最終更新日:2026/9/5

信幸建設(株)

業種

  • 建設
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

空港や港湾の建設など、海上に建造物を生み出すプロとして、地域社会へ貢献していく

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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海洋土木の分野で安全に工事を進めていくための取り組み

海洋土木工事の分野で確かな実績を重ねてきた信幸建設。空港や港湾などの重要な建造物、震災復興工事など、社会的貢献度の高いさまざまな現場に携わってきた経験豊富な社員の方々から、仕事にかける想いを聞いた。

■小川 浩二さん(写真中)
東日本支社 船舶工事部 船舶工事課長
理工学部 機械システム学科卒業/2000年入社

■榎並 秀人さん(写真左)
東日本支社 土木部長
工学部 海洋土木開発工学科卒業/1996年入社

■堅山 春也さん(写真右)
東日本支社 支社次長 兼 技術部長
工学部 海洋土木工学科卒業/1997年入社

【小川さん】海上工事に欠かせない巨大な作業船を管理。安心して作業できる環境整備が仕事です

私たち船舶工事課で施工管理を行う巨大な作業船。海底から泥を吸い上げて水深を確保する役割を担うこの浚渫(しゅんせつ)船や、軟弱地盤を改良し港湾構造物の基礎を耐震補強する地盤改良船は、まるで海上工場のようです。このダイナミックな船には、発電機やプラント設備、クレーンなどさまざまな設備が備えられています。私たちはその船に乗り、施工管理をしながら作業船の運営、設備や船本体の維持管理を行ってきました。海上に空港など大きな施設を造る際、空港建設の基礎となる海底地盤の整備や埋め立てなどが当社の役割です。何もない海だったところが埋め立てられ、建物が建っていく。そんな大型プロジェクトのスタート地点に立てることがこの仕事の醍醐味です。

入社から8年間ほどは作業船に乗り、多くのスタッフと海上での仕事に携わりました。もともと機械いじりが好きだったため、作業船の巨大なエンジンや設備を扱うことに面白さを感じ、担当できる仕事の幅を広げるためにさまざまな資格も取得。小型船舶や移動式クレーン運転士の免許、電気工事や発電機の作業に必要な技術、そのほか船の維持管理に必須となるスキルを学びながら、着実に成長できたと実感しています。その先のキャリアとして船の現場に残り船長や機関長を目指す人もいますが、私は船の運用や人材のマネジメントにも関心があったため、現場での経験を活かして管理部門に移ることにしました。

同時に複数の現場が進行し、各地で作業船が稼働しています。現在は各現場のマネジメントとして、使用する作業船の選定や手配、作業の現場からの技術的な相談に対応しつつ、作業船に乗るスタッフの生活のサポートをしています。地方での仕事も多いため、社員たちの宿泊所の確保に加え、みんなが喜ぶ食事の手配にも力を入れるのが私のこだわり。現場の士気が上がるような食事を用意しています。こういった日常に関わる気遣いは、現場がうまく回っていくために必要だと感じます。海上での作業は、台風など自然災害の影響をダイレクトに受けるもの。万が一に備えた環境づくり、余裕のあるスケジュール作りもマネジメントの役割だと思います。私がクライアントとの交渉や社内の制度整備を担うことで、現場が安心して仕事に専念できる環境を作りたいです。

信幸建設での仕事の魅力

「これまで基幹空港や東京湾の埋め立てなど、全国各地のさまざまな現場に携わりました。国家規模のプロジェクトも多く、やりがいを感じます」(小川さん)

【榎並さん】震災復興工事や海外港湾施設の施工に携わる。社会インフラを支えるものづくりに取り組みたい

スケールの大きな仕事がしたい、それが海洋土木に関心を持つようになったきっかけです。巨大なクレーンで海上に大きな橋を架けたり、港を造ったり、護岸工事で海沿いに暮らす方々の生活を守ったり……そんな働き方ができる環境を求めて当社に入社しました。新しく港や護岸を造ることだけでなく、老朽化した設備を更新するのも私たちの仕事。所属する東日本支社の担当エリアである名古屋から北海道まで、さまざまな海洋土木の現場で施工管理としてキャリアを重ねてきました。

海の上に大きな作業船を浮かべて施工を行うという仕事なので、施工管理担当者は安全な現場環境の整備には細心の注意を払います。特に気象情報を早めに把握して工事の進行を判断する力が必須。荒天になってからでは遅いのです。そして天候に加え、海底や海上といった目に見えない現場での作業が多いという特徴もあるので、調査データに基づいた想像力を駆使して、万が一を想定しながら常に管理する力も求められます。

これまで海洋土木施工に携わってきて印象に残っているのが、2011年の東日本大震災です。当時青森の海岸の現場に入っていたのですが、地震と津波によって作業がストップ。そのまま震災復興として4年間ほど陸前高田や釜石、大船渡で、被災した橋梁の仮橋施工、港湾のがれき撤去、防波堤や防潮堤などの工事を担当しました。現場では災害による言葉にできないほどの犠牲を目にし、土木工事として自分が造るものへの思いを新たにしました。その後は海外工事部に移り、ソロモン諸島での国際港湾施設の施工も経験。言葉の問題、日本と同じ技術を持つ職人がいないという状況を乗り越え、現地の作業スタッフを教育しながら、複数の現場を完成させることができました。施設が出来上がることも嬉しかったですが、作業が進むにつれて現場スタッフのやる気が上がり、成長する姿を見られたことが今でも心に残っています。

現在は東日本支社の土木部長として、各所で進行している工事の統括を行っています。原価管理や技術、若手の教育などやるべきことは多岐にわたりますが、どんなときでも安全を最優先に置き、誰もが安全に働ける現場となるよう、指導、調査、確認という基本を大切にしていかなければと思っています。

