最終更新日:2026/6/1

(株)ビー・エム・エル(BML)【東証プライム市場上場】

  • 上場企業

業種

  • サービス(その他)
  • 医療機関
  • 試験・分析・測定
  • 医療用機器・医療関連
  • ソフトウエア

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

診療や治療に不可欠な臨床検査をITで支える。医療現場への貢献心が生きる仕事です

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未経験から「IT×医療」の専門人材に成長する先輩たち

臨床検査事業の会社として、医療情報システム事業を展開するBML。今回はシステム部門で成長・活躍する先輩社員たちをクローズアップ。それぞれが担当するシステムの特徴や仕事のやりがいを語っていただきました。

◆三村 和樹さん(写真右)
カスタマーシステム部 病院検査システム2課
2023 年入社/健康福祉学部 医療情報学科卒

◆内山 翠さん(写真中)
基幹システム部 総研検査システム1課
2021 年入社/基礎工学部 生物工学科卒

◆白川 裕也さん(写真左)
カスタマーシステム部 病院検査システム1課 主任
2011年入社/工学部 機能ロボティクス学科卒

人命に関わるシステムを扱う責任感を磨く日々。次世代のシステム開発にも関わりたい/三村さん

高校時代から独学でWebデザインやパソコン作りを楽しみ、大学でも情報系を専攻。プログラミングやセキュリティについて学び、その知識を医療分野で活かせる会社だと感じて入社を決めました。実際にITの基本知識は役立っていますが、医療用語や臨床検査のフローなどは入社後に一から学んでいます。

私が所属する病院検査システム2課は、電子カルテや分析装置等の医療機関側システムとの連携を担うアプリケーションである「B-Liner」という製品の開発・保守を行っています。1年目は保守業務を通じてシステムへの理解を深めることに注力しました。アプリの再起動で解消できるような軽微な不具合でも、社内に24時間365日対応のサポートセンターがあっても、自分たちのチームで緊張感を持って対応にあたる大切さを学びました。

2年目からは新しい医療機関への製品導入に関わる開発業務に従事し、3年目の今年度は旧システムからの乗り換えやデータ移行プロジェクトにも関わっています。導入先に出向くのは1課のメンバーで、我々は自社内で遠隔対応を行いますが、まれに施設に足を運ぶことも。その際に学んだのは、同じクライアントでもスタッフによって考え方や仕事の進め方が異なる場合があるということです。「B-Liner」はユーザーごとのカスタマイズも可能ですが、「全員が使いやすくするにはどうするといいか」を考える視点を持つ必要性を実感しました。

以前から興味のあったAIに関する社内研修にも参加しています。AIはまだまだ完璧ではなく、データの正確性が高いレベルで求められる当社システムでの活用には慎重さも必要です。こうした経験から医療における臨床検査の重要性を知り、人命に関わるシステムを扱う責任を強く意識するようになったことが、入社後に一番成長したところだと思います。

先輩方が丁寧にサポートしてくれるので、未経験からでも着実に成長できる環境です。教わった方法でシステムをうまく動かせた瞬間には達成感を覚え、導入担当者を通じて「業務を大幅に効率化できた」といったクライアントの声が届くこともやりがいにつながっています。今後もお客様のニーズに応えることを念頭に置きながら、現場目線で使いやすいシステムの開発に携わっていくことが目標です。AIをはじめとする最新技術もしっかりと学び、将来的には次世代の臨床検査システムの実現に貢献していきたいです。

当社の社風について

総合研究所を拠点として勤務する三村さん。「社員間のコミュニケーションが活発な職場です。カフェテリアやトレーニングジムもあり、おかげで筋トレが趣味になりました!」

プログラム未経験でも大丈夫。検査室と二人三脚で、ユーザー目線の開発ができる手応えを実感/内山さん

学生時代は生物工学科で、基礎研究に取り組んでいました。IT業界に注目したのは、今の社会で求められるモノづくりをしたいと思ったこと、インターンシップの開発体験で適性を感じたことが理由です。医療業界に貢献したい思いもあり、IT×医療の仕事ができる当社に魅力を感じて入社を決めました。

