最終更新日:2026/6/1

株木建設(株)

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 建設コンサルタント
  • 不動産
  • 電力

基本情報

本社
茨城県、東京都

取材情報

DXが変える、私たちの仕事

先端技術で現場を支えるICT施工。その全工程を内製化した株木建設の仕事の魅力!

PHOTO

「ICT・現場支援室」で活躍する若手社員の挑戦と成長の軌跡!

ICTの活用を積極的に進める株木建設(株)。今回は、同社のDXを担う「ICT・現場支援室」で活躍する若手社員・沼口さんに、建設業のイメージを覆すような革新的な仕事内容や、そのやりがいについて伺いました。

ICT・現場支援室 沼口 武さん(2024年入社)

CADへの関心から株木建設へ。入社時から「ICT・現場支援室」の一員として、想像以上に幅広い仕事に挑戦!

■技術が磨かれていく感覚に惹かれて
造園など自然に関わる仕事に興味を持っていた私は、水戸市内の建築専門学校に進学。建築について学ぶなかで出会ったのが「CAD」でした。CADは建設業界で広く使われている製図ソフトですが、同じ図面でも、操作手順やコマンドの使い方によって、作業効率が大きく変わります。たとえば一本の線を引くにしても、どこを基準にするか、どのコマンドを使うかでスピードが変わるのです。

作業を重ねるほど、自分のやり方が少しずつ確立され、技術として積み上がっていく感覚があり、そこに面白さを感じるようになりました。こうしてCADを使う仕事に興味を持ち始めたのです。

■「CADの仕事」のイメージとのギャップ
数ある企業のなかで当社を選んだのは、CADを使って仕事ができる点と、創業から100年以上にわたり地域に根ざして事業を続けている点に魅力を感じたから。募集要項には「CADオペレーター」と書かれていたため、図面作成が中心の仕事を想像していましたが、配属されたのは当社のDXを担う「ICT・現場支援室」でした。そこで待っていたのは、想像していた以上に幅広い業務だったのです。

■現場を“データで動かす”仕事
「ICT・現場支援室」は、土木工事の現場にICTを導入するためのデータ作成や技術支援を担う部署です。

従来の工事では、現場で測量を行い、2D図面をもとに人の経験や感覚で施工を進めるのが一般的でした。一方で、現在は「ICT施工」と呼ばれる技術の導入が進み、設計図面を3Dデータ化。そのデータを重機用の施工データに変換して入力することで、より効率的な施工が可能になっています。

当社では、このICT施工に関わる工程を社内で一貫して対応できる体制を整えており、測量からデータ処理、3Dモデルや施工データ作成、出来形管理、納品までを内製化。その中核を担うのが、私たちの部署です。メンバーは基本的にそれぞれ一つの現場を総合的に担当しており、一連の業務を担っています。

先輩は語る!

「働きやすい環境が整っているのも当社の魅力。現場の状況にもよりますが、残業も少なく、有給休暇を時間単位で取れるのも助かっています」

データから現場へ。ICT施工が生み出す新しいモノづくりのカタチ

■自分のデータで現場が動く
この仕事の特徴は、「データをつくること」がゴールではない点。作成したデータは、実際の施工にそのまま活用され、現場の重機を動かす“指示”の役割を果たしているのです。

■点群データから3Dモデルへ
業務の中核となるのが、3Dモデルの作成です。発注者から提供される2D図面をもとに3Dモデルを作成し、その後ドローンや地上型レーザースキャナーで取得した地形の点群データと、3Dモデルを照らし合わせて、三次元で再現していきます。

点群データとは、数千万から数億の点の集合で構成されたデータのこと。そのままでは扱いづらいため、専用ソフトを使ってノイズを除去したり、必要な情報を整理したりしながら、解析やモデリングに適した状態へと整えていくことで、施工に使えるデータが完成します。

■ICT建機による“半自動”施工
完成した3Dモデルは、施工用のデータへと変換され、ICT建機に取り込まれます。このモデルを活用することで、盛土や掘削に必要な土量をデジタル上で高精度に算出することが可能になるのです。

さらに、モデルのデータを変換して、位置情報システムを搭載したブルドーザーやバックホーなどに取り込み、施工時のガイドデータとして活用することも。オペレーターは、画面に表示される設計データを見ながら、位置や高さ、勾配を画面上で確認しながら作業を進められるほか、機械側の制御も加わることで“半自動”で施工が行えます。これにより、従来のような人の感覚に頼る場面が減り、検測作業の削減、作業の簡素化による施工の効率化が可能になりました。

■新しい技術で現場を支える
さらに「ICT・現場支援室」では、3DプリンターやAR(拡張現実)といった、新技術も積極的に取り入れています。

点群データをもとに、現場の地形を縮小し、3Dプリンターでジオラマ模型を出力。模型上で重機の配置を検討したり、施工手順を確認したりすることで、現場の協力会社さんとの打ち合わせもスムーズに行えるようになりました。施工前の段階で、現場の状況や進め方を視覚的に共有できるため、安全面でも大きな効果を発揮しています。

先輩は語る!

