最終更新日:2026/8/6

(株)伊藤工務店

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建築設計

基本情報

本社
千葉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

千葉市を拠点に、多彩な公共工事を手掛ける地場ゼネコン。成長できる環境がここにある

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

PHOTO

管理職として活躍する中堅社員と、入社1年目の若手社員の挑戦

千葉市に拠点を構え、道路、下水道、橋梁など幅広い分野の土木・建設工事を手掛ける地場ゼネコン(株)伊藤工務店。同社で奮闘中の中堅・若手社員に入社理由や仕事内容、研修、今後の目標などについて伺った。

■山田 瞬さん 土木部 課長
2013年入社/工学部土木工学科卒

■高橋 歓治さん 土木部 
2023年入社/創造工学部都市環境工学科卒

国土交通省から受注した工事で優れた工事成績を獲得。仕事を通してどんどんレベルアップ(山田さん)

学生時代は工学部で土木工学を専攻。高速道路の長寿命化や大規模修繕を見据えた、コンクリート構造物の強度確認や耐震補強の研究に取り組んでいました。大学卒業後は土木コンサルティング会社で約3年間、ボックスカルバートや橋脚、橋台、建築物のフーチングの研究に携わっていたのですが、社内で行う仕事よりも、現場に出て体を動かす施工管理の仕事の方が自分に向いているのではないかと思い、転職を決意。地場ゼネコンとして千葉市に密着するかたちで事業を営んでいる点や、社長の人柄、会社の雰囲気に魅かれて当社への入社を決めました。

2013年に入社し、1年目に1級土木施工管理技士 の資格を取得したのですが、現場では右も左も分からない状態だったので、4年目までは先輩のもとで一から仕事を覚えていきました。下水道の補強工事、自転車専用レーンの塗装工事などの現場で、知識、スキルに磨きを掛けていき、5年目に担当した千葉市の液状化対策工事では、ジョイントベンチャー(共同企業体)で行われる大規模な現場を経験。土木施工管理に必要な一連の知識、スキルを習得し、千葉市など地方自治体から受注する工事であれば、どんなことにも対応できるという手応えを得ることができました。

その後は、土砂撤去工事や共同溝補強工事など、国土交通省から受注した工事現場を担当。数々の現場経験を通してそれなりの自信を得てはいましたが、国土交通省の工事ではさらなるレベルアップが求められました。例えば、液状化対策の一環として行われた共同溝補強工事には2年連続で取り組んだのですが、この現場は高速道路が近いこともあり、地下埋設物を傷めないように気を付けて工事を実施。また、軟弱地盤だけに日々、境界線を侵していないか、沈下を起こしていないかなどを確認しながら工事を進めることが求められたのに加え、高速道路会社の許可を取得したり、隣の工区を担当する会社との調整を行ったりする必要があり、膨大な書類を作成しなければなりませんでした。ただ、上司や先輩のアドバイスを仰ぎ、自分自身でも創意工夫を発揮しながら取り組んだ結果、1年目は79点、2年目は80点と、優れた工事成績を収めることができたのはうれしかったですね。数字によって自己成長を感じられる点も、仕事のやりがいにつながっています。

先輩社員の横顔

「趣味はプロ野球と高校野球の観戦です。海浜幕張のスタジアムに足を運ぶのが、仕事で疲れたときの良い気分転換になっています」(山田さん)

充実の新入社員研修で土木施工管理技士への確実な第一歩を。社会人になり成長を感じる部分とは(高橋さん)

この業界を志したのは、土木会社を経営している父の影響が大きかったですね。現場の仕事のカッコよさに憧れて、高校卒業後は土木を専門的に学べる大学に進学。就職活動でも施工管理職を中心に会社選びを進めました。当社を選ぶきっかけとなったのは「現場見学会」に参加したこと。歩道橋撤去工事や共同溝補強工事、下水道排水施設工事という3つの現場を見学させてもらうなかで、「この会社でスキルに磨きを掛けていきたい」という思いが湧いてきたんです。また、先輩社員の優しい人柄、コミュニケーションが取りやすく、なじみやすい雰囲気に魅力を感じたことも決め手になりました。

2023年4月に入社し、約3カ月間の新入社員研修を受けました。非常に充実した研修メニューが用意されており、まずは5日間の社外研修でビジネスマナーや社会人の心構え等を学習。それと並行するかたちで社内研修もスタートし、安全管理の座学および現場での実践研修、安全パトロールへの同行のほか、懇親会のプランニングにも取り組みました。

ゴールデンウィーク明けからは「自学レポート」です。これは仕事で携わってみたい構造物について調査を行い、レポートを作成する課題。社内でプレゼンを行い、会社の承認をもらった上で、実際の現場で視察を行います。私の場合は“ダム”をテーマとして、その使用用途や構造、供用後の効果を比較検討してレポートにまとめました。答えのない課題を解決するために調査を進め、それを整理して発信するという経験は学生時代にはほとんどなかったので、かなり新鮮でしたね。安全啓発センターやアクアラインの緊急避難通路の見学、現場管理の一連の流れを座学および現場で学ぶ研修も勉強になりました。

学生時代と比べて最も伸びたと思うのは、「コミュニケーション」の部分です。大学でもグループワーク等で、仲間とコミュニケーションを取りながら課題解決に取り組むことはありましたが、黙っていても咎められることはありませんでした。しかし、施工管理の現場ではそんなことは許されません。みんなでコミュニケーションを取り合い、情報共有を進めなくては仕事が成り立たないからです。研修中から上司や先輩、同期と積極的に話すようにしていたこともあり、コミュニケーションスキルは格段に向上しているという手応えを持っています。

