最終更新日:2026/8/6

アクアス(株)

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 化学
  • 機械
  • 環境・リサイクル
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

企業が取り組むSDGs

水処理事業そのものがSDGsに直結! 社会インフラを支える技術で、環境と未来に貢献

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社会に貢献するやりがいと、安定。その両方を実感できる会社

ラテン語の水(aqua)を社名の由来とするアクアスは、創業以来、水処理一筋で日本の産業やインフラを支えてきた総合水処理エンジニアリング企業。事業内容自体がSDGsに関わる同社の特色や魅力を紐解きました。

アクアス株式会社 代表取締役
山田 峰朗さん (写真中央)

プラント営業本部 東日本エリアにおけるプラント設備の水処理を担う技術営業部門
Kさん/2021年入社 (写真右)

東日本営業本部 東京エリアにおける空調設備の水処理を担う技術営業部門
Iさん/2002年入社 (写真左)

【同社が取り組むSDGsの目標】
目標3: すべての人に健康と福祉を
目標6: 安全な水とトイレを世界中に
目標7: エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標9: 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標12:つくる責任 つかう責任
目標13:気候変動に具体的な対策を
目標14:海の豊かさを守ろう

社会が続く限り必要とされる仕事。サステナビリティを中核に、技術革新で社会課題に取り組む

水処理は社会にとって欠かすことのできないインフラの1つです。人が使った水をきれいにして自然に戻すこと、工場や施設で使う水を安全かつ効率的に管理することは、環境保全に直結します。当社は創立以来、水処理プラント・薬品・装置のメーカーとして、工場・プラント設備を稼働させるために必要なユーティリティ設備や製造プロセスにおける用水、排水や冷却水、ボイラ水などの水処理、温浴施設の衛生管理など、幅広い分野で水処理ソリューションを提供してきました。まさに事業そのものが、SDGsが目指す「安全な水(目標6)」「クリーンエネルギー(目標7)」「海の豊かさを守ろう(目標14)」といった、多くの目標に深く関わっています。

例えば目標3「すべての人に健康と福祉を」につながる公衆衛生面に関して、当社は1982年、感染症の原因となるレジオネラ属菌に対応した冷却水用の除菌剤を開発・製品化しました。当初はなかなか認知されませんでしたが、衛生管理の重要性が広まるにつれ、今では温浴施設や冷却水の管理に欠かせない技術となっています。現在も、より安全で効果的な対策技術の深化に向け開発を続けています。

近年は脱炭素への対応も企業にとって重要な経営課題です。当社では2030年に目指す姿として策定した「Vision2030」の中核にサステナビリティを据え、ミッション達成の1つの手段としてSDGsを紐付けています。活動テーマの1つが、カーボンニュートラル実現のための脱炭素経営の推進。自社のCO2排出量を把握・削減するだけでなく、当社の製品や技術を通じてお客さまの環境負荷を減らすことに注力しています。すでに画期的な固形薬品も開発・製品化し、目標13「気候変動に具体的な対策を」のみならず、目標9「産業と技術革新の基盤」にも貢献しています。

「すぐれた水処理技術で人と環境の調和を目指し未来に貢献する」。これは創業以来変わらない私たちの事業目的です。水という地球資源は決してなくなりません。そして環境・脱炭素へのニーズは、今後もさらに高まる一方です。また、水処理にはいくつもの分野があり、それぞれ多彩な技術があって非常に奥深く面白い仕事です。入社後にゼロから学びながら専門性を高めていけるので、その面白さをぜひ味わってほしいと思います。社会が続く限り、永続的に必要とされる私たちの事業と仕事に関心を持ち、研究していただければ幸いです。(山田社長)

アクアスからメッセージ

「企業として社会価値を高めるため、引き続き働き方改革に取り組みながら、ダイバーシティや健康経営を推進、安心して長く活躍できる環境づくりに注力します」(山田社長)

水を守り、循環させる。工場の環境課題に応えるプラント営業の提案力と成長ストーリー

工場が製品をつくる時、水は欠かせない存在です。製品の原料としてだけでなく、製品や容器、製造設備の洗浄、冷却、加熱など、各工程に水が関わります。一方で、使った水をそのまま川に流すことはできません。私はプラント営業として、工場で使う水をつくる用水処理設備と、使い終わった水をきれいにして自然に戻す排水処理設備の提案営業を行っています。水を守り循環させるこの仕事は、SDGsへの直接的な貢献だと感じています。