「内製化することで現場からの要望にも迅速に対応可能。現場所長から『この部分を修正してほしい』という連絡を受けて、その場でデータ修正をすることもあります」

地道な作業の先にある手応え。現場とつながる仕事のやりがい

■自分が作ったデータで現場が動く醍醐味
当社の「ICT・現場支援室」では、各自が一つの現場を担当し、測量からデータ作成、出来形管理まで一貫して関わります。

データ作成は、数値を入力し続ける地道な作業の積み重ね。何日も画面と向き合うこともありますが、完成したデータを点群に重ね、設計通りのカタチが浮かび上がる瞬間は、大きな達成感があります。さらに、そのデータをもとに現場の重機が動き、実際に施工が進んでいく様子を見ると、「自分の仕事が現場につながっている」と実感します

■印象に残っている現場
特に印象に残っているのは、当社が施工している大規模な処分場の工事。現場があまりに広く、端にいる人の姿が見えないほどのスケール感でした。

そんななかで、複数のICT建機が同時に稼働し、施工が進んでいく様子は強く印象に残っています。データが現場全体を動かしている感覚があり、この仕事の面白さを改めて感じた瞬間でした。

■学べる環境と大切な力
具体的なICTやDXの知識は、入社後の研修やOJTを通じて身につけることができます。私の場合は、ドローンやレーザースキャナーを用いた測量からデータ処理まで、約半年ほどで一通りの作業を担当できるようになりました。約1ヶ月の現場研修も組み合わせながら、段階的に成長できたのが良かったです。

そこで感じたのは、現場とのコミュニケーションの重要性。現場の所長や協力会社さんとやり取りを重ねながら要望をくみ取り、それを施工に役立つデータとしてカタチにしていく力が求められます。こうしたプロセスの積み重ねが、工事全体の質を左右するのです。イチから学ぶ意欲とチャレンジ精神があれば大丈夫ですので、安心してくださいね。

■これからの目標
ICT施工はこれからも、さまざまな現場で活用されることでしょう。当社でも、AIによるひび割れ検出や新たな測量機器の検証など、幅広い領域で新たなチャレンジがスタートしています。

直近の目標は、どのような現場でも一人で業務を完結できるようになること。そして、経験を積むことで、より幅広い現場に対応できる技術者へと成長していきたいと思っています。

先輩は語る!

「配属後は、先輩について現場同行。測量や打ち合わせに参加することで、仕事に必要な知識やスキル、実際の業務の流れを一つずつ学んできました」

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 沼口さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

企業研究では、入社後のギャップを防ぐためにも、職場の雰囲気を自分の目で確かめることが大切です。業界や職種に関わらず、説明だけでは分からない空気感や人の雰囲気は、実際に足を運んで見えてくるものだと思います。

当社でも仕事体験を実施しており、仕事の流れやリアルな雰囲気を感じることができます。あわせて、先輩社員と直接話す機会もあるため、「どんな人が働いているのか」という点にもぜひ注目してみてください。

そうした“人”や“空気感”という点でいうと、当社の特徴は、一人ひとりの顔が見える距離感で働けることではないでしょうか。社員数は約360名と、小さすぎず大きすぎない規模で、部署を越えたコミュニケーションがとりやすいです。また、困った時には自然と声をかけ合う文化が根づいている点も特徴の一つ。有給休暇を時間単位で取得できる制度や、奨学金の返済支援制度など、制度面の充実も、平均勤続年数約18年と安心して働き続けられる環境を支えています。

建設現場は日々姿が変わっていく“生き物”のような場所。近年はDXの推進により、仕事の進め方や技術も大きく変化しています。こうしたなかで、自分自身の変化や成長を前向きに楽しめる人、そして周囲と協力しながら仕事を進めていける人が、力を発揮していると感じています。
(人事担当)

PHOTO
「協力会社さんとの信頼関係は厚く、『株木建設の社員は現場をよく理解している』『また一緒に仕事がしたい』という声をいただくことも多いのですよ」(人事担当)

マイナビ編集部から

道路やダム、空港といったインフラ建設から、商業施設やスポーツ施設、マンション建設まで、幅広い分野の土木・建設工事を手がける株木建設(株)。今回は、同社のDXの中核を担う「ICT・現場支援室」で活躍中の沼口さんにお話を伺った。

感銘を受けたのは、入社数年目ながら、ドローンや3Dレーザースキャナーを使った測量からデータ処理、3Dモデルや施工データの作成、出来形管理、納品まで、ICT施工に関わる一連の業務に携わっていること。そして、実に楽しそうな様子で仕事について語ってくれたことだった。「面白い仕事に取り組んでいる」「やりたい仕事にチャレンジできている」という実感があるからこそ、努力を努力と思うことなくレベルアップに励むことができる。地道な作業にも前向きに取り組み、着実に力を伸ばしていけるのだろう。

ICT施工というと専門的で難しいイメージを持っていたが、同社では研修やOJTを通じて、基礎から学べる教育体制を整備。知識ゼロからでも安心してスキルを磨ける環境だ。建設業界に興味をお持ちの方はもちろん、職種のイメージにとらわれず、新しい技術に挑戦していきたい方に、ぜひ企業研究をオススメしたい。

PHOTO
レーザースキャナーで計測した地形情報をデータ化し、3Dプリンターで出力してジオラマ模型を作成。発注者への説明・調整や住民の合意形成にも活用しているという。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. 株木建設(株)の取材情報