最終更新日:2026/6/1

楠本化成(株)

業種

  • 化学
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 機械
  • 機械設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

記事で読む社会科見学

自動車やスマホなど、身近なモノづくりの最前線を支える!

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営業の力で未来を切り拓く、多彩なフィールドで活躍中!

創業から約100年。「楠本化成」は、化成品事業部・添加剤事業部・エタック事業部を通じ、産業界の発展を支えてきた。今回は各事業部が社会にどのような価値を生み出しているのか、現場で活躍する先輩に話を伺った。

【化成品事業部】
工業材業販売2課/2017年新卒入社
U.Y.さん(写真左)

【添加剤事業部】
営業本部 東京営業部/2019年中途入社
H.D.さん(写真中)

【エタック事業部】
営業本部 東京販売部 東京販売課/2023年中途入社
S.Y.さん(写真右) 

幅広い製品力 × 商社的視点=お客さまの“欲しい”に応える〈U.Y.さん〉

■「化成品事業部」とは
私が所属する化成品事業部では、商社機能を活かし、国内外から合成樹脂や精密化学品、電子材料、包装材料などの多様な化学製品を仕入れ、幅広い業界のお客さまに提供しています。
合成樹脂は、塗料やインキ、接着剤などの原料として使われる素材です。私たちが提案した合成樹脂は、自動車やパソコン、家具をはじめ、身の回りのあらゆる製品において「色」や「質感」だけでなく、「見た目」や「機能」にも関わる重要な役割を担っています。また、精密化学品や電子材料は、半導体などの製造の舞台裏で活躍。さらに、包装材料は化粧品などの容器として使われています。

■仕事のやりがい
私が担当している主なお客さまは、塗料やインキ、接着剤のメーカーです。自分が提案した商品が自動車やパソコンのどの部分に使われるのかを知ったときには、世の中に貢献できていると実感。責任の重さに比例して、大きなやりがいを感じることができます。また、取り扱う商品が幅広いため、お客さまのさまざまなニーズに応えられることはもちろん、普段取り扱わない商品でも、自ら情報を集めて仕入れ先を探し、お客さまの要望に合わせた提案ができます。以前、工場の屋根に、ハトが住み着かないよう、防護ネットを提案したこともありました。自分の工夫次第でさまざまな提案ができる点が、この仕事のおもしろさです。

■印象に残った出来事
自社製品を販売する添加剤事業部やエタック事業部の営業とは異なり、私たちはいわば「人」が商品。「U.Y.さんに頼めば何とかなる」というお客さまの言葉が、自信と誇りにつながっています。中でも、使用していた原料が廃番となり、困っていたお客さまに対応したことは、特に印象に残っています。私がかつて提案していた商材が代替品として使えると分かり、無事に生産を継続できました。お客さまからも感謝の言葉をいただき、とても達成感がありましたね。原料の安定供給によって、工場の稼働を支えるという、この仕事の責任とやりがいを改めて実感した出来事です。

■今後の目標
今年で入社9年目を迎え、いよいよ中堅と呼ばれる立場になりました。これまで培ってきた経験を活かして、今後は後輩たちの育成やマネジメントにも積極的に取り組み、着実にキャリアアップしていきたいです。

変化を恐れず挑み続ける先輩たち

理学部応用化学科出身のU.Y.さん。「研究職としての未来があまり想像できなくて…(笑)人と話すことが好きだったので化学系営業職に魅力を感じ、当社を選びました」

「1滴で世界を変える」を実現する、技術と革新が詰まったその“1滴”〈H.D.さん〉

■「添加剤事業部」とは
添加剤事業部では、「ディスパロン」ブランドを中心に、塗料・インキ・接着剤・シーリング材などの機能性を高める添加剤を製造・販売しています。「1滴で世界を変える」をモットーに、幅広い業界のお客さまの課題を解決。例えば塗料の分野では、「塗った後の泡をなくしたい」「塗料のスジが出ないようにしたい」「色をブレンドしたときのムラをなくしたい」といったニーズにお応えしています。私たちが扱っている添加剤は、塗料・インキ・接着剤・シーリング材などに添加して使われるものです。そのため、一般の方にはあまり馴染みのないものばかりかもしれません。けれども、私たちの暮らしの身近な場面で幅広く使われていますよ。

