最終更新日:2026/9/29

(株)日立ソリューションズ・クリエイト

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • 通信・インフラ
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

取材情報

DXが変える、私たちの仕事

DXが加速する。AIが、ビジネスの未来を変えていく

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生成AIでエンジニアの仕事はどう変わるのか?

日立ソリューションズ・クリエイトでは生成AIを活用し、社内業務の効率化からお客さまのDX推進まで幅広い変革を進めている。ここでは実際にDX推進に携わる3名の社員にDXとAIが生み出した新たな価値について伺った。

A.S.さん
経営戦略統括本部 事業推進本部
AIトランスフォーメーション推進部 AX生産技術グループ
2009年入社

T.O.さん
デジタルトランスフォーメーション事業部
ワークスタイルビジネス本部 AIビジネス部 第1グループ
2006年入社

H.K.さん
公共システム事業部 公共第1ソリューション本部
第3部 第1グループ
2006年入社

【A.S.さん】技術的進化をいち早く取り入れるべく、社内独自の生成AIシステムを開発

私は長く通信や公共システム分野で仕事をしてきましたが、2019年に社内にAIを専門とする部署が立ち上げられるのをきっかけに、自ら公募に手を挙げて異動しました。初期段階では“ディープラーニング”を活用した画像認識AIの研究や試作に挑戦。製造現場で撮影した画像をAIに読み込ませ、正常な製品と不良品を見分けるという技術で、私はそのエンジンとなる技術の開発に取り組んでいました。

以後もAIを使ったさまざまな技術に携わりましたが、状況が一変したのは2022年末のこと。ある生成AIサービスがリリースされて技術革新が巻き起こったことを受け、社内でも自社に合わせた生成AI活用環境を開発することになりました。2023年の12月には、社内向けに生成AIにチャットで相談できるサービスをリリース。当社は社会インフラというべき分野での実績が多いだけに、外部の生成AIに相談したいと思っても、セキュリティ上、簡単に情報を入力するわけにはいきません。私たちが作った社内向け生成AIは機密性を担保していますし、のちのバージョンアップで業務上培ってきた多様なデータの検索にも対応するなど、エンジニアの業務効率化につながっていると手応えを感じています。

導入時には社内各所でセミナーを開催するなどして生成AIの活用法のレクチャーに奔走したこともあり、今では社員のほとんどが当たり前のように利用してくれています。日立グループ内で生成AIを活用している企業と比較してみると、当社は自社で開発したシステムを採用したことによりフットワークが軽く、新機能に対応できることが大きな強みとなっています。直近ではコーディングエージェントの導入にもスピーディに対応しました。また、社内向け生成AIのノウハウを基に外部の企業向けのサービスもスタートするなど相乗効果も生まれています。

今後、生成AIをさらに活用するためには、社内のさまざまなシステムと連携させる必要があります。既存の社内システムは、人間が画面を見て操作するのを前提に作られていますので、生成AIから各種システムを安全かつ効率的に操作できる連携機能を整える必要があります。セキュリティ上の新たな問題も生じるだけに、慎重に連携を進めながら新しい可能性を探っていくつもりです。

「生成AIの分野では新しいモデルやサービス、開発手法が短い間隔で登場します。それらを調査して自分で試し、業務で使えるか検証するプロセスも楽しいですね」(A.S.さん)

【T.O.さん】AIを実用化することで、お客さまのDXを実現する

入社以来、企業向け大規模ストレージ装置の開発、日立製作所の研究者向け試作システムの開発などに取り組んできた私ですが、2018年にAIビジネス部の前身となる組織が発足して以降、AIをお客さまの事業で活用する技術開発に専念しています。当社として初めてAIを外部に提供した案件は、A.S.さんも携わっていた画像認識ソリューション。私はお客さま向けに開発や運用までをトータルに担当しましたが、社内にノウハウがない分野だっただけに試行錯誤しながら技術を確立したため、技術者としての幅を広げる貴重な経験となりました。

それ以降は画像認識AIに関するさまざまな相談が寄せられるようになり、本格的な開発を始める前にAIで求める結果が得られるか検証する「PoC(概念実証)」を実施するケースが増えました。その結果、温度計のようなガラスの管に入った試薬の目盛りを認識する技術や、河川のカメラ画像をAIで計測して氾濫の可能性を判断するといった技術が確立されていきました。

直近では生成AIを活用することで、お客さまの業務のDXを推進する仕事が増えています。業務上の困り事をヒアリングした上で、その解決策をDXという視点から提供し、生成AIがマッチするのであれば率先して活用するというのが大まかな流れ。ある企業では、社内の各部門から提出された特許申請書類に必要な内容が記載されているか、生成AIで一次チェックする仕組みの導入を支援しました。また、別の企業では会議を設定する時に生成AIがメールの内容などから参加すべき人を解析し、名簿から該当する人をピックアップするシステムの導入を支援しました。

画像認識AIの頃は「AIでこんなことができるのか」という驚きの連続でしたが、生成AIの時代となった今は、驚きというよりは「ツールとしてなくてはならない存在となった」という感覚が強くなっています。実際、私たちの日常業務の中でも、生成AIを使って調査、設計、コーディング、テストを進めることが当たり前になりました。生成AIを使いこなすための知識を身につけ、知見を蓄積することが、これからのエンジニアには必要不可欠です。その中で新しい仕事をどのように作っていくのかが生成AIによる開発を担当する私の使命だと思っています。

「2人の子どもを育てていることもあり、普段はリモートワークで働いています。ライフスタイルに合わせて柔軟に勤務できるのが本当に助かっています」(T.O.さん)

