最終更新日:2026/8/5

(株)八重椿本舗

業種

  • 化粧品
  • 商社(薬品・化粧品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

多彩な製品を全国に届ける!化粧品製造業の魅力とやりがい

  • 化学系 専攻の先輩

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自分次第でスピーディーに昇格!先輩が語るキャリアアップの経緯

■花田 翔平さん
伊勢原第二工場 製造課 係長/2017年入社/理学部化学科卒

大手メーカーのOEM製品や自社製品を手掛ける同社。多彩な製品を作り出す化粧品製造業ではどのようにキャリアアップしていくのか。管理職として活躍している先輩社員に仕事内容やキャリアアップの経緯について伺った。

2カ月半の研修でライン作業を習得。OJTはできることを増やし視野を広げる期間

大学卒業後は、化粧品や薬品などの製造会社で働きたいと考えていました。当社を選んだ決め手は雰囲気の良さです。工場を訪問した際に、社員とパートさんが分け隔てなく話している様子から人間関係が良い職場だと感じました。さらに印象的だったのは、案内をしてくれた方が「何でも質問していいよ」と言って席を外し、先輩社員と話す時間をくれたこと。その姿から学生に対する気遣いやオープンに何でも見せようとする姿勢を感じ、好感を覚えました。

2カ月半の新人研修では座学と実地研修がありましたが、全体の8割は伊勢原工場でライン作業を行なっていました。配属後はパートさんに指示する立場になるので、パートさんの業務内容を理解しなければいけません。そのため、実際にライン作業を行なってパートさんの動きや業務の流れを覚えていきました。研修後に配属された平塚工場は、製品の仕上げとなる包装工程がメインの工場。OJTでは業務ごとに指導する先輩が変わったので、いろいろなやり方を覚えられました。先輩たちの良いところを真似し、自分がやりやすい方法を考えられたのは大きな収穫です。

OJTが始まってすぐに覚えたのは、ラインに設置しているシュリンク包装機の操作や設定です。パートさんに説明ができる状態になることを目指しました。その次に覚えたのが、機械の切り替え作業です。同じラインでも時間ごとに製品が変わるため、機械の設定を変える必要があります。ラベルの仕様や色に合わせた設定変更、準備を覚えました。シュリンク包装機に慣れたら他の機械も覚え始め、パートさんやアルバイトさんの人員配置やラインのスケジュール調整も行うように。1つのライン全体を見られるように徐々にできることを増やしていきました。

独り立ちしたのはOJTでラインの全体を見られるようになってからです。当社では特にOJTの期間は決まっておらず、一人ひとりの習熟度に合わせて変わります。独り立ちしてもわからないことは先輩に聞ける環境なので、安心して働けました。

先輩社員の仕事風景

「自分が携わった製品がショッピングセンターや店頭に並んでいるのを見たときにやりがいを感じます。自分がこれを作ったんだよ!と周りに言いたくなります」(花田さん)

2年目で工場内のライン全てを見るように。平均よりも早く昇格した要因は主体性とチャレンジ精神

OJT後は1つのラインを任されて、徐々に他のラインも見るようになり、2年目から工場内の全ラインを見るようになりました。ラインごとに製品や生産数、切り替え作業のタイミングが異なるため、常に全ラインのスケジュールを頭に入れておかないといけません。特に切り替え作業は、工場の生産性に直結するため前もって準備し、ゲーム感覚でタイムリミットを設けて取り組んでいました。その結果、通常15分ほどかかるところ10分で切り替えられるように。周りから「切り替え早いね」と言われたときはもっと頑張ろうと思えました。翌日の予定を前倒しにできたときは生産性向上に貢献でき、やりがいを感じました。

全てのラインを見るのに慣れてきた頃、上司の仕事を少しずつ手伝うようになりました。それと並行して、各ラインの状況に応じてパートさんやアルバイトさんの人員調整も行うように。包装・仕上げは人がいるほど生産性が高まるため、都度ラインの予定を見ながら人員を組むのが欠かせません。大変なのは欠員が出たときです。一人でも少ないと業務に遅れが出てしまい、ラインの予定も狂ってしまうので予定を組み直します。以前は別の業務があると焦っていましたが、現在は他の人に頼めるものは頼んだりと、集中して予定を組む時間を作るようにしています。任せられる仕事が多くなるほど優先順位をつけたり、他人に任せたりすることが必須だと、全体を見るようになってから気がつきました。

6年目で主任になって社員をまとめる立場になり、新人教育も任されるようになりました。そして翌年には係長に昇格。平均よりも早いスピードでの昇格です。当社では昇格に必要な資格はなく、私自身も昇格のために資格を取るといったことはありませんでした。平均よりも早く昇格できた理由は、常に周りや先を見据えての行動と、自分から積極的に新しい仕事にチャレンジしていたことだと思います。特に後者は1年目の頃から意識して、自分から上司に「これやってもいいですか?」と聞いてきました。このような姿勢を徹底したことで、いつの間にか上司の仕事が私の仕事の一つになったことも。何事においても主体的に取り組む姿勢が、昇格するスピードを早めた要因だと思っています。

