最終更新日:2026/6/5

サティス(株)

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • コンサルティングファーム

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

デジタル化を支援するために、挑戦と革新を重ね続けていく

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経営トップに聞くサティスの強み、充実の社内制度

林 龍太さん/代表取締役社長

「DXでデジタルインダストリーをリードする」とのビジョンのもと、社会的影響力の大きなシステムに携わり続けているサティス。企画や開発のみならず、運用までもトータルに支えていく伴走型のビジネスモデルは、多くの顧客から信頼を集める大きな要因となっている。ここでは林社長に自社の事業内容はもちろん、キャリアパス制度や社内環境、人材育成スタイルまで、幅広く話を聞いてみた。

規模の大小を問わないお客さまのDX化をサポート。生成AIの活用事例も増加中

2020年に発生した新型コロナウイルスの流行は、社会に甚大な打撃を与えました。私自身、長年にわたりIT業界に身を置いてきましたが、コロナ禍では非IT業界の企業への影響の大きさが際立っていました。培ってきた技術で、社会全体のDXを加速させたい――そんな想いが湧き上がったのが、サティスを立ち上げる契機となりました。

ビジョンとして掲げるのは「DXでデジタルインダストリーをリードする」。当社では通信や官公庁といった規模の大きな企業・団体から、地域に根差して活動する中小企業まで多彩なお客さまと取引していますが、大多数はDX化を果たしたいとは考えているものの、形のないぼんやりとした思いで留まっている傾向にあります。当社では密なコミュニケーションを通して、そうした部分を実体のある設計図に落とし込むことを得意としています。

お客さまと対峙する初期段階では、ワークショップを実施して土台となるグランドデザインを描くことで、お客さまのやりたいことを明確に浮き彫りにします。その次にはやりたいことの効果と実現性の両軸から、具体的に開発すべき要素の優先順位を整理。システム開発フェーズに入ってからは、実績のあるプロダクトパッケージやオープンソースを活用して、短期間で解決策を素早く提示するのを基本としています。リリース後もシステムの効果を数値で可視化して状況を探り、改善を繰り返すことで持続的な活用を支援。企画から開発、システム運用まで一気通貫で支えることで、「お客さまのDXを伴走型で持続的に実現へと導く」のが当社のビジネスモデルです。

近年は生成AIの活用にも精力的に乗り出しています。AIに丸投げしても適切なシステムは形になりませんが、技術要素の一つとして活用すれば大きな力を発揮してくれると私たちは考えています。一例を挙げれば、ある案件のチームに生成AIにメンバーの一人として入ってもらい、パートナーシップを組んでプロジェクトを進めるといった試みを進めています。さらにはセキュリティ事故が増えている昨今、攻撃側が生成AIを使用することがわかっていますので、防御側に生成AIを活用する技術も形にしようとしています。

林社長の仕事風景

安定した既存事業を土台に、AIなどの新領域にも果敢に進出している。林社長も新しい技術に挑みたい社員たちの気持ちを最大限に尊重してくれている。

フラットなコミュニケーションを実践。フルリモートで働ける環境も整備

創業してわずかな期間でいくつもの実績を残すことができていますが、例えば、ある大手通信会社に対しては電話受付システムを抜本的にリニューアルしました。業務課題の抽出、グランドデザインの設計、管理機能の構築、工事手配業務の統合など、非常に大きな視点での業務のDX化に関わったことで、社内に豊富なノウハウを蓄積することができました。一方でAIを活用した自社サービスとして、地方都市向けにゴミ収集ルートや除雪ルートの最適化といったユニークな試みも展開しています。技術領域の幅広さは当社の自慢の一つとなっています。

その中で社員たちがフルで力を発揮できるように、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。コンサルティング、システム開発を請負で受託するモデルが主となりますので案件毎で各分野のメンバーが加わりプロジェクトチームとして仕事を行います。丸の内にある本社では業務スペース以外にオープンスペースを設けるなどして、社員同士のコミュニケーションの活性化を促しています。社長室を設けていませんので、私の隣で新卒が作業しているという光景も日常茶飯事。おかげで上下の壁を越えて言葉を交わすフランクな社風が根付き、仕事を進める上での大きな力となっています。

本社を整備する一方で、全員がリモートワークを活用しています。エリアフリーで働くこともできますので、地方都市に在住しながら東京の案件をフルリモートでこなす社員が3割に達しています。今後は全国各地に拠点を立ち上げる計画を進めることで、さらに多様性あふれる働き方の実現を支援します。ちなみにリモートだと社員同士の対話が少なくなりがちですから、ワークショップを開催し、各自の業務改善や新技術への取り組みをみんなで話し合う場所を設けています。新人のデータセンター研修を兼ねて北海道にある拠点で、そのままワーケーションを楽しむという姿も見受けられました。

IT企業というと技術を優先しているイメージを持つ人は多いでしょう。しかし、技術を使うのは人であり、技術を形にするのもまた人である以上、コミュニケーションの場所を作るというのは非常に重要な意味を持つのです。何を形にすべきかわからないお客さまとダイレクトに接して開発をする私たちにとっては、なおさらコミュニケーションが重要なものとなっているのです。

