最終更新日:2026/6/23

カジマメカトロエンジニアリング(株)【鹿島グループ】

業種

  • 機械
  • 建設
  • 機械設計
  • プラント・エンジニアリング
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

新たな建設機械の開発、設計に取り組む若手・中堅社員3名の挑戦と成長の軌跡!

  • 機械系 専攻の先輩

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独自技術を武器に、全国各地の建設現場を支える仕事に迫る!

鹿島建設グループの一員として、建設機械の企画から設計製作、現場施工、維持管理までを一貫して手掛ける同社。若手・中堅社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標等について伺いました!

※左から
■製造技術本部 製造技術部 応用技術グループ
 持田 陽平さん(2020年入社/理工学府 知能機械創製理工学教育プログラム修了)
■製造技術本部 製造技術部
 土屋 翔馬さん(2025年入社/理工学部 電子・機械類卒)
■製造技術本部 製造技術部 製造2グループ
 河野 雅樹さん(2022年入社/工学部 機械工学科卒)

先端技術を活かし、新たな建設機械・装置の開発や量産化に挑む!(持田さん)

大学院で自動運転に関する研究に打ち込んでいた私は、2020年に当社に入社しました。応用技術グループの一員として、仕様の検討からシステム構成の設計、部品選定、各種試験、調整まで、開発工程全般に携わっています

入社後、最初に携わったのは、トンネル工事で使用する「コンクリート吹付機」の自動化プロジェクトです。山岳トンネルをダイナマイトで掘削する際、地山の崩落を防ぐためにコンクリートを吹付けて掘削面を補強していきます。私たちは、熟練オペレータが重機を操作して施工していた作業を無人で行う自動化システムの開発に挑戦。油圧シリンダで駆動する多関節機構を備えた機械を制御し、トンネルの断面形状に合わせ、数センチ単位の精度でコンクリートを吹付けることを実現しました。

現在は建築分野の機械開発に携わっています。その一例が、高層ビルの鉄骨に耐火被覆材を施工するロボットの開発です。これまでは職人が防護服を着て高所で作業していましたが、暑さや墜落の危険もあるため、その工程をロボットで自動化する取り組みを進めています。産業用ロボットアームを活用し、周囲の状況を計測しながら、梁や柱に材料を吹付けていきます。

もう一つ取り組んでいるのが、ビルの検査ロボットの開発です。ビルの引き渡し前には、空調ダクトの風量が設計通りかどうかをすべて測定する必要があります。従来は人が天井の制気口を一つひとつ回り、風量計を当てて測定していましたが、ビルによっては測定箇所が1フロアで何百カ所にも及び、非常に手間のかかる作業でした。そこでロボットが自律的に巡回し、測定とデータ記録、帳票作成を自動で行うシステムを開発しています。

開発の仕事では未知の製品を扱うことが多く、技術的な課題に直面することも少なくありません。論文を調べたり、別のチームの意見を集めたり、展示会に足を運んだりと、さまざまな方法で解決策を探っていきます。試作機が安定して動いたときには「ちゃんと動いた!」と、やりがいと安心感が湧いてきますね。今後は技術者としてスキルに磨きを掛けるとともに、プロジェクトをまとめる力を身に付けていきたいと考えています。将来的には、自分が開発に関わった機械が量産され、建設現場で当たり前に使われるようになることを目指しています。

先輩社員は語る!

「働きやすい環境も魅力。開発状況によっては定時で帰ることもありますし、有給休暇も取得しやすい雰囲気です。仕事帰りに映画館に寄ることもありますね」(持田さん)

入社1年目から挑んだエキサイティングなプロジェクト。技術者として強みを磨き続ける(土屋さん)

学生時代は機械や電気について幅広く学習していました。研究室では宇宙航空分野をテーマに、宇宙船が大気圏に再突入する際、機体を高温から守る「耐熱シールド」の研究に取り組んでいました。企業研究では「モノづくりに関わりたい」「子どもの頃から好きだった建設現場の課題解決に貢献したい」という思いから、当社への入社を決めました。ちなみに、上でお話している持田さんは同じ大学の先輩です。学生時代に直接の交流はありませんでしたが、OBリクルーターとして大学を訪問し、仕事内容について学生の視点で分かりやすく話してくれたことも入社のきっかけになりました。

入社後、まずは約1か月間の新入社員研修からスタートしました。社会人としての心構えや基本的なビジネスマナー、建設業界の基礎知識を学んだあと、ビルの建設現場やシールドトンネルの現場見学にも参加しました。もともと建設現場を見るのが好きだったこともあり、楽しみながら学ぶことができました。

研修終了後は製造技術部に配属されました。トンネル内部に設備を取り付ける作業を補助する重機の開発プロジェクトに、取りまとめ役として関わりました。先輩社員の指導のもと、お客様との打ち合わせや工程調整、作業スタッフの手配などを担当。納品後は現場に約1か月間滞在し、組み立てや調整、不具合対応などの技術サポートにも携わりました。過酷な動作環境だったため最初はトラブルも多く、ずっと機械に付き添っている状態でしたが、徐々に安定して動くようになり、最終的には作業員の方々が装置を使ってどんどん作業を進めていくようになりました。自分が関わった機械が現場で問題なく動き、作業に貢献している姿を見たときは大きな達成感を得られましたね

また、技術サポートと並行して、鹿島建設との共同プロジェクトでロボット開発にも携わっています。入社1年目からこうしたプロジェクトに関わることができており、高いモチベーションを持って仕事に取り組めています。現時点ではプロジェクトに調整役として関わることが多いですが、今後は設計や電気配線など技術面でも自分の強みを持てるようになりたいと考えています。将来的には「これは自分がつくりました」と胸を張って言えるような装置を現場に納めたいですね。

先輩社員は語る!

