最終更新日:2026/6/17

ケニス(株)

業種

  • 商社(教育関連)
  • 商社(精密機器)
  • 精密機器
  • 教育
  • 化学

基本情報

本社
大阪府

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

楽しくなければ理科ではない!「理科教材」「理化学機器」を扱う会社です。

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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教育×研究 =「科学」領域を担うメーカー兼商社として安定成長

理化学機器に携わる会社は理系の知識が必須…ではありません。文系人材も適材適所で活躍中!学生時代の学び、経験を活かしてきらっと輝く先輩たちを紹介します。

■O.C.さん(画像中央)
企画部 兼 みらい科学教育創造センター センター長
2016年入社/教育学部 教員養成課程 理科専攻卒

■T.R.さん(画像右)
営業部(取材時)
2024年入社/工学研究科 物質化学生命系専攻了

■S.S.さん(画像左)
総務部 経理課
2024年入社/社会学部 社会学科 メディア専攻卒

大学、教育実習、アルバイト、これまでの経験すべてがケニスでの製品開発に活かされている

理科教員の父の影響もあり、高校生の時に私も同じ道に進むことを決め、大学の教育学部に進学しました。当時の私には「実験が得意な先生になりたい」という夢があり、理科実験の専門塾でアルバイトをすることに。しかし、これが転機となり、公教育よりも民間の教育サービスの方が自分に合っていることを実感しました。2年生になった時には、「将来は自分の強みを活かして教育に携われる企業で働く」と決めていました。

企業研究では、教材づくりに携われること、大阪に根ざす企業で総合職として働けることを軸に企業選びを開始しました。ケニスともう一社、大手商社も候補に挙げていましたが、理科教育に注力している当社に惹かれ、入社を決めました。また、私は学生時代からケニス製品のファンでもあり、「よく考えてつくられている」と常々感心していたことから、憧れのレジェンド(先輩方)と一緒にものづくりがしたいと思ったのも、当社を選ぶ後押しとなりました。

入社後は、希望していた企画部に配属され、教育・研究の2つの分野に向けた理化学機器の企画開発を行うとともに、営業の販促ツールとなる商品カタログの編集・発刊にも携わっています。また、2024年4月からは、産官学の連携拠点となる「みらい科学教育創造センター」のセンター長も兼任しています。日本のこれからの理科教育を創る場の管理者として、ここで得た情報を自社のものづくりに還元する役割も担っています。

私が現在携わっている仕事は、まさにこれまでの人生の集大成です。大学で学んだ物理・化学・生物・地学などの理科教育全般の知識、研究活動で理化学機器を使ったユーザー視点が活かせるとともに、アルバイトや教育実習で耳にした先生や子どもたちのリアルな声を製品開発に反映しています。実は私は、これまでの知見をもとに、入社1年目に「方位磁針保管ケース」を開発しました。極性が狂いがちな方位磁針を直す方位磁針修正器を内蔵したオールインワンアイテムは、多くの先生方から好評の声をいただきました。憧れの先輩方と肩を並べ、こだわりのものづくりに取り組める環境は刺激的で、仕事が楽しいです。自分が開発した製品が、教科書に掲載された時には本当に感動し、やりがいを感じました。今後も、現場ニーズを捉えた製品を世に送り出したいと考えています。(O.C.さん)

ココもケニスの魅力!

開発者は手がけた製品の型式を設定することができ、私は自分の名字を3つのアルファベットで表現。思い入れある製品に足跡を残せるって素敵だと思いませんか?(O.C.)

理系のPDCAサイクルを営業活動に活かし、売上増や顧客満足につなげたい

大学院で微生物バイオテクノロジーの研究を行い、大腸菌を用いた遺伝子操作などに取り組んでいました。同じ学科の同期は製薬業界、食品業界といった分野を志し、研究員の道を選ぶ人も多かったのですが、私は少し異なる視点を持っていました。学生時代から実験や研究、学会発表に取り組むことが好きでしたが、それ以上に関心を持っていたのが、学会発表の会場に出展されている理化学機器ブースを見て回ることでした。「こんな機器があるのか」と立ち止まって見入ることも多く、新しいものに興味を持つ傾向もあり、最新の理化学機器の提供を通じて研究者を支える仕事が自分に合っているのではないかと考えるようになりました。

また、理化学機器の商社の中からケニスを選んだ理由は、研究用途に加えて教育用の理科教材も扱っていた点です。学生時代にはアルバイトで塾講師をしており、中高生に数学や理科を教えていました。当社であれば、その経験を活かして理科の魅力を伝え、科学に関心を持つ子どもたちを増やすことに貢献できるのではないかと考え、入社を決めました。

入社後は営業部に配属され、教育用理科教材の提案に携わっています。販売代理店を通じた学校への販促活動や、代理店向けの商品PR、自社での学校訪問による実機を用いた提案などを担当しています。直近では顕微鏡の複数台導入につながる提案を行い、手ごたえを感じました。提案した商品が導入され、評価の声をいただけた時に大きなやりがいを感じます。
営業活動には決まった正解がなく、PR方法を検討し、お客さまの反応を踏まえて次の行動につなげていくことの繰り返しです。この過程は、学生時代の研究活動で取り組んできた仮説・実験・検証・改善のサイクルと通じるものがあり、日々の業務で理系的な思考が活かされていると感じています。

現在、学校現場では理科室での実験よりも受験対応や教務負担の軽減が重視され、理科教材の導入が難しい状況もあります。しかし、だからこそ学びを深めるための工夫やツールが必要だと考えています。営業として現場で得た情報を企画部へフィードバックし、今後は製品開発にも貢献していきたいと考えています。(T.R.さん)

ココもケニスの魅力!

