最終更新日:2026/6/1

ミヤリサン製薬(株)

業種

  • 薬品
  • 食品
  • 化学
  • 商社(薬品・化粧品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

人と動物の健康を支えるために、真っすぐに走り続けていく

  • 薬学・医療系 専攻の先輩

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命を守る仕事を通じて、成長し続ける先輩たち

酪酸菌(宮入菌)という独自性をもとに、日本のみならず、世界中の人々と動物の健康に寄与してきたミヤリサン製薬(株)。ここでは三者三様の仕事に挑む先輩たちのキャリアに迫ってみた。

K.O.さん(写真右)
医専事業部(MR) 名古屋課
健康医療学部スポーツ学科卒/2017年入社

J.U.さん(写真左)
動物薬事業部 三課
外国語学部中国語学科卒/2021年入社

M.N.さん(写真中央)
研究開発本部 開発部
薬学部薬学科卒/2023年入社

【K.O.さん】地道な努力の積み重ねが、医師の先にいる患者さまの命を守ることにつながる

「健康」がテーマの学部で学んできたこともあり、“誰かの健康に貢献できる仕事“として、製薬会社のMRも選択肢に浮かびました。中でも当社は、支店長や人事担当者が笑顔で接してくれ、その人柄に自然と心惹かれるように。会社としての安定感や、福利厚生の充実にも魅力を感じ、ここで頑張っていくことに決めました。

名古屋支店に配属されてからはMRとして活動しています。主に担当エリアの病院やクリニックを訪問し、主力製品である整腸剤をはじめ、さまざまな医薬品の情報を提供しています。また、セミナーや講演会の企画・運営にも力を入れており、医療従事者の方々が学びを深める機会づくりにも注力。このほか、医薬品を販売する卸業者へも訪問し、クリニックの新規開業や病院のルール変更といった情報交換を通じて、新しい販売戦略の立案にも携わっています。

配属当初は、医師からの質問に正確に答えられず、落ちこむこともありました。しかし、人の命に関わる仕事である以上、私自身も常に学び続ける必要があると改めて痛感。先輩も丁寧に教えてくれましたし、社内の学術部門も頼りがいがあるので、一歩ずつ成長を感じながら努力を重ねてきました。

当社の主力医薬品である整腸剤は、下痢や腹痛といった一見軽い症状に対応しています。しかし、諸外国ではこうした疾患が原因で、命を落とす方が少なくないのも事実。私は、目の前の一人の医師との信頼関係が、結果的に何十人、何百人もの患者さまの健康につながると考えています。そのため、一つひとつの訪問や面会を大切に、コツコツ積み重ねることを強く意識しています。

キャリアを重ねた現在は、後輩を指導する立場にもなりました。以前は自分の仕事だけに集中していましたが、人を育てる新たな視点が芽生え、新たな気持ちで仕事に取り組んでいます。当社のMR全員が成長すれば、会社の発展はもちろんのこと、医師の先にいる患者さまを守ることにもつながります。そんな大きな使命感を胸に、これからも後輩たちの成長を支えていくつもりです。

ミヤリサン製薬の社風は?

休日には先輩や後輩と一緒にゴルフや食事を楽しむK.O.さん。気さくな社員が多いだけに、仕事上でも頼りになる人が多いという。

【J.U.さん】相手の思いを引き出し、よりよい提案につなげていく

将来を考えていた頃にちょうどコロナ禍となり、ヘルスケア領域に可能性を見出すようになりました。中でも当社は、「宮入菌」という有用菌を用いて腸内環境を整えることで、人や動物の健康に貢献しているのが大きな特色です。一本筋の通った姿勢を感じたことが入社の決め手となりました。

以来、一貫して牛・豚・鶏といった畜産動物向けの製品を担当しています。ほかの営業メンバーが農場などの生産者に提案する営業活動を行う中、私は配合飼料メーカーを対象としたBtoBに特化した営業を行っています。当社では医薬品以外に、畜産動物の肥育や健康維持を目的とした飼料添加物・混合飼料なども展開しており、全国の飼料メーカーに向けてその提案を行うのが私の主な役割です。

この業務は以前、定年まで勤め上げた大ベテランの先輩が一人で担当していたもので、私が後任として引き継ぐことに。業界知識は先輩から丁寧に教わったものの、最初は商談でいくつも失敗を経験しました。特に2年目の頃、一方的な製品説明でお客さまのニーズを見誤り、契約を見送られた経験は今でも印象に残っています。

その苦い経験を機に、お客さまの飼料設計や経営方針を事前に徹底的に調べる「準備重視」の営業スタイルへと転換していくようになりました。すると、これまで取引のなかったメーカーからも採用をいただけるように。自ら提案した製品が畜産現場で活用され、健康に育った動物が肉や卵として食卓に届いていく―そうしたフードチェーンの一端を担っていることが、大きなやりがいです。

全国のお客さまを担当しているため、地域ごとの気候や県民性に応じた提案が求められるのがこの仕事。同じ製品でも受け入れ方が異なるため、現場に合わせた工夫が必要で、そこが腕の見せどころだと感じています。難しさもありますが、部署内はもちろん、全国10支店の先輩方が親身にサポートしてくださるので、心強い限りです。今後は、より深い提案を重ねることで、お客さまの製品開発や市場戦略でも頼りにされる営業になりたいですね。

ミヤリサン製薬の社風は?

