学生の方にまず知ってほしいのは、当社が臨床検査の会社である点です。イメージしやすいのは数年前のコロナ禍です。PCR検査の受託体制整備が急務となり、全社で対応にあたりました。グループ全体で1日5万件を処理する体制を迅速に確立し、社会のニーズに応えた次第です。
そういった会社のシステム部門として、我々は仕事をしています。最大の特徴は「人の命に関わる情報を扱っている」点です。診断を行い、治療の必要性や方針を決定する際には、必要に応じて血液や生化学、病理学など様々な検査を実施します。カルテと同様、これらの検査データのデジタル化も急速に進んでいます。我々は検査結果の一次データを扱っており、当社のシステムがダウンすれば、日本の医療機関の約20%で診断や治療ができなくなる換算です。
当社の社員は、医療の基盤となる情報プラットフォームの進化に携わる立場であり、一般的なエンジニアとは趣が異なります。ニッチな分野ですが、医療への貢献を実感しながら「プログラミングができる人」ではなく「専門性を持ったシステムエンジニア」として活躍できる環境です。
企業研究をする際は、自分がどのような専門性を身につけたいか、どのような分野で社会に貢献したいかという視点を整理してみてください。自己分析で自分の価値観や軸を明確にすることで、自分に合った企業選びがしやすくなります。
(取締役執行役員 システム本部長 山下 祐二)