最終更新日:2026/6/9

紋別漁業協同組合

業種

  • 財団・社団・その他団体
  • 農林・水産

基本情報

本社
北海道

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

オホーツク海のど真ん中「紋別」は魚介類の宝庫。漁業を支える組合の仕事も「豊か」。

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漁業協同組合ってどんな仕事? 金融・市場・事務を紹介

北海道・紋別で、漁業を営む組合員を支える紋別漁業協同組合。漁獲された魚介のセリや加工を柱に、金融や営漁指導などさまざまな事業を展開しています。各部署で活躍する先輩たちに話を聞きました。

◆松本さん(写真中央)/2025年入社
信用部信用係

◆寺田さん(写真左)/2020年入社
市場部市場係

◆青木さん(写真右)/2023年入社
製氷冷凍部管理係

漁師さんが安心して、いきいきと働くために。マネープランナーとしても存在感を発揮

私が所属する信用部は、貯金のお預かりや融資、共済など、銀行と同様の業務を行う部署です。そのなかで私は今、貸付係として融資を担当しています。銀行と違うのは、組合員のお客さまが対象で、ほとんどが漁業を営む漁師さんであるという点です。貸付の目的も、漁業の運転資金のほか、漁船の修繕費や機械代などが多いのが特色です。新しく船を購入される場合は、何億円という取引になることもあり、私もいずれはスケールの大きい貸付をしたいと待ち望んでいます。

貸付には当然、返済が伴いますが、この辺りの道東地域は、豊富な海洋資源で潤っているため、返済が滞るケースは多くありません。融資の審査もスムーズに進むことがほとんどです。ただ、漁師さんは金銭面でおおらかな傾向があり、細かいことは気にされていないケースも。一方、私は当組合に入るまで、信用金庫や生命保険会社といった金融業界で経験を積んできました。そのキャリアを活かし、税制面のアドバイスや返済計画の見直しなど、プランニングの観点からもお客さまをサポートできていることがやりがいです。また、当組合で扱っていない金融商品であっても、お客さまにとってより良い選択肢がある場合には、別の角度から提案することもあり、自由度高く働けるこの環境を魅力に感じています。

信用部は比較的若手が多い職場です。私はまだ入組して数か月のため、自分より年下の職員に業務のやり方を教えてもらっていますが、最初からフランクに接してくれました。入ってから感じているのは、組合として組合員を支えるという明確な目的が共有されているためか、職員間の「絆」がとても強いことです。お互いをリスペクトする風土が根付いており、新しい提案をしてもまず前向きに受け止めてくれます。これまでの経験も活かしながら、信用部のスペシャリストとして成長していきたいです。

信用部は残業がほとんどなく、平日は定時に上がってジムで筋トレに励んだり、週末はスキーに行ったりと、プライベートも充実しています。また、年に数回道東地区の組合が集まるイベントがあり、人脈が広がるのも楽しみの一つです。ワークライフバランスを大切にしながら働ける環境が整っているので、「こんな仕事があるんだ」と知っていただけるとうれしいですね。
(松本さん)

先輩たちの入組理由

「兄が漁師という縁もあり、金融のキャリアを活かして漁師さんを支援したいと転職。予想以上に意見を伝えやすい職場なので、思ったことは積極的に伝えています」(松本さん)

活気ある市場で、新鮮な魚貝類の流通を担う。大変さをはるかに上回る魅力が満載!

