最終更新日:2026/7/15

(株)文理(学研グループ)

業種

  • 出版
  • 教育
  • 商社(教育関連)

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

挑戦を重ねた先に、新たなキャリアが広がる

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子どもたちの学びを支えながら、自己成長を重ねる先輩たち

文理は創業75年以上の歴史を持つ教育系出版社である。変化する教育現場を支える同社では、社員一人ひとりが挑戦を重ねながら活躍の場を広げている。3名の先輩社員にキャリアアップの歩みを伺った。

S.M.さん(写真左)
採用営業部・営業戦略課課長
文学部英米語英米文学科卒/2012年キャリア入社

K.K.さん(写真中央)
編集部・アセスメント事業課
国際文化交流学部国際コミュニケーション学科卒/2019年キャリア入社

H.S.さん(写真右)
編集部・編集2課
人文・文化学群比較文化学類卒/2024年入社

【S.M.さん】営業全体をよりよくするべく、大きな視点から挑戦を重ねる

私は入社以来一貫して、私立の小中学校や学習塾で採用される教材の販売に携わってきました。入社後は営業部に所属し、東北北部3県のエリア担当としてスタートしました。その後、東日本を中心に各エリアの営業を担当し、現在の部署へ異動しました。

営業担当は、既存の取引先を中心に訪問しながら、現場の先生方へのヒアリングやリニューアルの提案などを通じて、お客さまが抱えるさまざまな課題の解決に向き合っていきます。入社年次に関わらず、積極的に裁量権を与えてくれる風土があり、新人の頃から訪問スケジュールの組み立てや提案内容の検討まで、自ら考える機会が多くありました。右も左もわからない中で、戸惑うこともありましたが、先輩方が丁寧に相談に乗ってくださり、課題を乗り越えることができたため、初年度から目標を達成することができました。

特に印象に残っているのは、入社6年目の頃に担当した大手学習塾向けのオリジナル教材の開発です。既存教材では補いきれないニーズに応えるため、社内編集部署のメンバーと連携しながらお客さまの求める教材をゼロから形にしていきました。チームで一つの成果をつくりあげる仕事の面白さとやりがいを実感した経験となりました。

さらには営業部内の業務効率化にも取り組むようになり、営業担当が毎月上長へ提出する資料や社内処理用の注文書については、Excelを活用し手順を効率化した仕組みを構築しました。また、デジタル教材を制作する同業他社との協業案件では窓口業務を担当するなど、業務の幅を広げていきました。こうした経験が評価され、2025年度から営業戦略課へ異動し、現在は営業業務全体の効率化に携わっています。

異動後は、営業に必要な資料作成や販促施策の企画、Web施策の検討など、多岐にわたる業務に挑戦してきました。直近では、属人化していた情報やナレッジを社内で共有できるようにするため、独学で簡易的なシステムを作り上げるなど、新たな取り組みも進めてきました。こうした経験を経て、異動から半年後には課長に昇格しました。

現在はマネジメント業務も担い、より広い視点で業務に携わっています。営業メンバーがより働きやすい環境を整える営業戦略課の仕事には大きなやりがいを感じています。今後は営業部の枠を超え、会社全体の改革にも貢献していきたいと考えています。

(株)文理の社風

S.M.さんは2人のお子さんの子育て中。フレックスタイムや在宅勤務の制度が整っているので、病気や急な用事の対応もしやすく助かっているという。

【K.K.さん】教材編集からテスト編集へ。多くの人の知見を合わせて、課題を乗り越える

私は以前、別の教材会社に勤めていましたが、書店で見かけた超基礎問題集「わからないをわかるにかえる」との出会いをきっかけに文理に入社しました。子どもたちの“わからない”という部分にアプローチする教材制作に共感し転職を決めました。

入社後しばらくは、書店販売向けの国語教材の編集に携わっていました。教科書は定期的に改訂されるため、教科書準拠の教材を扱う文理では、そのたびに内容の見直しが必要になります。改訂の時期は多くの業務が同時並行で動くため、スケジュール管理の難しさに直面することも多くありましたが、その分教材制作の全体像を学ぶ貴重な経験となりました。教材制作の裏側では、設問の選択肢の一つに至るまで、徹底的に議論と検討が重ねられています。そうした地道な試行錯誤があってこそ、子どもたちの学びを支えられるのだと実感しました。

現在はアセスメント事業課に所属し、年間約10万人が受検する『あすがく』(=「明日の学力」診断)をはじめ、塾で使用する小中学生用の実力確認テストなどの制作に携わっています。これらの商品では問題を作って終わりではなく、採点や評価、結果資料配布まで含めて考える必要があります。採点基準の作成、子どもたちの解答内容の分析という業務にも関わっており、国語教材編集時代とはまた違った角度の思考が求められています。

『あすがく』を受検した子どもたちの解答に目を通していると、一生懸命に答えにたどり着こうと努力をしている姿が伝わってきます。そのたびに「学びが得られる」問題制作の大切さを改めて感じています。また、『あすがく』は複数教科の要素を組み合わせて構成されているため、他教科の担当者と密に意見交換を重ねながら制作しています。複数の担当者の多角的な視点が問題に反映されている点も、大きな強みの一つです。

今後も、子どもたちが「受けてよかった」と思えるテスト制作を目指し、さまざまな視点を取り入れていきたいと考えています。いずれは文理といえば『あすがく』と認識してもらえるよう、その価値を広めていきたいです。