近年、お客さまのニーズは大きく変化。以前は「設備の安定稼働」が最優先でしたが、今は「水を再利用したい」「電力消費を減らしたい」といった、環境・省エネ視点の要望が急増しています。多くのお客さまが、「2030年までにCO2を何%削減」などの目標を掲げ、具体的なソリューションを求めて相談に来られます。私たちはその期待に応えるパートナーです。

排水処理では、処理後の水を川に流すのではなく、工場内で再利用する設備を提案します。製造用水はもちろん、冷却水やトイレなどのユーティリティ用途に転用することで、水使用量を大幅に削減できます。また、ポンプやブロワーをインバータ制御にしたり、省エネ型の機器を選定したりすることで、電力使用量やCO2排出量を削減できます。

印象に残っているのは、工場の限られた敷地内に排水処理設備を収めたいというお客さまへの提案です。従来よりも小さなスペースで処理できる『アクアスノーベル(高効率好気性処理)』や『アクアスビオマスク(膜処理)』など、お客さまの条件に合うかを試験・調査しながら提案したところ「そんな技術があるのか」と驚かれました。新しい技術を学び、お客さまの課題解決に活かすこともこの仕事の面白さです。

入社当初は分からないことばかりでしたが、上司から「プラント営業は3年かかる」と言われ、焦らず学ぶことができました。1年目は先輩に同行して学び、2年目から少しずつ仕事を任され、3、4年目に1人でお客さまに説明できるように。5年目から重要なお客さまの主担当も任されるようになり、社内の各部署と連携しながら提案を進めています。

やりがいはお客さまの悩みを理解し、自分なりに解決策を考え提案できた時。受注につながった時はもちろん、環境保全という社会課題に挑む手応えがあります。今後はさらに知識と技術を身につけ、お客さまに寄り添った営業を目指していきます。(Kさん)

アクアスからメッセージ

「製造業をはじめデータセンターなど様々なお客さまの課題解決に貢献。専門知識が必要ですが、実務や勉強会を通して誰でも成長できる環境が整っています」(Kさん)

“水設備のドクター”として、節水・省エネ・安全・働きやすさをトータルに支える使命感と喜び

水処理に使う薬品は、工場や商業施設、オフィスビル、ホテルなど様々な場所で使われています。また、AIなど社会全体のデジタル基盤を支えるデータセンターでも水処理が行われています。こうした施設では、室内や設備を冷却するために水を循環させて使用しています。水処理を行わないと設備が腐食したり、水由来の付着物等で障害が発生します。水処理薬品はそうした障害を防ぎ、設備を安全かつ安定的に稼働させる役割を担っています。

水処理の価値は、設備を守るだけではありません。適切に処理すれば冷却水を効率よく循環利用でき、使用する水の量を大幅に減らせます。昨年開催された大規模な国際イベントでは、当社の水処理により冷房に使用される水道水を約半分に節水、水道代も億近いコストダウンに貢献しています。これは大規模な例としても、私たちは常にお客さまと一緒に節水や省エネなど、環境負荷の低減に取り組んでいるのです。

近年は環境配慮に加え、労働環境の改善も求められています。例えば従来の液体薬品には約8割の水が含まれ、重い容器を運んで補充する作業は負担もありました。異なる薬品同士が混ざったり、人にかかったりするリスクもあります。そこで開発したのが、有効成分を極限まで濃縮した固形薬品『ソリッドスター』です。両手で抱えていた薬品が片手で持てるほど軽くなり、補充作業も劇的に楽になりました。専用装置に投入して使うため、液だれや飛散、誤投入のリスクを抑えられ、安全面でも大きなメリットがあります。また重量や運搬量が減ることは、輸送時のCO2排出量削減や梱包廃棄物の削減にもつながります。

