最終更新日:2026/7/30

日鉄ステンレス加工(株)

業種

  • 金属製品
  • 機械
  • 精密機器
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
愛知県

取材情報

記事で読む社会科見学

大手鉄鋼メーカーの子会社として、ステンレス加工品の製造・販売を手がけています。

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食品、薬、PC、衣料品、建材など多彩な分野に貢献!

大手鉄鋼メーカーの子会社として、お客さまに高機能なステンレス加工製品をお届けする「日鉄ステンレス加工(株)」。設計から製作・販売まで行う自社一貫体制が強みです。

今回は、主にステンレス特殊研磨加工を行う「加工品事業部」と、産業用機械を製造する「ニツセン事業部」で活躍する先輩社員2名にインタビュー。各事業部で製造する製品の特徴と社会の関わり、印象的なプロジェクト、職場の環境について、ざっくばらんにお話いただきました。

●稲葉 勇気さん(加工品事業部製造部 製造課/2018年入社/写真左)
●榊原 雄基さん(ニツセン事業部製造部 製造課/2012年入社/写真右)

スマホなど身近な電子機器はもちろん、次世代情報通信インフラにも貢献!

「加工品事業部」では、緻密な研磨技術と特殊な熱処理技術を生かしてプレスプレートを製造しています。プレスプレートとは、ステンレス板をお客さまの要望(硬度や形状、板厚など)に沿って加工したもの。当社では、高品質な材料を使用しているのが特徴です。また、プリント基板を製造する上で欠かせないものでもあり、最終的にはスマホやタブレット、パソコンなどのみなさんにも身近である電子機器に搭載されます。ほかにも家電やクルマ、医療機器、新幹線、飛行機など、電子制御システムが組み込まれたさまざまな製品を支える役割。どの分野においても最終製品の品質に直接影響するため、プレスプレートには高い精度が求められます。それを叶えているのは、先人たちが培った高度な技術力と徹底した品質管理体制です。

現在私は、製造の最終工程となる検査を担当しています。まずは製品に付着した汚れを洗浄機で落とし、さらに溶剤で拭き取った上で、測定器で板厚や寸法などをチェック。その後、外観検査として目視でキズなどをチェックし、合格品だけが出荷されます。表面の微細なキズを目視で見つける業務は難しいですが、経験豊富な先輩方は機械でも判別できないほどの小さなキズをスピーディーに見抜くことができます。私も光の当て方や製品の角度を変えるなどの工夫を重ねながら、日々スキルを磨いていきます。

コロナ禍以降はテレワークが普及し、ノートブックパソコンなどの販売増加を受けてプレスプレートの需要が急増しました。そのときに、プレスプレートが重要な役割を担っていることを改めて実感。当社のプレスプレートで製造されたプリント基板は、実際に目にすることはありませんがテレワークに欠かせないパソコンや5G関連の機器にも使用されています。2030年に導入予定の次世代情報通信インフラ、6Gにもプレスプレートは必要とされるはず。そう考えると、思わず期待感が高まりますね。今後はさらに実力を磨き、前後工程の担当者とコミュニケーションを取りながら検査部門のマネジメントにも挑戦し、世界の産業を支えたいです。
(稲葉 勇気さん)

「日鉄ステンレス加工(株)」の魅力

「お客さまの高い要求に応えるため、部署の垣根を越えて連携を取り、無事にやり遂げたときは本当に嬉しいですね。仕事を通して成長を実感できる環境です」(稲葉さん)

ステンレスの1枚板からお客さまが求める産業機械を製造しています。

「ニツセン事業部」では、ステンレスやニッケル合金の一種であるハステロイなどの特殊鋼を使用した産業機械を製造しています。産業機械とひとことで言ってもさまざまで、染色、化学、食品、医薬など幅広い分野で使用されているのが特徴。当社は設計から製作、販売まで一貫して手がけることで、お客さまから高い評価を得ています。その中で私は、薬品メーカーに納める機械を主に担当。注射に使用する純水などを製造する装置を、お客さまの要望に応じてオーダーメイドでつくり上げています。近年はワクチンの製造工程に組み込まれる装置を多く手がけており、きれいな水と蒸気を同時に生成する蒸留機械を世に送り出しています。コロナ渦では、ワクチンの需要が高まり、自分の仕事が社会に大きく貢献していると感じましたね。

