最終更新日:2026/6/1

テルモ・クリニカルサプライ(株)【テルモグループ】

業種

  • 医療用機器・医療関連
  • 精密機器
  • その他メーカー

基本情報

本社
岐阜県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

医療用カテーテル開発で世界に貢献。1年目から開発の初期段階にも関われます。

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フレックスタイム制や在宅勤務など、働きやすい環境も魅力です

世界に向けて高品質な医療用カテーテルを提供するテルモ・クリニカルサプライ。今回は開発現場で活躍中の先輩3名に、仕事を通じたやりがいや若手でも意見を出しやすい職場環境についてお話を聞きました。

画像左から
◆商品開発部/Mさん(2011年入社)
既存製品の改良開発、プロジェクトの立ち上げや工程管理を経験。現在は新商品づくりに向けた技術開発部門の管理者として活躍中。

◆商品開発部/Mさん(2019年入社)
地元に根ざし働けることや、女性が多く活躍する職場の雰囲気に惹かれて入社。入社後は欧州向け既存製品を中心に、米国向け既存製品や国内製品の規制対応にも携わり、設計文書の作成や検証の実施など、設計に関わる業務を担当。

◆商品開発部/Hさん(2024年入社)
転勤がなく、地域に根ざし医療機器開発に携われる環境に惹かれ当社へ。1年目から全国の医療学会へ参加するなど臨床知識の習得にも積極的に取り組んでいる。

5年後10年後の医療業界に向けて新技術を検討。自分の出したアイデアで会社に貢献できるやりがい

私が携わる技術開発の業務は何年も先の未来へ向けた投資です。いわば、まだ世の中で広く使われていない技術を見つけ、新製品の価値につなげていく仕事。どんな方向性で、どの技術を検討するのかなど、企画や技術検討の初期段階から会社の成長を支えられるやりがいを感じています。

私自身はまず材料の改善や工程検討など部分的な業務から担当し、経験を重ねるうちに、1つの製品を世に出すためのプロジェクト全体を任されるようになりました。安定して量産するための仕組みづくりや設備を含めた工程の検討など、製品の立ち上げや管理に関わることも増えています。実験的な要素が多く、やってみないと分からないことばかりですが、正解が無い中で自ら考え試行錯誤できるのは面白いですよ。実験段階ではうまくいっていたのに量産に入ると問題が起きることは、モノづくりの現場ではよくあります。担当した中では、血管内に入れるカテーテルのコーティングが剥がれやすくなってしまったという事例も。当時は量産現場の作業環境を管理したり、ひと手間加えてコーティングが割れないようにすることで、何とか立ち上げまでこぎつけることができました。

学生時代の専攻が生命工学部で、専門性が自社の事業と重なる部分もあって入社を決めたのですが、実際の開発業務の流れや「現場・現物・現実を大事にする」といった生産技術の思考方法は、先輩や上司にフォローいただきつつ、現場で少しずつ身につけてきたものです。入社後4年ほどは研修も兼ねてある担当製品の商品開発に携わり、その後、生産技術担当として材料の検討を担当。親会社でチーム管理のノウハウを学ぶ機会もいただきながら、現在は技術開発チームのマネジメントを担っています。

さまざまな部門での経験を経て気付いたのは、当社が若いうちからかなり大きな裁量を持って動ける環境であることです。少数精鋭のため、早い段階で企画などの初期段階に近い仕事を任せてもらえますし、フォローを受けつつ自分の考えを業務に落とし込めるのは、私自身も大きなモチベーションになりました。自分が所属する組織がこの先、どう大きく事業成長を続けていくか。20代30代のうちから、広い視野で将来の方向性を考えられるのも、この会社で働いてきて良かったと思える魅力のひとつです。

