最終更新日:2026/6/1

アイコ(株)

業種

  • インテリア・住宅関連
  • 空間デザイン
  • 建装・ディスプレイ
  • 繊維
  • その他メーカー

基本情報

本社
愛知県

取材情報

経営者の視点

60年以上の歴史をベースに、次世代に向けて進化中!可能性に満ちあふれた社内です

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使い手に喜ばれる製品の提供を通じて、働く自分を好きになる!

若き取締役を社内改革のリーダーとして、継続的な改善を続けるアイコ。社員一人ひとりがより良い環境で働けるよう、様々なプロジェクトが進行中です。

青山 高之さん
取締役 営業部長/経営企画室長
アメリカの大学院でAI、コンピュータ分野を研究後、2023年に帰国しアイコ(株)に入社。その後、中国での滞在を通じて、語学力を磨きながら海外メーカーとの協働を推進。現在は、経営企画室長および営業部長を兼任し、全社の企画戦略と営業体制の強化を主導している。

実は意外と身近なところにも、アイコの椅子はあります!

■創業から続く品質へのこだわり
当社は愛知県知多市に本社を構える、オフィス家具の専業メーカーです。創業は1916年にさかのぼり、当初は青山鉄工としてスタートしました。1963年に現在の社名となって以来、オフィスチェアを中心に事業を展開してきました。

私たちの製品は家庭用の家具とは異なり、企業や学校、自治体などで長時間にわたって日々使用されるものです。例えばデスクワークの人の場合、起きている時間の中でオフィスの椅子に座っている時間が最も長いのではないでしょうか。だからこそ、座り心地や耐久性、安全性といった点に強くこだわってきました。

販売は基本的にBtoBで、販売代理店、オフィスデザインの設計事務所からのご依頼やOEM供給にも対応しているほか、オフィス用品のECサイトなどを通じて流通しており、国内外で多くのお客様に選ばれています。想像以上に多様な場面で当社の椅子が使われており、大学の講義室やショップのカウンター席、空港など、皆さんも気づかないうちに当社の椅子に座っていらっしゃるかもしれません。

■社員の力と仕組み化による未来への挑戦
当社の強みは、何より「品質の高さ」にあります。デザイン性だけでなく、長期間使用に耐えうる強度や人間工学に基づいた快適さを実現している点は、多くのお客様から評価いただいている部分です。一方で文書化やシステム化、マニュアル化が進んでいない部分もあるため、新しい人材が入社した際に学びにくく戸惑うのではないかと感じていました。そのため、私は2023年に経営企画室を立ち上げ、仕組み化・標準化といった改革を進めています。

当社の社員はとても真面目で真摯に仕事に向き合っており、その力をテクノロジーやマネジメントの仕組みと掛け合わせることで、より大きな可能性が広がると信じています。私はAIやシステムの研究をしてきた背景もあり、その知見を活かして、これからのアイコをさらに強い会社にしていきたいと考えています。

アイコの魅力は、どんなところ?

「オフィス家具業界は市場拡大傾向にあるため、私たちは常に学び、挑戦と創造を続けて、お客様との信頼関係を築いています」と語る青山さん。

美しく機能的な新社屋で、若手も積極的にプロジェクトに参加

■新社屋プロジェクトとオフィスの進化
2024年、名古屋市内にあった本社を知多市の工場と統合する形で移転し、製販一体型の拠点として新社屋を完成させました。この時、新社屋プロジェクトを立ち上げています。

プロジェクトチームでは3つのコンセプトを掲げました。1つめは、『魅せるオフィス』として、お客様が実際に製品を体験できるショールーム機能を備えること。2つめは『創るオフィス』であること。工場や開発部門、事務部門など異なる部署の社員同士はもちろん、お客様とのコミュニケーションを生む場にもなっています。3つめは『映えるオフィス』。最新のトレンドやセンスを反映させたいと考えており、もっと若い人材を活かして会社自体を元気にしていきたい。若者の目にかない、「将来ここで働きたい」と思えるようなオフィスの創造を目指しています。

■地域とつながるプロジェクトの推進
当社では、日々の業務と並行してプロジェクト型の取り組みを積極的に進めています。経営企画室の立ち上げ以降、工場の5S活動や設備導入プロジェクト、さらには『知多にアイコあり』という地元に根ざした取り組みまで、多様なプロジェクトを推進してきました。特に印象深いのは、地元・知多市のイベントで、子どもたちに椅子の組み立てを体験してもらった企画です。自分で組み立てた椅子にシールを貼って嬉しそうに持ち帰る子どもたちを見て、モノづくりの魅力を改めて感じるとともに多くの気づきを得ることができました。

■社員の主体性を育む場として
プロジェクトの活動は、参加した社員一人ひとりが「自分の力で会社を動かす」という感覚を持てる大切な場です。若手社員にも早い段階から参加してもらい、プロジェクトマネジメントの基礎を体験してもらうことで、通常業務では得られないスキルや視点を磨く機会となっています。将来、こうした経験がグループリーダーや管理職へと成長していく礎になると考えています。

プロジェクトを進める上で大事にしているのは、「やらされ感」ではなく「自分たちで面白くやろう」という雰囲気をつくること。当社の5年後、10年後を考えていく中で、社員が主体的に動けることは特に重要です。その思いを胸に、私はプロジェクトを次々に立ち上げ、未来に必要な力を育んでいます。

アイコの魅力は、どんなところ?

