最終更新日:2026/7/22

理研ビタミン(株)【東証プライム市場上場】

  • 上場企業

業種

  • 食品
  • 化学

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

理研ビタミンの強みは食品だけじゃない!化成品事業で活躍する先輩達の仕事とは?

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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自動車・化粧品・農業用フィルム・建材。化成品で活躍する先輩達

◆M.R.さん(写真右端)
化成品事業部 化成品改良剤開発部
2024年入社/大学院 生命科学研究科修了

◆H.T.さん(写真左端)
化成品事業部 化成品改良剤開発部
2024年入社/大学院 自然科学研究科修了

理研ビタミンと聞くと、食品が頭に浮かぶ人もいるのではないだろうか。実は同社には、もう一つの顔がある。スーパーやコンビニで販売されている食品の透明パッケージ、農業用フィルム、とろみのある手触りが心地良いシャンプーやコンディショナー、自動車部材。これらに使われている化成品改良剤を開発・製造しているのも理研ビタミンだ。
ここで紹介した商品は、ほんの一部に過ぎない。化成品事業では実際にどんな業務に取り組んでいるのか。研究開発職として活躍している先輩達に、仕事とやりがい、同社の魅力について伺った。

基礎研究から製品化まで幅広く携われる面白さを実感。化粧品は身近な商品だから取り組みやすい。

◆基礎研究から製品化まで幅広く携われる
入社後は化成品改良剤を開発する部署に配属され、主に化粧品分野を担当。シャンプーや口紅、クレンジングなどの改良剤の開発に携わっています。食品用改良剤を化粧品用へ転用するための基礎研究に取り組む一方で、100%植物由来の処方を設計し、それを安定して製造できるかについて、工場の担当者と連携しながら進めることもあります。

当社の製品は、自動車部材や農業用フィルム、食品の包装材にも使われているのですが、入社後、改めて化成品にはこれほど大きな可能性があるのだと驚きました。

◆困難の末に達成感を得た、入社2年目の海外出張
印象に残っているのは、入社2年目の時に経験した海外案件です。私は海外の工場でとある化粧品向け原料の製造立ち上げを担当しているのですが、その製造に問題が発生。国内の中規模スケールの生産ではうまくいったにも関わらず、現地では品質が安定しませんでした。配管の圧力や温度を試作時と同じ条件にしても、設備の細かな違いや現地の気候などによって状況が変わることを実感。先が見えない中、数か月に一度のペースで現地に足を運び、テストを繰り返しました。

そんな私に、同じ部署の先輩から労いの言葉やアドバイスを受け、とても支えられました。一時は難しさを感じる場面もありましたが、何度も試験を重ねた結果、品質を維持できる条件を確立することができました。現地スタッフとの英語でのコミュニケーションにも苦労しましたが、大きな達成感を得ることができました。

◆化粧品以外にも広げたい
海外の仕事は、本当に貴重な経験でした。難易度の高い業務を任せられたことに対して、上司からの信頼を感じました。その後、海外で開催された展示会に3日間参加し、英語での対応に苦労しながらも、積極的にアピールを実施。事前に自社製品の特長や関連する専門用語を英語で頭に入れていたことが役に立ちました。

現在は化粧品分野を中心に、それ以外の分野にも少しずつ取り組んでいます。幅広い分野の専門知識を身に付け、お客さまへの提案に活かせるよう、丁寧なデータ取りや分かりやすい資料作成と説明を心掛けています。
(M.R.さん)

理研ビタミンのココが魅力!

ラボも工場も穏やかな人が多く、居心地が良い。そんな社風に加え、当社は多彩な分野に応用が効く技術力を持っており、化成品が持つ領域の幅広さも魅力です/M.R.さん

可能性を秘めた化成品。転用方法を探り、世の中に提供したい!