先輩の働き方と会社の魅力

「チーム管理も担当していますが、短い雑談でもメンバー1人ひとりの興味関心を知るようにして、それぞれが安心して業務に打ち込める環境づくりを心がけています」

欧州の厳しい規制に対応するための申請業務を担当。他部署と連携してスムーズな進行に努めます。

所属する商品開発部は、新製品開発を担うセクションと、既存製品を各国の規制や市場ニーズに合わせて改善・対応するセクションに大きく分かれています。私は入社してからずっと既存品対応を担当。製品そのものを考えたり設計したりするというより、製品を提供する先の国・地域のルールや規制に合わせた書類作成、開発・試験記録の管理、文書の登録、申請業務などを担当してきました。

当社が開発・製造するカテーテルは、国内をはじめアメリカ・ヨーロッパ・アジア圏など世界の先進医療現場で使われています。だからこそ各国の実情に合わせた試験や規制への対応が必要。私たち既存品対応チームでは8名ほどのメンバーが地域ごと・業務ごとに担当を持ちながら、臨機応変にサポートし合って、スケジュール通りの対応に努めています。私はその中で、主にヨーロッパ・アメリカ向けの製品を担当しています。なかでも2021年から欧州医療機器規則(MDR)の適用が始まり、EU市場ではより厳しい審査が求められるようになったため、マイクロバルーンカテーテルや血栓吸引カテーテルなど、幅広い製品の規制対応を手がけてきました。

改めて製品の安全性を確認するための評価を行うほか、品質管理やトレーサビリティ(製品情報を追跡できる仕組み)に関わる文書をすべて作成・登録して申請。ボリュームとしては新しい製品を一から作るのと同じくらいです。加えて期日もシビアなので品質保証部門やSCM部門(資材や物流の管理を担当)、生産部門などさまざまな部署と密に情報を共有し、スケジュールを調整しています。当社は部署を越えて、人対人のコミュニケーションを取りやすい雰囲気があるので、とても助けられてきました。他部署の人の名前もよく知っていて、「○○さんにお願い」とバイネームで相談できる環境。既存品・新製品開発のチームを問わず、お互いの状況を理解した上で業務を融通し合えるので、とても心強いですよ。

フレックスタイム制や在宅勤務を柔軟に活用できるのも当社の魅力です。私自身、集中して書類作成に取り組みたいときは在宅勤務を選ぶことも。プライベートな都合で少し早めに帰りたいというときも、30分だけ前倒しで勤務するなど、柔軟に活用ができて、とても恵まれていると感じています。

先輩の働き方と会社の魅力

「欧州以外の地域に関しても規制対応の知識を深めて、専門家として役割を果たしたいです。今後は業務ツールの整備を含め後輩育成にも力を入れたいです。」

若手のうちから開発の初期段階に関われる面白さ。臨床知識も一から学んで専門性を身につけたい。

機械工学専攻で、大学では医療機器に使う金属材料の研究に携わっていたため、漠然と医療に関わる仕事がしたいと考えていました。当社には開発専門の部署があり、最初から「カテーテル開発ができる」という安心感があり、且つ、転勤や海外滞在がなく、生まれ育った地域の近くで活躍できるという点が入社の理由です。

入社後は新製品開発のチームに所属。ある程度仕様が固まった製品について検討を進め、仕上げていくフェーズを担当しています。時には病院施設を模したラボへドクターを招き、実際の使い勝手や要望を伺う機会も。前もって既存の論文に目を通し、課題を決めて開発に当たっていますが、製品の長さや柔らかさ、血管内での滑り具合など、使う側の細かい要望を製品へ落とし込めるのはありがたいです。加えて当社のカテーテルは直径1mm以下の製品が多く、加工も非常に細かくなります。計算上は可能でも、実際の加工時に不具合が出ないかなど、生産現場とも時間をかけて折衝を重ねています。

カテーテルの開発には、製品が使われる体内で血管がどう走行しどこで曲がっているかなど、臨床的な知識も必要です。ミーティングでも「この血管の屈曲が……」など専門用語が飛び交うので、臨床知識の無かった1年目はかなり苦労しました。心強かったのは、1年目から全国で開かれる各医療分野の学会に積極的に参加させてもらえたこと。自分でも専門書を読んで勉強しつつ、具体的な報告を聞いて知識を深めることを繰り返してきました。分からない部分は先輩にその都度聞きながら学会参加の報告書をまとめるのも、理解を深めるのに役立ったと思います。

