最終更新日:2026/8/1

(株)ウッディーコイケ

業種

  • 建材・エクステリア
  • 農林・水産
  • 建設
  • 建築設計
  • 住宅

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

記事で読む社会科見学

森づくりから家づくりまで一貫して担う。林業・木材産業の未来を支える会社へ!

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知識ゼロからでも安心して学べる環境、働きやすさも魅力!

埼玉県秩父市に拠点を構え、木にこだわった多彩な事業を展開している「ウッディーコイケ」。若手社員2名ならびに副社長の小池さんに、山林部・プレカット事業部の仕事内容や社会貢献性などについて伺いました!

「写真左から」
■木材事業部 山林部 本橋広都さん(2025年入社)
■プレカット事業部 在来プレカット工場 CAD課 菊地史栞さん(2025年入社)
■取締役 副社長 小池啓友さん(2020年入社)

木の伐採や植林などを通して森林の育成と循環を守り、「緑のダム」としての役割を支える仕事!(本橋さん)

私の所属する山林部では、木の伐採・搬出から植林、下刈り、間伐に至るまで、森林の育成と循環に関わる業務を一貫して手掛けています。これらの業務は、森林を適切に伐採・更新することで、水源涵養機能の維持や土砂災害リスクの低減といった「緑のダム」としての役割を支える、社会的な意義の大きな仕事です。森林は適切な管理を行わなければ、樹木の過密化、老齢化が進み、本来の機能が十分に発揮されなくなってしまいます。その意味でも、計画的に樹木を伐採し、再び植えて育てるという循環を維持することが重要なんですね。また、森林は二酸化炭素を吸収する役割も担っており、環境保全の観点からも重要な役割を担っています。さらに、適切な整備によって林内に光や風が通る環境をつくることで、地域の生活環境の向上にも貢献しています。

私自身は2025年に当社に入社。1年目はチェーンソーを使用して、スギやヒノキのほか、ナラやサクラといった樹木の伐採や枝払いなどの作業を担当しました。入社前はチェーンソーに触ったこともありませんでしたが、入社後に資格を取得。先輩の指導を受けながら技術を習得してきました。伐採は見た目以上に奥が深く、木をどの方向に倒すかはチェーンソーの入れ方や角度、深さなどによって大きく変わります。特に木が大きくなるほど、わずかなズレが大きな差につながるため、高度な技術と豊富な経験が求められるんですね。先輩方が長年の経験をもとに、狙った場所へ正確に木を倒す姿を見るたびに、技術力の違いを痛感しましたね。仕事のやりがいとしては、自分の行った作業の成果が目に見えてわかること。自分の手で一つひとつ積み重ねた仕事がカタチになるたびに、手応えと達成感を実感できる仕事です。

働きやすい環境が整っているのも当社の魅力。現場はチームで動くため、有給休暇も計画的に取得できています。入社2年目の2026年4月からは管理側の業務に携わっています。現場が作業しやすいように段取りを組む仕事のほか、行政との調整や書類作成などを担当しています。1年間の現場経験を活かしながら、より広い視点で仕事に取り組んでいきたいと考えています。

ウッディーコイケで働く魅力!

「山林部には経験年数や担当分野の異なる社員が在籍。話し合いを重ねながら業務を進める文化があります。ベテランから学ぶことも多く、勉強になりますね」(本橋さん)

プレカット事業を通じて建築現場の作業効率や品質の向上、環境負荷の軽減に貢献!(菊地さん)

プレカット事業部でCADオペレーターとして働いています。私たちのミッションは、建物の設計図をもとに木造住宅の構造をデータ化し、工場での木材加工につなげること。具体的には、平面図や立面図を読み取りながら、柱や梁の配置を検討し、プレカット専用のCADソフトを用いて3Dデータを作成。使用箇所や寸法を踏まえながら、継ぎ手や仕口などの加工情報を入力し、加工データを作成します。最終的に作成したデータは工場に送られ、高精度かつ効率的な木材加工へとつながっていきます。

もともと木造建築では、大工さんが現場で木材を一本一本加工していました。この点、プレカットCADは、建築現場における作業効率や品質の向上を支えるだけでなく、環境負荷の軽減にもつながっています。データ作成の段階で、どの長さの木材をどのように使うかを細かく計算し、長い木材から必要な部材を効率良く切り出すことで、廃棄する部分を減らし、無駄な切れ端を最小限に抑えることができるからです。限られた資源を大切に使うという意味でも、社会的に意義ある取り組みといっていいでしょう。

ちなみに、私はCAD未経験で入社。パソコンに関してもExcelを少し使ったことがある程度でしたが、入社後は上司がつきっきりで操作を教えてくれました。先輩が作成したメモを見ながら練習を重ね、わからないところはその都度質問するというかたちで習得を進めた結果、2~3ヶ月ほどで基本的な操作を覚えることができました。日頃から心掛けているのは、ミスを見逃さないこと。実際に現場で作業する大工さんのことを考え、「この向きなら取り付けやすいか」「作業しやすいか」といった視点も意識しています。

私は熊谷市からIターンで入社し、現在は借り上げ社宅制度を利用しています。会社から自転車で10分ほどの場所に住んでおり、自己負担は月1万円程度と、安心して生活できる環境が整っているのはとてもありがたいですね。今後の目標ですが、まずはCADのスキルを高め、より効率良く正確に作業できるようになること。また、加工や仕様に関する知識や専門用語について、まだ十分に理解できていない部分があるので、一つひとつ覚えていきたいと考えています。

ウッディーコイケで働く魅力!