実際の仕事は、まずステンレスの1枚板を3本ロール成型機にセットし、設計図通りに曲げる段階からスタート。その後、加工した板を溶接してさまざまな配管をつなぎます。自動溶接機を使用することもありますが、手動で溶接を行う手溶接が腕の見せ所。最後に穴を開け、いろいろな部品を取り付けるまでが主な役割となります。最終的に設計図通りにできているかをダブルチェックし、無事完成したときには大きな達成感が得られますね。

現在の部署では溶接が重要な業務となるため、入社6年目のときにステンレス鋼溶接技術検定を取得しました。受験費用やテキスト代などを会社が負担してくれるのはもちろん、業務時間内に実技練習をさせてくれるなどのきめ細かなサポートが資格取得を後押し。資格取得後の最初の溶接作業はとても感慨深く、今でも鮮明に覚えています。最近は当社の納品した機械のメンテナンスのため、お客さまの工場に出張で行くことが度々ありますが、そこで実際に動いている機械を間近で見られることもこの仕事の醍醐味です。中には私が生まれる前から使い続けられている機械もあり、当社の技術力の高さに驚かされますね。現在はチームのリーダーとして楽しく仕事をしていますが、さらに上をめざしていきたいです。
(榊原 雄基さん)

「日鉄ステンレス加工(株)」の魅力

「有給休暇のほか、子どもの急病などに利用できる特別休暇もあるので、ワークライフバランスが実現しやすい環境があります」(榊原さん)

企業研究のポイント

インターネットなどの情報で企業の大まかなイメージをつかむことも大切ですが、そればかりに頼りすぎないようにしてください。文字の情報はその企業の一面でしかなく、特に口コミに関しては投稿者の主観です。みなさんが同じように「感じるか」は、別の話になります。
私は、私の人となりを大切にしてくれる点や大手鉄鋼メーカーの子会社としての安定性に着目し、今に至ります。みなさんも気になる企業があれば時間の許す限り足を運び、職場の雰囲気や先輩の人柄を肌で感じてほしいです。
(稲葉 勇気さん)

企業研究では、行動力を大切にできるだけ多くの企業に足を運んでほしいと思います。例えば、当社だと「大手鉄鋼メーカーの100%子会社としての安定性」や「No.1をめざすニッチな技術」、「多岐に渡る分野を支える事業領域の広さ」などの企業の強みはインターネットで調べるとすぐに検索できる情報。しかし、働く上で重要になる「職場環境」や「先輩社員の人柄」は、実際に自分の目で見てみないと分からないはずです。みなさんが実際に働く上で大切だと考えるポイントをあらかじめ絞っておき、インターンシップなどで直接確かめてみていただければと思います。
(榊原 雄基さん)

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先輩方が積極的に声をかけてくれるので、新入社員が一人で悩みや不安を抱え込むことはない。どの部署もコミュニケーションが活発で、休憩時間には笑い声が絶えない。

マイナビ編集部から

異なる2つの分野で特徴ある事業を展開する「日鉄ステンレス加工(株)」。半導体製造など電子部品関連、建材、自動車、日用品などの分野を支える「加工品事業部」、染色、化学、食品、医薬とさまざまな分野を支える「ニツセン事業部」の2つの事業で産業に貢献している。どちらもB to Bビジネスのため、実際に私たちの目に触れることは少ないが、同社が手がける製品は日常生活に広く浸透していることは間違いない。

今回のインタビューを通して感じたのは、風通しのいい職場環境だ。どちらの事業部も先輩はやさしく、分からないことはすぐに相談できる。「当部署では、上司が私のアイデアや改善提案を真摯に受け止め、若手の意見でも積極的に採用してくれる文化があります。自分の提案が形になることで、大きなやりがいを感じています」と稲葉さん。さらに福利厚生も充実しており、「自分で選んだアパートを会社が借り上げてくれる社宅制度では、家賃の8割を会社が負担してくれるのでとても助かっています」と榊原さんが教えてくれた。

大手鉄鋼メーカーの子会社としての盤石な経営基盤のもとで日本の産業に貢献したい方はもちろん、大きく自己成長したい方にも注目してほしい企業の1つだと感じた。

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西三河の工業地帯に工場を構える同社。確かな品質と高い技術力を糧に、「加工品事業部」と「ニツセン事業部」において「Niche and No.1」をめざす。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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