最終更新日:2026/6/2

栄研化学(株)【東証プライム上場】

  • 上場企業

業種

  • 薬品
  • 医療用機器・医療関連
  • 化学

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

世界に向けて、がんや感染症など多様な分野の臨床検査薬と検査機器を届ける仕事。

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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医療現場の声を受け止め、効率よく確かな検査ができる環境を実現

1939年の創立より長らく臨床検査薬や検査機器を提供してきた同社。入社後、国内で臨床検査薬MRや機器フィールドサービスとして活躍し、現在は海外を拠点に働く先輩の経験を通じ、多様な働き方と事業の可能性に迫る。

■Y.K.さん(写真右)
営業本部 海外営業統括部 欧州営業部
農学部 応用生物科学科卒業/2018年入社

■T.S.さん(写真左)
営業本部 海外営業統括部 欧州営業部
医学部 保健衛生学科卒業/2018年入社

【入社当時:臨床検査薬MR】現場の医師や臨床検査技師が求める検査薬や装置を見極め、最適なものを提案

大学では生化学分野の研究室に所属し、タンパク質や遺伝子に関する研究に取り組んでいました。自分が今まで学んできたことを、社会に還元できる分野に進みたいという考えのもと、就職活動で、さまざまな企業に触れていく中で、国内外に事業を展開する当社を知りました。いつかは海外で働いてみたい、そう考えていた想いをここで実現できるかもしれないと思ったこと、そして大腸がんの検査薬分野で世界的に支持されている企業として、大学で学んできたことが活かせる可能性があることに惹かれ、ここでチャレンジしようと決意しました。

入社当初は臨床検査薬MR(DMR)として、九州エリアの医療機関に当社の検査薬や検査装置の提案を行いながら、当社業務の基本を学びました。検査薬の卸を担う販売代理店から病院のニーズを聞き取ることに加え、担当する病院や検査センターを訪問して、新しい検査薬や装置の導入提案から現在使用している薬や装置の状況確認まで行っていました。臨床検査の現場で作業を行う検査技師や検査室のスタッフとコミュニケーションを取り、必要があれば勉強会などを開催することも私たちの仕事です。

検査の原理などについてお客さまに説明する機会も多く、大学時代にタンパク質や遺伝子に関する研究をしてきた経験が役に立ちました。自社の製品についてスムーズに理解できたという点は、仕事をする上でアドバンテージになりましたね。少しずつお客さまとの信頼関係を構築し、他社から当社の検査薬に切り替えてくださった医療機関もあります。代理店と協力しながら何度もお客さまのもとへ通い、当社製品のメリットや導入による検査の効率化などを丁寧に説明。時間をかけたコミュニケーションから採用に至り、「効率的に検査ができるようになった」という声をいただいたときは、病院業務に貢献できたという喜びを感じました。検査の現場だけではなく、診療科や病院全体のメリットまで意識した提案が、営業として求められるアプローチなのだと思います。日々の業務を行いつつ、「いつかは海外で働くチャンスがほしい」という想いを会社にアピール。そして、2024年に入社当初からの念願が叶い、海外赴任が決まりました。
【Y.K.さん】

栄研化学の魅力は?

「より専門性を磨くため、学びの機会が多く用意されているのも当社の魅力です。多くの研修に参加し、目標達成につながる力を高めることができました」(Kさん)

【入社当時:医療機器フィールドサービス】臨床検査を学んだ経験や視点を活かして医療現場を支えたい

臨床検査技師の資格を取り、医療の現場で活躍することを目指していた学生時代。将来は技師として病院に勤務することになるのだろうと思っていました。しかし就職活動を通じて、技師になる以外でもこれまでの学びを活かせる道があるのではないかと考えるように。自分の興味を追求していくと、検査技術よりも検査装置をコントロールすることに面白さを見出していると気づき、検査装置のエンジニアという進路を目指しました。医療機器メーカーの多くは機械のプロがエンジニアとして活躍しています。しかし当社は化学や生物を学んだ人も、工学を学んだ人も一緒にエンジニアとして仕事に向き合っている。ここなら私の臨床検査技師としての知見を活かして働けると感じ、入社を決めました。

入社後の私は医療機器フィールドサービス(TS)として、DMRと連携しながら、関西エリア全域のお客さまに対してサービスを提供してきました。当社のDMRが医療機関に販売した検査装置の設置や操作説明、定期的なメンテナンス、トラブル対応などを行うのがTSの仕事です。大学で検査技師としての学びを重ねてきたので、検査原理やデータの見方、測定条件と結果の関連性といった基礎知識は身についていました。しかし、エンジニアとしての経験は不足していた新人時代。検査装置に特化した点検や修理の技術を学び、OJT担当の先輩との同行を重ねる中で、お客さまに対応できるまでのスキルを1年間かけてじっくり身につけることができました。

一人で現場へ行けるようになってからは、お客さまに納得していただけるような根拠ある説明を心がけること、そして万が一装置にトラブルが発生してもすぐに対応できるスタッフが控えている当社の環境を伝えてきました。医療現場で使用している装置が止まると、患者さまの病状診断が遅れてしまう。その可能性を減らすのも私たちの役割です。また、私自身に検査技師の経験があることから、技師の視点で操作方法や検査手順を解説できたことは、強みの一つとなっていたと感じています。このまま国内でTSとしてスキルアップしていくのだろう、漠然とそんな将来をイメージしながら、日々の業務に取り組んでいました。
そんな中で海外赴任の話が持ち上がり、2023年から欧州営業部にて、海外代理店・現地エンジニア向けの技術サポートを担当しています。
【T.S.さん】

栄研化学の魅力は?

