最終更新日:2026/8/7

ユー・エム・シー・エレクトロニクス(株)

  • 上場企業

業種

  • その他電子・電気関連
  • 自動車・自動車部品
  • 半導体・電子・電気機器
  • コンピュータ・通信機器
  • 医療用機器・医療関連

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

EMSは、日本のものづくりを技術で支える事業。学生時代の経験が役立っています。

  • 電気・電子系 専攻の先輩

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高度な技術力でメーカー向けの電子回路基板製造を手掛ける。

ユー・エム・シー・エレクトロニクスは様々なメーカーに代わって、電子回路基板の受託製造を専門に手掛けている企業。高度な技術力で多くの企業の信頼を獲得している同社で働く先輩社員から、お話を伺いました。

ものづくり推進部 生産技術グループ
O.Nさん/基幹工学部卒 2022年入社
(写真中央)

購買統括部 購買管理グループ
Y.Yさん/経済学部卒 2023年入社
(写真左)

埼玉工場 総務グループ
O.Kさん/家政学部卒 2024年入社
(写真右)

大学時代にサッカー部を立ち上げた経験が、海外拠点とのやりとりにも活かされています/O.Nさん

学生時代は基幹工学部の応用科学科で充電池の長寿命化を実現するための素材や薄膜を使用した構造の研究を行う一方、サッカー部での活動にも力を入れていました。実は私が入学した時、サッカー部は廃部になっていました。そこで、大学でサッカーがやりたいという5名の仲間を集めるところからスタートしました。仲間を集めた後は、顧問になってくれる教授を探し、大学へ何度も交渉して正式な部として認定してもらえるよう働きかけました。その甲斐あって4年生になった時には部員40名にまで拡大することができました。

私が目指していたのは、学生時代の経験を活かし、ものづくりに携わること。当社への入社を決めたのはEMSという業態に今後の大きな可能性を感じたからです。当社の新入社員研修は入社から3か月間行われます。最初に社会人としての心構えやビジネスマナーなどを学び、その後各部署の役割や業務を理解するため、それぞれの部署を回って座学を受けたり実業務を体験したりします。新入社員研修の後半には、希望の配属先を申告することができる人事面談が行われます。面談の結果、私は第一志望だった生産技術グループに配属されることが決まりました。

生産技術グループは、新たなプロジェクトが立ち上がる際に、自社工場への生産設備や治具の導入、生産工程の設計などを行う部署です。また稼働中のラインが効率的に機能するよう、課題や問題点を洗い出し、解決していくという役割も担っています。課題解決の対象となるのは国内の工場だけではなく、中国、タイ、ベトナムに設けられた現地工場も含まれています。そのため月に1回は各工場の担当者が参加する定例のWeb会議に参加し、グループ全体で生産性を向上させるための情報交換を行っています。

2024年11月には初めてタイとベトナムへの海外出張を経験しました。上司とともに計2週間にわたって現地工場を視察し、製品の品質や工程について確認してきました。技術にプライドを持つ現地のエンジニアに対して課題を指摘し、改善策を検討することの難しさを感じましたが、学生時代にサッカー部を立ち上げるため、多くの人と接し、折衝を行ってきた経験がこの状況下で活きたように感じています。今後は生産設備の導入や生産工程の設計も一人で担当できる技術力を身に付け、海外工場との調整も行える存在に成長することを目指しています。

先輩社員からのメッセージ

分からないことは何でも気軽に質問できますし、自分が期待した以上の答えを返してくれる人の多い会社です。そのため自身の成長を早く感じられると思います。(O.Nさん)

購買は多くの企業と関わり、調達をコントロールする部署。飲食店で働いた経験が活きています/Y.Yさん

私の実家は奈良県で中華料理店を営んでおり、高校時代から店の手伝いをして父親からアルバイト代をもらっていました。そのため大学時代も学業のかたわら週に2~3日はフロアスタッフとして店舗で働く日々でした。その後私が目指していたのは、自分が組織の中において存在感を発揮できる会社で働くこと。当時、コロナ禍の影響で世界的な半導体不足が起きていたことからエレクトロニクス業界に注目し、最終的に当社への入社を決めました。

私が志望した配属先は購買統括部。新入社員研修で各部署の業務を経験する中で、購買部門が会社の収益性に大きな影響力を持っていることを知り、興味を持ったのです。希望の部署に配属されてからは、半年ほど先輩社員のアシスタントとして書類作成などを担当し、購買部門の役割や働き方を習得。その後担当者として、初めて新規プロジェクトの立ち上げに参加しました。

当社はEMSという立場から大手メーカーの製品開発に参加しています。よって、電子回路基板の製造に使うコンデンサや抵抗といった部品の多くは、お客様から型番まで指定があります。購入コストをできる限り抑えながら、安定して調達するルートを考え、サプライヤーや商社との交渉を行うのが私たちの仕事です。初めて参加したプロジェクトは大型プリンタ用の電子回路基板製造だったため、部品点数は400~500点にも及びました。最初は「できる限り安く購入しよう」と意気込んでいたのですが、先輩から「調達先を分散してしまうと管理が難しくなる」という指摘を受け、購買という仕事の奥深さの一端に触れた気がしました。

仕事の性質上、私たちはお客様、商社、サプライヤー、自社の製造部門など、様々な立場の人と関わります。そうしたコミュニケーションを取る上で役に立っているのが高校時代から7年間、家業を手伝ってきた経験です。客層が多岐にわたるため、私は良い意味での「大人慣れ」をしており、プロジェクトの当初から臆することなく価格を交渉したり、取引条件を提示することができたように思います。