信幸建設での仕事の魅力

「この仕事に欠かせないのは、天候を先読みして状況を判断する力と見えないものへの想像力。常に余裕を持った工程管理を心がけています」(榎並さん)

【堅山さん】私たちが蓄積してきた技術を、これからの世代に継承していくために、システムづくりに注力

信幸建設に入社して29年。これまで日本全国さまざまな地域の海洋土木の現場に携わってきました。当初は土木に所属し、関東から東北までの広いエリアで施工管理業務に関わり、多種多様なものを造ることでキャリアを重ねました。一つとして同じ現場はなく、常に新鮮な気持ちで向き合うことができたと思います。

新人時代は転勤のある働き方に少し抵抗があったことも事実です。しかし実際に現地に行ってみると、地域ごとに異なる人との関わりや文化があり、各地に仲間といえる人が増えていく。さらに自分が関わった建造物を使ってくれる人たちが全国に広がっていくということに気づき、仕事が楽しめるようになっていきました。多くの現場を経験すると、日本海側と太平洋側では施工管理の際に意識するポイントが違うということにも気づきます。地形や天候が異なるということは、使用する船や施工する時期も変えていかなければならない、その地域ならではの特徴と工事の相関についての知識も、体験しながら身につけていくことができました。

2022年からは東日本支社のみに設置されている技術部へと異動となりました。ここは当社の技術をしっかり蓄積し、後輩たちへ継承していくために作られた部門。業務の効率化や業務の受発注をスムーズにするための支援、さらに現場の働き方改革のための後方支援としての役割も担います。施工現場で何が大変で、どんなことに時間がかかるかをリアルに想像できるのが、これまで多くの現場を経験してきた私の強みです。技術部には私のように現場経験がある人もいれば、DXに強く、積算業務の経験が豊富など、個性豊かな背景を持つ仲間たちが所属しています。複雑な形状の工事の際には3Dで設計図を作成したり、既存の建造物の点検をデータ化して属人化せずに誰もが同じ視点でチェックできるシステムを作ったり、勤務体系の情報共有を明確にしたり、さまざまな取り組みを進めてきました。

これらの新しいシステムや導入効果の事例を他支店に共有し、全社的な課題解決につなげていくことが、今後のチャレンジです。部門や地域、立場の壁を超えた交流の機会を増やし、それぞれの現場で起きる問題を少しずつでも解消していきたいと考えています。

信幸建設での仕事の魅力

「幅広い世代の社員が活躍する当社。若手でも自分の意見を言いやすく、立場を超えた意見交換もスムーズに行われています。やりたいことに挑戦できる環境です」(堅山さん)

企業研究のポイント

海洋土木は、建設・土木分野の一つのジャンル。日常生活ではなかなかその施工現場を目にすることはないと思いますが、空港や港湾、洋上風力発電施設など、国が主体となって企画する大規模プロジェクトであり、多くの人々の生活に関わる重要な事業に携われるやりがいのある仕事です。海上に施設を造るってどういうことだろう、何が行われているのだろう、そんな視点で興味を持ってみてください。【小川さん】

自分は仕事を通じて社会とどんな関わり方をしたいのか、その中心となることを一つでも見つけておくことが大切だと思います。建設や土木というと陸上での働き方をイメージされがちですが、海洋土木もその延長線上にある分野です。海洋ならではの専門知識は入社してから学ぶことができるので、大きな建造物を造りたいといった意欲がある人が活躍できる環境があります。知識や経験の継承も積極的に進めています。【榎並さん】

世の中にはたくさんの企業情報があふれていますが、文字からの情報だけに頼らず、インターンシップや職場見学など現場の雰囲気に触れる機会を大切にしてください。ピンとくる企業に出会えるかもしれません。当社は海洋土木に特化した企業で、建設業界の中でも造るものや役割が明確。社会への貢献が目に見えてわかることにやりがいを感じる人も多いと思います。【堅山さん】

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建設の知識や、エンジニアとしての機械整備の技術など、さまざまな個性を生かして活躍している先輩たち。「分野を超えた交流や助け合いが根づく社風も、当社の魅力の一つ」

マイナビ編集部から

東亜建設のグループ会社である信幸建設は、海洋土木工事に欠かせない、海底の土砂を吸い上げる「浚渫(しゅんせつ)」作業を行う大型作業船の運転や管理、海上での工事の進行を担う施工管理の分野を中心に、国内外さまざまな現場で着実に実績と信頼を積み重ねてきた。

海洋土木という専門性の高い分野だが、未経験から入社してキャリアを重ねている先輩社員も多く在籍している。若手向けのOJT制度では、中堅社員が現場で指導を行いながら、定期的な面談で不安や目標などを丁寧に聞き取り、成長を促していくような体制も定着。また船や機械を扱う仕事に欠かせない資格取得の支援制度も充実している。

インタビューでは遠隔地への転勤の話題も出ていたが、配属については本人の技術や知識、そして家庭の事情などを踏まえて提案があり、もちろん引っ越しに関する支援も充実。転勤を経験した先輩からは「若いうちに未知の世界に飛び込むことは成長につながったと実感している」という声も聞かれた。厳しい時代の働き方を経て、「後輩たちの負担を減らしていきたい」と、現場の環境改善に取り組むベテラン社員も多いという。安心して働ける環境でダイナミックな仕事に挑戦したい、そんな思いが実現できる企業だと感じた。

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部門を超えた連携、支社間での情報共有などコミュニケーションも円滑。社内には有志による野球チームもあり、業務外にもさまざまな立場の社員同士の交流も行われている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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