最終更新日:2026/7/29

イカリ消毒(株)

業種

  • 環境・リサイクル
  • 専門コンサルティング
  • 商社(その他製品)
  • 商社(薬品・化粧品)
  • 試験・分析・測定

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

環境衛生事業を通して、暮らしの安全を支える

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約70年にわたり衛生的な環境の実現に尽力する企業

取締役
榎田 順一さん

「美しい街づくり、それが私たちの願いです。」をビジョンに掲げるイカリ消毒(株)は、有害生物や感染症から人と社会を守るPCO(Pest Control Operation)業界を走り続ける企業として、社会への貢献を果たしている。現場経験を経て、現在は経営陣の一翼を担う榎田取締役に同社が提供する価値や働く社員たちについても語っていただいた。

駆除から予防管理へ。業界からの高まるニーズに応える

「総合衛生管理事業」を手がける企業として長年にわたって歩んできたイカリ消毒(株)は、人々の健康や環境を守るため、創業以来、環境衛生・食品衛生・公衆衛生それぞれの分野を支えて参りました。社名にある“イカリ”とは、船の“錨(いかり)”を表し、イカリ消毒と名付けられました。1959年の創業当時は、世界各国から千葉港に入港する外国航路の船舶の消毒をおこなっていたことから、これが社名の由来となり、その後は害虫やネズミなどの駆除を通じて公衆衛生の発展に寄与。高度経済成長期では、日本で開催された国際的なスポーツ大会や博覧会など世界の人々が集まる会場の衛生管理にも貢献し、公衆衛生や環境衛生に対するニーズの高まりと共に成長を続けています。

創業以来、有害生物の駆除を通じて社会に貢献してきた当社ですが、2000年代に入ると集団食中毒事件や異物混入事故、残留薬剤問題などの発生によって、食の衛生に対する人々の意識が一気に高まりました。当社では、これらの事故を未然に防ぐため“駆除”から“予防衛生”に転換し、IPM(Integrated Pest Management)の推進を図るとともに新たなサービスと商品の開発、それらの提供を早い段階から推進。さらに、微生物課題の現場サポートや異物混入事故の防止なども手がけるようになり、現在では食品メーカーをはじめ、医薬・再生医療製品や化粧品といった製造施設、人々の生活に携わる施設など幅広い分野の衛生管理をサポートしています。

近年、国民の食に対する安全意識は格段に高まり続けており、食品業界において昆虫などの異物混入事故が起こった際、マスメディアを通じて問題提起される場面をよく見かけます。特に昨今は、SNSを通じて事例が一気に拡散され、企業のブランド力が低下するという事態も少なくないことから、企業側にとっても衛生管理面においては、より一層の強化が求められています。今後も企業からのニーズが高まる中で、私たちの存在意義はますます重要なものになると考え、さらなる活躍の場が広がっていくだろうと予測しています。

イカリ消毒の仕事

「力を貸してくれる仲間がいて、支えてくれる家族もいる。若手社員たちには周囲の人とのつながりを大切にしながら成長してほしいと思います」(榎田取締役)

新時代を切り開く。課題に応える新体制

当社では、私が入社した30年ほど前にはすでに機械化や自動化に取り組んでおり、積極的に変革をもたらそうと試みていました。実際に、虫の捕獲状況を遠隔監視するシステムなどは早い段階で導入し、予防衛生の観点で高い効果を発揮しています。今後もAIなどのテクノロジーを活用しながら、新しい問題解決策を視野に新時代を切り開いていこうと意気込んでいます。

2017年には、千葉県に総合研究開発拠点「ライフ・クリエーション・スクエア」を設立しました。検査、技術開発、商品開発、研究の各部門を一か所に集約させ、R&D拠点としてより的確に世の中の課題に応える体制を整えています。また、同拠点内には体験型教育訓練施設である「イカリ テクニカル カレッジ(ITC)」を併設し、食品工場を再現したフロアで現場の実態に合った安全や技術を学ぶ場として活用しています。

新入社員研修はITCを舞台に実施しており、毎年約40名の同期が一堂に会して実技を身につけ、技術営業として必要な知見の土台を築き上げています。各拠点に配属されてからも、OJT期間として少なくとも半年間は先輩に同行して業務内容を実践形式で学んでもらっています。最長で約3年間は先輩がアドバイザーとして支援する環境が整っているため、新入社員たちは未経験からの挑戦でも安心して成長を遂げてくれています。

