最終更新日:2026/6/24

創販(株)

業種

  • 設備工事・設備設計
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
千葉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

工場やプラントが自動で動く仕組みを作る、計装エンジニアの仕事

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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創販の仕事内容について先輩社員にインタビュー

工場やプラントの自動化に不可欠な「計装」のスペシャリスト集団である創販(株)。同社の仕事内容や職場の雰囲気などについて、計装エンジニアリング部および計装・電気工事部の若手社員2名に話を聞いた。

伊藤 柊太さん(写真左)
計装エンジニアリング部
2022年入社/理工学部航空宇宙工学科卒

千脇 拓海さん(写真右)
計装・電気工事部
2021年入社/総合福祉学部社会福祉学科卒

【計装エンジニアリング部/伊藤さん】設備の動かし方を一から考え、プログラムに落とし込む

計装システムは、生産設備を制御する、工場やプラントの自動化に欠かせない存在です。私が所属する計装エンジニアリング部では、システム設計に加え、PLC(制御装置)やSCADA(監視・操作システム)のプログラム作成までを一貫して担っています。当社の技術職の大きな特徴は、プロジェクトの立ち上げから完了まで、すべての工程に関われる点です。先輩方はお客様への設備改善提案を行う営業段階から案件に携わっており、私もそのフェーズから参画できるエンジニアを目指し、日々研鑽を重ねています。

業務に取り組むうえで心がけているのは、失敗に過度にとらわれないことです。入社1年目、自身の設計ミスが原因でお客様の設備を停止させてしまい、大きなショックを受けた経験があります。その際、上司や先輩から「失敗は誰にでもある」と声をかけてもらいました。反省は必要ですが、必要以上に落ち込むよりも、次にどう活かすかを考える方が建設的です。この経験をきっかけに、失敗を成長の糧と捉え、どんな課題にも臆することなく挑戦する姿勢を大切にしています。

昨年担当した化学プラントの案件は、特に印象に残っています。塗料用薬品の製造プロセスを自動化するプロジェクトで、最も苦労したのは制御方法の設計でした。生産工程を正確に制御するには、工程一つひとつの意味を理解し、頭の中で全体をシミュレーションする必要があります。化学的な知識も求められ、私にとっては非常にチャレンジングな案件でしたが、お客様や上司の助言を受けながら設計を進めました。システムが完成した瞬間には、大きな達成感と自身の成長を実感しましたね。

大学では航空宇宙工学を専攻しており、入社当初は回路やソフトウェアに関する知識はほとんどありませんでした。しかし、社内研修や実務を通じて専門性を身につけることができた点は、自身の大きな成長だと感じています。現在は、技術提案を行い、自ら案件を獲得することにも挑戦しています。仕事を受注するところから、設計・開発までを一貫して担えるエンジニアになることが当面の目標です。将来的には、計装に関わるあらゆる業務を任せてもらえる存在となり、社内外から「あなたに任せたい」と信頼されるエンジニアを目指していきたいと考えています。

先輩社員紹介

学生時代に航空宇宙工学を学んでいた伊藤さんは、「手に職をつけたい」と当社へ入社。プロジェクトの最初から最後まで一貫して携われる点に魅力を感じたようだ。

【計装・電気工事部/千脇さん】計装の物理的な実装を通じ、生産設備に命を吹き込む

私が所属しているのは、計装・電気工事部です。計装エンジニアリング部が主にソフトウェア面で制御の仕組みを構築するのに対し、私たちはその仕組みを生産設備へ物理的に実装する役割を担っています。PLCや各種計測機器(流量計・温度計など)、信号ケーブルのレイアウト設計から、協力会社を取りまとめた施工管理までを一貫して担当しています。また、お客様の設備状況を踏まえ、老朽化した設備の改修などを提案し、新たな案件の受注につなげることも重要な役割の一つです。

お客様は必ずしも計装の専門家ではないため、ご要望が抽象的なイメージにとどまることも少なくありません。「自動化したい」という目的は明確でも、不具合発生時の対処方法や原因特定の手法までは想定されていないケースが多くあります。そこで私は、丁寧なヒアリングを通じて運用上起こり得るあらゆる可能性を多角的に整理し、仕様を具体化することを心がけています。お客様自身も気づいていない課題やリスクまで拾い上げ、真に使いやすいシステムを形にすることこそが、プロとしての価値だと考えています。

特に印象に残っているのは、初めて大規模設備の新設工事に携わったときの経験です。計装を担当する当社のほかにも、工種の異なる複数の業者が関わる現場で、業者間の綿密な調整が求められました。ケーブルや計測機器は配管に沿って設置するため、配管工事の進捗に合わせた工程管理が欠かせません。また、お客様が操作しやすい位置に機器を設置するため、配管ルートの変更を依頼する場面もありました。スケジュール管理や調整に苦労することも多かったですが、完成した際には、大規模な設備を一から作り上げた達成感を強く感じました。

入社当初は、計装や電気工事に関する知識はほとんどありませんでした。しかし経験を重ねる中で、現在では大規模工事においても、設計から施工管理までを一人で完結できるようになりました。加えて、お客様に設備改修などの提案を行い、自ら案件を獲得する機会も増えています。今後の目標は、自身の力で大規模案件を受注すること。これまでは先輩が受注した案件を担当する形でしたが、今後は受注段階からプロジェクトに関わり、最初から最後まで責任を持ってやり遂げたいと考えています。