◆お客さまの不安に応える提案を!
当社の化成品はプラスチックをはじめ、ゴム・繊維・潤滑油・塗料などの添加剤として活用されていますが、化粧品事業においてもさらなる展開を目指しています。

その中で、化粧品メーカーで研究開発に従事していた経験が評価され、採用されるとともに、前職の知識を活かせる業務を任されました。入社1年目は既存製品のどの点をアピールすればお客さまである化粧品メーカーに響くのかを考えました。また、化成品の技術をどう化粧品に転用できるのかを検討する業務に携わり、化粧品の処方開発者が「使いたい」と思うような提案書を作成することを心掛けました。

<化粧品の知識を活かした仕事の実例>
シャンプーの粘度を高めることができる当社の改良剤について、化粧品メーカーでは「とろみがつく点は良いが、泡質はどうなるのか」など、他の効能への影響を懸念される場合があります。そこで、「泡質や使用感に付加価値を持たせることができる」という内容を提案資料に追加。この資料は今も営業活動で活用されています。

◆基礎研究でさらに深掘り
2年目には、基礎研究に軸足を移し、化成品の技術とノウハウをさまざまな分野に転用するための方法を考えています。当社は従来より天然素材にこだわってきた会社で、化成品が携わる事業でも、安全・安心への意識の高まりから、「自然由来の改良剤が欲しい」というお客さまも多く、そのニーズに応えられる製品の開発に取り組んでいます。

◆課題・これからの目標
基礎研究を進める中で、当社の化成品改良剤にはさまざまな分野で効果を発揮できる可能性があることがわかってきました。また、食品から発展した化成品だけでなく、化成品から食品へ応用する検討も始まっています。化成品と食品のどちらも手がけているメーカーはめずらしく、両分野の知見を元に研究を進められることが当社の強みです。

基礎研究はゴールが見えにくい側面もありますが、継続的に取り組むことが重要だと考えています。試行錯誤を重ねながら、当社の化成品改良剤をさまざまな分野へ展開していけたらと思っています。
(H.T.さん)

理研ビタミンのココが魅力!

福利厚生面は入社前から魅力でしたが、子どもが産まれてからは育休などの休暇が取りやすく良かったと改めて実感。手厚い家族手当や住宅手当も非常に助かってます/H.T.さん

理研ビタミンで働きたいと思った理由&仕事のやりがいは?

◆M.R.さん
【入社の決め手】大学院では微生物の遺伝子や酵素の機能について研究しましたが、「このような仕事がしたい」と思うものが明確になく、志望業界を絞れていませんでした。ですが大学院まで進学して得た研究の経験を活かしたいと考え、メーカーの開発職を志望し、福利厚生を軸として企業研究を進めました。
当社に注目したのは、住宅手当が充実していたためです。上限はありますが、家賃の大方を会社が負担してくれるのは魅力でした。また、事業内容にも興味があり、化成品や食品、ヘルスケアと多彩な分野に関われる可能性がある点にも惹かれて入社を決めました。

【仕事のやりがい】当社の化成品改良剤は樹脂やゴム・繊維・潤滑油など非常に幅広い製品に使用されていますが、私が主に担当しているのは化粧品分野です。比較的イメージしやすい製品で取り組みやすく、それが仕事のやりがいにつながっています。当社の化成品はさまざまな分野の製品に応用可能であり、研究職として関わる範囲も広く、魅力を感じています。1つの会社にいながら多様な分野に関わることができる点も面白く、やりがいがあります。

◆H.T.さん
【入社の決め手】化粧品メーカー時代には、自分が手掛けた製品が店頭に並ぶ喜びを感じていました。さらに、原料メーカーではどのような取り組みが行われているのかに興味を持ったことが、転職を考えたきっかけです。理研ビタミンについては以前より知っていましたが、食品のイメージが強く、化成品事業については認識していませんでした。話を聞くと化成品事業ではさまざまな分野に関わっており、「化粧品の知識が化成品事業部に欲しい」と声を掛けていただいたことにご縁を感じ、入社を決めました。

【仕事のやりがい】前職で培った化粧品開発の知見を活かして提案した際に、上司から「今までの当社にない、着眼点が盛り込まれている」と評価を受けたことが印象に残っています。営業担当者からも「提案しやすくなった」と評価されました。
お客さまから寄せられる課題に対し、その解決のために自社の製品や技術をどのように活用できるかを追求していくことは面白いですね。その提案を喜んでいただき、前向きに検討していただけた時はやりがいを感じます。

理研ビタミンのココが魅力!

