最終更新日:2026/10/8

ライニングコンテナー(株)

業種

  • プラスチック
  • 化学
  • 紙・パルプ
  • 環境・リサイクル

基本情報

本社
茨城県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

暮らしに身近なモノづくりを通して、日本の日常を支える

  • 電気・電子系 専攻の先輩

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転勤ナシ! 茨城に根差したプラスチック容器メーカー

茨城県境町にすべての拠点を集約し、品質の高いプラスチック容器を製造し続けるライニングコンテナー。創業時から同社で働いている経営トップの内海社長と、2人の精鋭社員の仕事や思いに迫ってみた。

内海 誠二
社長
1977年入社

石川 啓太
施設グループ
工学部 電気電子科卒
2011年入社

関口 雄介
LC営業部
経営学部 経営学科卒
2017年キャリア入社

【内海社長】創業時から会社を支える。新しい容器づくりにも挑戦し続けたい

ライニングコンテナーは大阪に本社を構える古林紙工の子会社として、1977年に茨城県猿島郡境町で創業しました。親会社は紙製品パッケージの製造販売を本業としていましたが、70年代前半にプラスチック容器に進出。後発メーカーであったために、特色のあるプラスチックと紙を同時に一体成型する「トリテロ容器」を、スウェーデンから技術導入致し、横浜の工場で生産していましたが、より高度な衛生環境を実現して事業を拡大するために、境町に工場を設立して子会社である当社が誕生しました。

黎明期には機械を輸入していた当社も、次第にノウハウを蓄積して独自技術を次々に編み出していくようになり、1983年には高温高圧殺菌(レトルト)に耐える容器を開発しました。さらにその数年後、全国規模のパンメーカー様に和菓子容器として、ペットボトルの素材であるA-PETという樹脂を業界に先駆けで採用。同時期には石油化学メーカー様との連携で、密封性と開けやすさを共存させた「マジックトップ容器」の受注も決まり、A-PETと並んで現在に至るまで当社の主力商材となっています。

私自身は茨城の出身で、地元に近いからと高校卒業後、創業したばかりの当社の一員となりました。以来、技術開発で試作や金型交換を手掛けたり、品質管理や生産管理、営業、製造など多彩な業務を経験し、社長となる直前は工場長・工場長代理という立場にありました。この40数年間、多くのプロジェクトに携わりましたが、手を挙げた者がチャンスをつかみ、責任をもって最後まで突っ走っていくことができる会社ですので、非常に面白い経験を重ねていくことができたと実感しています。

中でも心に残っているのは、マジックトップの立ち上げ。当時、私は品質管理の担当でしたが、協業する企業と連携するべく営業職も兼務し、技術を具現化するために試行錯誤を繰り返しました。一般的に容器の空けやすさと強度は相反するのですが、マジックトップはバランス良く両方の特性を兼ね備えています。「一度使っていただければ良さを分かっていただける」そう確信して地道にPRを繰り返した結果、今日の主力商材としての道筋を作ることができました。

研究から製造まで自社で一貫してできる体制が整っているからこそ、当社の前にはさらなる可能性が広がっていると思っています。今後も環境問題への対応を含め、新しい容器づくりには果敢にトライしていく考えです。

先輩たちから一言

「創業時から長く勤めてきましたが、周囲の取引先が助けてくれたおかげで激動の時代を乗り越えられました。人に恵まれた会社だと実感しています」(内海社長)

【石川さん】設備の安定稼働を実現するために、視野を広く持って仕事に臨む

大学では電気について学んだこともあり、地元の茨城県でその経験が活きる企業に就職したいと考えていました。当社は電気に直接的にかかわる企業ではありませんが、大学の先輩が施設担当として働いており、製造設備のメンテナンスや修繕を通して電気の経験を活かせるという話を聞いて興味を持ちました。拠点が一か所だけですので転勤することなく、同じ茨城で働き続けられる点にも魅力を感じ、当社で頑張っていくことにしました。

最初の1年間は現場でデリバリーや検品、箱詰めなどの作業を通してプラスチック容器の基礎を覚え、2年目から本格的に施設担当として各種機械の保守や修理、メンテナンス、突発的なトラブル対応などに臨んできました。電気についての知識も求められますが、それ以上に機械についても知らなくてはならないのが難しいところでしたが、先輩の指導を受けながら少しずつ視野を広げていくことができました。

次第に簡単な設備の修正や改造であれば、自分で設計した上で部品調達して取り付けまでできるようになりました。また、仕入れ先であるメーカーとの納期調整なども担当しています。設備は3名程度の少数精鋭で仕事をしているだけに、仕事のフィールドはどんどん広がっています。さまざまな事例を経験することで、次第に先の先を読んだ作業ができるようになり、トラブルが発生する前に先手を打って、スムーズに処理できる力も身に付きました。

メンテナンス対応をする場合、故障の原因となりそうな部分を予測して、あらかじめ交換しておくなど、機転を利かせた作業が求められます。予測することは簡単ではないのですが、かすかでもいつもと違う音がしたときは、念のため装置を徹底的に調べるようにしています。その結果、問題になりそうな部分が見つかり、安定的に生産が進められたときの嬉しさは格別です。また、機械の設定をして「ありがとう」と現場から声をかけてもらえるのも励みになります。

入社してから2台ほどの新規設備を導入していますが、先輩たちが主体となって作業をしており、私はお手伝い程度の関わり方に留まりました。今後は、自分一人で新規導入ができるくらいのレベルに到達することを、目標に定めています。そのためには先輩の手掛けている仕事を見て学び、経験を積み重ねていくつもりです。