林社長の仕事風景

社員たちがアイデアを自由自在に表現できる場所も提供。ハッカソンやアイディアソンなども随時開催するほか、技術や経営に関する勉強会なども行っている。

明確にキャリアパスを制度化。充実の新人研修を通して、一人ひとりの成長を支援

新卒に関しては、2026年度には12名が新しく仲間に加わってくれました。技術的な進化が極めて早いこの業界では、柔軟に物事に対応する力、高い感度のアンテナが求められます。若い社員たちがそうした力を伸ばしていけるように、当社ではさまざまな仕組みを導入しています。

評価制度に関しては上司との1on1での面談を定期的に開催するほか、周囲のメンバーたちがそれぞれの良さを指摘する360度評価の導入も検討しています。キャリアパスは明確に制度化しており、「レベル0/1=メンバー」「レベル2/3=リーダー」「レベル4/5=スペシャリスト/マネージャー」「レベル6/7=アーキテクト/ディレクター」「レベル8=バイスプレジデント」と段階を分けてグレードを設けています。

リーダーとなった後は、それぞれのスキルや志向に合わせ、技術を追求するのか、お客さまへの提案に特化するのか、管理を専門とするのか、自在に選択できる形を取っています。実力があれば飛び級でレベルアップできますし、別のキャリアにも柔軟に挑戦できるように支援する体制も整えています。

教育面も整備しており、新入社員研修は3カ月間にわたって行われます。その内容は以下で構成されています。

「新社会人研修」 ビジネスマナー、論理的ビジネスマインド、プレゼン・コミュニケーション
「テクニカル研修」 インフラ・クラウド研修、Web・プログラム開発研修、プロジェクトマネージャー・品質管理研修
「ビジネスモデル研修」 当社ビジネスに対するビジネス理解
「ロールプレイ研修」 仮想疑似提案活動、仮想システム構成作成、仮想疑似プレゼン

この研修後、7月~9月には実践的なOJTを行います。

「実践的業務観点のOJT研修」 現場で教育を受け、日常業務で仕事の流れを把握。実務に関する基礎知識を習得し、仕事に対する責任を担う自覚を養う

「実践的技術観点のOJT」 現場での具体的な業務知識や最新の技術水準、業務品質を習得し、スムーズな本配属に備える

本配属となってからは、研修での成果や目標、得意分野を考慮して業務を割り当てます。さらには新人1名につきメンター役の社員1名、アドバイザー役の社員1名が付くサポート体制を用意します。

林社長の仕事風景

お客さまの“DXをやりたい”という抽象的な想いを、具体的な設計図へと落とし込む。人材派遣型ではなく、プロジェクト単位で価値提供しているのも同社のこだわりだ。

企業研究のポイント

現在、サティスでは生成AIを活用したプロジェクトを積極的に推進していますが、日常生活においても生成AIは身近な存在となりつつあります。その中では暮らしの中でいかにして生成AIを用いるのか、学生のみなさんも自分なりに考えていくことをおすすめします。生成AIが不可欠な存在となる以上、今のうちから創意工夫した経験が仕事の中で大いに役立てられるはずです。

企業研究をする上でも、生成AIのような新しいものにどれだけ取り組んでいるのかを軸として考えてみましょう。ただし、安定した事業基盤があってこそ、新分野にも臆せずに挑めるという視点も忘れないでください。その意味で当社は大企業向けのシステムインテグレーションで安定した収益を得ている一方で、生成AIを活用した自社オリジナルのサービスの創出にも果敢に挑戦しています。さらには地方創生にも注力していることもあり、ITやDXの力を通して地方の事業創出、人材活用といったテーマにも挑戦中。今後も果敢に未知なる領域に進出する考えです。

環境面を見極めるのも大事です。社風などは言葉ではなかなか伝わりませんので、実際にインターンシップに参加すると見えてくるものが多々あるはずです。なお、当社では通年で長期インターンを募集していますので、興味のある方は問い合わせてみてください。

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東京本社に加え、主要都市にサテライトオフィスを設置することで、エリアフリーでのワークスタイルを進化させていこうとしている。

マイナビ編集部から

2020年に創業したサティスでは、本格的に事業開始して数年ながらも、誰もが知る大手企業や公共機関のDX化に大きく貢献を果たしている。林社長が中小企業を支えたいとの想いを胸に起業しているだけに、使いやすく導入しやすい多様な自社サービスを形にし続けているのも特徴的だ。

林社長の取材では社風についても言及していただいたが、意見が言いやすい環境づくりに力を注いでいるのがよく伝わってきた。本社内にはコミュニケーションを促すオープンスペースが設置され、出社した社員が気兼ねなく言葉を交わしている姿が見受けられた。また、定期的に開催する参加型ワークショップは、社内コミュニケーションを活性化するのが目的の一つ。改善事例などを共有する場として活用されており、立場に関係なく率直に意見を述べ合うことで、仕事の中でも良好な関係を築き上げるきっかけとなっている。

ワークライフバランス面も充実しており、月平均残業12時間、有給取得率100%、年間休日126日を達成。リモートワークも全員が活用し、地方都市に在住してフルリモートで働く社員も少なくない。自分らしいスタイルで働けるからこそ、社員たちは不安を感じることなくどんどん技術を究め、信頼できるエンジニアとして成長を遂げているのである。

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大規模企業から自治体まで幅広く手がける同社。コンサルからインテグレーション、システム最適化で持続可能なDXを伴走するビジネスモデルでお客さまを支え続ける。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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