最終更新日:2026/6/2

(株)蜂蜜工房

業種

  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)
  • 農林・水産
  • レジャーサービス
  • 旅行・観光

基本情報

本社
千葉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

企画、販売、製造など、多彩な角度から“蜂蜜”の魅力を伝える

  • 生物・農学系 専攻の先輩

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日本で一番、蜂蜜を楽しめる会社になるために

蜂蜜の生産から製造、加工までを一貫して手掛ける蜂蜜工房。従業員30数名のコンパクトな組織だけに、新人も早くから第一線で活躍している。生き生きと働く若手社員3名の素顔に迫ってみた。

■笠井 辰実さん(写真左)
企画部
2022年入社

■後藤 優斗さん(写真中央)
店舗運営部
2021年入社

■木村 直登さん(写真右)
醸造・製造部
2022年入社

【笠井さん】新しい製品やサービスを立ち上げ、会社の進化に貢献する

祖父が地元で農業を営んでいるのですが、生産後の加工や販売までを一貫して手掛ける“6次産業”に携わることで、農業に広い意味で貢献したいという思いが芽生えました。就職活動ではいわゆる6次化に取り組んでいる企業を探していくと巡り合ったのが当社。他社にはない観光という部分に注力したり、蜂蜜酒「ミード」などの新しい試みを展開していることから、将来的な可能性が非常に大きいと感じて入社を決意しました。

入社後は観光施設「はちみつとミードのはちみつ工房」の店頭に立ちつつ、並行して社内では誰も手掛けたことのない領域の商品やイベント企画に挑戦しました。1年目の冬には、近隣のお菓子工場跡地を借りてプリンの販売を開始。会社のビジョンとして将来的にカフェなどをオープンする計画でしたので、小さくトライ&エラーを繰り返して新しい試みを進める一環として企画が立ち上がりました。

担当にはなったものの、当社にはプリンの製造に関するノウハウはゼロ。実は私自身、頭の中で計画を練ってから動く性格でしたが、それでは何も前に進まないからと、まずは行動していくことにして、手当たり次第にプリンを取り寄せて味を比較し、何度も試作を繰り返してようやく一つの形を作り上げました。「やってみないとわからない」ということを身に染みて理解できた経験となりました。

3年目には自社ECサイトのリニューアルに伴い企画部が設立され、以降は通販関連の仕事に専念しています。ただ単にECサイトをきれいに変えるだけでなく、ビジョンとして掲げる「日本で一番、蜂蜜が楽しめる会社へ」に合致するサイトを目指して、改めて事業を分析しながら再オープンすると、嬉しいことに従来の2倍の売り上げを獲得するに至りました。

人数が少ない会社だけに良くも悪くも個人の影響が非常に大きく、自分が会社を前進させる力になっているのがわかる瞬間が多々訪れます。責任の大きな仕事ばかりですが、社長も私たちの背中を押してくれているおかげで臆することなくチャレンジできています。直近ではリーダーとして後輩をマネジメントする立場になりました。ビジョンを達成して文字通り日本一はちみつを楽しめる会社となるために、チームをしっかりとまとめていきたいですね。

先輩からひと言

「学びたい、挑戦したいと声を上げれば、その意志を支えてくれる会社です。蜂蜜の専門知識がなくとも、好奇心を持って臨めば自然と成長できると思います」(笠井さん)

【後藤さん】リーダーとして責任ある立場を担う。お客さまと触れ合う時間が何よりも楽しい

当社では現在、千葉県君津市で観光施設「はちみつとミードのはちみつ工房」を運営しています。蜂蜜の試食、蜂蜜酒「ミード」の試飲ができるほか、無料での見学ツアーではミツバチの生態観察や、遠心分離機を使った蜂蜜の採取などを体験できるとあって、連日多くのお客さまで賑わっています。

はちみつ工房は私が入社して半年後に現在の形でオープンした施設ですので、1年目の頃は立ち上げに奔走する毎日を送っていました。主には見学のアテンダントを任されてきましたが、私自身、蜂蜜の専門知識がゼロの状態で入社したので苦労も絶えませんでした。それでも直属の上司に質問をしたり、本やWebサイトで学びを重ねたりしながら、次第に自信をもって提案できる力が身に付きました。

私の成長とともに店そのものも変化しており、オープン時に比べて格段に販売店の商品数が増えましたし、「体験ができる」という点が評判を呼び、非常に多くのお客さまが訪れてくださっています。最近は土日になると40台ものバスがやってくることもあり、忙しく接客対応する日々を送っています。

その中で私は現在、見学のアテンダントのリーダーとして責任ある立場となりました。さらには在庫管理やレジ打ちなどのサポートにも入るなど、施設全体に広い視点から関わるようになっています。夏と冬には有料の体験プログラムを実施するのですが、その企画立案にも携わりました。毎年の定番になっていた蜜蝋を使ったキャンドルづくりに関して、カラフルに彩った方が楽しいと思ったことから、蜜蝋への着色の仕方を調べて提案したところ採用していただきました。社長や企画部とも距離が近いだけに、アイデアが形になりやすいのはモチベーションを高めることにつながっています。

接客業が好きで当社に飛び込んだだけに、一番楽しいのはお客さまと触れ合っている時間に他なりません。その人の気持ちに合わせて蜂蜜の魅力を伝えたところ、興味を深めてくださって、帰りがけに商品を手に取ってもらえたときは格別の嬉しさに包まれます。もっとお客さまに楽しんでもらえるように、私自身もさらなる挑戦を重ねたいですね。

