最終更新日:2026/6/5

シチズンマイクロ(株)

業種

  • 精密機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • 金属製品
  • その他電子・電気関連
  • 機械設計

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

小型モーターの設計から製造、販売までを担い、顧客の多様で詳細なニーズに応えていく

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部門それぞれが専門性を追求し、互いに支え合いながら成長する

◆Sさん
技術部 技術課
2016年入社/理工学部卒業

◆Tさん
営業部 営業課
2023年入社/情報連携学部卒業

◆Yさん
生産技術部 生産技術課
2020年入社/工学部卒業

さまざまな産業機器、電子機器に欠かせない小型モーターを中心とした精密機器の製造を手がけるシチズンマイクロ(株)。時計部品の製造で培った超精密加工技術を強みに、60年以上にわたり、モノづくりの業界内で独自の存在感を放ってきた。今回はそれぞれ役割の異なる社員たちに、その仕事への思いや魅力について語ってもらった。

お客様と直接向き合いながら、幅広い業務経験を積んでいます【設計職・Sさん】

当社の存在を知ったのは、研究室の先生やOBの先輩から話を聞いたのがきっかけです。夏のインターンシップでは、環境対応の視点から金属素材の検証を行う卒業研究にも取り組ませてもらいました。企業研究では「確実に設計職に就ける」「転勤なく働ける」の2点を軸に検討。当社はこの2点を満たしているだけでなく、今後も確実な需要が見込まれるモーター製品を手がけており、シチズングループの安定感にも改めて魅力を感じたことから入社を決めました。

配属決定後、設計部門にて各種製品の設計、試作、組み立て、製品の選定、顧客対応など幅広い業務を担っていますが、さまざまなお客様を担当するなかで幅広い業界知識を学べています。業務をひととおり習得できたのは、入社4年目頃。この頃から3D CADソフトの習得にも励み、現在はCADシステム運用を一手に任せてもらっています。設計から製造、販売までトータルで手がけている会社なので、「どんな製品に使われているか」を理解しながらモノづくりができる環境です。

お客様や部品メーカーなど外部との交渉機会も多いので、コミュニケーション力の重要性を感じる場面は多いです。難易度の高いご要望や感覚的なご意見をいただいた際には「どう納得いただくか」のストーリーを考え、製品の質を伝えるための客観的なデータを揃えた上で、営業とともに説明に伺います。難しい要望を苦労して形にし、お客様に納得いただいて量産につなげられたときには大きなやりがいを感じます。

また近年はコロナ禍の影響や環境保全の視点から、既存製品の素材変更が必要なケースが増えており、品質管理にかかわる業務も大きな割合を占めています。当社は海外市場でもシェアを持っているので欧米の厳しい基準に則って対応をしており、多くの案件に対応するためにも個人的な処理能力を上げていくことが目下の目標です。さらに技術力を磨き、各部署からの信用を得て発言力を高めていくことが今後のキャリアビジョンです。

上司や先輩にも気軽に意見を言える職場なので、社内の居心地はとても良いです。食事手当、住宅手当、駐車場など必要なものはすべて揃っていますし、長時間残業もなく、ほぼカレンダーどおりの勤務なので、リフレッシュの機会も持ちやすいです。個人的には、シチズンの時計を社割で購入できる点も気に入っています!

3D CADソフトの社内第一人者であるSさん。「外部講習に参加しつつ楽しんで習得しました。今はフォーマット作成や教育も担っています」

想像力を働かせて、製品を求める人とつくる人の間をつないでいきます【営業事務職・Tさん】

学生時代は情報連携学部に所属し、プログラミングやアプリの開発に力を入れていました。もともとパソコンに触れることが好きで、独学で情報系科目を勉強して大学へ進学したのですが、そこで学んだのはプログラミングの技術だけでなく、チームでひとつのものを造り上げるということの面白さでした。当初はIT系の業界を志望していたのですが、さまざまな企業と関わり改めて自分と向き合ったとき、私は地元埼玉県内で転勤を気にせずに長く働ける環境を求めていることに気づきました。その条件のなかで出会ったのが当社だったのです。実は情報システム部門で働くことを想定していたのですが、実際に配属となったのは営業事務。最初は戸惑いもありましたが、人との関わりが好きな私なら適性があるはずと思い、新しい挑戦を決めました。

現在の私の役割は、お客様である国内外の商社の方々と当社の製造現場をつなぐ“中継ぎ”のような立場。お客様からの納期変更の依頼に対して、生産管理部門と調整を行ったり、出荷リストに基づくデータ作成をしたり、さらには製品の梱包作業まで幅広く行っています。営業事務というと、営業担当者の指示で動くサポート的な役割をイメージしがちですが、実際にはとても責任のある仕事。私が出荷の処理を見落としてしまったら、お客様のもとに製品が届かず、多くの方々の仕事に影響を与えてしまいます。日々のルーチンワークでも、常に自分が物流で現場をつなぐ役割を担っているという自覚を持ち、ミスを未然に防げるような管理を徹底するようにしてきました。また、製品の輸出に関わる専門書類の作成も私の大切な仕事のひとつ。輸出先のルールに合わせて正確な書類を作成できるよう、勉強の毎日です。

営業事務の仕事を進める上で最も大切にしているのはコミュニケーションです。学生時代にチームでアプリ開発を行った経験が、ここで活きてきているのかもしれません。納期調整で難しいお願いをする際には、直接生産管理の担当者と顔を合わせて状況を確認することも。普段から明るく元気に接することで「Tさんになら状況を話しやすくて助かる」といっていただけるようになり、営業事務としての私の存在意義を感じながら仕事を楽しんでいます。