先輩たちから一言

「当社は残業も少なめで有休もとりやすい環境です。設備の場合、メンテナンスで休日出勤することがありますが、もちろん平日に代休を取得できます」(石川さん)

【関口さん】お客さまの期待に応える容器は、確かな信頼関係の中で生み出される

前職では電子基板メーカーの営業として働いていたのですが、販売したモノが日常で役立っている様子が直接わかる世界で働きたいと思い、プラスチック容器という生活に欠かせないモノづくりを展開している当社に転職しました。以来、営業としてお客さま先に出かけて商品を紹介するのはもちろん、注文書や納品書の管理、受注後の社内調整、ときには新製品開発にも関わっています。

私は病院食やギフト用のゼリーなどに用いられているマジックトップ、高温のオーブンに対応可能な焼成容器などを主に扱っており、ご使用いただいているメーカー様、窓口となる商社と日々コミュニケーションをとりながら打ち合わせを行っています。容器の種類は多彩であり、当初は材料への知識も足りていない状況でしたが、入社後数ヶ月は生産現場で研修を受けられ、周囲の先輩も丁寧に教えてくれたため、一歩ずつ成長していくことができました。

個人的に思い出深かったのは5年前、コンビニ向けの耐熱容器の受注に成功した経験です。現場と協力しながらお客さまの課題を解決する提案を重ねた結果、一時期は工場内がパンクしそうになるくらい大量の受注に成功したことで、営業として自信を深めることができました。そうした中で意識しているのは、あくまでも容器はツールということ。容器の製造販売の窓口となっている私たちですが、容器を通してお客さまの困りごとを解決することこそが使命であり、日頃からお客さまとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を構築していくことが大切だと思っています。

日々の対話の中で見つけた問題点に対して、社内で力を合わせて解決策を示し、お客さまの期待に応えられる容器を形にできたときの充実感は、非常に大きいものがあります。そして、スーパーなどの店頭で自社が作った容器を見かけることも多く、身近なモノづくりに携わってみたかった私としては、非常にうれしい気持ちになります。今後も社内外の関係者と円滑にコミュニケーションをとりながら、お客さまに貢献していきたいです。

先輩たちから一言

「風通しのいいのが当社の自慢。同じフロアの近くに社長や部長が座っていますので、困ったときに相談がしやすいのがありがたいですね」(関口さん)

企業研究のポイント

■企業研究をする上では、幅広い業界に興味・関心を持って調べていくことが大切です。その中で自分が目指したいと思える企業と出会ったら、インターンシップや仕事体験などに参加して、実際にコミュニケーションを取って企業を深く知るようにしてください。Webのみで判断することなく、働く人の声を直接聞くことで非常に多くの有用な情報がつかめるはずです。
当社のようなメーカーの技術系職種は、粘り強くやり遂げられる人に向いていると思います。多かれ少なかれ失敗をしてしまう世界ではあるので、そこで諦めることなく素直に学ぶ姿勢を持っていれば、いつか大きく花開くはずです。
<石川さん>

■将来、やりたいことがあるならば、まずは関連する企業をとことん調べていきましょう。その中で何か魅かれる要素を見出した企業に関しては、インターンシップなどの機会を活用していくと興味がさらに膨らんでいくと思います。
一方でやりたいことが見つからずに、悩んでいる人も少なくないことでしょう。その場合は趣味や好きなものといった視点から、仕事を探してみるところから始めてください。そこで見えてくる現実を切り口に、どの方向に進むべきか、熟慮して行きましょう。個人的には失敗を恐れることなく、少しでも興味のある世界に向かって走っていった方が、将来の自分のためにプラスなると思います。
<関口さん>

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営業の関口さんと技術系の石川さん。部署を超えた対話も活発で、全員が一体となってモノづくりを進めているのはコンパクトな組織ならではだ。

マイナビ編集部から

プラスチック容器の製造販売を専門とするライニングコンテナーは、茨城県境町の本社・工場を拠点にして、半世紀近くにわたる長い歴史を紡いできた。取材を受けてくれた内海社長は創業時の同社に新卒入社しただけに、会社の歩んできた創意工夫の歴史をわかりやすく解説してくれた。これからの時代に求められる環境への対応についても真っすぐ回答してくれた内海社長の言葉からは、プラスチック容器のニーズが変遷するこれからの社会においても、同社は価値ある仕事を残し続けてくれるとの期待感が伝わってきた。

研究開発、企画、試作、販売というあらゆる機能が境町に集結する一貫体制を敷いているため、お客さまのニーズにも細かく、スピーディに応えられるメリットがある。だからこそ、200度以上のオーブンに入れても問題のないプラスチック容器を形作るなど、技術的にかなり高度な技術を有するに至っているのである。

当然、社員たちには高いレベルの能力が求められるが、社員が全員で力を合わせて課題解決する文化が根付いているし、キメ細かく指導してくれる先輩もそろっているから、不安を感じることなく仕事に打ち込めるはずだ。ちなみに社員の石川さんと関口さんは、ともに茨城県の出身。地元で長く、安定して働き続けたいとの思いで扉を叩いたという。茨城に根差してキャリアを積みたい人にとってもマッチする会社でもある。

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工場内には大型設備がズラリと並んでいる。今後、設備の増強なども視野に入れており、環境にやさしく、時代を先取りしたプラスチック容器づくりを推進していく考えだ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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