私が所属する購買統括部は、国内工場のために部品を調達するだけでなく、中国、タイ、ベトナムといったグループ工場に対しても購買のルールやポリシーを提示するという役割を担っています。将来的にはそうしたグローバルな業務も経験して、購買のプロフェッショナルに成長していきたいです。

先輩社員からのメッセージ

何か問題が起こった時には、複数人で話し合って解決方法を考える「相談する文化」のある会社です。一人で悩むことがない点に魅力を感じます。(Y.Yさん)

社内の様々な人とうまくコミュニケーションが取れるのは、学生時代のアルバイト経験のお陰です/O.Kさん

私は学生時代、家政学部の被服科で学びながら、洋菓子店で販売のアルバイトをしていました。アパレル業界に進むことを考えたこともあったのですが、販売の仕事はアルバイトで十分経験したという気持ちもあり、違う道を志望しました。

当社との出会いは、企業検索をする中で、リコメンドで社名が挙がったことがきっかけです。入社の決め手になったのはEMSという業態に興味を持ったことと、お話しする中で聞くことができた当社の経営層の言葉。「今後、どのように事業を展開していくのですか」という質問をしたところ、非常に真剣に製品展開の話をしてくださり「この会社は本気でものづくりに取り組んでいる」と感銘を受けたのです。

新入社員研修を終えて、私が配属されたのは埼玉工場の総務グループです。この部署は、工場を運営していくためのあらゆる事務業務を担当しています。製造ラインで働くパート社員の労務管理、工場の建屋を守るための営繕の仕事、電話や来客の応対、受け取った郵便物を仕分けして各部署へ配布、荷物の発送手配、その他にも備品の購入など「こまごましているけど誰かがやらないと工場が回らなくなる」といった業務全般が、私たちの仕事です。

業務の幅が非常に広いため、最初のうちは一つひとつの仕事の進め方を覚えることに精いっぱいの状態。また社内のほぼすべての部署の人と関わることになるため、コミュニケーションを取る量も半端なものではありません。そんな時に役立っているなと感じるのが、学生時代に販売のアルバイトを経験してきたこと。様々な年齢、様々な考え方を持つお客様と接してきた経験があるからこそ、あまり苦労することなく社内の多くの人と円滑にコミュニケーションを取ることができているのだと思います。

大学時代、被服のものづくりに携わることを志望していたので、社会人となった今、業界は違えど総務グループという立場で微力ながら当社のものづくりに尽力できていることに、やりがいを感じています。将来的にはこの会社で働く皆さんから頼りにされる存在を目指していきたいです。

先輩社員からのメッセージ

「本気でものづくりに取り組んでいる会社」というイメージは今も変わっていません。技術に直接携わっていない社員も、自社の製品に誇りを持っています。(O.Kさん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • O.Nさんが感じる職場の雰囲気
  • Y.Yさんが感じる職場の雰囲気
  • O.Kさんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

はじめまして。ユー・エム・シー・エレクトロニクスの片桐です。私がこれから企業研究を行おうとしている皆さんにアドバイスしたいのは「自分にはどんな仕事が向いているのか」「働くことを通じて、どんな人間に成長したいのか」をしっかりと考えてみることです。企業研究を始めようとすると、どうしても知名度の高い会社に注目してしまいがち。しかし、それは「会社」という「箱」の話です。本当の仕事はその「箱」の中にあるものであり、その中身が自分に合っていないと、入社後にギャップを感じるのではないでしょうか。

だからこそ、企業研究を行う上では、できる限り視野を広げて、自分が知らない業界にもアプローチをしてみてください。当社自体、少しばかり視野を広げていただかないと、なかなか発見してもらうのが難しい会社のひとつ。しかし、信頼性の高い電子回路基板を安定して生産することにより、日本のEMS業界で高いシェアを持っていることをご理解いただければ、きっと興味を持ってもらえると思っています。

当社で活躍しているのは、どんなことにも好奇心を持ち、コミュニケーションを積極的に取り、自ら疑問を解決しようとする人材。そんな姿勢で仕事に取り組むことによって、やがて自分自身が箱の中身になり、新しい仲間が集まってきて、より働きやすい会社がつくられていくのです。

(人事総務部 人事グループ グループ長 片桐岳彦)

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企業研究の一つ、お仕事体験やオープン・カンパニーは、興味のある会社と直に話ができる貴重なチャンスですので、有効活用してほしいです。(片桐さん)

マイナビ編集部から

ユー・エム・シー・エレクトロニクスは、EMS(電子機器受託製造サービス)事業を展開している企業だ。EMSとは、自動車、エレクトロニクス機器などのメーカーからの依頼で、製品に搭載される電子回路基板の製造を受託する企業のこと。同社では自動車の重要保安部品を制御する電子回路基板のほか、大手OA機器メーカー、産業機器メーカーなどに向けて高度な技術力を提供している。

こうした企業が必要とされるようになったのは、多くの製品の電子化が進むことで電子回路基板にも非常に高い性能が求められるようになり、専門特化した技術がないと製造が困難になっているためだ。同社では国内の自社工場のほか、中国、タイ、ベトナムにも現地工場を設置。現在は全体の約60%を海外で製造するというグローバルなビジネスを展開している。

完全なBtoB事業のため、一般の知名度こそ高くはないものの、国内EMS業界においては高いシェアを誇る存在だ。数多くの大手メーカーと取引をしているため、経営基盤も安定しており、そこに魅力を感じる人は多いはずだ。自社ブランドを冠した製品が市場に出回ることはないが、同社は大手メーカーの開発パートナーとして、日本国内のものづくりに大きな貢献を果たしている。ぜひ、多くの方に注目して欲しい企業だと感じた。

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「心あるものづくり」という理念のもと、各企業に向けた電子回路基板の製造を手掛けている。国内はもちろん、海外にも現地工場を擁するグローバル企業だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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