最終更新日:2026/8/2

東海シープロ(株)【東海澱粉グループ】

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 農林・水産
  • 食品
  • 商社(その他製品)
  • その他メーカー

基本情報

本社
福岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

飼料メーカー、水産加工メーカー、専門商社、さまざまな顔をもつ水産事業会社

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“生簀から食卓まで”関わる企業ならではの多様なキャリアに注目

養殖魚介の生産から小売販売まで一貫して手掛ける東海シープロ(株)。エサの研究開発職、営業職として活躍中の先輩社員と人事担当者に、同社ならではの仕事の魅力や多様なキャリアについて話を聞いた。

■森 誠(写真右)
宇和島事業所(2019年入社)

■内田 隼輔(写真中央)
飼料管理部(2024年入社)

■斉藤 満(写真左)
業務部(1995年入社)

【森さん】エサの研究開発を経験した後に営業へと転身。商談場所は海の上!? 

大学では魚の繁殖生態について研究していました。水産業界で働きたいとは思っていましたが、具体的にやりたいことが定まらない中で当社のことを知り、事業内容の幅広さに興味を持ったことが入社のきっかけです。エサの開発から養殖魚の加工、販売まで、魚にまつわる事業をトータルで手掛けているので、いろいろなことが経験できそうだと感じました。その期待通り、入社後はエサの研究開発を5年間ほど経験し、現在は生産者へのエサの営業をメインで担当しています。

営業職と聞くと、学生の皆さんはスーツを着て会議室で商談をするような仕事をイメージするかもしれませんが、私の商談の場は海の上。生簀で養殖されている魚を見ながら、生産者と話をしています。大海原に囲まれての商談は、暑さや寒さ、波による揺れといった自然の影響が避けられません。慣れるまで大変な面はありましたが、その一方で、現場でしか得られない情報がたくさんあるのも事実です。自分が提案したエサによって、魚の大きさや身質、色味などがどう変わるのかを直接確認し、そこで得た情報を開発チームと共有しながら、次の提案へと活かしています。

私は主にタイやブリの生産者を担当しています。養殖のプロである生産者が知り得ない情報や養殖技術を入手し、先回りして提案するのが営業の腕の見せ所。営業になってからは、エサや養殖、さらに広く水産業界に関する情報を意識的にキャッチアップするようになり、情報に対するアンテナの感度が高まりました。当社では私がいる愛媛の宇和島以外に、大分や鹿児島にも事業所があります。同じ魚でも地域によって養殖環境に違いがあるので、他事業所とも密にコミュニケーションを図って、宇和島地区の生産者が知らない情報を提供できるように心掛けています。

営業になる前にエサの開発を経験していたので、お客様から「こんなエサを作ってほしい」という相談を受けた際に、その場で回答できることが多くあります。養殖の川上から川下までを手掛ける当社の恵まれた環境を活かし、エサだけではなく、加工した魚や稚魚に関する仕事にもチャレンジして、養殖のサイクル全体を理解できるようになることが目標です。

東海シープロ(株)の魅力

「開発職だった頃に開発したエサを、営業として生産者に提案することがあります。これまでのキャリアのつながりが実感できて、営業に熱が入ります」(森さん)

【内田さん】宇和島を拠点に九州各地へ出張し、生産者の声をエサの開発に活かす

私が所属する飼料管理部ではエサの研究開発を行っています。長年にわたって蓄積されたデータやノウハウをベースに、原料の選定や配合比率の検討などを実施。試作品を養殖に用いて、魚の状態を観察しながら調整を繰り返し、完成させていく長期的なプロジェクトです。

開発の原点となるのは、養殖を手掛ける生産者の声です。「質の良い魚を育てたい」「原材料にこだわったエサで魚をブランド化させたい」「エサにかけるコストを下げたい」など、養殖において悩んでいることや、もっとこうしたいと思っていることを聞いて、エサによってどう解決できるかを考えていきます。当社の場合、生産者との窓口は営業職だけに限りません。開発担当者が養殖場を訪問し、生産者の声を直接聞ける機会が多くあります。私も月に何度か事業所のある宇和島から長崎県の佐世保や熊本県の天草に出張し、生産者と一緒に養殖作業を行いながら、そこで学んだことを開発に活かしています。

水産学部出身ではありますが、学生時代は食品衛生について学んでいたので、養殖は未知の領域でした。タイ、ブリの他に、トラフグやヒラマサ、サバ、カワハギといった多様な魚のエサを担当しているので、魚種ごとの養殖方法やエサの違いを理解することにも一苦労。経験や知識が不足していた頃は現場で生産者にエサの改善を提案しても受け入れてもらえないことが多く、悔しさを味わいました。出張を重ね、養殖の現場で体を動かしながら知見を深め、生産者との信頼関係ができてくると、私からの提案が採用されるようになり、どんどん仕事が楽しくなっていきました。

当社は全事業所の社員を合わせても160名程度の企業なので、やりたいことにチャレンジできるチャンスが多くあります。私自身、入社1年目から新しいエサの開発チームで実証実験を任せてもらえました。エサの開発以外にも稚魚の仕入れ、活魚の販売など、変化に富んだ仕事を経験できることは当社の魅力です。学生時代に学んだ食品衛生の知識を役立てるチャンスもあるので、自分から積極的に動いて多様な分野に精通した存在を目指したいと思っています。

東海シープロ(株)の魅力

「分からないことをすぐに上司に相談できる関係性が心強いです。他の事業所の先輩にも話を聞きやすい環境があり、疑問を抱えたままでいることがありません」(内田さん)