私が所属する総研検査システム1課は、主力事業である臨床検査を支えるシステムの開発や保守を担当。日々の問い合わせ対応や小さなプログラム改修から、「分析機連携」「新規項目立ち上げ」などの大きな開発まで幅広く、配属後3か月から実務に携われます。医療の進化や社会の変化とともに、検体数や検査項目は年々増加し、検査室の運用も変わっていきます。私たちシステム職は検査室と歩調を合わせ、新しい検査への即応と将来を見据えた改修の両面から、その時々に最適な形を検討しながら業務にあたっています

同じ総合研究所内にいる臨床検査室の社員が使うシステムなので、日常的に様子を見に行き、どのように運用されているかを確かめた上で「どんなシステムが最適か」を考えています。大事にしているのは、開発途中のすり合わせをこまめに行うこと。作り込んでから意見をもらうのではなく、定期的に見てもらい「この画面デザインでいいか」「“もっとこうしたい”はないか」をヒアリングしています。まだ試行錯誤の途中ですが、使う人の目線で改善案を考えられる場面が少しずつ増えてきたことに5年間の積み重ねを感じています。現場が近いこともあり、直接「使いやすくなった」という反応や実感を得やすく、次への原動力になっています。

プログラミングは未経験でしたが、自分で作ったものが動く面白さを実感しながら知識を深めてきました。学ぶ意欲さえあれば環境が整っている当社。技術的なことよりも、システムを通じて医療に貢献したい気持ちがあるか、臨床検査に関わる人たちに真摯に向き合って前向きに取り組めるかといった部分が肝になる仕事だと思います。

今後も臨床検査の仕組みをもっと理解し、検査員の方々がより使いやすいシステムを作ることが目標です。複数案件を掛け持ちしているので、納期が重なると慌ただしくなりますが、社内交流を楽しみながらリフレッシュしています。当社の仕事のやりがいを多くの人に知ってほしいので、内定者座談会などにも積極的に参加しています!

当社の社風について

横のつながりを積極的に広げている内山さん。「社内部活も多数あり、書道部とヨガサークルに入っています。週末には先輩・同僚と趣味のボードゲームで親交を深めています」

多くの医療機関の業務効率化に役立てる喜び。育成カリキュラムの作成にも注力/白川さん

学生時代はロボット工学の分野を学んでいましたが、大学の近くにあった当社の総合研究所に興味を持ち、入社を決めました。

私が所属する病院検査システム1課は、「B-Liner」の導入構築を担当しています。上段の三村さんがいる2課が開発を行い、1課の我々が実際に医療機関に出向いて導入を行うという関係性です。導入先では、電子カルテや血液分析装置等との連動テストをチーム体制で進め、その他様々な現地調整を行いシステム本稼働となります。運用が軌道に乗れば対応は完了となりますが、数か月後に再訪問し、追加の要望をいただいたらまた開発に戻して、という風に長期的に関わっていくケースが大半です。

この仕事のやりがいは、医療機関の方々が「今までできなかったことができるようになった」と喜んでいる様子を見られること。現場の方々の業務効率化を生み出せる瞬間が楽しく、クライアント目線で仕事をすることが私のモットーです。

逆に大変なのは「システムで何ができて、何ができないのか」の認識のすり合わせを行うところです。医療機関ごとに業務フローやシステムの運用の仕方は異なり、同じ医療機関内でも人によって意見の相違があるので、ケースバイケースで現場を取り仕切りながら導入を進めています。専門性の高い話なので、できるだけわかりやすい図解資料を作ることも心がけていますね。医療機関のインフラ周りをさわることも多いので、ネットワークの知識を深めることも今後の目標の一つです。

コミュニケーション力が必要な仕事に見えると思いますが、学生の方には気負わなくて大丈夫と伝えたいです。私ももともと内気な性格でしたが、上司や先輩がフランクに話しかけてくれる職場の中で、人と関わる力が磨かれてきました。

