最終更新日:2026/8/4

社会福祉法人倣襄会

業種

  • 福祉サービス
  • 教育
  • 幼稚園・保育園
  • 医療機関
  • ホテル・旅館

基本情報

本社
京都府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

ひと足先に未来へ。「ライフエイド」という新しい福祉のカタチを実現するために

PHOTO

楽しいから続けられる。働きやすいから頑張れる。

未来の福祉を模索する倣襄会。ケアワーカー、管理者として活躍する3名の先輩たちへ仕事とキャリアについてお話を伺いました。

◆M.H.さん(写真右)
2023年入職/地域密着型 特別養護老人ホームあゆみ

◆Y.I.さん(写真中央)
2014年入職/グループホームあゆみの家

◆T.K.さん(写真左)
2010年入職/亀岡あゆみデイサービスセンター

一人ひとりに寄り添う介護を通じ、日々の暮らしに楽しみを見いだしてもらいたい(M.H.さん)

高校の介護福祉科で学んでいた時、ある入所施設で認知症の方と出会い、普段は誰の言葉にも反応を示さないその方が私の対応に応えてくださったことがありました。この出来事が嬉しくて、高齢福祉を専門的に学びたいと社会福祉学科に進みました。同時に、私は制度の狭間で困っている方々への関心もあり、高齢福祉と地域福祉の両方に携われる環境を求め、企業研究を行うように。そんな時に倣襄会と出会い、保育園、高齢福祉に加え、様々な地域貢献事業に携わる当法人なら地域に必要とされる支援ができると思い、入職を決めました。

私が働く「地域密着型 特別養護老人ホームあゆみ」は、年齢を重ねてもずっと亀岡で暮らしたいという地域の声に応え、2021年に開設された入所施設です。私はご入居者に向けた介護計画の立案、それに基づく介護の実践(食事や入浴、排泄の介助など)のほか、お誕生日などの特別行事にも携わっています。その方の好みや趣味に合わせ、手打ちうどんやお菓子作りを企画したこともあれば、茶道が趣味のご入居者のためにお道具を揃えてお点前を披露していただいたことも。施設で暮らす方々の生活を整えるだけでなく、日常生活の中に楽しさや生きがいを見いだしてもらえる支援を心がけています。

特に印象に残っているのは、食事量が低下したご入居者のためにチーム一丸となって意見を出し合い、再び食べる意欲を取り戻していただいた成功体験です。もともと食べることが好きだったその方のために調味料を揃えたり、お好きだったラーメンを用意したり、起床時間を工夫したり、試行錯誤を繰り返し、食べる楽しみをもう一度実感していただくことができました。介護という仕事は正解が一つではない難しさがありますが、逆に言えば多様な答えがあるのが面白いところ。ご入居者それぞれの声を聞き、職員一人ひとりが意見を出し合い、色々な可能性を探れることに私はやりがいを感じています。今後は指導職であるサブリーダーとして後輩育成に力を注ぎ、自身のスキルアップのためにケアマネジャーの資格取得にも挑戦したいと思っています。

皆さんに伝えたい。「介護ってこんなに面白い!」

「『ご入居者、ご利用者の代弁者であれ』と教えてくれた恩師の言葉を胸に、一人ひとりの正解を模索しています。答えが一つでないことが介護の魅力です」(M.H.さん)

ケアマネジャーや認定介護福祉士の資格にも挑戦!これからも勉強を続けます(Y.I.さん)

倣襄会には、大学時代の実習でお世話になりました。ご入居者や職員の方々が笑顔で楽しそうにされていたことが印象に残り、その雰囲気のよさに惹かれて入職しました。
現在は「グループホームあゆみの家」で、認知症のある高齢者の生活を支えています。2025年4月からリーダーとなり、職員の声を集めて主任に伝えるなど皆をまとめる立場に。新たな役割を果たすことに不安を感じていましたが、成長を認めてもらえたことは嬉しく思っています。

私が大切にしているのは、ご入居者が自分らしく穏やかに過ごしていただき、少しでも楽しみを見つけてもらうこと。「外に出たい」とおっしゃったら一緒に散歩に出かけます。山が近く自然に囲まれているので、近所を歩くだけでも気分転換になります。また、鉢植えの家庭菜園では花や野菜を育てています。
ご入居者にもいろいろな方がいらっしゃるので、思い通りになることばかりではありません。在宅ケアをしているとき、お弁当の配達やデイサービスを利用されている方のお宅を訪問したときに、拒否され戸惑ってしまったことがあります。そんなときに支えになったのは同僚。「こうしてみたら?」とアドバイスをもらい、すぐに実行。すると、スムーズにご利用者とお話ができるようになりました。また、同僚が抱えている悩みがあれば一緒に考え、助け合いながら働いています。

職員によってケアの仕方が変わることがないよう、当法人では教育体制を統一。教わる先輩によってやり方が違うということがないので、新入職員も戸惑うことなく成長できる環境があります。ICTを積極的に取り入れているのも当法人の強み。また、最近導入されたご入居者の睡眠状態をモニターで把握できる機械のおかげで負担も減りました。浅い眠りのときにはトイレ誘導をしたり、異常を素早くチェックできるようになったんです。
認知症には様々な症状があるので、その方に合わせて対応の仕方を考える必要があります。そこで他の事業所に勤務している同僚と一緒に勉強会をし、事例をもとに話し合います。入職後に介護福祉士と社会福祉士を取得しましたが、これからも勉強は続けたいですね。次はケアマネジャーの資格を取得しようと思っており、上位資格である認定介護福祉士にも興味があります。

