に関することを扱った経験がなく、まったくの未経験からはじめたそう。「33歳の今でも業界では若手。正直、わからないこともありますが、経験豊富な先輩方がフォローしてくれます。何でも教えてくれる先輩ばかりです」と話してくれたことも印象的だった。どの業界に進んでも大学で学んだ内容がそのままではない。ハードルを高く感じることなく、興味があればチャレンジしてほしいというメッセージに心強さを感じた。

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「聞けば何でも教えてくれる人ばかりなので安心です」と先輩談。業務はチーム単位で動いているため、互いに相談し合うなど、一人で悩むという感覚は全くないと話す。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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