社内で目下取り組んでいるのは、教育資料の整備や業務効率化の検討です。案件や担当先の環境によって、メンバーそれぞれが異なる経験をしている部署のため、基本設定としてのカリキュラムを作成しつつ、各自が持っている情報やノウハウをAIにつないで一元化ができればといった構想を描いています。

当社の社風について

出張先では必ず地酒を楽しむという白川さん。「毎日どこかで笑い声が聞こえるようなアットホームな職場です。上司にも気兼ねなく突っ込めるくらいに皆、仲が良いですね」

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 三村さんが感じる職場の雰囲気
  • 内山さんが感じる職場の雰囲気
  • 白川さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

学生の方にまず知ってほしいのは、当社が臨床検査の会社である点です。イメージしやすいのは数年前のコロナ禍です。PCR検査の受託体制整備が急務となり、全社で対応にあたりました。グループ全体で1日5万件を処理する体制を迅速に確立し、社会のニーズに応えた次第です。

そういった会社のシステム部門として、我々は仕事をしています。最大の特徴は「人の命に関わる情報を扱っている」点です。診断を行い、治療の必要性や方針を決定する際には、必要に応じて血液や生化学、病理学など様々な検査を実施します。カルテと同様、これらの検査データのデジタル化も急速に進んでいます。我々は検査結果の一次データを扱っており、当社のシステムがダウンすれば、日本の医療機関の約20%で診断や治療ができなくなる換算です。

当社の社員は、医療の基盤となる情報プラットフォームの進化に携わる立場であり、一般的なエンジニアとは趣が異なります。ニッチな分野ですが、医療への貢献を実感しながら「プログラミングができる人」ではなく「専門性を持ったシステムエンジニア」として活躍できる環境です。

企業研究をする際は、自分がどのような専門性を身につけたいか、どのような分野で社会に貢献したいかという視点を整理してみてください。自己分析で自分の価値観や軸を明確にすることで、自分に合った企業選びがしやすくなります。

(取締役執行役員 システム本部長 山下 祐二)

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「新入社員の約7割はシステム未経験。私もその一人です。長くこの仕事に熱中してこられたのは、医療の役に立てている手応えが、原動力になっているからだと思います」

マイナビ編集部から

約70年にわたり、臨床検査の会社として確固たる実績を積み上げてきたBML。実に4,000項目以上の検査を網羅し、臨床検査業界の大手企業の一つだ。

今回の取材では、同社システム部門の社員たちに話を聞いた。システム部門では医療機関に導入する臨床検査システムや、社内の総合研究所が使うシステムを広く扱っており、医療機関内にある検査室全体の運営受託なども行っている。最大の強みは、社内に臨床検査技師を抱える会社であること。医療DXの分野にはシステム専業の会社も多く参入しているが、同社の場合は臨床検査の専門家が社内にいるため、現場目線でのシステムの開発・構築が可能なのだ。

社員像として重視するのは「医療の役に立ちたい」というマインドのみ。プログラミングを直接扱わない仕事もあるため、入社時点でのITスキルは問わないそうだ。臨床検査に関する知識も求めておらず、「入社後に学ぶ意欲があるか」のみを見ているという。

確かに取材した3名も、楽しみながら意欲的に新しい学びに取り組んでいた。直近ではAI推進委員会も発足しているそうで、「AIスキルは年次に左右されない。若手も最前線で活躍できますよ」と本部長も語っていた。がんゲノム医療が進む近年は、ゲノム検査のデータの扱いも増加。同社はこれからもテクノロジーの進化に伴走しながら、多くの患者のため、間違いのない情報を届けるための仕組みづくりに全力を注いでいく。

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政府が掲げる「2030年の医療DX令和ビジョン」の核とされるのが、医療情報プラットフォームの創設だ。変革期にある医療業界において同社が果たしている役割は大きい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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