イカリ消毒の仕事

自社開発の機械も多数有しており、代表格がLED光学式誘引捕虫器「オプトクリン8」。省エネ力と補虫力を同時に高めた機器で、顧客からも好評を得ている。

周りのサポートを受けながらチャレンジできる環境

若手社員の皆さんには、様々なことを素直に吸収してほしいと思っています。私たちの課題は、すべてお客さま先の現場にありますので、まずはありのままの情報を会社へ持ち帰り、気づいたことをチームメンバーに共有することが大切です。直属の先輩はもちろん、部署を超えてサポートする体制が整っているため、若手社員たちも恐れることなく挑戦を続けています。自分が成長するということは、そこに力を貸してくれる仲間がいるということ。そのつながりが会社の力となり、やがては時代の先を行く新サービスの創出に直結するでしょう。

将来的に、若い世代の社員たちには様々なチャレンジを通して視野を広げ、自身が得意とする分野で活躍してほしいですね。マネジメント分野にチャレンジしたい人やスペシャリストとして営業や技術の得意分野を極めたい人など、当社は社員それぞれが思い描く将来像に合わせて未来を開拓できるキャリアパスを用意しているので、積極的に挑戦してほしいと思っています。

現在は経営層に参画している私もかつて、現場の技術営業職として勤務し、一般家庭市場や食品・医薬・化粧品分野などの製造施設を担当してきました。お客さまが抱える現場課題を解決につなげることで喜ばれる。それがこの仕事の何よりのやりがいだと思います。また、本社に配属後はパッケージ市場の開拓や、環境殺菌事業の新会社立ち上げも経験。まさに当社にはチャレンジできるフィールドが広がっていますので、若手社員たちにも後に続いてほしいと願っています。

イカリ消毒の仕事

総合研究開発拠点「ライフ・クリエーション・スクエア」には、同社が培ってきた技術や知見が結集され、新しい価値が日々、創出され続けている。

企業研究のポイント

私は以前、営業職に関してノルマがきついなど、今とは異なるイメージを持っていました。しかし当社に入社後、技術営業として実際に働いてみると、先入観で営業職を見ていたことに気がつきました。お客さまとの信頼関係を築いていくと、いつしか相談を持ちかけてくれるようになり、解決策を考えた結果、感謝の言葉をいただく――そんな経験を何度も重ねたことで技術営業という仕事のやりがいの大きさを実感し、入社前に私が想像していた営業職へのイメージが一新されました。

営業職は100社あれば100通りのスタイルが存在します。販売に注力している企業もあれば、長きにわたって信頼を結ぶことを得意としている企業もある。その企業がどのような仕事をしているのか、企業研究を通して具体的に紐解いていくと新しい発見に出会えると思います。

また、自分の適性についても客観的な視点からとらえてみてください。友人や家族に自分の適性について意見をもらいながら自身をよく振り返ってみると、意外な業種や職種に出会えるかもしれません。自分に合った企業を見つけるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
(人事部 長谷川さん)

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食品工場や医薬品工場などで、衛生管理に関するソリューションを多角的に提案する同社。技術面に関しては入社後に学べる場所を提供しているため不安なく成長できる。

マイナビ編集部から

総合衛生管理事業を手がけるイカリ消毒の顧客は、まさに千差万別の課題を抱えている。実際に有害生物のみならず、微生物による食中毒や異物の混入など、持ちかけられる相談事は多種多様。だからこそ、社員たちは誠実な姿勢でお客さまの声に向き合い、一件ずつ丁寧に解決策を練り上げていこうと努力を重ねている。

その中で全社員が共通認識として持っているのは、“困っているお客さまのために貢献したい”という想い。お客さまのためになるのであればと、部署や立場に関係なくフラットに情報を共有する文化が醸成されており、榎田取締役をはじめ、経営陣との距離も非常に近いという。取材に応じてくれた人事担当の長谷川さんは、学生からも「社員の方々の雰囲気が良いですね」と言葉をかけてもらえることが多いと話していた。今回の取材を通して、お客さまへの真っすぐな想いがあるからこそ、風通しが良く、心地良い社風がつくられているのだろうと感じた。

海外展開にも力をいれているという同社は、人口が増え続けるインドネシアやマレーシアを中心に、今後も世界的に欠かせない総合衛生管理事業の発展を目指している。将来的にはグローバル企業としても、大きな飛躍を遂げるであろう同社の今後の活躍がますます楽しみだ。

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お客さまの課題解決のために、部署を超えた社員たちが横でつながり、解決策を練り上げる。チームワークの良さは同社の信頼の源泉となっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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