最終更新日:2026/7/28

明和工業(株)

業種

  • 機械
  • 機械設計
  • プラント・エンジニアリング
  • 環境・リサイクル
  • 金属製品

基本情報

本社
石川県

取材情報

記事で読む社会科見学

半世紀以上にわたり、環境改善や循環型社会の構築に貢献している環境対策装置メーカー

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自然との調和を理念に環境系事業を全国で展開!

集塵装置などの環境対策装置の開発・製造を行う明和工業。日頃、私たちが食べているお米の品質確保や作業環境の改善、廃棄物の再資源化など、同社が社会で重要な役割を果たしていることが社員の話から見えてきます!

(写真左から)
◆管理部 調達グループ 主任/筒井 将太郎さん(2016年入社)
◆取締役 営業技術部 部長/安達 康治さん(1995年入社)
◆営業技術部 係長/出藏 丈創さん(2011年入社)

農業施設の環境改善をはじめ、川や海、食の安心・安全、循環型農業の実現にも貢献!

当社は、ひと言でいえば、環境対策装置メーカーです。主力製品は、農家さんが栽培されたお米のさまざまな処理や貯蔵を行うライスセンターなどの農業施設で使用される集塵装置です。他には、籾殻や野菜くずなどの農業残差を炭にするバイオマス炭化装置、廃水処理装置などの開発・製造を行っています。

例えば、粉じんを除去する集塵装置は、農業施設で働いていている方の健康面の安心・安全や、私たちが日常的に口にしているお米の品質確保に貢献しています。また廃水処理装置は、農薬を含んだ廃水を環境基準以下に処理することで、川や海、食の安心・安全に寄与しており、炭化装置は、籾殻やバイオマス系の残渣を炭化して農地に肥料として還元することにより、循環型農業の実現に貢献しています。
当社は50年ほど前から環境系の事業に携わってきたため、近年注目されているSDGs(持続可能な開発目標)を特別に意識することはありませんが、お客様からの相談の問い合わせは増えており、当社の果たすべき役割は大きくなっていると感じています。

当社の強みの一つは、研究開発にも注力していることです。日本各地の大学との共同研究や国の事業にも参画してさまざまな研究を行っています。これまでの実績として、バイオマスオイル(燃料)を抽出する研究や、炭化物をガス化して燃料電池の原料として使用する研究などに取り組んできました。実用化に至るまでにはまだまだ段階を踏まなければいけませんが、こうした研究で培った技術はいつか役立つ可能性がありますから、当社では未来を切り開く新しい挑戦をこれからも続けていきます。

いま現在は集塵装置が当社の売上の多くを占めていますが、今後は炭化装置を集塵装置と並ぶ当社の柱の事業へと成長させて更なる飛躍を遂げていきたいと考えています。
〈取締役 営業技術部 部長/安達 康治さん〉

〈明和工業のココに注目!〉

「当社は社員数40名程度の中小企業だからこそ、トップの判断に応じてスピーディーに動くことができますし、研究開発にも柔軟に取り組むことができます」(安達さん)

自分たちが頑張らなければ日本の食料自給率は上がらない。その思いがモチベーション

当社に入社して10年ほどは製造部に在籍し、集塵装置の部品の製造や、日本各地で集塵装置の組立・据付、アフターメンテナンスなどを行ってきました。集塵装置はライスセンターなどでお米の乾燥や籾すりなどを行った際に発生する粉じんを除去するために欠かせないものです。今でも心に残っているのは、あるお客様から「この集塵装置が動かないと農家さんに代金をお支払いできない」と言われたこと。自分が責任を持ってしっかり仕事をしないと日本のお米の生産が止まってしまう可能性があることに気づかされ、胸にぐっとくるものがありました。

当社の魅力の一つは、全国各地で仕事ができることです。私は製造部時代に集塵装置の据付を行うため、北は青森から南は高知まで足を運びました。各地域の自然環境を見て、こういう綺麗な山や川のある場所だから美味しいお米が育つのだろうなと思いを馳せながら仕事をするとはかどりましたね。それと、各地でその土地の料理を味わえることも、この仕事の楽しいところです!

いま現在は営業技術部で、集塵装置の部品の製図を担当しています。また、営業担当者を交えてお客様と打ち合わせを行い、どういう集塵装置にするか、デザインや仕様のプラニングにも携わっています。当社が手掛ける集塵装置は、お客様の個別のご要望に応じて仕様などを変えていく受注生産のような感じです。
私は実家が農業を行っているため、製造部に在籍していた当時から営業技術部に異動した今も日本の食料自給率の低さや食料危機を意識しており、自分たちが頑張らなければ食料自給率が上がっていかないという強い思いがあります。それが大きなモチベーションになっています。

今はまだ営業技術部の仕事は経験が浅く、営業担当者がお客様から聞いてきた指示通りに部品の製図を行うことしかできません。この先5年の目標として、お客様のご要望を具現化するゼロからの設計、技術開発が行えるようになりたいです。そのために技術的なスキルをもっと高めていく必要があり、果たすべき役割は大きいと感じています。
〈営業技術部 係長/出藏 丈創さん〉

