企業を探す際には業種や強みだけでなく、利益率も把握しておくことをお勧めします。これは人事としてだけでなく、経理にも関わっている立場からのアドバイスです。
設備メーカーの場合、不景気になると企業の設備投資が減って製品が売れにくくなります。これでは働く側としても心配ですよね。当社の場合は設備だけでなくインクも自社開発しているので、その心配がありません。他社性のインクを使うと印字がうまくいかず、トラブル対応ができないので取引先は皆、当社の純正インクを使ってくださっています。それが高収益体制を生み、経営の安定につながっています。
製造業全体で見ると平均利益率は5%程度ですが、当社は17%で、業界平均を大幅に上まっています。こうした数値は求人票などに記載されていることが多いので、チェックしてみてください。
「この企業はなぜ、同業他社に比べて高収益なのか」を追求していくと、その会社の独自性や将来性が見えてきます。また、初任給だけでなく5年後、10年後はどうなるのか。給料の伸び率とか35歳時点での年収など、インターンシップなどの機会を使って聞いてみるのもいいでしょう。数字面を聞かれるのを嫌がる会社があるかもしれませんが、気になることはどんどん質問!その姿勢で、中身の濃い企業研究をしていただきたいと思います。
総務・企画本部 本部長/岩橋 伴幸