最終更新日:2026/6/1

日本証券金融(株)【東証プライム上場】

  • 上場企業

業種

  • 証券
  • その他金融

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

4部署での挑戦、大学院での学び、そして育児――すべてが私の貴重な財産です

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一人ひとりの存在感が大きく、若手のうちから躍動できる会社!

証券市場の活性化に貢献する「日本証券金融」では、社員一人ひとりが力強いキャリアを描く。その一人、4つの部門を渡り歩き、大学院通学や育児経験を重ねる武田さんに、唯一無二のキャリアを振り返っていただいた。

■武田 浩平さん(2012年入社/商学部卒)
金融証券営業部
大学でおもに会計や金融工学を学び、「マーケット・インフラ」として日本経済を支える同社に入社。4つの部署で経験を重ねながら、ゼネラリストとしてキャリアを築き、現在は管理職としてのキャリアをスタート。プレイヤーとしての経験を活かしながら、マネジメントにも携わっている。プライベートでは2児のパパ。

社会的役割の大きさに身が引き締まり、リスク分析にも早くから挑戦

入社から14年間で4つの部署に所属しました。制度信用取引を支える「貸借取引部」、当社の取引全般のリスクにかかわる「リスク管理部」、資金調達を担う「資金証券部」、そして現在は、証券会社の資金ニーズに幅広くお応えする「金融証券営業部」。各部署でさまざまなチャレンジに挑み、課題を乗り越え、その積み重ねが今につながっていると感じています。

最初に所属した貸借取引部で3年間経験したのは、信用取引の決済に必要な資金や株券を証券会社に貸し付ける貸借取引業務です。2010年代前半の当時は、政府主導の大胆な金融政策によってマーケットが盛り上がり始めるタイミング。証券会社による制度信用取引がいっそう活発化するなか、その原資である資金・株券の調達が滞るとマーケットが停滞してしまいかねません。そこで当社が担う役割は非常に重要で、自ら仕事の影響力の大きさに身が引き締まる日々でした。
印象的だったのは、2013年に大阪証券取引所と東京証券取引所が合併したこと。それに伴って、当社は大阪証券金融(株)を吸収・合併するのですが、当時、2年目だった私は、上司・先輩と3名で合併に向けた残高移管やデータ統合などの事務手続き全般を推進。大規模なプロジェクトであり、プレッシャーのかかる仕事でしたが、上司・先輩と力を合わせて最後まで滞りなくやり遂げ、大きな手応えと達成感を味わうことができました。

次に入社4年目から3年間所属したリスク管理部では、当社の各部門が行う取引全般のリスク分析・管理に携わりました。信用リスクの蓋然性や、有価証券運用における市場リスクなどの数値化・レポーティング、リスクリミットの設定、モニタリングなどを通して、各部署のリスクを横断的にコントロールし、健全な取引を支えることが役割です。これまで経験したことのない領域で、新しく学ぶことが多く、大変ではありましたが、リスクに関するロジックを実務上で知ることができ、当社の事業全般について理解を広げられたことも今に活きています。
また、リスク管理部時代には、会社の能力開発制度を活用して国立大学大学院に2年間通学し、MBAを取得しました。この2年間は、私のキャリアにとって貴重な経験になりました。

武田さんの横顔

「面接官の皆さんがおだやかな印象で、人のよさを感じられたのが入社の決め手です」と振り返る武田さん。自身も柔和な人柄で話しやすく、社内外の皆さんから慕われている。

大学院での学びと出会いを経て、資金調達でグローバルなスキームを構築

国立大学大学院への通学は、入社当初から「やってみたい。金融工学をより深く学びたい」と考えていました。実現したのは、入社5年目のことです。この先、結婚や育児などでライフステージが変わる前にトライしようと決心し、仕事と学業の両立に踏み出しました。
毎日定時までリスク管理部に勤務し、退勤後に大学院で講義やディスカッション。正直めまぐるしく大変な日々でしたが、2年間で想像以上に知識・思考に深みが増した手応えがあります。大学院には、金融業界の方々に加え、さまざまな業種・業界の事業会社で働く方々が集い、キャリアにドライブがかかる30代前半の方が中心。そうした皆さんと一緒に学び、ディスカッションする日々は刺激にあふれ、ビジネスの第一線で活躍する皆さんとつながりを育めたことも大きな収穫でした。証券会社の方とは後々新しい取引を始めるなど、大学院での出会いが実際のビジネスに結びついたこともあります。

大学院修了後、3つ目の部署、資金証券部の資金課へ移ったのは入社7年目です。当社が証券会社に資金や株券を貸し付けるためには、マーケットからその原資を調達する必要があります。資金課ではそうした資金調達業務を中心に担い、金融機関の間で短期的な資金の貸し借りが行われるコールマーケットや、短期金融商品のコマーシャルペーパー(CP)などを通して、適切なタイミングとレートで資金を調達することに尽力しました。
マーケットが活況を帯びるにしたがって、当社の必要な資金のボリュームも右肩上がりで増え続けている時期だったので、自分たちの創意工夫によって資金調達を切り拓く過程はやりがいに満ちていました。なかでも大きなチャレンジだったのは、海外市場における資金調達プログラムの構築です。ロンドン市場と東京市場の各リーガル部門とコミュニケーションを取り、コマーシャルペーパーを発行する現地ディーラーとも調整して枠組みをつくり上げていきました。初めて経験することばかりで、手探り状態でしたが、結果として新たな資金調達の流れを生み出すことができ、大きな達成感と自らの成長を実感できました。

