最終更新日:2026/7/30

(株)国土技術コンサルタンツ

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建設
  • 道路管理
  • 専門コンサルティング
  • 情報処理

基本情報

本社
鹿児島県

取材情報

経営者の視点

技術の研鑽に励み、鹿児島県を中心とした豊かな地域社会の創造に貢献する

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プライドを持って仕事に取り組む技術者を、これからも育てていく

1970年に創業し、総合建設コンサルタントとして多様な社会インフラの計画を担ってきた(株)国土技術コンサルタンツ。有資格者の多さにも表れている技術へのこだわりや今後のビジョンについて安永代表に伺いました。

代表取締役
安永 信一郎さん

“地図を描く仕事”に誇りを持ち、“選ばれる企業”を目指す

■社会インフラを「つくる」「守る」「復旧する」ための最初の段階を担う
当社は1970年の創業以来、半世紀以上にわたって地域の社会インフラに関わってきました。建設コンサルタントである当社が携わるのは、公共土木工事の最初の工程にあたる部分。工事を進める前段階として、現地での測量・調査や設計、用地を取得するための補償費の算定などを担っています。当社が直接的に建設工事に携わるわけではありませんが、私たちが示す計画や設計を基に社会インフラが整っていくため、その原点を担う“地図を描く仕事”に誇りを持っています。

鹿児島市に本社を置き、離島を含めた鹿児島県内全域を中心とした公共事業を担い、これまでに道路や橋、砂防ダム、河川、上下水道といった多様な社会インフラの計画・設計を行ってきました。珍しい案件では、宇宙研究を行う機関からの発注でロケットを搬入するための道路計画に関わったこともあります。さらに、災害時の対応も当社の重要な使命です。古くは1993年の「8・6水害」をはじめ、近年毎年のように発生する豪雨災害の際も現場へ向かい、被害状況を調査した上で復旧計画を策定しています。

■事業エリアの拡大を視野に入れる
公共事業を主とした事業を展開する当社は、発注者である国や県、市町村から事業者として選ばれなければ、事業を進めることはできません。逆にいえば、選ばれ続けてきたからこそ、50年以上の歴史を歩んでくることができました。公共事業は入札によって事業者が決定しますが、その入札に参加するためには発注者から指名されなければなりません。これからも優れた技術を有する建設コンサルタントとして、選ばれる企業であり続けることを目指します。

また、公共事業は各自治体の予算内で行われます。既に取引実績のある自治体の予算内だけで今後のビジョンを描いていては、頭打ちになってしまうこともあるので、事業エリアを拡大し、他の自治体からも“選ばれる企業”となり、さらに発展していきたいと考えています。

福利厚生や社風について

「本社から車で5分の場所に、ワンルームタイプの独身寮を完備しています。100円から惣菜や野菜が買える冷蔵庫を社内に設置するなど、働きやすい職場づくりを進めています」

今の時代に必要とされる技術を磨く

■延べ200名以上の有資格者が在籍
技術サービス業である当社が「選ばれ続ける企業」であるためには、技術を磨き続けることが大切なのはいうまでもありません。その技術を先輩から後輩へと伝え、人的資源の充実に力を注いできたからこそ、50年以上の歴史を重ねることができているのだと思います。

技術力の証となるのが、技術士やRCCMといった資格です。当社では品質向上、スキルアップのための資格取得を奨励しており、延べ人数にすると200名以上の有資格者が在籍しています。社員数50名程度の会社なので、平均すると一人が4種類程度の資格を持っていることになり、中小建設コンサルタント企業の中でも有資格者が多い企業であると自負しています。

■若手社員への研修に加えて、教える側の教育にも力を注ぐ
目に見えない計画や、工事の基となる設計を担う当社にとって商品となるのは、優れた技術を有する人に他なりません。しかし、求められる技術は社会の変容とともに変わってきています。これまで培ってきた技術を守るだけではなく、今社会に必要とされる技術を導入し、スキルアップしていくことに力を注いでいます。

社員教育についても研修プログラムのブラッシュアップを図り、新たな技術の習得に励んでいます。建設業界で急速に進んでいるDX化に遅れを取ることなく、ドローン測量などの新しい技術を取り入れていますが、最新の機器だけを揃えても意味がありません。テクノロジーを使いこなすための人材育成を進め、社内教育のみならず、社外での研修にも積極的に参加しています。

また、これからの時代においては、技術者に求められるものは純粋な技術力だけにとどまりません。当社では若手社員を育成するために、管理者のヒューマンスキルを養うための研修を充実させています。ハラスメント研修、マネジメント研修などのプログラムによって、若手社員を指導する側の研修も強化しています。

福利厚生や社風について

「新人研修期間中に各部署を巡りますし、歓迎会などの社内レクリエーションを定期的に企画しているので、仕事で関わりが少ない社員同士もみんな顔見知りの関係です」

成長を長期的にサポートし、プライドを持った技術者に育てる

■段階的な研修プログラムと資格取得のフォロー
新入社員に対しては最初に1カ月程度、社内での座学研修を行い、現場に出るための下準備として、基礎を固めます。さらに、技術、営業、総務といった各部署を巡る研修を行い、社内の人間関係を構築した上で、本配属となります。その後も、先輩、上司からのOJT研修に加えて、特に入社3年目までは継続的な研修プログラムを実施するなど、段階的に成長していけるような体制を整えています。

