最終更新日:2026/6/3

JFEプラントテクノロジー(株)【旧:住友ケミカルエンジニアリング(株)】

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 機械設計
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
千葉県

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

電気や制御、機械、化学、建築など多様な部門のプロの技術を集めてひとつのチームに

  • 機械系 専攻の先輩

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若手のうちから設計の実務に携わり、挑戦しながら成長できる環境

化学プラントをはじめ、さまざまな分野のプラントの設計から建設、試運転までをワンストップで行うJFEプラントテクノロジー。ダイナミックなプロジェクトに必要なスキルと仕事の魅力を聞いた。

■N.M.さん
エンジニアリング本部 計装グループ
高専 電子機械システム工学専攻卒/2018年入社

■I.K.さん
第一事業本部 硫酸グループ
大学院 機械システム工学専攻修了/2022年入社

■H.H.さん
エンジニアリング本部 土建グループ
創造工学部 建築学科卒/2024年入社

プラント内の温度や圧力を測定・制御するために欠かせない計測機器。計器選定から工事設計まで携われる

当社が建設に携わっている化学プラントとは、お客さまそれぞれが作りたい製品に合わせてさまざまな原料を掛け合わせることで化学反応を起こし、目的の製品を作り出すための設備です。石油化学品や無機化学品、医薬品など、当社のお客さまが製造している製品は多種多様。そのいずれの場面でも、原料を反応させる際のプラント内の圧力や温度で生じる反応が変わってくるため、繊細なプロセス条件設定が求められます。私は入社以来所属している計装グループで、電気工学の視点からプラント内の圧力や温度を測定し、プロセス条件をコントロールする装置の設計を担当しています。どんな製品でも、プロセス条件をコントロールしなければ正しい反応を起こさせることはできませんし、場合によっては過剰反応による爆発などの事故を引き起こしてしまう恐れもあります。私たちはモノづくりと安全管理の両方において、重要な業務を任されているといえるでしょう。

エンジニアとして働くことを目指して高専で学んでいたころから、電気工学の知識を活かして大きなものを動かしたいという想いを持っていた私にとって、当社のプラントエンジニアリング事業は理想的なものでした。計測機器の設計や仕様決定、現場への据え付けや配線の検討まで幅広く関わる計装グループの仕事。あらゆる場面で電気工学を学んできた経験や考え方が基礎になっていると感じています。仕事をしていると、高温かつ高圧な条件下での計測が可能な機器を限られたスペースに設置するという難しい課題に直面することもあります。そのようなときは配管設計の担当者たちと協力し、計測機器を収められるように工夫しながら課題を乗り越えていくことに、仕事の面白さを感じますね。

お客さまが作りたい製品を安全に正しく作る環境を用意できるのか、その実現に向けて計測機器の設置や制御プロセスを検討していくことは、ずっと変わらない計装設計者の仕事です。DXや技術改革が進むプラントエンジニアリングの分野において、トレンドをしっかり捉えた計器の選定、設計が行えるエンジニアとなることが私の目標。先人たちの技術と最新の知見を融合できる設計者でありたいと思います。
【N.M.さん】

JFEプラントテクノロジーで働く面白さ

「計装の業務は奥が深く、入社9年目になった今、やっと一人前と言えるのではないかと感じられるように。業界に欠かせないこのニッチな分野のプロを目指します」(Nさん)

安全に操業できるプラントを作るため、機器の素材選定も合わせて設計を進めていく

私が所属している事業本部は、プラントに据え付ける機器や配管などの設計を担当する部門です。お客さまの要望通りのプラントを設計から引渡しまで一気通貫で行うのが私たちの仕事になります。お客さまが検討したプロセス条件(化学反応条件)を元にプラントで使用するタンクや熱交換器、ポンプなどの機器スペックを計算、選定していきます。私は大学院で金属の腐食に関する研究を行っていたのですが、タンクの材質を検討する場面において、当時の研究が安全性の高いものを選定する判断材料につながっていることを感じますね。また、工学系を学ぶ上での基礎となる、4力学(熱、流体、材料、機械)の考え方は、仕事にフルで活きています。

硫酸グループの私たちが設計しているのは、その名の通り硫酸を製造するための設備。危険を伴う製品となるので、プラントが安全・安定して稼働できるよう設計には細心の注意を払います。プラントエンジニアリングでは、自身が所属するチームだけで業務が完了するということはありません。お客さまの意向を聞き取る力、社内で他の部門の設計を担当しているチームとの連携など、立場や担当業務の枠を越えたコミュニケーションが必要なのです。お互いに気持ちよく仕事ができるよう、気遣いをし合いながら業務を進めていくことが、スムーズかつ安全にモノづくりをしていくベースとなります。この多様な人との交流の場面で活きてくるのが、学生時代に打ち込んだ花笠踊りサークルでの活動。部員をまとめ、地域の方々と関わりながら、地域を象徴する踊りを保存し、披露する機会を作るという経験は、チームでひとつのものを作り上げていく今の仕事と共通するシーンがたくさんあると感じています。

さまざまな企業をお客さまに持ち、製造する製品も多彩。そのため私たちが造るプラントは、ひとつとして同じ物がありません。設計者一人ひとりが考え、ベストなアプローチを模索しながら、目的に向かって挑戦を重ねていけることがこの仕事の面白さ。個人の裁量が大きく反映されることにやりがいを感じつつ、これまで経験していないジャンルのプラント設計に携わる可能性も視野に入れ、知識を磨いていきたいと思っています。
【I.K.さん】

