最終更新日:2026/7/29

エレコム(株)【東証プライム上場】

  • 上場企業

業種

  • コンピュータ・通信機器
  • 家電・AV機器
  • 医療用機器・医療関連
  • 日用品・生活関連機器
  • スポーツ・レジャー用品(メーカー)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

幼い頃からモノづくりが好きだった少年が選んだのは、エレコムだった。

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イノベーションの萌芽は、すぐ目の前にあるかもしれない。

大嘉 真伍さん
滋賀県立大学大学院 工学研究科電子システム工学専攻了
2018年入社

エレコム株式会社
モバイル&サプライ課 サプライチーム

「イノベーションは、既存品と既存品を組み合わせることで生みだすことができる」と語る大嘉さん。技術とユーザーの間に立って、人々の生活を快適にする、約2万点の製品を提供しているエレコムなら、可能性は無限大とも。
小さい頃から工作に夢中だったというほど、筋金入りのモノづくり好き。学問でも趣味でも、探究心は止まるところを知りません。心がけているのは、無意識のうちにかかってしまうバイアスを避け、経験を積んでもピュアな感覚を忘れないこと。子ども時代に瞳を輝かせ、ワクワクしながらモノづくりを楽しんだときの喜びを今も持ち続けています。そんな大嘉さんの仕事への思い、将来の夢とは?

「カレーをつくります。さあ、どうする?」と聞かれて、出した答えは…。

小学生の頃、「お菓子の箱や牛乳パックは絶対に捨てないで」と親に宣言して、決まった場所に置いてもらうようにしていました。そこから材料をピックアップして、1mくらいの帆船を作ったこともあります。とにかく工作がめちゃくちゃ好きで、完成品を買うより自分でおもちゃを作る方が楽しいといったような、そんな子どもでした。
大学時代には裁縫が趣味になり、服を作るように。ずっと好きだったアニメのキャラになりきりたくて、一から型紙を起こし、コスプレ衣装を縫製したこともあります。いろんなことに興味を持って好きになり、やめられなくなって混沌となる…というのがいつものパターンでしたね。ちなみにその衣装は、軍服なんですが、エレコムの忘年会で披露させていただきました(笑)。

学部時代は電気・電子・情報工学を学び、大学院に進んだのですが、卒業研究のテーマは量子力学で、光物性に関する研究を行い、エビデンスを集めました。原理原則のレイヤーとしては工学の前に理学がありますが、すでにある技術ではなく、その土台になっている理論を知りたいという気持ちが高まり、敢えてそれまでとはちがうテーマに挑んでみたんです。
ただ、それを仕事にしようとは思いませんでした。大学院で学んだ分野は、科学の中でも裏方的な存在でしたが、私は自分の考えたものを自分の手で形にしたいし、それを消費者に提供したい。だから企業を探すときも、玩具メーカーやゲーム会社など、コンシューマーに届く製品を作っている会社に目が向きました。

エレコムは私の中で優先度が高い企業でしたが、とくに魅力に感じたのは、“やる気があれば入社後すぐにでも製品の開発を任せてもらえる”という環境でした。面接では「カレーを作れと言われたらどうする?」と聞かれ、「いろんなスパイスを集めて作ります」と回答。質問の主旨としては・・・秘密なのですが(笑)、その答えは入社してわかったような気がします。エレコムは自分のこだわりと想像力で失敗してもやってみようという人の集まりであるということ。私もまさにそのタイプで、エレコムの考え方に合っていたんだなと思っています。

消費者のニーズを素早くキャッチしながら、世の中の“当たり前”を変えていくエレコムの製品。PC用のバッグやマウスなどデジタル家電以外の分野へ、市場も広がっています。

大学での経験が実はモノづくりのベースになっていた。

入社後はVRゴーグルを開発するチームに配属され、マーケティングを担当しました。ここで製品を開発するためにどういうリサーチや情報が必要なのかを学び、その経験をベースに、現在、ノートPCやモバイル端末用のバッグの開発を担当しています。
マーケティングを行って製品を企画するところから始まり、機能を検討し、簡単なデザイン画を描き、図面を起こします。製品化が決まれば、工場と密に打ち合わせをしてサンプル品のチェックから完成まで、スケジュールを管理しながら進めていきます。店頭のPOPなどを制作するのは別チームですが、何をどう訴求するのかを考えるのは、開発担当である私の仕事。まさに、私がやりたかった「コンシューマー向け製品の企画から店頭に並ぶまで」に関わっています。

大学時代に毎日やっていた、仮説を立てて実験を行い、エビデンスを集め、考察するという研究の流れは、マーケティングにはじまるモノづくりと全く同じですね。研究には粘り強さが必要で、身についた姿勢が仕事に役立っています。その上で感じるのは、強いこだわりが持つ危うさです。ときには、マーケティングをもとに立てた仮説が間違っていることもあり、そこで軌道修正することを恐れない勇気が必要です。ビジネスですから、最終的には世の中に出して、採算が取れないと意味がありません。「このセグメント、このユーザーにはこのアイテムが刺さるぞ」と思って当てにいくわけですが、そもそも設定が違うならサッと切り替えて方向転換しなければなりません。根気強くその工程を繰り返すことが私には苦にならないどころか、おもしろいと思えるんですよね。