(株)文理の社風

K.K.さんが新卒に話を聞くと「会社の雰囲気の良さ」を入社理由に挙げているという。社員同士が積極的に連携して仕事を進めており、ご自身も働きやすいと感じているという。

【H.S.さん】めげずに企画を提出し続け、出版にまでこぎつける

出版社に興味を持って企業研究を進める中で、“学びを通して子どもたちを支えたい”と考えるようになり、最終的には教育出版業界を志望しました。文理は、教科書の内容に苦手意識を持つ子ども向けの市販教材と、学習塾で学ぶ子ども用のテキストの双方に関わることができる点に魅力を感じ、幅広く教育に携われると考え応募しました。また、面接後に良かった点や改善点についてフィードバックをいただき、人をしっかり見てくれる社風に共感したことも入社の後押しとなりました。

2か月間の新人研修で社内の全部署の業務を学んだ後、編集2課に配属されてからは小中社会科の教材編集に携わっています。1年目はちょうど教科書準拠品の改訂にあたり、その対応に困ってしまうことが多くありました。編集用語に戸惑い、スケジュール調整も手探りの状態が続きましたが、質問をしたら丁寧に教えてくださる先輩方の存在に支えられ、少しずつ業務に慣れていくことができました。

改訂シーズンが一段落した2年目以降は、前年から準備してきた企画書の提案に力を注ぎました。まずは書店販売向けの教材で自分のアイデアを形にしようとしましたが、当初は企画として未熟な部分が多く、先輩方から多くの指摘をいただきました。本の内容だけでなく、市場ニーズの分析や売上予測なども含めて検討する必要があり、自分だけでは把握しきれない点については上司や先輩だけでなく営業担当者にも意見を求めながら、何度も改善を重ねました。

「同じ企画をこれだけ出した人は初めて」と言われるほど粘り強く取り組んだ結果、入社2年目にして2本の企画の発刊承認を得ることができました。そのうちの1本が2026年6月に発売された『完全攻略高校入試 一問一答 マイスター』です。2本目の企画についても執筆やデザインが順調に進んでおり、企画を形にする醍醐味を実感しています。

担当した企画については、表現やデザインなどを自分が納得できるまで突き詰めることができます。アイデアを形にできることが、この仕事の大きなやりがいです。また、年次に関わらず企画提案ができるチャンスがあり、どのような内容であってもしっかりと評価やフィードバックをもらえる環境があるため、高いモチベーションで仕事に向き合うことができています。

(株)文理の社風

「意見をしっかりと表現するのが大事」とH.S.さんは語る。学生時代はコミュニケーションに自信がなかったが、仕事を通して成長を遂げることができたとのこと。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • S.M.さんが感じる職場の雰囲気
  • K.K.さんが感じる職場の雰囲気
  • H.S.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業研究をする際に大切なのは、自分なりの軸を持つことです。その軸を大切にしながらも、可能性を狭めてしまうような条件にとらわれすぎないことも重要だと思います。「なんでも挑戦してやろう」という前向きな気持ちを持って行動しながら、自分に合う企業と出会ってほしいです。

また、さまざまな企業を見ることができる貴重な期間でもあるため、最初から業界を絞り込みすぎないことも大切です。多くの企業に触れていく中で、自分の軸が改めて整理され、進みたい方向性がより明確になっていくと思います。幅広く調べる姿勢も、ぜひ大切にしてください。

教育出版業界では、世に送り出す教材やサービス、その背景にある考え方に企業ごとの特色があります。実際にインターンシップなどに参加し、企業の事業内容や雰囲気に触れながら理解を深めることで、自分に合った環境や価値観が見えてくると思います。

企業ごとに大切にしている考え方や働き方は異なるため、実際に社員の方の話を聞いたり、企業の発信を見たりしながら、その企業への理解を深めることも重要です。業務内容だけでなく、その会社で働く人の価値観や姿勢に触れることで、仕事への向き合い方について新たな気づきが得られると思います。<人事担当・R.A.さん>

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『教科書ワーク』シリーズなど、子どもたちの学びを深める教材を数多く制作している。小中学生時代に愛用していた学生もいるのではないだろうか。

マイナビ編集部から

創業75年を超える歴史を誇る文理は、日本全国の教育で活用される問題集や参考書、テストなどの出版で名を馳せてきた。教科書準拠品での実績を中心に、一般書店で手に入る教材はもとより、塾や学校向けのテキストなど、多くのラインナップを送り届けている。

取材に応じてくれた社員たちが会社の魅力として共通して挙げてくれたのは、社風の良さという点だ。穏やかな社風だから新人の意見も受け入れ、丁寧に耳を傾けてくれる上司や先輩がそろっている。いつでも質問をしやすい空気感を作ってくれているからこそ、右も左もわからない新人たちも安心してチャレンジすることができている。

また、自発的に行動し物事を進めていく前向きな社員がいるのも文理という会社の特徴である。実際、社員たちのインタビューからも、失敗を恐れることなく行動し続けたというエピソードがいくつも聞こえてきた。75年以上という長い歴史が、挑戦を続けてきた社員たちによって紡がれてきたこともうかがえた。

ワークライフバランス面の整備にも注力しており、フレックスタイム制度や在宅勤務制度などを導入し、さらに育児・介護休暇なども法定より手厚く制度を整えている。自分らしいペースで働けるという点も、社員たちのモチベーションアップにつながっていると感じた。

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本社は学研グループ各社が集う五反田にある。若手社員からベテラン社員までフレックスタイムや在宅勤務の制度を積極的に利用しており、自律的な働き方が根付いている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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