皆さんに伝えたい。「介護ってこんなに面白い!」

「自分のしたことで喜んでいただけるのは、やはり嬉しいものですね。大変さとともにやりがいもある仕事です」(Y.I.さん)

ケアワーカーから主任、管理者へキャリアアップ。次なる目標は、特養の施設長です(T.K.さん)

2010年に当法人が「認知症対応型グループホーム」を立ち上げる際に新規スタッフを募集していたので、私も立ち上げに挑戦しようと思ったことが入職のきっかけです。
最初は、グループホームと訪問介護や通所、お泊まりサービスを提供する小規模多機能型居宅介護事業所のケアワーカーをしていました。7年後には副主任となり、現在勤務している「亀岡あゆみデイサービスセンター」へ異動。このときはケアもしつつ、生活相談員としてご家族やご利用者、ケアマネジャーさんへの対応に携わりました。主任のフォローなど、仕事の幅が広がっていきましたね。その1年後に主任となり、3年後にはデイサービスセンターの責任者である管理者に昇格しました。

管理者である私の業務は、法令遵守やコストなどを確認しながら、ご利用者に適切なサービスが提供できているか、スタッフが働きやすい環境をつくれているかをチェックすること。現在はライフ・ワーク・バランスを重視し、残業時間の削減にも取り組み中。ケアをしていると、どうしても「こうしてあげたい」と仕事が増えていきますが、時間外勤務にならないように「1つ増やしたら他の仕事はしない」と呼びかけています。まだ完全ではありませんが、1カ月10時間だった残業が5時間になった人もいます。毎週のノー残業デーも決め、少しずつ効果が出てきているところです。

他にもSNSでの動画配信を行っています。コロナ禍で面会ができなくなったときに、私たちの活動を発信したいと考えてスタートさせました。ご家族だけでなく地域の方々にも福祉に興味を持っていただけるようにレクリエーションやリハビリ、クリスマスやお正月のイベントなど、楽しい時間を過ごしていることを映像で伝えています。動画のアップは週2回。1000人のフォローを目指していたところ早々に到達できたときは嬉しくなりましたね。

現在、私は管理者としてデイサービスセンターと、認知症対応型の通所サービスの2つの事業所の運営に携わっています。将来は法人の経営にも関わり、特別養護老人ホームの施設長にステップアップという目標に向かって、勉強を進めています。

皆さんに伝えたい。「介護ってこんなに面白い!」

「介護は様々なイメージがあるかもしれませんが、当法人の職員は皆で楽しく、和気あいあいとした雰囲気で働いています」(T.K.さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • M.H.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

学生時代、私は服飾店でアルバイトをしていました。そこで先輩から仕事を教えてもらったり、プライベートでは一緒に食事に行ったりと、多くの社会経験を積むことができました。大学卒業後はアパレル業界で働いていましたが、仕事を続けるかどうか悩んでいました。
そんなとき、祖母が特別養護老人ホームに入居することになり、福祉の存在を知りました。福祉に強い興味を抱くようになり、現在は福祉業界で働いています。

企業研究を行っている学生の皆さんには、アルバイトなどで実際の働く環境を間近で見て、多くの経験を積んでほしいと思います。アルバイトの経験は、将来異なる業種で働くことになっても役立つことがあります。例えば、他の業種のよいところを自分の仕事に応用することで、新しい視点が見えてくることがあります。

私の場合、アパレル業界での経験を介護に取り入れることで、見えないものに対して報酬をいただくという視点で考えることができました。これはアパレル業界での経験があったからこそです。介護は究極のサービス業であり、見えないからこそ自己満足に陥らないようにする必要があると気付きました。
ぜひ、皆さんも多くの経験を積んでみてください。
(T.K.さん)

PHOTO
固定観念にとらわれず、新しいスタイルの福祉をつくろうとしている同法人。働きやすい職場、よりよいサービスをするため、職員の声を積極的に取り入れている。

マイナビ編集部から

倣襄会は、「あゆみがあるから安心」と言っていただける地域密着型の存在を目指し、福祉サービスを提供してきた。事業所の運営にとどまらず、山の上にある住宅で暮らし、買い物や通院が困難な高齢者を支援するため、毎週2回、スーパーや病院への無料送迎サービスを実施している。利用者のみならず、地域の高齢者の困りごとに応えることをモットーとしている。

65歳以上の割合が35%以上になると予測される未来を見据え、倣襄会は「ライフエイド」という新しい福祉のカタチを創造しようとしている。取り組みはすでに始まっており、職員はモバイル端末を携帯し、インカムで常に連絡を取り合っている。議事録の作成はAIが担当し、介護ロボットや就寝時に利用者の血圧・脈を測定する機器を導入することで職員の負担を軽減。その結果、職員の表情は柔らかく、楽しげな様子が伺える。「どの仕事も大変な面があるのは同じ。介護が特別ということはない」とアパレル企業のバイヤーをしていたT.K.さんの言葉に深く共感した。

倣襄会は特別養護老人ホーム、グループホーム、デイサービスなど6つの事業を展開している。5年先、10年先を見据え、足りないサービスが出てくることを予測し、時代の流れや地域のニーズに応じて新しい介護のカタチを模索し続けていると取材を通して感じられた。

PHOTO
豊かな自然に囲まれ、澄んだ空気の中で働ける。わが家のように落ち着いた雰囲気を醸し出す外観の施設は1階がグループホーム、2階には小規模多機能型居宅介護事業所がある。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. 社会福祉法人倣襄会の取材情報