私は市場勤務が長く、途中に指導部を挟んで、トータルで5年間市場に従事してきました。この仕事は、時期によって働き方が大きく変わります。繁忙期は、朝一番に漁を終えて港に戻る船を迎え、「セリ」の準備。獲れたての魚介類を荷揚げして種類ごとに並べ、「本日の目玉」を大きく扱うとともに、セリ済みの商品を買受人さんにお渡しする手続きも担当します。セリは1日に3回ありますが、夕方に戻る船の荷揚げが最後のセリに間に合わないこともあり、その場合は翌朝にかけるセリの準備も行っています。買受人は、地元・地方の者が多数おり、私が行きつけの市内のスーパーに卸されることもしばしばあります。「紋別産」の表示を見ると、自分が関わった商品だと思い、何となくうれしい気持ちになります。

オホーツク海に流氷が押し寄せると、すべての漁がストップします。この時期はメインのセリがなくなるため、2月は基本的に週1回の出勤となり、セリ場の清掃やタンクの修繕などの保守業務を行っています。また、連続して休みが取れるため、旅行に出かけることもあり、北海道内はもちろん、3泊4日ほどの日程で東京へ行ったり、観光を楽しんだりすることもあります。通年で見ると、かなりメリハリのある働き方で、そういう意味ではワークライフバランスも決して悪くありません。

一方、春から年が明けるまでの繁忙期は、朝早くからセリの準備や各種手続きに追われる日々です。業務に大変な面もありますが、その分、給与面にも納得感があり、賞与も手厚く支給されています。私の父は別の漁協職員だったため、業務内容や賞与の手厚さなどを知っていましたが、初めて賞与を受け取った同僚は驚くことも多いようです。早くから家庭を築くことも余裕でできますね。

市場は繁忙期の休みが少なく、漁の状況によっては急遽、休日出勤が発生することもある大変な仕事です。しかし、その時期を乗り越えれば、業務のペースも落ち着いてきます。大変さを上回るやりがいも多くあり、1日で数千万円という水揚げを扱う日もあるので、そういう日を終えた時に達成感を感じます。また、時にはとてもうれしい「おすそわけ」をいただくことも。漁獲量が多い日などは一緒に喜びを分かち合っています。今後は、さらに頼っていただけるよう、責任ある仕事を任される人材へ成長していくことが目標です。
(寺田さん)

先輩たちの入組理由

大学時代を札幌で過ごした後、地元就職を意識。1人息子だから両親をそばで支えたいという思いもありました。今は近くで一家を構える大黒柱です」(寺田さん)

経理業務を一手に引き受け主体的に活躍。安定して働ける居心地の良い職場です

私の職場はホタテの冷凍工場です。1階では従業員の方がホタテの殻むきや冷凍保管を行っており、私は2階の事務所で製氷・冷凍部署の経理業務を担当しています。工場の修繕費や備品購入費など、幅広い伝票を扱うため、午前中は決済承認に向けて請求書の回覧を手配する業務が中心です。午後からは支払い日ごとの準備を行うほか、現金の集計や入金伝票の発行を行います。合間に郵便物の仕分けや書類整理なども行い、1日が終了。残業はほとんどありませんが、支払い業務は私が1人で担当しているため、時間内に業務が完了するよう丁寧に進めることを心がけています。多くの支払いを期限内に無事処理できた時には、小さな達成感を覚えます。

ホタテ漁の期間は、売買に伴う経理業務も一定量あるため、その期間は8時から17時の通常勤務です。土曜日は16時までとなっています。一方、漁のない1月から2月の冬にかけては、平日の退勤時間が15時半と短くなり、土曜も含めて休みが増えます。冬は旅行にも出かけやすく、これまで友人と札幌や阿寒など、道内を訪れたこともあります。私はどちらかというと家で過ごすことが好きなので、仕事が早く終わる時期はまっすぐ帰宅してゆっくり過ごすことも多いです。ワークライフバランスにも配慮しやすい環境だと感じています。

職場の仲間は落ち着いた方が多く、基本的に静かな雰囲気で仕事をしていますが、気詰まりになることはありません。皆さん話しやすく、時には雑談で盛り上がることもあります。仕事に関しても、「ここがやりづらい」「こうしたほうがいい」といった意見に耳を傾けてくださり、むしろ「どんどん改善提案して」と前向きに受け止めてくれます。現在は自主的に業務マニュアルを作成しており、完成したら職場の仲間に確認してもらう予定です。特定の人に依存せず業務が進められるようになることで効率化が進み、これから入る新人のサポートにもつながると考え、きちんとしたものにしようと張り切っています。