一番印象に残っている仕事は、初めて最初から最後まで担当したノートPCのインナーバッグ。私の第一子です(笑)。当時はビジネスカジュアル、いわゆるビジカジが流行り始めた頃で、リュックで通勤する人も増えていました。一方、家電量販店の売り場には、機能性は高いものの、デザイン性が今一つのインナーバッグがずらり。そこでおしゃれかつ機能的にも優れたものを企画しました。店舗のバイヤーさんにも「新鮮でおもしろいね」と褒めていただき、店頭に並んでいるのを見たときはうれしくて、思わずその場で購入してしまいました。開発担当兼ユーザーとして、今も愛用しています。

「製品をつくって店頭に並べる」のはすごいことです。消費する側だった自分にとって、売り場は神聖な存在。同じ土俵に自分の製品が並ぶなんて、信じられませんでした。

会社が好きでも染まりきらない。新人時代のピュアな感覚をいつまでも持ち続けたい。

経験を積むにつれて、自分の考えに根拠のない自信を持ってしまう人がいますが、そうならないように意識しています。どんな話にも情報にもバイアスをかけず、素直に受け止めること。実際、入社1年目の後輩の話を聞いて「なるほど、おもしろい!」と気づかされることも少なくありません。後輩はまだ会社に染まりきっていないから、今の自分には想像もつかないピュアな感覚を持っているんですよね。私もそうありたいんです。「知っている」つもりになって新しいことを学ばなくなったら成長は止まってしまいます。なんでも学ぼうという姿勢はとても大切で、とくにエレコムのように変化し続けている会社では、自分自身も常に成長し続けないと、ついていけなくなってしまいます。

入社して1~2年目の頃は、まさか自分が製品を一から企画し、採算性の検討もして製品化までできるようになるなんて、想像できませんでした。しかし今では、ビジネスのフレームワークを構築し、ターゲットにぴったりハマる企画ができる、「あて感」が高まってきた気がします。もちろん、100%の確率で当たるということではありませんが、すぐに合理的な軌道修正ができるようになったという意味では、成長できたと実感しています。自分の持ち玉を増やすには、ある程度の経験が必要だったのだと思います。

これからの目標は、何かしらの第一人者になること。すでにあるトレンドを盛り上げるのではなく、トレンドを生み出す人になりたいです。私が生み出した製品によって新たな世界観を作り、それを見た競合他社が追随してくるくらいの何かを。たとえば、エレコムのマウス「EX-G」シリーズ。医学的見地から握り心地を追求した画期的なマウスで、今は業界全体でそれが主流になっています。会社としては数々の製品で新たな市場を創りだしてきたわけですが、私はまだできていません。チームで初、エレコムとしても初、そんな新製品を出してみたいです!
部署間も上下関係も風通しがよく、他チームに気軽に相談できるエレコムなら、きっとこの夢も叶えられるはずです。

もともと“オタク気質”の私。エレコムではそのままの自分でいられるのがいいですね。モノづくりに一から関わり、探究心を満たすことができる環境が心地いいです。

企業研究のポイント

エレコムは通電でも非通電でも、PC周りのアクセサリー類はほぼすべてカバーしています。製品は約2万点。それだけの数のイノベーションを生み出してきたわけです。
イノベーションとは、既存のものを組み合わせることで生まれるもの。エレコムには、無限ともいえるほどの可能性が転がっています。「まだ世の中にないもの」を作り出していくことができるんです。知らないことを学び、やっているうちに興味が湧いて好きになっていく。そういう知識欲と学習習慣のある方が輝けるのがエレコムという会社です。
できることは増やし放題、そして増えるほどにイノベーションの可能性が高まる。私の場合はモノづくりがしたかったのですが、そのためには、それ以外の知識を身に付ける必要がありました。結果的にはそれらの学びは、“自分にできることの幅を広げ、モノづくりのレベルを高めてくれる”わけです。これってワクワクしませんか?まだ知らないことや経験を蓄積することが苦にならず、「おもしろい」と思える人なら適性がある、というよりありまくるほど。エレコムにはそういう人が集まっていて、私もその一人です。

ぜひこの期間に自分がやりたいこと、「おもしろい」と思えること、得意なことを突き詰めてみてください。そのうえで色々な企業、業界を見て企業研究を進めると、自分の輝ける場所が見つかると思いますよ。

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「このことについて教えてほしい」と声をかけると、どの部署のどんな立場の人も、親切に教えてくれます。この風土だから、次々に新しいモノが生まれてくるんでしょうね。

マイナビ編集部から

設立から今年で38年目を迎え、2013年3月8日には、大阪証券取引所JASDAQ上場から、東京証券取引所一部上場へと上場替えを実現し、現在では東証プライム上場企業として、新たなステージに立った。
高い成長力を背景に、近年では地域防災や医療分野といったBtoB市場への事業拡大や、「調理家電」や「理美容家電」などの新規事業、EC事業を中心とした海外戦略のためにアメリカに現地法人を立ち上げるなど積極的なチャレンジを続けている。
そんなエレコムが求めているのは、「挑戦マインドを持った人材」。クレドにも謳われている「エレコムグループは成長し続ける。新たな機会、新たな領域に挑み続ける。その中で社員一人ひとりが、誠実さ、謙虚さ、ひたむきな情熱を持ち、互いに学び、努力し、挑戦し続けることが個人の成長とともに会社の成長を生み出す。」という言葉の通り、常に前向きに、新しい事にも恐れず、何事にも挑む姿勢は、エレコムでは必要不可欠だ。しかし、それだけにエレコムで新人が得るものは大きいはず。チャレンジする環境を楽しみ、自分から手を挙げ動く事で得られる成長を、是非エレコムで体感してほしい。

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エントランス付近には、社員達の日々の挑戦の証と言っても過言ではない製品に対して、お客様から贈られた様々な賞の盾やトロフィーがズラリと並んでいる

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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