【H.K.さん】生成AIがもたらす革新。エンジニアの仕事は劇的に変化し続けている

私の場合、長く公共系のシステム開発を担当しており、官公庁や独立行政法人などの業務システムやWebサイト開発などを手掛けてきました。日立製作所経由で大型案件を請け負うこともありますが、当社で直接請け負う案件も多く、その場合は10名程度のコンパクトなチームで開発を進めていくパターンが多くなっています。

私はプロジェクトマネージャー(PM)の下で現場のリーダーを担うことが多いのですが、生成AIは業務上、欠かせない存在となっています。例えば、A.S.さんたちが作った社内向け生成AIシステムを、議事録の作成、コードの調査、設計のアシスタント、情報収集などにフル活用しています。現在は国家的なシステムを作っていますので、セキュリティが確保されている当社環境での開発は、非常に安心できる部分です。

また、私の部署では生成AIを用いて、「AI駆動開発」にも取り組んでいます。簡単にいえば、システム開発の全工程を生成AIとともに行う技術であり、現状は既存システムの改修や再構築で用いています。既存システムの設計書やプログラムコードを生成AIに読み込ませ、改修内容を指示すると、既存の仕組みを踏まえた設計案が作成されます。さらにそのままコードも生成され、テストまで実行されるので、開発スピードは以前とは比べものにならないほど速くなりました。しかも、品質に関しても非常に高いレベルですので、生成AIの影響は文字どおり“すさまじい”の一言に尽きます。

もっとも、課題がないわけではありません。生成AIは思い込みからのミスが多いので、人間の目で正しいか否かを判断する必要があります。その点をカバーする拡張機能も整い始めたものの、最終的には豊富な経験を有するエンジニアの目に頼らざるを得ません。開発経験の少ない若手には、生成AIが示した選択肢の正しさを判断しにくい場面もあり、いかにして若手に経験を積ませていくのかが難しいところではあります。

この業界は本当に生成AIで衝撃的な変化を遂げていますが、まだまだ活用できる未知の部分は非常に多く残されているはずです。公共系の機関で働くお客さまは、使命感を持って業務に挑んでいるだけに、生成AIを効果的に活用していくことでその思いを支える仕事を進めていきたいと思っています。

「生成AIをここまで積極的に業務へ取り込んでいる会社はそれほど多くないでしょう。フットワーク軽く新技術に挑戦する企業文化が当社には根づいています」(H.K.さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • A.S.さんが感じる職場の雰囲気
  • T.O.さんが感じる職場の雰囲気
  • H.K.さんが感じる職場の雰囲気

企業研究のポイント

業界や企業選びに迷っている学生は多いと思いますが、まずは「自分が何をしたいのか」を明確にすることから始めてみてください。そして、システムエンジニアという選択肢にたどり着いたのであれば、新しい技術を学び続け、難しい課題に向き合っていく姿勢を忘れないでください。当社でいえば研修などの学びの場は豊富に提供しているものの、AIなどの新技術が急速に進化し続けている中では、教えられるのを待つのではなく、主体的に学び続ける姿勢が重要になります。

企業を比較する際は、その会社がどのような役割を担っているのかを把握しましょう。日立グループ内だけを見てもIT企業は複数存在しており、役割はそれぞれ異なります。当社の場合は、お客さまから要望を聞き、何を作るかを決める上流工程から、設計、プログラミング、テストなどの下流工程まで、一気通貫で手掛けているため、幅広い領域に携わることができます。「自分のやりたいことが、その会社でできるか」をしっかり調べることが、入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。

また、システムエンジニアという仕事はお客さまとコミュニケーションを取りながらシステムを創り上げていく仕事です。学生時代に積み上げたさまざまな経験が、お客さまとの会話のきっかけになることも多々あります。遊びも含めて今のうちから幅広い経験を積むことを心掛けてください。
<人事グループ一同>

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「IT業界は文理不問で活躍できますが、まずは簡単なプログラミングなどに触れてみてください。ITの仕事の面白さや自分との相性を実感する、良いきっかけになるはずです」

マイナビ編集部から

日立ソリューションズ・クリエイトは日立グループ内外の多様なITシステムの企画から、設計、開発、テスト、運用までを一貫して担う企業である。技術と品質をとことん極め続けている専門家集団だけに、社会インフラというべき重要な案件を数多く任されており、取材した先輩社員も、鉄道のシステムや通信インフラ、官公庁案件など影響力の大きな案件を経験してきたそうだ。

学部学科不問で人材を集めているだけに、初期段階の教育面の充実ぶりには光るものがある。入社後3カ月間は新人研修としてITやビジネスマナーの基礎から学び、配属されてから2年目の終わりまでは、OJT期間と位置づけて現場社員から実務における指導がある。また、ジョブ型マネジメントを推進しているため、自発的に自己研鑽ができるグループならではの研修環境が整っており、社員への投資に力を入れている。取材でも自発的に自己研鑽できる人材が成長しているとの声が聞こえてきたが、社員のやる気に応える充実した教育制度が、自己成長をさらに後押ししているのだろう。

今回の取材ではAIを中心に伺ったが、技術を深く探求する姿勢と、変化をいち早く取り込む積極性がよく伝わってきた。DXという視点に広げると、データドリブン、営業活動強化、業務改革、セキュリティ強化を重点課題に掲げるなどして改革を推進。今後、同社がどのような新たな価値を生み出していくのか、ぜひ注目してほしい。

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4,000人を超える企業でありながら、社員同士の距離は近く、相談や意見交換がしやすい。チームワークの良さは同社の進化を支える重要な要素となっているようだ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2027に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2028年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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