〈明和工業のココに注目!〉

「全国各地で仕事ができます!何よりも、日本人の主食であるお米の生産の一端を担っていることが当社の魅力で、私自身の大きなモチベーションになっています」(出藏さん)

集塵装置は1500か所以上、北は北海道から南は沖縄まで全国各地の施設に納入

当社では、集塵装置やバイオマス炭化装置、廃水処理装置をはじめ、もみ殻を粉砕して二次利用しやすくする膨張軟化装置など、環境系のさまざまな製品を開発・製造しています。
主力商品の集塵装置は、ライスセンターやカントリーエレベーターといった農業施設(穀物乾燥調製施設)でお米の籾殻を取り除く籾すりなどを行った際に発生する粉じんを除去するための装置です。当社の集塵装置は1,500箇所以上に納入実績を持ち、北は北海道から南は沖縄まで全国の施設で稼働しています。

当社の集塵装置には複数の種類があり、大きくは湿式と乾式の2タイプがあります。湿式は、粉じんを含んだ空気を水にぶつけることによって粉じんを除去します。それに対して乾式は、フィルターで粉じんを取り除くタイプで、水が凍結してしまう寒冷地などでの使用に適しています。使用環境などに応じた最適な1台をご提案できるのが当社の強みです。
当社の集塵装置がなければ、作業をされている方の健康やお米の品質にも悪影響を与えてしまいます。そのため、非常に重要な役割を担っていることを自覚すると同時に、全国のお客様から支持を得ている当社の製品や技術には誇りを持っています。

私自身は現在、調達グループの一員として、集塵装置などの製品を完成させるために必要となるポンプやコンベヤの駆動用モータといった各種パーツの購入や、協力会社さんへの部品製造の依頼業務を担当しています。品質の確保を第一としながら、いかにコストを抑えるかを考えて業務に取り組んでいます。

当社の製品は環境改善や循環型社会の実現に貢献するものばかりです。そうした製品を扱っていることに大きなやりがいを感じています。今後は、「明和工業でなければ駄目だ」と全国のお客様から必要とされる唯一無二の会社になっていければと思っています。
〈管理部 調達グループ 主任/筒井 将太郎さん〉

〈明和工業のココに注目!〉

「誰とでもコミュニケーションが取りやすい風通しの良い社風です。先輩や上司が親身になって相談に乗ってくれるため、若手も安心して働くことができます」(筒井さん)

企業研究のポイント

企業研究を始めるにあたり、まずは自己分析をすることが大切だと思います。どんな性格でどんな能力があるのか、あるいはどういったことに関心・興味があるのか、自分自身について深く理解し、自分がどういう人間なのかを言語化することで、自分に向いている業界や仕事につながるヒントが見えてくるのではないでしょうか。
そして自己分析をして自己理解を深めたら、次に企業の選択・絞り込みを行うために、自分が何を重要視するのか、仕事内容なのか、休日や福利厚生なのか、自分の軸を明確にすると良いでしょう。

また、行動量を増やすことも大切だと思います。例えばインターンシップに参加するなど積極的に行動し、実際に人に会うことで初めてわかることがたくさんあります。企業選びは一期一会だと思いますから、行動することで得られる出会いを大切にしてください。

最後にもう一つ、学生の皆さんは一般のお客様を相手にする「B to C」の業界や企業には馴染みがあると思いますが、当社のような企業間で取引をする「B to B」の企業には馴染みがあまりないと思います。実は「B to B」の企業にもやりがいのある仕事ができる企業や働きやすい環境の整った企業が数多くありますから、ぜひ目を向けてください!
〈管理部 人事担当/奥 大耀〉

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「大企業だけでなく、B to B企業やベンチャー企業など、幅広い業界の企業に目を向けて行動することで自分に合う企業が見つけられると思います」と話す人事担当の奥さん。

マイナビ編集部から

全国の農業施設で使用される集塵装置をはじめ、有機ごみを農業用やエネルギー用の炭に再資源化するバイオマス炭化装置など、さまざまな環境対策装置の開発・製造を行っている明和工業。世界的にSDGs(持続可能な開発目標)の達成や環境問題が叫ばれるようになった今、同社に寄せられる期待はより大きなものとなっている。

今回の取材を通じて強く感じたのは、社員の皆さんが仕事に誇りを持って取り組んでいることだ。特に印象に残ったのは、同社の集塵装置が作動しなければ「日本のお米の生産が止まってしまう可能性がある」という出藏さんの言葉。極めて重要な役割を担っているからこそやりがいは大きく、高いモチベーションを保って仕事ができるのは大きな魅力だろう。

人事担当の奥さんは「B to B企業にも優良企業がたくさんある」と語っていたが、まさに同社は知るほどに強く惹かれる魅力を備えた企業だ。日本のお米の生産を支えたい!循環型社会の実現に貢献したい!という人は、ぜひ同社について詳しく調べてほしい。

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石川県金沢市に本社を構える明和工業は、環境対策装置というニッチな分野を主力とした老舗メーカー。半世紀以上にわたり、持続可能な社会の構築に貢献し続けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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