先輩社員の横顔

「趣味は中型バイクでのツーリング。目的地を決めずに1~2時間、バイクで走るのが好きなんです。仕事に慣れたら遠出もしたいですね」(高橋さん)

若手の育成と成長にかける思い。そして、今後の目標とは

■課長として部下のマネジメント、育成・指導に挑戦
2022年11月からは課長として、現場に出ている社員のマネジメントのほか、新入社員の高橋を含めた部下3人の育成・指導に携わっています。部下の育成に当たって心掛けているのは、頭ごなしに怒らないことです。私の考えを押し付けるのではなく、部下の意見をきちんと聞いた上で、「こういう考え方もあるんじゃないか」「もっと相手のためになる方法があるんじゃないか」といった具合にヒントを与えるようにしています。言われたことをやるのは簡単ですが、自分で考えて課題を解決できるようにならなければ、現場で使える知識、スキルは身に付かないと思うんですね。インターネットやスマートフォンなどさまざまなツールを使いこなす最近の若手は、調べる能力に長けています。きちんとヒントを与えれば期待に応えてくれるので、頼もしいですね。

管理職としてやりがいを感じるのは、部下を丁寧にフォローして、できなかったことができるようになったとき。新人の高橋が自分から積極的にコミュニケーションを取ってくれるようになったのはうれしかったです。今後の目標は、国土交通省から受注した工事で優れた成績を収め、優良工事等の表彰を受けること。それから、20代の若手社員が持てる力を思う存分に発揮できる環境をつくり、さらなる成長を促すことです。当社で活躍するためには一定の体力も必要ですが、自分の頭で考えて、自分の意思で行動する力がなにより必要です。若手社員の“やる気”を引き出すことができるよう、マネジメント力に磨きを掛けていきたいと思っています。
(山田さん)

■目指すは“一人前”の土木施工管理技士
今後の目標は“一人前”の土木施工管理技士になることです。会社に利益をもたらすことができるよう、まずは学生時代にやったことがなかったことや自分の苦手分野を克服できるようコツコツと努力していきたいと思っています。将来的には、道路や橋梁など外から直接見ることのできる構造物を手掛けてみたいですね。ちなみに、当社で活躍するためには、コミュニケーションスキルもさることながら、何よりも意欲が大切だと思っています。「これがやりたい」という意欲があれば、仕事を楽しむことができるはずです。
(高橋さん)

先輩社員の横顔

山田さんは高橋さんのメンターとして日頃から相談に乗っている。20代の先輩社員も活躍中で、わからないことがあれば気軽に質問できる雰囲気だという。

企業研究のポイント

企業研究に当たっては、最新のテクノロジーを追求している会社を探すことをお勧めしたいと思います。新たな技術の導入・活用にはトライアル・アンド・エラーがつきものです。したがって、最新のテクノロジーを追求している企業には、社員のチャレンジを奨励し、失敗を許容するカルチャーが根付いていると考えられます。社員の立場からすると、創意工夫を発揮して、楽しみながら仕事に取り組むことができるといえるでしょう。

最近は土木・建設業界を含め、多くの業界・企業でDXに向けた取り組みが進められていますが、会社選びでは新たな技術の活用の仕方に注意を払っていただきたいと思います。具体的なイメージとしては、DX推進を外注先に委託している会社や、パッケージソフトをそのまま使っている会社よりも、自社開発を行っている会社や、パッケージソフトに独自にカスタマイズを加えて、自社の用途に最適化している会社にご注目いただきたいですね。

ちなみに当社はドローンや3Dレーザースキャナーの機材や各種パッケージソフトを自社保有。データの処理やアウトプットについても全て社内で行っています。土木・建設の現場は失敗やミスが許されない世界ですが、デジタルを通してチャレンジするカルチャーが浸透している会社です。
【代表取締役 伊藤大介】

PHOTO
「インターンシップでは、現場見学をする1day仕事体験のほか、測量やドローンの操作を体験する1weekのコースを設けています」(伊藤さん)

マイナビ編集部から

千葉市中央区蘇我に拠点を構え、道路、下水道、橋梁等のインフラ建設をはじめとする幅広い分野の土木・建設工事を手掛ける地場ゼネコン(株)伊藤工務店。今回、同社で奮闘中の中堅・若手社員2名にお話を伺って感銘を受けたのは、「成長できる環境」が整っていることだった。

上司や先輩のサポートのもと、現場での仕事を通して知識やスキルを着実に身に付け、キャリアアップを実現していくチャンスがあるのはもちろん、教育・研修制度の整備にも注力している同社。新入社員研修の充実ぶりについては高橋さんがお話ししているとおりだが、同社は入社後3年間の「社内教育プログラム」を策定し、メンターを中心に会社全体で若手の成長を支える仕組みを構築している。

また、資格取得についても積極的に支援。大規模な公共工事で必須となる「1級土木施工管理技士」については、資格学校の学費や教材費を会社が全額負担するほか、勤務時間内に勉強会を実施するなど手厚いサポートを行っている。文系・理系を問わず、誰もが活躍できる環境が整っているといえるだろう。

物事を突き詰めて考えることが好きな方、建設DXなど新たな技術、テクノロジーに興味関心をお持ちの方、そして、地域のインフラを自分の力で支えていきたい、住みやすいまちづくりに貢献したいという志をお持ちの方に企業研究をおすすめしたい会社である。

PHOTO
同社は道路や下水道、上水・工業用水、橋梁、港湾、河川、共同溝、公園、空港など、非常に幅広い分野の公共工事を手掛けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)伊藤工務店の取材情報