新社屋エントランスに展示された自社製品。ショールームには多種多様なオフィスチェアやテーブルが並び、実際に座って性能を確かめることもできる。

自分たちの仕事と会社に誇りを持って働き続けたい

■部署を越えた交流と社内の風通し
プロジェクトの開始により、製造と営業、企画と開発が一緒に課題に取り組み始め、部署を越えた交流が生まれました。社内で自然とコミュニケーションが活発になったことは、大きな成果です。また、社食制度を設けたことも、社内の風通しの良さにつながっています。部署や職位に関係なく、同じテーブルで昼食をとる中で、気軽に話せる関係が築かれています。私も社員と並んで食事をしながら、雑談や課題を共有するひと時を大切にしています。

■変革期に求められる志
私は社員に「一緒に会社を創る仲間であってほしい」と願っています。歴史ある当社ですが、今まさに変革期にあります。すべてが整った環境とは言えないからこそ、足りない部分を共に創り上げていける人材に期待をしています。自ら工夫や挑戦をし、会社づくりを楽しめる方には、今の当社は最高の環境だと思います。

■成長戦略と目指す未来
今後の展望としては、まずは現在の売上18億円から5年後に売上30億円達成。そのための基盤はすでに整いつつあります。また、国内外の販路拡大や新ブランドの立ち上げを進めています。特に、新ブランド『AICO PRO』では当社の従来の商品よりも高機能で人間工学的にも優れたハイエンドモデルを展開し、上質なものを求めるユーザーにアプローチしていく予定です。海外パートナーの技術力と当社のノウハウを融合させることで、世界市場で戦える製品を届けたいと考えています。

数字的な目標も重要ですが、私が大切にしたいのはミッション、ビジョンです。当社のミッションは『「働く」に寄りそう一脚を創る』。一日のうち多くの割合を占める椅子に座って過ごす時間を支え、心地よさを提供することで、人々の働き方や生き方に寄り添いたいと考えています。そしてビジョンとして『「働く」自分を好きになる未来』を掲げています。仕事を通じて自己肯定感を高められるような価値を創り出したいものです。

社員が誇りを持って働き、自分の仕事を好きになれる会社であること。それが当社の存在意義です。未完成だからこそ新たな試みに踏み出すことができ、一緒に未来を創っていける。仲間とともに、当社を次のステージへと成長させたいと強く思っています。

アイコの魅力は、どんなところ?

基本、社内はフリーアドレス制。部署や立場に関係なく意見を出し合い、ディスカッションの中から新たなアイデアが生まれることも。

企業研究のポイント

近年はワークライフバランスが重視されていますが、ライフとワークを切り離すのではなく、互いに良い影響を与える「ライフワークハーモニー」という考え方も注目されています。例えば、充分な睡眠は健康に良いだけでなく、翌日の仕事のパフォーマンス向上にもつながります。つまり私生活と仕事は相互に関係し合い、調和を保つことでより充実した毎日を送れるのです。そのため、企業研究においては単なる条件比較ではなく、自分が「熱中できること」「やりがいを感じられること」に目を向けることが大切だと思います。

企業研究にあたっては、給与や休日数だけでなく、その仕事に自分がどう関わり、成果がどう形になって社会に役立つかを想像してみるのがポイントです。数字や規模だけ見るのでなく、その会社が「どんな社会的価値を提供しようとしているか」にも目を向けてください。製品やサービスが人々の生活に影響を与える姿をイメージできると、仕事への誇りや、やりがいを強く感じられるでしょう。

また、企業研究は「完璧に希望に合う会社に入る」ことだけが正解ではありません。120%の気持ちで取り組むことで仕事を好きになれる可能性がありますし、一度やり切った経験は次のキャリアにおいても大きな自信となります。自分にとって熱意を持って取り組める仕事は何かを考え、企業研究に臨んでください。

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近年、若手社員が増えつつある社内。仕事を楽しみ、仕事に熱中しつつ、プライベートの時間も充実させる働き方を実践している。

マイナビ編集部から

創業60年以上のオフィス家具メーカーとして、多くの実績を誇るアイコ株式会社。創業間もない頃にすでに海外展開もスタートさせ、現在は海外のネットワークを活かした製造体制を取っている。一方で日本の厳しい検査基準をクリアする『AICO JAPANクオリティー』を追求。職人技とも言える技術で高品質なモノづくりを行う姿勢こそが、実績と信頼の理由だろう。

良いものは守り、歴史を継承しつつも、改革・革新を積極的に進めているのが現在の同社だ。若き取締役・青山さんがリーダーシップを発揮し、「これからのアイコに必要なものは何か」を探っている。課題を見つけると、その解決に向けた動きが速いのも同社ならでは。経営企画室の立ち上げもそうだが、その後のプロジェクト進行を見ても、スピード感と本気度が伝わってくる。

取材中に紹介された子ども向けイベントでは『知多にアイコあり』を幼く柔軟な心に印象づけたことで十分に成功と言えるが、青山さんは「体験した子が将来、『地元企業であるアイコで働きたい!』と来てくれたら嬉しい」と笑顔で夢を語る。そういう楽しさもあるのが、今の同社の良さなのではないだろうか。経営企画室のもとで業務改善や意識改革が進み、社員が主体的にプロジェクトに関われる環境が整いつつある同社。この先の進化がますます楽しみだ。

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2024年7月から稼働している新社屋は、若手社員のアイデアやセンスも反映。どこを取ってもスタイリッシュで快適な空間となっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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