当社では、機械工学から化学、生物専攻までさまざまなバックグラウンドを持つ先輩が大勢います。皆、ほぼゼロベースから臨床知識を身につけてきた背景もあり、「学べる機会は積極的に活用して」という社風。希望すれば自分から情報を得る機会を十分に与えてもらえる環境です。私も今後、腹部をはじめ脳や心臓、下肢など各部位の臨床知識を広げ、開発できる幅を広げていくことが目標。知識のインプット・アウトプットをしっかり行い、より規模の大きなプロジェクトにも関わって成長していきたいです。

先輩の働き方と会社の魅力

1年目からドクターへのヒアリングも担当。「初めての学会は先輩の引率で不安なく参加。当社は学べる環境とフォロー体制がとても充実しています」と話す。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • Mさんが感じる職場の雰囲気
  • Mさんが感じる職場の雰囲気
  • Hさんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

これから企業研究を始める皆さんにはぜひ、インターンシップやオープンカンパニーなど実際に企業を訪れる機会を活用していただきたいです。働く先輩の様子や職場の雰囲気など、きっと参加することでつかめることは多いはず。当社でも年の近い現場の先輩と話せる場を設けるなど、後からギャップを感じることが無いようなプログラムを心がけています。

待遇面や福利厚生に加えて、直近数年間の離職率をチェックするのも、その企業の様子を知る上でオススメです。続けやすい環境かどうかを他社とも比較しながら客観的に見られる数値なので、企業サイトなどに載っていない場合は人事担当者に聞いてみるのも良いでしょう。当社の2023~25年度正社員の平均離職率は約2%。社員同士の和やかな関係性はもちろん、リノベーションしたばかりのキレイな開発環境やフレックスタイム制・在宅勤務を柔軟に活用できる勤務体制も、働きやすさにつながっているのかもしれません。

「医療を通じて社会に貢献する」というグループ理念の通り、医療機器業界は多くの人の健康や生活の質向上に役立てる分野。自分の価値観やどんなキャリアを描きたいかを改めて考え、ぜひ理想を実現できる働き方を見つけてください。

(人事担当の皆さん)

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知名度や規模感だけではなく、どんな価値観で働けるかに注目してほしいです。当社では、1年目から重要な業務を経験し、医療機器分野で成長できる環境が整っています。

マイナビ編集部から

東証プライム上場・テルモグループの一員として、医療用カテーテルの開発・製造を手がけるテルモ・クリニカルサプライ(株)。マイクロカテーテルをはじめ各領域に特化した高品質の製品は、低侵襲医療分野でますますニーズが高まっており、国内だけでなく欧米・アジア各国の先進医療現場で利用されている。

今回登場いただいた先輩方が「1年目から開発の初期段階の仕事を任せてもらえた」「自分の考えを製品づくりに直接活かせる」と口を揃えるように、年次や社歴に関わらず現場の意見を積極的に吸い上げ、ボトムアップ型の事業運営に力を入れているのも同社の特徴だ。各部門が少数精鋭で動いているため、社員1人ひとりの影響範囲が大きく、自分の仕事の結果が目に見えやすいのもモチベーションにつながるとのこと。若手のうちから幅広い経験を積めるのも魅力で、「自律的に学び成長したい」という方にはピッタリの環境だろう。分からないことは先輩や上司、チームでフォローする体制も整っている。

「この日は事務作業に集中したい」など、個人の希望に応じて在宅勤務制度を柔軟に活用できることにも驚いた。リノベーションしたばかりの明るくキレイな職場環境もあいまって、近年の離職率がわずか2%というのもうなずける。地元に根ざし医療分野に、ひいては社会全体に貢献したいという方にはぜひ、同社の明るく活気ある雰囲気を直接体験してほしい。

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2025年に本社を大規模リノベーション。開発フロアから社員食堂、休憩スペースまで、社員のアイデアを取り入れたオシャレで使い勝手の良い空間が広がっている。

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