JFEプラントテクノロジーで働く面白さ

「管理職と一般社員の距離が近く、私たちの意見が届きやすい環境があります。ベテランの上司たちに仕事の相談をすることも多く、対話がしやすいのも特徴です」(Iさん)

異なる用途、機能の設備が集まるプラント。その土台や骨格の設計で安全な製造環境を守る

私が“建物を造る”ということに関心を持ったのは、子どものころに経験した東日本大震災がきっかけでした。実家の近くで建物が流されていく様子を目の当たりにし、人を守る建物、安全な建物を造ることで社会に貢献していきたいと考えるようになり、大学では建築を学びました。安全安心な建物を造るためには構造の知識が重要であると思い、構造系の講義を重点的に履修し、構造系の研究室に所属しました。大学の研究室からは、千葉の工業地帯を眺めることができます。工業地帯に建つ巨大な構造物に興味が湧き調べてみたところ、プラントを造る“プラントエンジニアリング”という業界の存在を知りました。企業訪問で、建築系は構造設計がメインとなることを知り、自分の学んできたことが活かせると思い入社を決めました。

私の所属している土建グループは、構造物(建築物・架構・パイプラック等)の設計を担当する部門です。プラントは多様な設備の集合体です。そこに組み込まれている機械や配管などを収める構造物を設計しているのが土建グループです。私は構造物の設計と工事監理を担当しています。学生時代に学んだ構造力学等、構造系科目の知識を活用する場面が多々あるため、真面目に学んでおいてよかったと思っています。

プラントの設計では機器の配置が先に決まり、上流の設計所掌で決めた配置を成り立たせるために土建グループが構造物を設計します。私は今までに機器を載せる架台や基礎の設計を経験しました。私が担当した業務は巨大なプラントのごく一部ですが、完成した姿を見たときは大きな達成感がありました。安全というプラント設計で最優先される使命を全うするためにも、ここからさらに学びを深めて専門性を磨いていかなければならないと思い、責任と緊張感をもって仕事に向き合っています。
【H.H.さん】

JFEプラントテクノロジーで働く面白さ

「これまでは既設プラントの改修に関わる設計でしたが、いずれは建物そのものの設計に関わりたいです。徐々に複雑な案件へと段階的に挑戦しながら成長できます」(Hさん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • N.M.さんが感じる職場の雰囲気
  • I.K.さんが感じる職場の雰囲気
  • H.H.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

電気に関する知識は、さまざまな業界で役に立つものです。そのため自分が学んできたことをどう活かしたいかを考えることが大切だと思います。
私のようにプラントエンジニアリングの分野に進むだけでなく、自動車や建築設備や機械製造など将来の選択肢は多彩です。自分が好きなものと電気がどのように関わっているのか、その視点で企業研究をしていくとブレずに自分の目指す方向に向かっていけるのではないでしょうか。
【N.M.さん】

学生時代に自分が行ってきた研究に、ピンポイントで直結する仕事に出会うのは難しいことだと思います。こだわりすぎると選択肢が狭くなってしまうので、少し視野を広げて多くの企業の情報をキャッチしてください。
データに基づく科学的思考や研究への向き合い方など、理系学部で身につけた基礎はいろいろな企業、環境で活かせるはず。未知の分野でも意外となんとかなるものですよ。
【I.K.さん】

建築や設計の仕事と言っても、造る建物の分野や企業によって関わる領域が異なる場合があります。自分は建築という業界にどのような関わり方をしたいのか、何をしたいのかを明確にした上で、興味のある企業の方々に直接話を聞くようにしましょう。
可能であれば実際に専門分野で活躍している社員と接点を持つようにし、“その企業の現場”についての理解を深めることをお勧めしたいです。
【H.H.さん】

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「企業の事業や理念を理解することも大切ですが、自分のライフプランも踏まえて企業研究をしていきましょう。仕事と生活、両方があっての人生ですよ」と先輩たち。

マイナビ編集部から

国内外さまざまな化学プラントの設計、建設に携わるJFEプラントテクノロジー。石油化学分野、医薬品や農薬、半導体産業関連など、同社が手掛けてきたプラントは多岐にわたり、その確かな技術で顧客のビジネスに貢献してきた。
プラント建設には機械、電気電子、化学工学、制御計測、建築など多岐にわたる分野のプロフェッショナルたちが、それぞれの知見を持ち寄ってひとつのプロジェクトを遂行していく。そのため同社で活躍するエンジニアたちも、部門を越えた社内での協力体制はもちろん、顧客や協力会社とのコミュニケーションを大切にしていることがうかがえた。

社内の風通しの良さは、インタビュー中もたびたび話題となっていたことが印象に残る。壁のないオープンなオフィスは、社員間の横のつながりをスムーズにし、業務上の連携や意思疎通がしやすい環境を作っているという。プラントというダイナミックな建築物を形にしていくために、各部門のメンバーが一丸となって立ち向かう。そのチームワークが感じられるとともに、自分とは異なる専門部門のメンバーに対するリスペクトの姿勢が見られた。

誰もが何気なく使っている日用品を作るには、同社のプラントによって生み出された原料が欠かせない。人々の生活や多くの企業のビジネスを支える、そんな仕事に自身の学んだ技術を活かしたいと考える人にとって、多くの可能性が広がっている企業だと感じた。

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1964年に住友ケミカルエンジニアリングとして創業した同社は、2025年さらなる発展を目指しJFEエンジニアリンググループの一員に。総合力を強みに挑戦を続ける。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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