社員教育の一環として専門資格の取得を奨励していますが、目指す資格を既に取得した先輩が社内に多くいるという点は当社の強みです。社外セミナーなどへの参加に加えて、資格を取得した先輩からノウハウを直接学べる環境があります。資格取得にかかった費用は、合格時に支給しますし、資格手当が毎月の給料に上乗せされることも、モチベーションにつながるでしょう。一人で複数の資格を取得するのが当たり前という企業文化が根付いているので、切磋琢磨しながら新たな資格取得に向けてチャレンジしやすい社風だと思います。

■誇れる仕事をしてほしい
公共土木工事の最初の段階を担う建設コンサルタントの仕事は、一朝一夕にスキルが身に付く仕事ではありません。基礎となる知識を学び、一つひとつの案件に対応することで経験を積み、一人前になるまでには10年程度かかることもあります。新入社員には長期的なプランで教育し、プライドを持って仕事ができる技術者に成長してほしいと思っています。

義務として淡々と仕事をこなすのではなく、いかに情熱を持って取り組むかによって、自治体に提出する設計図書などの成果物の質には大きな差が生まれます。そしてその差はやがて、社会インフラそのものに影響を及ぼします。例えば、道路を計画するのであれば、ただ数値が基準値内に収まっていれば良いというものではありません。その道路を利用するドライバーや歩行者の立場に立って快適で安全な道路を計画するなど、社会インフラを担っていることに誇りを持って仕事に取り組んでもらえたら嬉しいですね。この道路やこの橋の計画は自分が担当したと胸を張って、将来は自分の子どもに自慢できる仕事をしてほしいと考えています。

福利厚生や社風について

「台風や大雨などの災害対応が多くなる夏場や、自治体が年度末となる3月は忙しくなりますが、その分、4月は金曜日を休みにして、毎週3連休にしています」

企業研究のポイント

私は地域の防災に興味があり、生まれ育った鹿児島県で社会インフラを支える当社に興味を持ちました。文系出身なので入社後に苦労する面はありましたが、自分の意欲や頑張り次第で成長できるというのが働いてみての正直な感想です。まったくの未経験で入社し、現在はCADを使った道路設計ができるようになりました。

この実体験から、出身学部などで最初から企業・業種の選択肢を狭めずに、幅広く見ることをおすすめします。最初はジャンルを問わず、少しでも気になった企業については、ホームページなどを通じて調べてみてください。仕事への興味を確かめるのが企業研究の第一歩です。「この仕事、面白そうかも」と興味を持ったら、さらに踏み込んで、その企業が新入社員に対してどのような研修やフォローをしているかについても確かめると良いでしょう。

また、私は建設コンサルタントとは別の業界のインターンシップに参加したことがあります。そこでの業務体験から、ずっと仕事を続けていくイメージがわかなかったので、他の業界に方向転換しました。外から見ているだけでは分からないリアルな仕事内容が分かり、その経験から自分に合う、合わないを得られることもあるので、インターンシップへの参加もぜひおすすめしたいです。
<下野 雄矢さん/技術部 2023年入社>

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「入社後に測量士補や技術士補の資格を取りました。勤務時間内に外部での勉強会に参加できるなど、勉強面や費用面でフォローしてくれたので心強かったです」(下野さん)

マイナビ編集部から

1970年に創業以来、鹿児島市に本社を構え、総合建設コンサルタント企業として、一貫して公共事業における委託業務を担ってきた(株)国土技術コンサルタンツ。社会インフラである道路や橋梁などの設計や測量・調査、補償費算定など、幅広い分野で質の高いサービスを提供している。

「私たちが土木工事をするわけではありませんが、工事の原点となる計画や設計を担っているので、地図を描く仕事といえます。やりがいが大きく、責任もあります」。建設コンサルタントの仕事の魅力について安永代表が語った際に口をついた“地図を描く仕事”という言葉が印象的だった。検討から工事開始、完成までに長い年月を要する公共工事の原点となる工程を担うのが、建設コンサルタントの役割。そこで描かれた計画に、その後のすべての工程が影響を受けるため、安永代表が仕事にプライドを持つことの大切さを力説する理由も納得だ。今回の取材を通して、地域の社会インフラを支える使命感を強く感じることができた。

有資格者の数にも表れている確かな技術力と、プロフェッショナルとしての心意気を持つ同社は、技術者として、人として、大いに成長できる企業だと感じた。企業研究の際には、ぜひ参考にしてほしい。

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社長と直接面談する機会が毎年あるだけでなく、普段からコミュニケーションは活発。少数精鋭だからこそ、部署を問わず、全員が顔見知りで近い関係性で働ける安心感がある。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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