先輩からひと言

「年齢が若くてもレベルの高い接客を実践している人が揃っています。サービス提供のノウハウもしっかりと教えてくれるので、新人には心強い環境です」(後藤さん)

【木村さん】入社して1か月半で商品開発にチャレンジ。ミードを文化に昇華させたい

大学時代は醸造科学科で学んだ私は、就職先としては“酒と関わる仕事”を軸に商社やメーカーなどを幅広く調べていました。次第に自分の手で酒を造りたいという気持ちが強くなっていくと、蜂蜜から作るお酒「ミード」を手がける当社と出会いました。ミードは日本国内では知名度の低い存在ではあります。しかし、りんごのお酒のシードルやクラフトビールなどはブームとしての流行を経て、文化として定着しています。それらと同様にミードも文化として世の中に広げたいとの思いから、当社への入社を決意しました。

以来、ミードの製造に携わりつつ、並行して新商品開発にも挑み続けています。はじめて開発に挑戦したのは、なんと入社して約1か月半後のこと。今では人気商品となった「クラフトミード」の開発に着手しました。それまでのミードはアルコール度数10%程度が主体でお酒を嗜む人には好評ではありましたが、さらにミードを広げていくために、アルコール度数を5%程度に下げ、炭酸と合わせて飲みやすく仕上げることになりました。

適切な味のバランスが見つからず、開発にはかなり苦労しましたが、社長の号令のもとクラウドファンディングで資金を集めたこともあり、発売期限が決まっていたので「やるしかない」と奮闘しました。そして入社半年後にはなんとか形にすることに成功。発売後、多くの人に受け入れてもらえたときの達成感は格別でした。

そこからは社内で新商品を試験的に作り、販売するプロトタイププロジェクトに参加。数回にわたって試作を作りましたが、その中で先日ついに新製品である「サイザー」が発売となりました。工場は店舗に併設されており、製造工程が見学しやすいように境界はガラス張りになっています。自分が作った製品をお客さまが手に取っている様子を見たときは非常に嬉しい気持ちに包まれます。経験の浅い新卒が商品開発に挑めるのは、風通しが良くコンパクトな組織である当社ならではのこと。これからミードをまさに文化にしていくためにも、今後もどんどん新しい商品を増やし、可能性を拡大していきたいですね。

先輩からひと言

「社長にも直接、相談ができるなど風通しの良さは抜群。明るくて気さくな先輩がそろっていますから気軽に質問できるのも心強い限りです」(木村さん)

企業研究のポイント

■社会に対する解像度が低い学生の段階では、頭の中だけでひねって考えているだけではいい結果が得られません。インターンシップやオープンカンパニーなどに積極的に参加して、多くの情報を得るよう心がけてください。自分の人生を決める重要な決断をしなくてはならないのですから、納得できるまで企業研究を重ねましょう。
自己分析をしていく時期でもありますが、周囲の家族や友人に自分自身の人生の歩みを話していくと、どの瞬間でモチベーションが上下したのかが見えてきて、頭の中が整理されるはずです。その上で企業研究をしていくのがスムーズな下準備につながると思います。
<笠井さん>

■私が企業研究をしていたときは、最初から“お酒”に絞って調べてはいたものの、製造から流通、販売まで幅広く業界を見ていました。結果的に専攻に直結する酒造という道を選びましたが、業界内の選択肢を比較検討した時間は、視野を広げるという意味で非常に有意義でした。やりたいことを軸にしつつも、そこを広く捉えて企業研究するのをおすすめします
本番に向けた準備段階では、大学のキャリアセンターを活用するのをおすすめします。エントリーシートの添削、模擬面接をしてくれたので、実際の選考でも落ち着いて臨むことができました。せっかく無料で使えるのですから、試してみない手はないと思いますよ。
<木村さん>

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国産の蜂蜜だけでなく、蜂蜜酒「ミード」、バウムクーヘンなどのお菓子類、ソフトクリームといった多彩な商品を提供している。

マイナビ編集部から

2012年に小さな養蜂場として創業した蜂蜜工房は、蜂蜜の生産・加工にとどまらず、販売や体験などの場所を提供することで、総合的な視点から蜂蜜の魅力を伝え続けている。ビジョンとして掲げるのは「日本で一番、蜂蜜が楽しめる会社へ。」。それを体現するために立ち上げたのが、君津市にある観光施設「はちみつとミードのはちみつ工房」である。無料で蜂蜜に関する体験ができることもあって、平日でも非常に多くのお客さまが訪れる人気施設となっており、2025年のゴールデンウイークには1日でソフトクリームが約2300個販売されるなど、非常に大きな賑わいを見せたそうだ。

大きな成果を得ているとはいえ、同社は現状に満足しているわけではない。蜂蜜の可能性や魅力はまだまだ伝えきれていないと全社員が肝に銘じており、だからこそ、取材に応じてくれた3名の先輩たちもアクティブに挑戦し続けているのである。社員数30数名の小さな組織だけに意見も通りやすく、新人だろうが会社の主人公として活躍できるから、余計に挑戦者精神がかき立てられているというのも伝わってきた。

とはいえ、常に全力で走り続けるのは難しいからと、休暇なども取りやすいように制度を整えてきた。小さな企業だけにまだまだ発展途上ではあるが、社員に寄り添った温かな職場を作ろうという経営者の強い意志は、しっかりと形になろうとしている。

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蜂蜜関連の商品のみならず、“体験”を届けることで多くのお客さまから支持を集めている。観光施設「はちみつ工房」の増設も視野に入れるなど、さらなる進化を目指す。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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