先輩社員紹介

学生時代は、福祉について学んでいた千脇さん。当社の先輩から仕事の話を聞き、興味を持ったことが入社のきっかけに。仕事を通じて一から専門知識を身につけてきたと語る。

【伊藤さん・千脇さん】創販の社風や働く環境について

【伊藤さん】
計装エンジニアリング部の社員は、年次に関係なく話しやすい雰囲気が根付いています。一人で集中して取り組む時間もあれば、大規模案件ではチームで密に連携し、知恵を出し合いながらプロジェクトを進めていきます。若手のうちからさまざまな仕事に挑戦できる環境も魅力の一つで、私自身、入社1年目から前例のない開発に挑戦させてもらいました。今後、提案段階からプロジェクトに携われるようになれば、より自分の興味や強みを活かした仕事にも関わりやすくなると感じています。

当社は、社員の多くが未経験からのスタート。WEB講座や実機を使った研修など、教育制度は整っていますが、成長の軸となるのは実務を通じたOJTだと感じています。先輩や上司のサポートを受けながら経験を積むことで、現場で通用する実践的な知識と判断力が身についていきます。
また、資格取得を後押しする報奨金制度などの支援体制も充実しています。私は昨年、第一種電気工事士に合格しましたが、学習を通じて業務への理解がより深まり、自信にもつながりました。今年はさらに視野を広げるため、施工管理技士の資格取得にも挑戦する予定です。今後も知識と経験の幅を広げながら、より高度な案件に対応できる技術者へ成長していきたいと考えています。

【千脇さん】
計装・電気工事部は若手社員が中心となっており、上司や先輩が常に話しやすい雰囲気があります。そのため、業務上の相談もしやすく、疑問や不安を一人で抱え込むことはありません。仕事以外でも趣味の話題で盛り上がったり、休日に一緒に出かけたりと、公私ともに良好な関係を築けていると感じます。

上司は「部下にとって今どのような経験が必要か」を考えながら案件を任せてくれるため、挑戦を後押ししつつ、温かく見守ってくれる環境があることに日々ありがたさを感じています。さらに、繁忙期こそあるものの、それ以外の時期は1日1時間未満の残業で済むことがほとんどです。案件によっては工場の稼働が停止している土日に対応する場合もありますが、その分は平日に代休を取得できます。混雑するシーズンを避けて休暇を取れるため、落ち着いて旅行を楽しめるというメリットもあります。また、工事のスケジュールは自身で調整できる部分が多く、有給休暇も取得しやすいため、仕事とプライベートの両立を大切にしながら働くことができています。

先輩社員紹介

計装エンジニアリング部と計装・電気工事部が協力しながらプロジェクトにあたる。部署は分かれていても、同社では「計装のすべてがわかる技術者」を育てようとしている。

企業研究のポイント

【取締役/林 隆秋】
企業研究では、仕事内容や待遇、職場環境など、さまざまな情報を総合的に見ていくことになると思いますが、何を最も重視するかは人それぞれです。どこに軸を置くにしても、20年後、30年後の自分の姿をイメージしながら検討することが大切ではないでしょうか。将来、どのような立場でどのような仕事に携わっているのか、プライベートではどのような生活を送っているのか。満足できる未来を思い描けるのであれば、充実した人生を送れる確率は高まるはずです。もちろん、途中で考え方が変わることもあるでしょう。そのときは、その時点で新たな目標を見つければよいのです。

20年後、30年後のイメージを持つためにも、会社見学会などを通じて会社の雰囲気に触れておくことは重要です。実際の雰囲気を肌で感じることで、相性のようなものも見えてくるはずです。ちなみに、当社では一つとして同じ案件がなく、常に新しい挑戦ができるので、仕事に飽きることなく成長をし続けられます。学生の皆さんは、ぜひ長期的な視点で企業研究を進めてみてほしいと思います。

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インターンシップなどの現場社員たちとの交流の場に積極的に参加してほしいと語る先輩社員たち。実際に自分の目で確認することで、職場の雰囲気を肌で感じられる。

マイナビ編集部から

計装とは、制御装置や各種計測機器を組み合わせることで、工場やプラントの生産設備を適切に制御する仕組みを指す。これを人体に例えるなら、感覚器官にあたる計測機器が得た情報を、神経に相当する信号ケーブルを通じて頭脳である制御装置へ伝え、さらにその指令によって筋肉にあたる駆動部品を動かし、人体――つまり生産設備全体をコントロールしているイメージだ。

工場・プラントの自動化ニーズは年々高まりを見せており、それを支える計装分野の市場も拡大を続けている。一方で、高度な専門性が求められることから、計装を担える事業者はエンジニアリング業界の中でも決して多くはない。裏を返せば、計装技術を身につけることは、市場価値の高いエンジニアへの近道だと言えるだろう。

今回のインタビューに登場してくれた2名の先輩社員も、入社当初は計装に関する知識をほとんど持っていなかったという。それでも、上司や先輩の手厚いサポートのもと、成長につながる挑戦を重ねることで専門性を身につけてきた。取材を通して感じたのは、計装という分野で本気で成長を目指す人にとって、この環境は十分に検討する価値のある場所ということだ。

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元請けとして40年近くにわたり数々の大手企業を支えてきた同社。最近ではAIの活用も模索するなど、計装の専門家として常に技術力を追求している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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