若手も自由に意見を言い、議論ができる風土が培われている。化成品事業と食品事業の情報交流も活発化。互いの良さを取り入れる中で、ユニークな新製品が誕生する可能性も。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • M.R.さんが感じる職場の雰囲気
  • H.T.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

自分が何に興味があり、どんな仕事がしたいのかを考えながら企業研究を進めていただければと思います。「食品に関わってみたい」、「営業職が良い」など、業種も職種も今はまだぼんやりとした状態で構いません。

例えば、当社は食品・化成品・ヘルスケアなど多彩な事業を展開していますが、みなさんが関心を抱かれたのはどの分野でしょうか。当社の場合、食品メーカーという面だけなら、大手企業ほどのシェアは有していません。しかし、その大手メーカーに重要な材料を提供しているのが当社です。食品や化成品開発を支える存在であり、「当社の改良剤がなければ、作れないもの」がたくさんあります。表に出ることは少ないものの、世の中の役に立っているという誇りを持って働ける会社です。

同じ企業でも、分野が異なれば扱う商品も仕事も違います。意外に思われるかもしれませんが、理研ビタミンは化成品事業でもシェアが高い分野も多く、食品包装材・自動車・化粧品・建材・農業用フィルムなど幅広い分野に材料を提供しています。このように、一見すると目に留まりにくい企業や事業の中に、「働きたい」と思う企業が隠れているかもしれません。その会社の知られざる素顔を見つける面白さ、新たな強みを知る楽しさも味わいながら、納得のいく企業研究にしていただけたらと思います。
(人事担当)

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基礎研究により、食品用の成分が髪質の改善に使えることが判明しているという。効果を発揮するメカニズムがわかれば、一つの成分をさまざまな分野で展開することができる。

マイナビ編集部から

食品だけでなく、化成品分野においても確かな技術力と豊富なラインナップを持つ理研ビタミン。同社の製品は多くの食品包装材や食品容器などで活用されている。農業用ビニールハウスに使用されているのは、透過性を高める防曇剤(ぼうどんざい)。曇りを防ぐことで太陽光をたっぷり取り込ませ、野菜や果物の育成を助けている。

その化成品事業部で活躍する先輩に話を聞いた。企業研究の段階では「やりたいことがなかった」というMさん。「特になかったからこそ、いろんな分野に興味を持って携われているのかもしれない」との言葉に納得。キャリア入社のHさんが経験を存分に活かしている姿も印象的だった。
自由闊達な社風とチャレンジ精神が息づく同社には、若手の意見を受け止める風土がある。自己申告制度を利用して、やりたい仕事を申し出るチャンスもある。いろんなことに興味を持てる好奇心旺盛な人、「挑戦したい!」という強い思いのある人にこそ向いていると感じる。
また、充実の福利厚生も見逃せない。新入社員にありがたい家賃補助制度や休暇制度も社員に好評である。

化成品分野においても、同社の製品がなければ私達の生活に支障が出る、というのは決して大袈裟ではない。「実はこれも、あれも…」と驚くほど幅広い製品で社会を支えている同社の魅力に触れてほしい。

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「天然物の有効利用を図る」を理念に事業を展開。食品、化成品ともにこのポリシーの元で開発を行っている。環境を軸にした持続可能なビジネスをこれからも続けていく。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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