■添加剤の役割
添加剤が使用されている代表的な例としては、自動車のボディ。ムラのない美しい塗装の仕上がりを支えているのが、ほんのわずかに加えられている当社の添加剤です。建築の分野では、日本を代表する建築物や、有名なテーマパークのアトラクションの塗装にも採用。また、家庭用プリンタのインクジェットや、食品などの包装材用インキにも使われています。事業部は異なりますが、当社は海外の「単層カーボンナノチューブ」メーカーと代理店契約を結んでおり、「単層カーボンナノチューブ」は、電池材料や自動車部品の性能向上を実現する、時代を先取りした先進素材。こうした素材の供給を通じて、蓄電池や電気自動車の進化を技術面から支え、社会の持続可能な未来づくりに貢献しています。

■仕事のやりがい
単に商品を流通させるのではなく、さまざまな業界のお客さまと同じ立場で課題に向き合い、共に解決策を考えることで、モノづくりの現場を支えているという実感があります。それが大きなやりがいにつながっています。さらに、お客さまのニーズを吸い上げ、添加剤の新規開発や改良に活かすなど、商品づくりに直接関われる点も魅力の一つ。自分のアイデアが商品に反映され、それを自らの手でお客さまに届けられたときの達成感は格別です。

■今後の目標
当社の「ディスパロン」ブランドは、国内だけでなく世界中で使われています。今後は、時代をリードする新商品の開発にも積極的に関わり、世界シェアのさらなる拡大を目指しています。常に一歩先を見据え、お客さまに新たな価値を提供していきたいです。

変化を恐れず挑み続ける先輩たち

動画出演などの広報活動で活躍し、背景の動画撮影ルーム制作にも携わったH.D.さん。「多分野にわたる深い知識が必要なので、“新しいことを知る喜び”がモチベーション」

縁の下の力持ちとして、“メイド・イン・ジャパン”のモノづくりを支える〈S.Y.さん〉

■「エタック事業部」とは
メーカーが製品を世に出す前には、「壊れにくいか」「長く使っても問題が起きないか」などを確認する作業が欠かせません。エタック事業部では、こうしたチェックに使われる環境試験器や信頼性評価システムの開発・販売を手がけています。また、お客さまの製品の性能を検証する、受託試験サービスを提供していることも特徴です。私たちが提案する試験・評価機器には、恒温器、温湿度試験器、熱衝撃試験器、大型環境試験室など、多様な種類があります。これらは、さまざまな環境条件下で製品の性能や耐久性を確認するために使用されるもの。例えば、プラスチック部品の耐用年数を評価するときには、高温と低温を急激に切り替え、温度変化による影響の有無を確認します。

■仕事のやりがい
当社の試験・評価機器は、身近なモノづくりの最前線で活躍しています。自動車や家電、パソコン、スマホ、食品などがその一例。お客さまのニーズに合わせた試験・評価機器の提供を通して、「“メイド・イン・ジャパン”のモノづくりを支える」ことが、この仕事の醍醐味だと思います。お客さまの中には誰もが知る大手企業も含まれており、当社の技術と品質をもってその信頼に応え続けています。また、自分が提案した試験・評価機器が活用された製品が、実際に店頭に並んでいるのを見かけたとき、これまでの努力が形になったことを実感し、大きなやりがいを感じます。こういった達成感が次の挑戦への原動力になります。私たちの暮らしに欠かせない製品の研究開発や品質検査を支える仕事に携われることに、日々誇りを感じながら業務に取り組んでいます。