先輩社員の仕事風景

工場の生産性を高めるには、どの作業も迅速に対応することが必須。各ラインのスケジュールを頭に入れ、切り替え作業や準備にかかる時間を短縮するのが腕の見せどころだ。

まとめ役として意識しているのは伝え方。キャリアアップして気づいたのは他部署と連携する重要性

まとめる立場として意識しているのは、わかりやすい声がけです。「切り替え作業がかぶるから、私はこちらをするので〇〇さんはあちらをお願い」と具体的に指示を出したり、状況を伝えてお願いするように心がけています。常に周りの様子を見ることも必須となり、困っていそうな人がいたら駆け寄ってアドバイスをします。職位が上がるほど悩むのが言葉の選び方。何かミスが起こった際は、注意をする立場なので言い方に気をつけています。相手の立場になって言い方を工夫するようになった部分は以前よりも成長したと感じますね。

キャリアアップするまでは、自分の仕事や担当するラインのことしか考えていませんでしたが、職位が上がるにつれて他部署とのやりとりが増えると意識が変化。部としての要望や改善案を伝えるなかで、自分の部署だけでなく相手の状況も加味しながら連携することが大切だと気づきました。日々試行錯誤や気づきが多いですが、昇格後は職位ごとに研修があり、そのときの自分に必要な知識や考え方を教えてくれたのも役立っています。

入社してから感じているのは、働きやすさです。工場を訪問した際に感じた親しみやすい雰囲気はそのまま、年次問わず話しやすい環境です。部署に関わらず話しますし、知らない人でもすれ違いざまに「お疲れさまです」と挨拶する文化が根付いています。年に1回の社員旅行など、他部署の人と関わりを持てる機会があるのも大きいと思います。全体的に和やかな空気で、休憩中は雑談で盛り上がったりと、チームワークの良さも当社の魅力です。当社には何か問題が起こっても諦めずに取り組む人や、何事にも意欲がある人が集まっています。

2024年4月から伊勢原工場で勤務しています。平塚工場が包装・仕上げがメインだったのに対し、伊勢原工場は充填がメインなので一からのスタート。今はラインの流れを見たり、機械の調整などを学んでいます。以前とは全く違うので日々新しいことだらけですが、チャレンジ精神を生かして平塚工場の頃のように活躍できるようになることが、今後の目標です。

先輩社員の仕事風景

製造工場の仕事はチームワークが命。進捗状況やパートさん・アルバイトさんの様子を確認し、的確な指示を出す。密なコミュニケーションと全体を俯瞰することが不可欠だ。

企業研究のポイント

企業研究の際、最初に見るのはネームバリューや職種だと思います。確かに企業選びでは大切な要素ですが、それだけで企業を絞るのはもったいないと思いますし、福利厚生や将来性、社風など他の部分も見ることで新しい魅力や良さに気がつけるでしょう。

企業を見るときは一部分だけでなく、幅広い視野で見てみてください。そして、直接見られる機会があるなら足を運ぶことをおすすめします。なぜなら、Web上で情報を集めても、どのような社風でどういう人が働いているのかは、自分の目で見てみないとわからないことも多いと思うからです。いくらやりたい仕事であっても大変なことはもちろんあるので、社員と話す時間があるなら踏み込んだ質問をしてみてください。仕事で苦労したことや、それをどうやって乗り越えたのかなどを聞いてみると、自分が働くイメージがよりリアルになるでしょう。私が学生なら聞きにくいことも聞いてみたいと思います。せっかくの機会なので、ぜひいろいろな話を遠慮せずに聞いてみてください。
(総務部 総務課 渡邊 卓也さん)

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「実際に企業を訪ね、リアルな情報を得られるのかが鍵」と話す渡邊さん。同社では学生が遠慮せずに質問できる場を設けるため、先輩社員と学生だけの時間を作っている。

マイナビ編集部から

「椿香油」の製造販売で明治37年に創業した老舗である同社。長きにわたり培ったノウハウと実績で大手メーカーから信頼を寄せられ、現在は自社製品のほか、化粧品から入浴剤、ヘアー商材などOEM製品を手掛けている。2024年10月に創業120年を迎えることから盤石な経営基盤がわかる。安心して長く働ける環境は学生にとって魅力的だろう。

今回の取材で感じたのは、主体性を重んじる風土だ。花田さんは積極的に新しい業務に取り組んできたというが、それを可能にしたのは若手の意欲を尊重する風土だからこそ。社員がチャレンジできる機会が多い職場だと感じた。また、広い視野で業務に取り組めることも製造業の醍醐味だ。生産性を高めるには時間の削減、適した人員配置など一つひとつの要素に気を配ることが欠かせない。自分の動き方や工夫によってスケジュールを前倒しにできるなど、目に見えて工場全体の生産性が向上したときは大きなやりがいを感じるだろう。仕事についていきいきと話す花田さんの姿から、充実した日々を送っていることがわかった。

取材中は終始和やかな雰囲気で、社員同士の仲の良さも感じた。年次に関わらずフラットに話せるのも同社の魅力。良好な人間関係のもと成長したい人や自分の幅を広げたい人、幅広い視野で働きたい人にはぜひ注目してほしい企業だ。

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本社を東京に、5つの工場を神奈川に構える同社。製品の品質と同様にこだわっているのが働く環境だ。工場内は衛生面はもちろん、細部まで美観が保たれている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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