「やりがいを感じるのは、間取りや将来の使い方が想像できる図面に触れたとき。責任感とともに、『この家で生活する人がいるんだ』と嬉しくなりますね」(菊地さん)

事業そのものが社会貢献につながる。木材の価値を社会に広める活動にも注力!(小池さん)

私たち「ウッディーコイケ」は1911年(明治44年)創業。ルーツは薪炭業ですが、時代の変化に合わせて木材加工へと事業領域を拡大。さまざまな挑戦を重ねながら、事業の幅を広げてきました。

現在は、原材料の丸太を角材へと加工する「製材」と、柱や梁などの構造材を切り出し、ほぞや仕口を機械加工する「プレカット」を主軸に事業を展開していますが、近年は林業の内製化にも注力。従来は外部事業者に伐採作業を委託していましたが、森林計画の策定から木を植え、育て、伐採し、再び森をつくるところまでを自社で担うことで、原材料の供給から建材加工までを一貫して担える体制を構築しています。林業の担い手不足が進む中、原材料の安定確保と産業の持続に向け、内製化と20代~40代の人材育成と技術継承を進めています。上の記事で本橋がお話ししているように、間伐や伐採、再造林が適切に行われないと、土砂災害や水源への影響、さらには花粉問題や生物多様性の低下にもつながります。私たちの事業そのものが社会貢献につながっているんです。

当社の経営理念は、「全従業員の物心両面の幸せを追求するとともに木材を通じて人類社会の進歩発展に貢献する」――。社員とその家族の生活を守り、安心・安全に働ける環境を維持するとともに、私たちは木材の価値を広く伝える活動にも力を入れています。工務店や学校、企業向けに、伐採から製材、プレカットまでの工程を見学するバスツアーを実施。実際に山を見て、木材がどのように使われているのかを体感していただくことで、木材産業の意義を理解してもらっています。また、2023年には埼玉県および国内大手の建設会社と「埼玉県森林(もり)づくり協定」を締結。森林整備活動を推進しています。今後は林業分野をさらに強化するとともに、山林部の活動範囲を秩父地域から、埼玉・東京全体へと拡大し、当社の存在価値をより一層高めていきたいと考えています。

ウッディーコイケで働く魅力!

「働きやすい環境づくりにも注力。年間休日は実質120日程度で、有給取得率も向上しています。誰もが安心して働ける職場づくりにも取り組んでいます」(小池さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 本橋広都さんが感じる職場の雰囲気
  • 菊地史栞さんが感じる職場の雰囲気
  • 小池啓友さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

【本橋さん】
企業研究では、自分なりの“軸“を持つことが大切です。私の場合は「地元・秩父にUターンして働きたい」「安定した環境で定年まで働ける会社」という軸を据えたことで、企業選びがしやすくなったと感じています。また、かなり早いうちから地元企業の見学会に参加するなど、自分から積極的に動いて情報を取りに行く努力を重ねていたことも納得のいく会社選びにつながりました。

【菊地さん】
企業研究では、実際に働いている先輩社員と会って話をすることが大切だと思います。私の場合は「自然の近くで暮らしたい」という思いを軸に秩父へのIターンを決めましたが、どんな暮らしをしたいのか、どんな環境で働きたいのかといった視点も大事にしながら、企業選びを進めてほしいと考えています。

【小池さん】
人生において最も大切なのは、「自分がどんな人間でありたいか」「どのようなときに幸せを感じられるか」。企業研究でも自分自身としっかり向き合い、納得して働ける場所を選んでいただきたいと思います。また、企業を見る際には事業内容だけでなく、その背景にある理念や社会的意義を理解する努力を重ねていただきたいですね。理念やビジョンに心から共感できる会社を選ぶことができれば、どんなときでも前向きに働けるはずです。

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上司や先輩社員のもとでのOJTを通じて、専門的な知識ゼロからでも安心して学べる環境が整っていることも同社の魅力の一つ。

マイナビ編集部から

埼玉県秩父市に拠点を構え、森林整備から製材、プレカット加工、ログハウスの設計・施工まで、木にこだわった多彩な事業を展開している「ウッディーコイケ」。今回、2025年入社の若手社員ならびに副社長の小池さんにお話を伺って感銘を受けたのは、「山を守り、育てるところから家づくりまでを一貫して担う」という強い意志のもと、事業が展開されていることだった。

特に印象的だったのは、林業の内製化に踏み切り、若手人材の育成と技術継承に本気で取り組んでいること。20代の若手社員が、ベテランから技術を受け継ぎながら現場で活躍している姿からは、産業そのものを未来につないでいこうとする覚悟が感じられた。さらに、原材料の確保にとどまらず、土砂災害の防止や水源の保全、生物多様性の維持といった観点から森林整備に力を入れていることからも、同社の事業がもつ社会的意義の大きさを実感することができた。また、働きやすい環境づくりに力を入れ、若手が安心して成長できる基盤を整えている点も大きな魅力といっていいだろう。

林業・木材業界に興味関心をお持ちの方はもちろん、地域・社会に貢献する仕事に高いモチベーションを持って取り組みたいという志ある方に情報収集を勧めたい会社であると取材を通して感じた。

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同社がトータルプロデュースを行った「平成ロマン館」にて。「古くなっても価値の下がらない住宅」を目指し、明治・大正期の木造洋館をイメージしてつくられている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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