武田さんの横顔

「仕事と並行して大学院に通った2年間は正直大変でした。でも、知識も人脈もぐんと広がり、今の礎になっています」と率直に話す。意欲を後押してくれることも同社の魅力。

育児を通して価値観が変わり、マネジメントへの意欲が高まった

そして入社14年目から、金融証券営業部に移り、現在は異動から1年が経ったところです。同部では、貸借取引以外のスキームを用いて金融機関や証券会社から届く多様な資金ニーズにお応えしています。そのスキームは多岐にわたります。現金を担保として差し入れて株券を借り入れ、資金を供給する株券レポをはじめ、株券を担保に日本国債を貸し出すコラテラルスワップ、保有資産を有価証券にして流動化するストラクチャリングなど、新しいスキームづくりにも積極的に取り組んでいます。
当社にお寄せいただく資金ニーズの中から、条件の合う案件をセットアップし、金融商品としてつくり込んでいきます。一からつくっていく過程は決して簡単ではありません。しかし、これまで培ってきた知識・経験をベースに、新しい知識を常にインプットしながら、商品の設計からローンチまで一貫して手がけられることに意欲が高まっています。

プライベートでは、入社4年目の秋に結婚し、7年目と9年目に子どもを授かりました。妻と協力してふたりの子どもを育てる日々は慌ただしいものの、充実感にあふれています。子ども中心の生活になり、「家族のために」を日々考えて行動するようになったことで、仕事に対するスタンスや価値観にも変化が表れていると感じています。以前は自分のパフォーマンスのために頑張っていた面がありましたが、今はチームの同僚や後輩のために何ができるか、どうすれば成長をフォローできるかという面により意識が向かうようになりました。

当社は社員数約250名というコンパクトな組織ということもあって、社員同士はもちろん、役員や部長との距離も近く、気さくに相談に乗ってくれます。入社前まではもっと堅い会社だと思っていましたが、入ってみると非常に柔軟で、テレワークや時差出勤など多様な働き方もいち早く取り入れています。しかも、当社の事業が社会に与えるインパクトは非常に大きく、若手のうちから責任あるプロジェクトやグローバルな取引を担うチャンスがあるので、早くから貴重な経験を重ねられ、力強いキャリアを描ける会社だなと感じています。

武田さんの横顔

「家族と過ごす時間をつくれるよう、効率への意識が高まっています」とパパの顔を覗かせる。テレワークや有給休暇を柔軟に活用し、ふたりのお子さんの成長に寄り添う。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 武田浩平さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業研究を通して「どんな仕事を担い、どんなやりがいがあるか」を具体的にイメージできれば、自分と会社のマッチング度が高まり、充実したキャリアに結びつくと思います。その指針として、3つのポイントをあげたいと思います。

■企業のビジョンを知る
企業のビジョンを理解し、その方向性に共感できれば、会社と同じベクトルで納得感を持つことができ、将来的に「こんなはずではなかった」というギャップを感じづらくなると思います。ビジョンを知るには、各社が開示している統合報告書などのIR情報を読み込むのがおすすめです。

■業務内容を掘り下げる
次に、ビジョンを実現するために、現場ではどんな業務が行われているのか掘り下げてみましょう。具体的にどんな役割を担い、どんなスキルや適性が求められるのか、「自分だったらどう活躍できるか」という視点で考え、その業務内容を前向きにイメージできたら、あなたにとってマッチング度の高い仕事・企業だといえるはずです。

■生の声を集める
実際に働く社員の思いや、やりがい、大変さを知って、仕事や職場のイメージが具体的になります。参考になるのは、現場で働く社員の「生の声」です。例えば当社ではホームページで社員の声を紹介し、1Dayワークショップや座談会などの場も用意しています。こうした機会を有効に活用しながら理解を深めていただければと思います。
(人事担当/岡村 真悟さん、遠藤 奈緒さん)

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将来のキャリアを考える中で、実際に働く人の声を直接聞ける機会はとても貴重です。ぜひ、多くの企業と出会いながら、自分に合う会社を探してみてください。

マイナビ編集部から

先入観にとらわれない姿勢を持つことは、企業研究を進めるうえで重要である。「日本証券金融」という社名から、堅い印象を抱く人もいるかもしれないが、実際の企業像は必ずしもそのイメージにとどまらない。本取材を通じて、そうした先入観が覆される場面も多く見られた。
取材に応じた武田氏は、質問の意図を丁寧にくみ取りながら、分かりやすく説明していた。その受け答えからは、社内外との円滑な関係性を大切にしている姿勢がうかがえる。また、証券会社への資金や株式の供給を通じて金融市場を支える役割を担い、日本の金融システムの一端を支えていることから、知るほどにその役割の大きさが見えてくるだろう。
武田氏は、リスク管理部に在籍していた当時、各部門の責任者とリスクに関する協議を行う会議の運営を担当した経験を振り返っている。業務を通じて責任ある役割を担ってきた過程からは、挑戦的な業務に取り組む機会が与えられる環境であることがうかがえた。また、部署を横断しながら専門性を高めてきた姿は、キャリア形成の一例として参考になると感じた。
同社では、学生時代に金融分野を専攻していた社員だけでなく、文系・理系を問わず多様な経歴を持つ人材が活躍しているという。こうした背景の異なる人材を受け入れ、それぞれの強みを活かそうとする姿勢が、組織運営の特徴の一つとなっている。

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会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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