「お客さまの対応でやってみたいと提案したことを、いつも受け入れてくれる会社です。トライ&エラーを重ね、上司のフォローを受けながら成長してきました」(Sさん)

【現在】オランダにある欧州営業部に勤務するY.K.さんとT.S.さん。海外勤務ならではの面白さややりがいとは

Kさん:DMRとして国内営業に携わっていたときから、海外勤務を視野に入れて自主的に英会話の勉強をするなどの準備をしていました。やっと声がかかったときは嬉しかったです。海外勤務経験者の先輩たちから「海外営業は、国内とは仕事の仕方が違う」という話も聞いていました。

Sさん:私は反対に、海外で装置の点検や修理業務に携わっていた先輩の話は聞いていたものの、まさか自分が行くことになるとは思いませんでした。海外赴任の声がかかったときは驚きましたが、貴重なチャンスだと考え、思い切って飛び込むことにしました。

Kさん:2024年からオランダで勤務していますが、海外営業の場合、実際に病院と接する機会が多いのは現地代理店です。そのため、国内営業時代に比べてエンドユーザーとの接点は減りましたが、お客さまである医療機関の課題にアプローチするという役割は変わっていません。

Sさん:2023年に欧州営業部へ異動し、海外技術サポートの業務にあたっています。具体的には各国の代理店から来る装置の操作や修理対応の問い合わせに応えること、代理店に向けて装置操作のトレーニングを実施することが主な仕事です。英語で複雑な技術的内容を伝える難しさに苦労しています。

Kさん:欧州営業部では現在、イギリス、フランス、ドイツなど15ヶ国以上を担当し、便潜血検査や遺伝子検査の試薬と装置の提案に重点を置いて展開をしています。国によって医療に対する考え方や制度が違い、それぞれに合ったアプローチをすることが面白くもあり、難しいポイントです。中東諸国などではこれから大腸がん検査に対して、国家レベルで健診事業に取り組みたいという声もあり、国に対してイチから検査の提案を行う場合もあるんですよ。そんなスケールの大きな仕事に挑戦できるやりがいを感じています。

Sさん:そのように文化や制度が違う各国でしっかりとした技術を持つエンジニアを育てるのが今の仕事です。言葉だけではなく、写真や動画なども駆使して、伝わりやすい指導方法を模索中。世界中の医療従事者の方たちの声に触れて得た情報を、いずれ当社の開発部門へ提案していけたらいいですね。

Kさん:短期的視点では欧州市場を把握し、最適な販売戦略を立案していくことが目標。そして長期的には、世界各国の医療現場の課題にアプローチし、日本と世界の橋渡しをしていきたいです。

栄研化学の魅力は?

国によって臨床検査に対する考えや法律、扱いが異なる。その違いを受け止めながら、DMRやTSとしての日本での経験を応用し、その国にとってベストなアプローチを行う。

企業研究のポイント

さまざまな企業について調べることはもちろんですが、関心の高い企業のオープンカンパニーやインターンシップに複数回参加してみることをおすすめします。現代では会社についての情報はインターネット上に溢れています。そのため多くの方が同じ情報に触れ、企業研究を進めることになります。しかし企業の現場を自ら体験すれば、自分だけの視点を持つことができるはず。企業によっては毎回異なるテーマを用意してオープンカンパニーを開催しているところもあります。イベント参加によって多角的に企業を分析できるようになり、自分の価値観と照らし合わせやすくなりますよ。その結果、自己分析も深めることもできると思います。どんなに魅力的な企業でも、自分に合う部分もあれば合わない部分もある。100%理想通りの企業はないということを受け止めておくことは、将来の心構えにもなるでしょう。

当社は医療の現場で使われる検査薬や検査装置を扱う企業です。そのため理系学部出身者だけが活躍できると思われがちですが、文理問わずそれぞれの知識や経験を活かせる多彩な業務があります。企業の業種のイメージにとらわれず、「興味がある」という気持ちを大切に広い視野を持って情報を得てください。
【人事部 K.S.さん・M.S.さん】

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社員同士のコミュニケーションも活発。「社長自らが事業に対する想いを社員に共有する機会もあります。同じ目標に向かって挑戦できる環境がありますよ」と人事部の2名。

マイナビ編集部から

臨床検査薬の総合メーカー栄研化学。1939年の創立以来、感染症に対する細菌検査用試薬の開発を通じて、日本はもちろん世界各国の公衆衛生に貢献してきた。医薬品分野の中でも、検査薬の市場はニッチな分野かもしれない。しかし、医師が患者の治療方針を決定する上で欠かせない工程に携わる分野を担う企業として、現場が求める臨床検査薬や検査装置、システムを開発することで、医療の現場を支えてきた。

臨床検査薬メーカーとして約90年の実績を持つ同社は、売上規模もトップクラス。さらに一般検査、生化学検査、免疫血清検査、遺伝子検査など幅広い分野の製品を開発しており、その技術力に対して、臨床検査技師や医師からの信頼も厚い。ヘルスケアを通じて人々の健康を守る、そんな同社の使命に誇りを持って働いている社員たちの姿がうかがえる取材だった。

同社ではがんと感染症の検査薬が注力分野となっているが、新しい技術や手法の開発にも積極的に取り組んでいるそう。検査装置の開発やメンテナンスも欠かせないことから、今回の取材のようなエンジニア職の社員も国内外で活躍している。多様なバックグラウンドを持つ社員が所属する同社。人々の健康を支えていきたい、その共通した想いのもとで挑戦を重ねられる環境があると実感した。

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大腸がん検診に使用されるOCセンサーと試薬。便潜血検査薬では国内シェア68%を占めるトップメーカーだ。((株)富士経済「イムノアッセイと注目POC検査市場2024」調べ)

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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