経理の仕事は日々の業務量が安定しており、落ち着いて続けられます。職場の人間関係も居心地が良く、当組合で長く働き続けたいと思っています。今は私が最年少ですが、今後後輩が入ってきた際には、しっかり業務を教えられるよう、知識を深めていくことが目標です。心にゆとりができる馴染みやすい職場ですので、ぜひ一度見学に来てください!
(青木さん)

先輩たちの入組理由

「紋別市内でも規模の大きい組合で、安心して働けると感じました。職場見学で感じた、馴染みやすい雰囲気も入職の決め手になりました。」(青木さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 松本さんが感じる職場の雰囲気
  • 寺田さんが感じる職場の雰囲気
  • 青木さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

当組合にはさまざまな部署があり、仕事内容や働き方もそれぞれ異なります。組合員の大半は漁師さんであるため、漁の有無や漁獲量によって大きな影響を受けるのが、「セリ」を行う市場や、魚介類を加工・保管する製氷冷凍工場です。一方、金融業務を担う信用部や、営漁指導を行う指導部、資材調達や直売店を運営する事業部、そして総務部は、比較的仕事量が安定しています。そのため当組合では変形労働時間制を採用し、年間を通してメリハリを持って柔軟に働ける環境を整えています。また、当組合ではジョブローテーションにより、さまざまな部署での経験を積むことができます。市場や工場の現場業務から、漁師さんを支えるバックオフィス業務まで、幅広い知識やスキルを身につけながら成長していける環境です。

企業研究の際は、業種に絞ってみるだけでなく、その企業でどのような業務内容があるのか、そこでどんな知識がつけられるか、経験できるか、という視点を持ってみてみると、自分が活躍できる企業に出会えると思いますよ。

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「組合の仕事を理解していただくには、実際に来て、見てもらうことが一番。良いことも悪いことも率直にお伝えしますので、まずは足を運んでみてください」と進藤専務。

マイナビ編集部から

オホーツク海の主力漁法は、ホタテの桁網(けたあみ)、底引き網、定置網が三本柱。なかでも桁網によるホタテ漁は水揚げ量が多く、紋別港の水揚げのおよそ7割を占めるという。ホタテの取扱量が安定していることから、セリや加工を担う同組合の事業も好調。過去5年のボーナスの支給額は平均して給与の15か月以上という羨ましい実績だ。厚かましく年収を聞いたことに対し、寺田さんは控えめな比喩で答えてくれたが、余裕のある暮らしぶりが落ち着いた態度から伝わってきた。

もちろん満足度の高い収入だけでなく、「少数精鋭で自由に意見が言いやすい」(松本さん)、「若手の提案を歓迎してくれる」(青木さん)といった働く環境も魅力。職員は基本的にジョブローテーションでキャリア形成するため、振り幅の大きい各部署の仕事を通して経験値を積むことができ、漁業振興のゼネラリストに成長できる。まだ自分のやりたいことが明確でない方も、やりがいを感じられる仕事が見つかるのではないかと、取材を通して感じた。一方、ネックはやはり部署にもよるが、繁忙期の忙しさと休みの少なさだろう。そこは将来性や働き甲斐などを天秤にかけた、求職者自身の判断に委ねるほかない。また、松本さんが課題に挙げたのは、自由度の高さと表裏一体の「ある種のゆるさ」。見方を変えれば業務のルール化など、若手の力を発揮して組織を強固なものにする余地も残されている。

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全6部署は少数精鋭体制で、経験豊富な先輩たちが活躍。ジョブローテーションを背景に、新入社員や若手社員を部署ぐるみで育てようとする意識が根付いている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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