最終更新日:2026/10/2

(株)オーリス

業種

  • 鉱業
  • 建材・エクステリア
  • 損害保険
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)

基本情報

本社
栃木県

取材情報

記事で読む社会科見学

巨大な重機とプラントが稼働するダイナミックな砕石現場から、社会の基盤整備に貢献

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建築物や鉄道、道路などのインフラ事業を支える原材料を生み出す

コンクリートやアスファルトの原料となる硬質な石を生産することで、1931年の創業以来、社会インフラ整備や街作りの現場を支え続けてきたオーリス。砕石という自然と共生する事業の使命や魅力を聞いた。

■亀谷 侑生さん
管理部総務課 人事担当

インフラの維持に欠かせない砕石。硬く、壊れにくい高品質な石が、社会の安全を支えていく

私たちオーリスが創業以来95年間続けてきた砕石事業。この“砕石”という言葉に馴染みがない方も多いかもしれません。簡単に言うなら、砕石とは山から岩を切り出し、それを砕いて加工をし、コンクリートなど社会に必要なものの素材として提供すること。人々の日常生活に欠かせないものに、私たちの製品が深く関わっているのです。

例えば道路を作るアスファルトには、細かく砕かれた石が使用されています。また、ビルやマンションなどの建物を支えるコンクリートも、石を材料として作られています。さらに鉄道の線路の下に敷き詰められている石。この石は“バラスト”と呼ばれるもので、電車の振動を抑えるなどの役割を担っているのですが、このバラストにも当社の製品が採用されています。このように砕石は社会インフラの維持に欠かせない素材のひとつなのです。

この砕石事業を行う私たちオーリスが95年変わらずにこだわってきたことは、石の品質です。当社が本社やプラントを構える栃木県は、砕石の生産量が全国トップクラス。その中でも当社が管理する砕石場から作られる製品は、硬く、壊れにくいという特徴を持っています。この“硬さ”が街を作るために欠かせない要素。近年タワーマンションを始めとする大きな建築物が増加していますが、これらを作るには「高強度コンクリート」という硬度の基準値を満たした素材が必要となります。この規定水準を高いレベルでクリアしているのが当社の製品。品質への信頼から、大手ゼネコンやコンクリートメーカーからの依頼へとつながっているのです。また、大手鉄道会社の線路に敷かれているバラストは当社の製品が使用され、硬度が高い石によりバラストの消耗コストが削減されるという貢献をしてきました。このように人々が毎日何気なく利用しているものに、当社の製品が使われています。

当社の事業は決して華やかなものではありませんが、私たちが石を供給することを止めてしまえば、道路や建物を作ることもできず、鉄道の安全も維持できません。社会の機能を底から支えていく、そんな重要な役割を担う仕事に携わっているという誇りを持ち、日々の仕事に向き合ってきました。

オーリスの魅力

「人々の生活に欠かせないものを作っている。社員たちはそのプライドを持って専門性を磨き続けています」という亀谷さん。学びや成長のチャンスも多い環境だ。

必要な量を確実に採取してお客さまへ届けるために、現場と営業が連携しながら業務を進める

砕石の仕事はまず、山に穴を開け、火薬を使って岩石を砕くところからスタートします。特撮映画の爆破シーンを想像してもらうとわかりやすいかもしれませんね。その後は崩した岩石を重機を使ってプラントまで運び、規定に合ったさまざまなサイズへ加工したものが、製品としてお客さまのもとへと納品されていきます。これが、私たちの仕事の一連の流れです。

このダイナミックな作業の中で、入社間もない社員が担当するのが砕いた岩石をプラントまで運搬するという工程。ここでは46トンダンプトラックを使用することになります。そのため業務に入る前に、このトラックの運転技術を身につける必要があるのです。公道では目にすることがない巨大なトラックなので、最初は「こんな大きなものを運転できるんだろうか」「免許は必要なのだろうか」と心配されるかもしれません。しかしトラックを使用する砕石場は私有地となるため、専用の免許を持っていなくても普通自動車免許で運転することが可能です。しかもオートマ車なので操作自体も複雑なものではありません。先輩の指導のもと数週間練習をすれば、誰でも乗りこなせるようになりますよ。ここでしか経験できない仕事に携われることも、当社で働く醍醐味になると思います。

砕石場からプラントへと運び出された石は、加工場で機械によって規定のサイズに砕かれていきます。お客さまの注文に合わせて用意する必要があるため、いつ、どこで、どんな石を用意するのか、営業担当としっかりコミュニケーションを取りながら段取りを組むことも大切な仕事。生産管理として、必要な量を確実に出荷できるよう、効率を考えながら生産体制を整えていくことが求められます。在庫や天候、作業の進行状況などを見極めながら、パズルを組み立てるようにチームで連携しながら製品を用意していく、その役割を担っていくのが生産管理なのです。

当社では生産管理の部門と営業担当が定期的に合同会議を行い、情報を共有できる体制を整えていることに加え、いつでもスムーズに連絡を取り合える関係性があることも自慢のひとつ。この体制があるからこそ、お客さまからのニーズに確実に応えることで、長く信頼を獲得し続けることができているのです。