私は子どもの頃から科学が好きで、理系の道に進みました。理科が好き、科学が好きという気持ちがあればより楽しく仕事ができ、アイデアも活かせると思います。(T.R.)

経理とSNSの二刀流!数字の裏に隠された意味を探り、さらなる飛躍の糸口を掴みたい

学生時代はメディア専攻で学び、音楽やテレビといったメディアを通じてどのように情報を伝えるか、また情報伝達においてメディアがどのように活用されているかを学んでいました。企業研究を始めた頃は、大学で学んだ知識が直接活かせるテレビ業界を志望していましたが、自己分析を進める中で、子どもや教育に関わる仕事の方が自分に向いていると考えるようになり、方向転換しました。子ども・教育分野を軸に企業を探し、教育用・研究用の理化学機器を扱うサプライヤーであるケニスへの入社を決めました。

入社後は総務部への配属となり、経理業務を担当しています。日次・月次・年次で会社のお金の動きを管理する役割を担い、主に入出金管理や支払い、回収、営業担当者の出張費精算などに携わっています。また、メディア専攻での知見を活かし、自社のSNS運用も担当しています。私を含めた3人のメンバーで、1~2カ月に一度の頻度で、実験内容の検討から動画撮影・編集・投稿までを行っています。
お金を扱う経理業務では特に正確性が求められるため、細心の注意を払って取り組んでいます。一方、SNS運用では、季節に合ったテーマ設定やコンテンツづくりに工夫を重ね、例えばイースター時期には「アルミたまご」をテーマにした実験動画を制作しました。また、インプレッション向上を意識したハッシュタグの付け方にも注力しています。SNSそれぞれの特性については学生時代に学んでいたこともあり、その知識を活かした表現や構成は自身の強みを業務に活かせている点だと感じています。

経理とSNS運用は一見異なる業務に見えるかもしれませんが、意外にも共通点があります。それは、どちらの業務でも数字の背景を読み取ることが重要であるという点です。売上やインプレッションが伸びている場合、その裏には必ず理由があり、それに気づき、改善につなげられるかどうかが自身の成長につながると考えています。メディア専攻で培った多角的な視点や分析力を活かし、今後も両業務で経験を積みながら、数字に表れる変化を的確に読み取れる人材として成長していくことが目標です。(S.S.さん)

ココもケニスの魅力!

私が学んだメディア専攻は文系でちょっと特殊な学部ですが、理化学機器のケニスでその知識を活かせています。理系でなくても活躍できるのも当社の魅力です。(S.S.)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • O.C.さんが感じる職場の雰囲気
  • T.R.さんが感じる職場の雰囲気
  • S.S.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

【O.C.さん】メーカー、商社など、業種が違えば待遇、社風などの特性も変わるはず。企業研究ではできるだけ多くの業界を調べ、それぞれの特性を理解したうえで自分にはどんな業種が合うのかを見極めてください。それをもとに企業を選べば、自分に合う場所が見つかると思います。ちなみに、こだわりある製品が強みの当社で活躍しているのは自ら発信できる人、周りを巻き込む力のある人。このキーワードにピンときたら、ぜひ当社の魅力を深掘りしてください。

【T.R.さん】理科の面白さは日常の自然現象に「なぜ?」と疑問を持ち、その理由を探るところにあります。企業研究でも、少しでも気になる企業や仕事があれば、それを深掘りして「なぜ気になるのか」を明らかにしてください。そうすれば自ずと自分の興味がどこに向いているのかがわかり、やりたい仕事に出会えると思います。

【S.S.さん】企業研究を始めた頃、私は興味の対象が曖昧でしたが、自己分析を通じて自分の適性を整理することができました。学生が知っている仕事には限りがあり、実際には知らない仕事の方が多いと思います。その中で早い段階から業界を絞り込んでしまうと、選択肢が狭まってしまうこともあります。まずは広く企業研究を行い、興味ある分野を見つけてください。当社では、科学に関心を持つ人を増やすことを目的とした取り組みへの協賛など、事業以外の活動にも力を入れている点も魅力の一つです。

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企画部だけが製品開発に携わるわけではなく、例えば営業や仕入にいても、ものづくりを経験することができます。ケニスでは、適材適所で力を発揮できる環境があります。

マイナビ編集部から

1947年創業のケニスは「科学と共に栄える会社」を理念に掲げ、教育用理科教材から事業を興したメーカー兼商社だ。1985年からは研究用理化学機器も手がけるようになり、売上を拡大。第5次中期経営計画の2年目となる現在はさらなる飛躍を目指し、売上高80億円の実現を視野に入れている。

そんな同社が描くビジョンは、教育と研究の二本柱で未来の研究者を育てることだ。理科好きの子どもたちが増えれば日本の科学技術が発展し、科学技術が発展すれば日本の国力も向上する。この好循環を陰で支える縁の下の力持ち、それがケニスだ。すでに同社は産官学連携の取り組みにも乗り出し、大阪教育大学の天王寺キャンパス内に「みらい科学教育創造センター」を開設。この記事にも登場してくれたO.C.さんは、2年前からそのセンター長を務めている。

「新卒社員は未来の経営幹部候補」と考え、即戦力ではなくじっくり時間をかけて育てるのが同社の方針。専門知識を持つ人材にもあえて営業などの現場を経験させることで視野を広げ、大きく成長できるよう後押ししてくれる。また、ほど良い規模感も幅広い経験を積む格好のステージとなっており、若手のうちからいろいろなことにチャレンジしながら成長できる環境があるのが同社の魅力だと感じた。

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大阪・天満の本社のほか、東京、福岡、広島に支社と支店があり、札幌と仙台にも営業所を構えるケニス。勤務地限定の職種もあるので、ぜひチェックしてほしい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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