「心掛けているのはブラックボックスをつくらないこと。先輩の仕事を見る際も、作業の理由や機械・装置の仕組みを理解するように努めています」(土屋さん)

スマート床版更新システムの設計を担う。ゼロから考える仕事にこそ感じるやりがい(河野さん)

学生時代は工学部の機械工学科で、いわゆる「四力(材料力学・流体力学・熱力学・機械力学)」を中心に幅広く学んでいました。なかでもCADを使った設計に夢中になり、企業研究では機械設計の仕事を志望しました。橋形クレーンなど巨大な機械の設計に携わってみたいと思い、当社への入社を決めました。

2022年に入社後は、約半年間、川越工場で製造業務を経験し、機械・装置の組み立てや製造工程の流れを身に付け、製造2グループに配属となりました。現在は、高速道路の床版取り替え工事で使用される「スマート床版更新システム」の機械設計を担当しています。老朽化した床版を交換する工事では通常、大型クレーンを使用しますが、その際には複数車線を規制する必要があります。私たちのチームでは、1車線の規制で作業できるような機械を設計し、工事の効率化や渋滞の緩和、工期短縮につなげることを目指しています。

「スマート床版更新システム」はトラックで運搬し、現場で組み立てられる構造になっており、重量は約20トン。部署には設計だけでなく、電気担当や製造担当のメンバーもおり、一つの案件をチームで進めていく体制です。私自身は、図面作成だけでなく、お客様との仕様打ち合わせ、積算や見積書の作成など、案件の最初から最後まで幅広く関わっています

設計に当たって意識しているのは、どの部材にどの程度の荷重がかかるのかを計算し、適切な鋼材を選定すること。複雑な部分は解析ツールを使うこともあります。やりがいを感じるのは、自分が設計した機械が実際に動いたとき。工場で組み上げられた機械が動き出したときには、達成感がありますね。一方で、案件ごとに条件が異なるため、ゼロから考える必要がある点が、この仕事の面白さでもあり、難しさでもあります。自分なりの根拠を持って設計を進められるよう、分からないことがあれば参考書で調べたり、上司に相談したりしながら、課題を解決しています。

今後の目標は、設計だけでなく、積算や書類作成なども含めて業務全体をよりスムーズにこなせるようになること。この仕事は、何よりも経験がモノをいう世界です。さまざまな案件を経験しながら、知識と技術に磨きを掛けていきたいと思っています。

先輩社員は語る!

「人間関係の良さも当社の魅力。気軽に質問・相談できますし、自分で考える力を身に付けられるような指導をしてもらえるのがありがたいですね」(河野さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 持田さんが感じる職場の雰囲気
  • 土屋さんが感じる職場の雰囲気
  • 河野さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

【持田さん】
学生の皆さんには、できるだけ幅広い業種・業界の企業を自分の目で見ることをおすすめしたいですね。私自身、インターンシップや企業セミナーに数多く参加し、特定の業種・業界に絞らず、食品やソフトウェア、商社など幅広く見て回りました。実際に足を運んでみなければ分からないことがたくさんありますし、自分に合った仕事を見極めるためにも、まずは行動を起こしてみることが大切だと思います

【土屋さん】
企業研究では、「自分の好きなこと」「やりたい仕事」をしっかり見つめ直すことが大切だと思います。興味や関心を掘り下げていくうちに、自分に合った仕事や会社が自然と見えてくるはずです。私自身、「建設現場が好き」という気持ちを大切にして企業研究を進めた結果、当社に出会うことができました。好きなことを追いかけることが、仕事のやりがいや楽しさにつながります。

【河野さん】
学生の皆さんにおすすめしたいのは、「自己分析をしっかり行うこと」です。設計の仕事一つとっても、大きな機械・装置をつくりたいのか、小さな精密機器をつくりたいのかで、選ぶ会社は変わってきます。自分がどんなモノづくりをしたいのかをしっかり考えることが、納得のいく会社選びにつながるのではないでしょうか。

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建設業を支える“オンリーワン”の仕事に取り組む3人。自分の強みや得意分野を磨きながら、各々オンリーワンのキャリアを描いていくことができるのも同社の魅力だ。

マイナビ編集部から

鹿島建設グループの一員として、建設機械の企画から設計・製作、現場施工、維持管理までを一貫して手掛ける「カジマメカトロエンジニアリング(株)」。今回、同社で活躍中の若手・中堅社員3名にお話を伺って印象的だったのは、それぞれが自分の仕事内容やその面白さ、やりがいについて、イキイキとした表情で語ってくれたことだった。

こうした姿が見られるのも、入社1年目から好きな仕事ややりたい仕事にしっかり取り組める環境が整っているからである。大学で学んだ知識やスキルを活かしながら、挑戦しがいのある課題に取り組める実感があることで、努力を惜しまず、知識や技術の習得にも前向きに取り組む姿勢が育まれているように感じた。また、信頼できる先輩のサポートを受けながら、安心して挑戦を重ねられる点も大きな魅力と言える。

このような風土を大切にしてきたことが、1940年の創業以来、同社が全国各地の建設現場を支えてきた背景の一つになっているのだろう。建設分野の技術開発に興味や関心を持つ方であれば、企業研究の候補として一度触れてみる価値のある会社だと感じた。

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「川越事業所」にて。高層ビルやダム、トンネルなどの大規模インフラ工事で使用される建設機械の開発・設計・製作を行っている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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