食品業界を研究する際は、メーカー、小売、外食チェーンなどと並ぶ「食品商社(卸売業)」の役割に注目してみましょう。
食品商社は、商品をつくるメーカーと、料理を提供する飲食店の間に立つ“架け橋”です。多くのメーカーの商品を横断して取り扱うため、その数は数え切れないほど。自社商品に限られるメーカーとは異なり、お客様の悩みに合わせてジャンルを問わず提案できるのが、この業界の面白さです。双方と関わることでトレンドや情報が絶えず集まり、「外食産業の発展を支えている」という実感を得られるのも食品卸ならではの醍醐味といえます。
飲食店でのアルバイト経験から「食のインフラを支える存在」に気づき、志望する学生も多い業界です。企業研究では、取扱商品のジャンルや数、海外からの直輸入機能やプライベートブランドの有無など、提案の幅につながる強みを比較するのがポイント。高瀬物産であれば、「圧倒的な商品数に加え、自社輸入やワインにも注力している強みがある」といえるでしょう。
この業界で活躍しているのは「食が好きで、自分から興味を持って動ける人」です。
普段何気なく利用しているお店の裏側で、どんな商品や人が動いているのか。そんな視点で外食を眺めてみると、業界研究がぐっと面白くなるはずです。