もうひとつが、水処理状況を遠隔監視する『アクアナビ』です。パソコンやスマートフォンで現場の状況を確認できるため、お客さまも私たちも必要以上に現場へ足を運ばずに済みます。移動に伴うCO2削減、業務効率化や残業削減にも貢献しています。私自身も訪問頻度を適正化できたことで、部下の育成やマネジメントにより時間を使えるようになりました。

営業は「モノを売る仕事」と思われがちですが、当社の営業はお客さまと一緒に課題を解決するパートナー。水質分析や機器点検を行い、適切な薬品や設備を提案するという役割から、診断と治療を行う医師のような存在でしょう。部下を率いる立場として、今後も“水設備のドクター”をどんどん輩出したいと思っています。(Iさん)

アクアスからメッセージ

「誰もが知っているランドマークの薬品水処理も私たちが担っています。社会の見えないところで都市の営みを支える。そんな誇りとやりがいを日々感じています」(Iさん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • Kさんが感じる職場の雰囲気
  • Iさんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業を選ぶ際は、「自分が譲れない軸」を1つ持つことをお勧めします。業界や職種から絞り込む前に、まず自分が大切にしたい価値観を考えてみてください。私の場合は、地球温暖化などの環境問題に関心があり、環境保全に関わる仕事がしたいという思いを軸にしました。水処理は普段あまり意識しない分野かもしれませんが、視野を広げてみると、自分の軸と合う仕事に出会えることがあります。アクアスは創業以来ずっと黒字経営を続ける安定企業でありながら、環境保全や脱炭素という社会課題の最前線に関わる事業を展開しています。「やりがい」と「安定」を両立できる会社かどうか、という視点も大切にしてください。(Kさん)

企業研究では有名企業や大手企業だけに着目せず、BtoBや中堅企業にも目を向けるなど、視野を広げてみることをお勧めします。私自身、最初は全く知らなかったアクアスに出会い「人の生活を陰で支える仕事ってかっこいい」と感じて入社を決めました。名前よりも「何をしている会社か」「どんな形で社会に貢献しているか」「どんな人と一緒に働けるか」で見ると、思いがけない魅力に気づけます。アクアスはプラント・薬品・装置と多角的に水の課題へアプローチできる総合力が強みです。文理問わず多様な人材が活躍しており、お客さまごとに異なる課題と向き合い続けるため、経験を重ねても飽きることなく、学びが尽きない会社です。(人事課/Mさん)

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プラント営業のKさんは、かつて人事のMさん(右)のメンターだった。同社では別部署の先輩がメンターになるため、気兼ねなく相談ができ、他部署への理解も深まる。

マイナビ編集部から

私たちが何気なく使っている水の裏側に、アクアスの技術がある。オフィスビルの空調、工場の製造ライン、あるいは温浴施設。日常のあらゆる場面で水が使われ、その水を守る仕事が静かに、しかし確実に社会を支えている。

取材を通じて印象的だったのは「SDGsの貢献」という言葉が決して建前ではないこと。水処理薬品を適切に使えば、冷却水の使用量が大きく削減できる「国際イベントの事例」には驚かされた。水を守ることが環境負荷の低減につながる――これが同社の事業の骨格である。

さらには、画期的な固形薬品で現場の労働負荷を軽減し、遠隔監視システムで訪問頻度を最適化。CO2削減と働き方改革を同時に実現しているように、製品・技術・デジタルの三位一体で、環境と人の課題に向き合っている。

水処理は「経験工学」とも呼ばれる分野だ。顧客の設備や水質はそれぞれ異なり、現場で積み重ねた経験と知識が何より重要になる。そこで同社では入社後3年間を「じっくり学ぶ期間」と位置づけ、丁寧に育成。文理出身を問わず、基礎から専門性が身につく。一方で若手のうちから幅広い業務に関わるため、5年目には大手企業の主担当を任されるほど成長できる。

1958年の創業以来、赤字決算なしという盤石な経営基盤を持ち、環境保全の最前線で挑戦を続けるアクアス。社会が続く限り必要とされる仕事に関わりたい人にとって、これほど誠実な選択肢はないだろう。

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開発から設計、製造、保守点検まで、自社一貫のワンストップ体制も強み。水処理はあらゆる産業に不可欠なインフラだから、黒字経営が続くなど業績も非常に安定している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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