■印象に残った出来事
印象に残っている出来事は、半導体工場の新規立ち上げプロジェクトに携わったときのこと。他メーカーとの競合案件だったのですが、私が提案した試験・評価機器が評価され、採用に至りました。また、新規取引をスタートしたお客さまが何度もリピートしてくれたときには、信頼されているのだと感じ、とてもうれしいですね。

■今後の目標
今後エタック事業部は、チームプレーで効率的に動く営業スタイルへとシフトしていく予定です。近年は若手が増えて、さらに勢いを増した事業部なので、仲間としっかり連携を取りながら事業部の売上最大化に貢献していきたいと考えています。

変化を恐れず挑み続ける先輩たち

試験・評価機器に関する知識ゼロで入社した、文系出身のS.Y.さん。「面倒見の良い先輩や受託試験所のエキスパートたちのサポートのおかげで、安心して成長できました」

企業研究のポイント

◎自分自身を知ってから会社を選ぼう〈U.Y.さん〉
企業研究の前に、まずやるべきことは自己分析。自分自身を知ることから始めれば、何を基準に会社を選ぶべきかが見えてくると思います。社員に直接話を聞ける機会があれば、仕事のスタイルや休みの取りやすさなどについて聞いてみましょう。入社後の自分の姿を、しっかりイメージできると思います。当社は事業部ごとに特徴が異なるため、それぞれの違いにも注目して調べてみてくださいね。

◎選択肢が広がる会社を研究しよう〈H.D.さん〉
多彩な事業を展開し、幅広い業界と取引している会社に注目してみましょう。興味のある分野がきっと見つかると思いますし、将来の選択肢も広がるでしょう。また、インターンシップなどに参加したときは、上司と部下の関係性に注目してみてください。その距離感から、社風や職場の雰囲気を感じ取れると思います。ちなみに、当社はオープンで自由な雰囲気の会社ですよ。

◎価値観や興味の方向性を見つけよう〈S.Y.さん〉
やりたいことが見つからない方は、やりたくないことに目を向けてみてください。消去法で絞り込めば、自分が大切にしたい価値観や興味の方向性が見つかるかもしれません。また、安心して長く働ける会社を見つけるために、働きやすさもチェックすることが大事。当社の企業研究をするなら、ワークライフバランスの良さにも注目です。

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近年20~30代の若手が増えており、同年代の仲間が多いので質問や相談がしやすく、互いに刺激し合いながら成長できる環境が整っている。

マイナビ編集部から

2026年に100周年を迎える「楠本化成」は、長年にわたって幅広い業界のモノづくりを支えてきた老舗企業だ。化成品事業部、添加剤事業部、エタック事業部でそれぞれ異なる事業を展開しており、メーカー機能だけでなく商社機能を有しているのも特徴。長年培った技術力やノウハウ、ネットワークを武器に、さまざまな業界の大手企業から高い信頼を獲得している。

「楠本化成」という社名から、同社に対して堅苦しいイメージを持つ方もいるかもしれない。けれども、実際はフレンドリーな社風で、社員同士の距離が近く、コミュニケーションが活発な職場だ。若手の声にも積極的に耳を傾け、前向きな挑戦には「やってみよう」と背中を押してくれるという。また、自由度の高い社風で、夏にはジャケットなし・ノーネクタイ姿の若手社員も。お客さまとの関係性によるものの、ポロシャツ姿で営業しているメンバーもいるという。同社でなら、誰もが自分らしさを発揮しながら活躍できるだろうと感じた。

完全週休2日制で年間休日127日、有給の平均取得日数15.7日(取得率83.6%)、残業月平均1.9時間と、抜群のワークライフバランスが整っているのも魅力の一つ。平均勤続年数16.1年という高い数字からも、同社が働きやすい職場であることが理解できた。

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100年近い歴史と多角経営、さらに幅広い業界との取引を通じて、揺るぎない安定基盤を築いている同社。しっかり腰を据え、安心して長く働くことができるだろう。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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