【斉藤さん】養殖魚を通して“食のトータルプロデュース”ができるようになる

養殖されたブリやカンパチを三枚おろしに加工して真空パックされた商品を全国のスーパーや外食企業に販売する営業を10年ほど経験し、その後、営業のマネージャーへと昇格。養殖魚の加工工場の品質管理責任者を経て、現在は総務や人事をはじめとした会社全体の管理業務に携わっています。キャリアを通して多様な仕事に関われるというのは当社の特徴です。例えば、総合職としてエサの研究開発も、開発したエサの提案営業も経験できます。

多様なキャリアを歩みながら、養殖魚のプロフェッショナルの枠を超え、魚を取り巻くビジネス全体に意識が向くようになっていきます。当社ではエサを開発して生産者に販売するほか、グループ会社では養殖事業自体も手掛けています。さらに、養殖された魚を工場で加工し、スーパーや外食企業へと販売。バイヤーとの商談では、商品を使ったメニューや売場づくりの提案にまで踏み込むことも珍しくありません。エサや魚に関する幅広い仕事によって、ビジネススキルを高めていけるフィールドが広がっています。親会社の研修と自社独自の研修を織り交ぜ、養殖や加工、販売の現場で学べる環境が整っているので、出身学部を問わず「魚が好き」な人であれば、その熱意や興味が成長につながります。

さらに活躍の場は国内だけにとどまりません。加工品を台湾やアメリカに輸出しており、現地法人の担当者とアメリカでのビジネス戦略を考えたり、台湾の食品展示会に出展したりなど、海外との接点があります。魚を養殖する人、魚を食べる人、さらに海外の日本食愛好家まで視野に入れ、養殖魚を通して“生簀から食卓まで”食のトータルプロデュースができるようになる。これは当社だからこそ実現し得るキャリアです。

事業所や部署の垣根をこえた情報交換や協力が活発で、社長や上層部と社員との距離が近い当社では、一人ひとりの声がトップにまで届きます。好奇心旺盛な人、自分から主体的に行動できる人であれば、養殖魚にまつわる多様なビジネスに携わり、やりたいことや、思い描くキャリアを実現させるチャンスのある企業です。

東海シープロ(株)の魅力

西日本各地の魚の名産地に拠点を展開。ブリ、タイ、カンパチ、牡蠣をはじめとした多様な魚介類の養殖を多方面から支援し、生産者と消費者をつなげている。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • さんが感じる職場の雰囲気
  • 内田さんが感じる職場の雰囲気
  • 斉藤さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

【森さん】
企業研究では、勤務地周辺のエリアについても調べて、どんな街で、どんな生活をすることになるのかをイメージすると、入社後のギャップが少なくなると思います。水産業界の中でも特に養殖に関わる仕事に興味がある場合、仕事内容や職場環境といったワークスタイルに関係する内容だけではなく、入社後のライフスタイルにも目を向けてほしいですね。

【内田さん】
企業名やイメージだけで判断せず、やりたい仕事があるかを企業研究で掘り下げてほしいと思います。当社のことを初めて知った時は、エサを作る会社という認識でした。その時点では強い興味をもちませんでしたが、企業研究を深めることで稚魚からの養殖、さらに販売までの幅広い事業を手掛けていることを知り、入社したいと思うようになりました。水産業や魚のどんな分野に関わっているかは企業ごとに異なります。

【斉藤さん】
多様な事業を手掛けている企業でも、その一部分をスペシャリストとして極めるのか、いろんな部署や仕事を経験できるのかは、企業の規模や方針によって異なります。インターンシップや企業見学などの機会があれば、先輩社員がどんなキャリアを歩んでいるのかを質問すると参考になると思います。

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魚の食いつきや栄養バランス、安定した身質の維持について徹底的に考えられた特許商品「ソフトEP」を中心に多様なエサを開発し、製造・販売まで一貫して手掛けている。

マイナビ編集部から

養殖魚のエサの研究開発職と営業職という言葉からイメージする仕事と、東海シープロ(株)の実際の仕事には大きな違いがあった。驚かされたのは、会議室での商談、研究室での開発が中心ではなく、自然の中で生産者や魚に向き合う時間が長いということ。養殖の最前線で生産者の声を聞き、生簀で泳ぐ魚を見ることで得られるものが多いこと、自然を感じながら働くことのやりがいなどを営業の森さん、開発の内田さんは、それぞれ語ってくれた。

驚きの2つ目は、営業、開発の仕事に境目がなく、両者が密接につながっているということだ。森さんは開発職での経験を営業に役立てており、内田さんは開発職でありながら営業のサポートとして生産者と頻繁に触れ合っている。2人が経験する仕事以外にも、東海シープロ(株)では養殖前の稚魚から、養殖された魚の加工、さらに販売まですべてのフェーズに関わっており、実にさまざまな仕事がある。この点については、業務部の斉藤さんも「生簀で育てた魚が食卓で消費者の口に届くまで、トータルで見られることが強みです」と紹介している。

「この会社なら、働きながらやりたいことが見えてくると思いました」と森さんが入社理由を語っているように、魚や食に興味がある人にとって十人十色のキャリアを歩むチャンスがある企業、そう感じられた取材になった。

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食の総合商社である東海澱粉グループの一員として、川上から川下まで養殖に関わる幅広い事業を展開。養殖のリアルな現場を見て、体験して成長していける環境がある。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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