オーリスの魅力

顧客がオフィスや生産現場を見学に来ることも多い。実際の作業を間近に見てもらうことで、製品の品質の高さと製造環境の安全性が伝わり、信頼関係も強くなっていく。

未経験からでもしっかり学び、砕石のプロとして成長していける制度を用意

砕石の仕事に就くにあたって、高い専門知識が必要だと考える人もいらっしゃるかもしれません。しかし実際当社で働く社員の半数近くは文系学部出身。もちろん地質学や土木、工学などの知識を有しているに越したことはありませんが、未経験からでも入社後に現場経験を重ねていくことで、プロとして活躍できるだけの十分なスキルを身につけることができます。

そんな社員一人ひとりの成長を支えるのが、当社で用意している資格奨励金制度です。生産管理や製造、事務などそれぞれの分野で必要となる資格を、社員たちが前向きに取得できるように時間や情報、金銭面からサポートするこの制度。生産管理業務で求められる重機類の運転免許はもちろん、お客さまの事業をより深く理解していくためのコンクリート技士、岩石の爆破に必要となる火薬類取扱保安責任者などの国家資格取得を推奨しています。

取得した資格の難易度に応じた報奨金も用意され、自身のがんばりが給与としてフィードバックされることで、より高い挑戦への意欲もわいてくるでしょう。資格を取得することで担当できる業務の幅も広がり、キャリアアップにもつながっていきます。どんな段階を踏めばよいのかは、先輩たちがしっかりアドバイス。成長していく道筋が見えやすい環境があります。

また現場で働く上で、私たちが常に忘れずに意識していることが“安全”です。巨大な重機や火薬を扱い、重たい岩を加工する当社の業務。小さな油断が重大な事故につながる可能性もあります。そのため当社では5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を徹底してきました。現場をきれいに保つことで、不備にも気づきやすくなり早期のトラブル対策にもつながります。加えて週に一度必ずメンテナンス日を設け、この日は生産を完全にストップして機械の点検や現場の清掃に時間を割いています。

生産を止めれば当然その日の利益もなくなります。しかし利益よりも大切な安全と品質を守る、それが当社のあり方なのです。社員たちが安全に成長していける環境が整っていることも、当社が長く事業を継続してきた理由のひとつといえるでしょう。

オーリスの魅力

2019年に栃木砕石工場をリニューアル。自社で採取した石を使って作られ、仕事に対する誇りと自信が感じられる。更衣室や休憩所も一新され、働きやすさも向上した。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 亀谷 侑生さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

インターネットで企業研究に必要な情報を集めることもできますが、文字による情報だけに頼らず、自分自身の肌感覚を大切にしてほしいですね。気になる企業や業種を見つけたら、会社見学や工場見学など仕事の現場に足を運び、社員同士がどんな表情で、どんな言葉を交わしているのかを見て確かめてください。そこで行われているやり取りの中に自分がいることを想像してみると、将来のイメージが明確になってくると思います。会社見学の情報が出ていないところもあると思いますが、そこで見学を諦めるのではなく、問い合わせをしてみると受けつけてくれる場合も多々あるはずです。自分と企業の相性を判断する機会となりますので、ぜひ勇気を出して声をかけてみてください。

当社の事業に直結するような、地質学を大学で専攻している方は少ないと思います。大きく分けると土木や建築、製造の業界に含まれる業種ではありますが、私たちのように未経験の方でも積極的に受け入れ、ゼロから丁寧に育てていくという企業もたくさんあります。学生時代の専門分野と将来目指す職業が異なっていても、「世の中の役に立つ仕事がしたい」という熱い思いがあれば大丈夫です。好奇心とチャレンジ精神で、一歩を踏み出してみてください。
【管理部総務課 人事担当 亀谷侑生さん】

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未経験で入社し、現場経験を重ねながらさまざまな資格を取得してプロへと成長していける。「当社は社員の9割が何らかの資格を持っている技術者集団です」と亀谷さん。

マイナビ編集部から

硬い石質の岩石が採取される栃木県鹿沼市に工場を構えるオーリス。1931年の創業以来、鉄道や空港、高速道路、高層ビルなどを建設する際に使用される砕石を提供し、さまざまなインフラ事業を支え続けてきたという実績を持つ。コンクリートやアスファルトの原材料、鉄道のバラストとして欠かせない砕石は、社会の発展に欠かせないもののひとつだ。同社が多くのコンクリートメーカーや大手ゼネコンから支持されている理由のひとつが、製品の品質。より高い安全性や強度が求められる高層建築物や高速道路、空港の滑走路などでも製品が導入されていることに、同社への信頼がうかがえる。

今回の取材では、働く環境を快適にしていくための取り組みにも力を入れているという話もあった。男性が多い職場という従来のイメージを脱し、誰もが働きやすくなるような設備も取り入れているという。また、砕石の生産管理業務だけでなく今後は営業にも注力し、より広いエリアでの事業展開も考えているとのことだった。

地球が生み出す資源である岩石は、まだまだ大きな可能性を秘めている。新たな建築物を作る場面だけでなく、災害時の復旧工事にも速やかに対応していくフットワークの軽さも同社の強み。砕石によって人々の生活を守る、その使命のもとで歴史に甘んじることなくさまざまな挑戦ができる企業だ。

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5Sの行き届いた作業場。幅広い世代の社員たちが活躍し、それぞれが持つ知見を活かしながら、チームで業務を進めている。円滑なコミュニケーション環境も同社の魅力だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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