後輩からも頼られる存在になりたいというTさん。「担当業務への理解を深めてどんな相談にも対応できる力をつけ、誰がいつ休んでも仕事が滞らない体制を作ることが目標」

製造現場の声に耳を傾けて、より良いモノづくりができる環境を作り出す仕事【生産技術職・Yさん】

私のモノづくりの原点は、子どものころから好きだった工作やプラモデル。この思いは進路選択の軸となり、大学では小型のロボット製作に没頭していました。就職活動の時期を迎えるにあたって、将来なくならないものは何があるだろうかと考えた結果、あらゆる機械の動力源となるモーターの存在に注目し、当社に行き着いたのです。漠然と「新製品を作りたい」という思いで入社し、私のキャリアは設計開発部門からスタートしました。

入社1年目では先輩のアシスタントをしながら、開発の基本を学びました。そこで目にしたのは、クオリティの高い製品とそれを作り出す技術者の実力。不良品を徹底的に排除する真摯なモノづくり環境や、意外と手作業が多いということにも驚かされました。その後、現在の生産技術部門へと異動となり、製造現場で使用する設備の修理やメンテナンスに加え、生産環境をサポートする治具や作業の自動化のための設備づくりなども手がけています。

生産技術の仕事の面白さは、現場の課題解決に自分のアイデアや技術が活かせるということ。製品を作っている作業担当の方々とフランクなコミュニケーションを重ねて、困っていることや困難を感じる工程を観察。そのなかで自動化できる作業を見つけていきます。1年ほど前には、部品の組み立て作業の一部を機械化するという取り組みを担当しました。こういった設備の制作は、従来は外部のメーカーに依頼していたのですが、このときは構想や設計、制作までを私が担当。カメラを使った画像認識の仕組みを取り入れ、必要な部品を瞬時に判別してピックアップする機能も搭載しました。この設備が実装されたことで、作業現場の方々の負担が軽減され、より高度な工程に時間を割けるようになったという声をもらい、大きな手応えを感じています。

仕事をする上で心がけていることは、もっと良い設備にできるのではないかという視点を持つことです。作業の現場を多角的に分析し、現場の皆さんの困っていることに耳を傾ける。そこに新しいアイデアの種があると思います。モノづくりの現場には、作業の効率化だけでなく、職人技と言われる技術を継承するという課題も。その解決に向けての挑戦も始めていきたいです。

人とは違うアイデアで、より良いモノづくり環境を生み出していきたいというYさん。「今あるものが正しいのか、他にも方法があるのではないかという視点が大切です」

企業研究のポイント

企業研究を行うにあたって、会社の規模に注目する人が多いかと思います。「絶対に大企業が良い」という希望やこだわりがない場合は、中小規模の企業にも良い会社がたくさんあることを知り、フラットに目を向けてみるのがおすすめです。

中小企業を志望する際、一番気になるのは事業の安定性かと思いますので、インターンシップや会社見学、製品の展示会などに積極的に参加し、売上や成長度合、業界における強みなどをしっかり確かめてみてください。「将来性がある企業だな」と理解できれば、安心して志望できるはず。当社も60年以上、この業界で生き残ってきただけの力があると自負していますし、顧客開拓活動にも注力しながら継続的な成長を図っています。

私が思う中小企業で働く良さは、全体的な仕事の流れがよく見えることや、幅広い経験を積むことができ、総合力を養えること。当社は190名ほどの企業ですが、ひとつの拠点に設計、開発、生産、営業などの全部門が集っているので、完成形や1から10まですべての工程を把握しながらモノづくりに取り組めます。

ジョブローテーションも柔軟に行っているので、転勤や転居の必要なく、気軽にいろいろな仕事にチャレンジしながら自分に合ったポジションを探していくことも可能です。「あえて中小企業を選ぶ良さもある」ということは、社会人の先輩の一人として皆さんにぜひ伝えたいポイントです。

(総務・人事管理課 菊池)

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「小さくとも一流」を行動指針にモノづくりを続けてきた同社。会社としての思いや情報、未来を伝える情報発信の場では、学生からの疑問にも丁寧に向き合っている。

マイナビ編集部から

時計の歯車を製作する狭山精密工業として誕生し、2013年に事業を分割・独立して今に至ったシチズンマイクロ(株)。ギアヘッドやその動力源となるDCモータの製造へと事業領域を拡大してきており、グループ内でも独自性を持った実力と信頼を獲得している。

60年間培ってきた精密加工技術に加え、小ロット生産やコスト面など顧客ニーズに応じた付加価値を提供できる点は同社の大きな強み。メジャーな取引先も数多く有するが、近年は新たな事業柱を増やすことにも注力しており、国内外の展示会に積極的に参加しているという。海外にも有力な顧客を持ち、グローバルなチャンスにも目を向けている。

取材では全員が職場環境の良さについて語っており、それぞれの個性を発揮しながらのびのびと働いている様子がうかがえた。コンパクトにまとまった拠点で連携し合って仕事に取り組める環境があることや、さまざまな顧客と接点を持てることも、モノづくりの手応えにつながっている。適性や成長に応じて流動的なジョブローテーションも行われており、設計と営業を行き来して経験値を広げている社員もいるそうだ。

働く立場としては、シチズングループの基準に則った制度が整っている点も大きな魅力。ニッチながら多彩な業界で必要となる部品を手がけているため、事業の発展可能性も申し分ない。“将来性あるモノづくり企業”を探している人にも一考を勧めたいと感じられた取材だった。

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医療機器や電子錠、自動販売機、ATM の端末機器など、身近な機器にも数多く用いられている同社の製品。転勤なく1 カ所で長期的に働ける点や、穏やかで温かい社風にも注目!

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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