挑戦する人材を応援するのが企業風土だと実感するJ.U.さん。若手にも裁量を与えてくれるおかげで、どんどん前に進んで成長していける。

【M.N.さん】新しい医薬品を開発するべく、世界の専門家と議論を交わす

薬学部出身の私は当初、臨床開発を支援するCROを視野に入れていました。しかし、企業研究を深めていくうちに、主体的に開発を進められる製薬会社に魅力を感じて路線変更。大学では酪酸菌とがんの関連を研究していたこともあり、当社の事業領域はまさに私が取り組みたいものでした。また、現在は主に整腸剤として使われている酪酸菌ですが、さまざまな疾患領域で研究成果を上げており、高いポテンシャルを感じたのも決め手となりました。

1年目の秋に開発部の一員となってからは、薬の“種(シーズ)”に臨床試験から得た安全性・有効性の情報を加え、製品化を目指す臨床開発に挑んでいます。医師との意見交換や、医療機器総合機構(PMDA)相談、CROなど、多くの専門家と協働する日々です。当初は開発中の情報を取り扱う専門性の高さから、適切な説明に苦労しました。しかし、当社には年次に関わらず挑戦できる環境があり、実践を通じ成長を実感することができました。

2年目には、米国やタイで開催された国際学会や会議にも参加。各国の医療関係者や研究者と意見を交わす中で、当社の取り組みに対する国際的な注目の高さを実感し、大きな刺激を受けました。3年目となった現在は治験準備を開始し、試験実施に向けて検討を重ねています。日頃から医薬品開発のトレンドを把握するため、国内外の文献や専門メディアから情報を収集し、提案しています。

私たちが開発する医薬品は、医療現場での選択肢を広げるのは当然のこと、患者さまやそのご家族のQOL向上にも貢献できるものです。社会的意義の大きさを実感しながら、日々の業務に向き合っています。特に、当社の開発部は、治験の計画から実施、承認申請まで一貫して関わることができ、大きな手応えを感じています。

まずは、現在担当している開発品の治験を成功させ、承認を得るのが目標です。その経験をもとに、将来は自ら企画した新薬を世に送り出したいです。「世界中の人々が待ち望む薬を届ける」という信念を胸に、これからも挑戦を続け、よりよい治療法の確立に貢献していきたいと考えています。

ミヤリサン製薬の社風は?

M.N.さんは、開発拠点のイノベーションセンターに勤務。広々としたオフィス内では、開発部のメンバーが垣根を超えて、活発に意見を交わしているそうだ。

企業研究のポイント

社会に出ると、業種や企業によって多様な違いがあることに気づかされます。学生のうちは業界や業態を問わず、幅広くたくさんの企業と接点を持てる貴重な機会です。インターンシップやOB・OG訪問といった機会を積極的に活用し、実際に働く社員と直接交流することで、企業の特徴を肌で感じ取ってください。当社でもインターンシップやオープンカンパニーを随時開催しており、学生時代の専攻を問わず、業界理解が深まるようなカリキュラムをご用意していますので、ぜひご活用ください。

企業研究を進める中で、ほかの学生さんとの視点やアプローチの違いが気になることもあるかもしれません。だからこそ、自分らしさを正しく伝えるためにも、言葉遣いやメールの書き方、挨拶といった基本的なビジネスマナーを今のうちから意識しておくことをお勧めします。

学生生活に残された時間は限られていますので、今しかできないことにぜひ挑戦してみてください。そこで得た経験や視点は、皆様の大きな力になると思います。
<社長室・Y.S.さん>

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1933年、初代社長である宮入近治博士によって発見された「酪酸菌(宮入菌)」。腸の健康を支える多様な製品を世に送り出し、人や動物の健康に寄与してきた。

マイナビ編集部から

1947年に創業されたミヤリサン製薬(株)は、腸内環境を改善する「酪酸菌(宮入菌)」を中心とした製品群の開発・製造・販売に尽力してきた。医療用医薬品のみならず、ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品でも名を馳せるほか、動物薬でも実績を残している。近年はグローバル展開にも注力しており、医療用ではアジア地域、一般用ではヨーロッパでも販路を拡大しているところだ。

75年以上の歴史を誇る伝統企業であるが、社員の平均年齢は30代前半と比較的若め。「年次の近い先輩・上司が手厚く支援してくれるから、若手時代の不安が少なかった」と取材に応じてくれた先輩たちも、にこやかに教えてくれた。部署を超えてのコミュニケーションも活発で、年に一度の「全社ミーティング」では、全社員が集まり会社のビジョンを共有することで、一体感を高めている。

研究開発者は理系の関連学科出身者が多数を占めるが、MRなどの営業職は学部学科を問わない人材が活躍中とのこと。お話を伺った先輩たちからも、共通して「医療の力で貢献したい」という熱い気持ちが伝わってきた。企業研究期間中だからこそ、縁遠い世界だと自分で選択肢を狭めず、深堀りしてみてほしい一社だと感じた。

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東京は北区上中里に本社を構え、製造は長野、研究開発はさいたま市にそれぞれ展開。さらに国内主要都市に支店を有するほか、海外ではパリにも進出している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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